遅延設定の使用

タスク Bot または MetaBot ロジックに時限遅延を追加するには、[遅延] 設定を使用します。Bot 内の演算の間に遅延を導入できます。オブジェクト クローニング コマンドでは、[遅延][テキストを設定] アクションで使用されます。

[テキストを設定] アクションで [遅延] 設定を使用すると、タスク Bot/MetaBot ロジックの次のステップに遅延が導入されます。特定の時間を遅延、あるいは範囲に基づきランダムな時間を遅延させるか指定する必要があります。

ベスト プラクティスとしては、遅延 = 0 を構成します。これにより、[テキストを設定] アクションは [プロパティをコントロール] にアクセスし、それに応じてテキストをキャプチャできるようになります。遅延は、アプリケーションのタイプとそのオペレーティング システムのレスポンスによって異なります。テキスト ボックスJavaScript などのバックエンド プロセスを実行し、指定された遅延後にキーストロークが作成される場合は、遅延設定を使用します。

Automation Anywhere Enterprise は、オペレーティング システムにキーストロークを提供します。これにより、キーストロークがアプリケーションに渡されます。アプリケーションは、キーストロークをコントロールにリレーします。一部のキーストロークが送信されない場合、コントロール、アプリケーション、オペレーティング システムがキーストロークを受け入れる準備が整わないため、アプリケーションのレスポンスが遅くなる場合があります。必ずそれに応じて遅延を設定し、アプリケーションが連携してキーストロークを受け入れるようにしてください。

[テキスト ボックス] 機能で JavaScript などのバックエンド プロセスが実行されない場合、[遅延なしでテキストを設定] を構成します。

0 を超える遅延を設定すると、アクションによってプロパティは変更されませんが、キーストロークが作成されます。