複数のコマンドを編集 (一括編集)

オートメーション タスクの編集を容易にするために、Automation Anywhere には複数のアクションをまとめて編集できる一括編集機能があります。一括編集は、[遅延] と [キーストローク] の 2 つのコマンド タイプに対して実行できます。

複数のコマンドを編集するための前提条件

*9.0.2 以降で利用可能

複数のコマンドを一括編集する際に重要なポイントは、選択したすべてのコマンドが同じタイプで、有効になっていることを確認することです。選択したコマンドのいずれかが無効な場合、一括編集は機能しません。

キーストローク コマンドと遅延コマンドは別個に編集できます。

複数の遅延コマンドの編集

一括編集を使用すると、特定の遅延コマンドの設定をタスク内の複数の遅延コマンドに適用できます。次の手順に従います。

  1. ワークベンチで、タスク内の複数の [遅延] コマンドを選択します。
  2. 選択したコマンドのいずれかを右クリックし、ポップアップ メニューから [一括編集] を選択します。
  3. [遅延/待機] ウィンドウで、遅延設定の値を設定します。
  4. [保存] をクリックします。

    タスクの [タスク アクション リスト] ビューで、一括編集操作の対象として選択したすべての遅延コマンドが新しい設定に変更されたことを確認します。

ユース ケース シナリオ

複数の遅延コマンドの値を一括で 5 秒に設定する
  1. ワークベンチでタスクを開きます。
  2. [タスク アクション リスト] で、Ctrl キーを押しながら複数の遅延コマンドを選択 (強調表示) するか、フィルターを使用してタスク内のすべての遅延コマンドを表示します。
  3. 選択したコマンドのいずれかを右クリックし、[一括編集] を選択します。
  4. [遅延/待機] ウィンドウで、[遅延] フィールドに「2000」と入力します。
  5. [保存] をクリックします。
複数の遅延コマンドを一括でランダムな値に設定する
  1. ワークベンチでタスクを開きます。
  2. [タスク アクション リスト] で、Ctrl キーを押しながら複数の遅延コマンドを選択 (強調表示) するか、フィルターを使用してタスク内のすべての遅延コマンドを表示します。
  3. 選択したコマンドのいずれかを右クリックし、[一括編集] を選択します。
  4. [遅延/待機] ウィンドウで、[ランダム遅延] を選択します。
  5. [開始] フィールドに「5」と入力します。
  6. [終了] フィールドに「500」と入力します。
  7. [遅延 (秒)] ラジオ ボタンを選択します。
  8. [保存] をクリックします。

複数のキーストローク コマンドを編集

一括編集を使用すると、特定のキーストローク コマンドの設定をタスク内の複数のキーストローク コマンドに適用できます。次の手順に従います。

  1. ワークベンチで、タスク内の複数のキーストローク コマンドを選択します。
  2. 選択したコマンドのいずれかを右クリックし、ポップアップ メニューから [一括編集] を選択します。
  3. [キーストロークを挿入] ウィンドウで、キーストローク設定の値を設定し、[保存] をクリックします。

    タスクの [タスク アクション リスト] ビューで、一括編集操作の対象として選択したすべてのキーストローク コマンドが新しい設定に変更されたことを確認します。