[実行] アクション の使用
- 最終更新日2022/02/20
タスク Bot パッケージの [実行] アクションで、1 つまたは複数の子 Bot を実行できます。アクション を構成して、子 Bot を繰り返し実行、または遅延して実行し、値を渡したり取得したりします。
手順
- アクション パレットの [タスク Bot] パッケージから [実行] アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
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[実行するタスク Bot] フィールドで、子 Bot を選択します。
オプション 説明 現在の TaskBot 現在の Bot を再帰的に実行します。 Control Room ファイル [参照] をクリックし、非公開ワークスペースから Bot を選択します。 実行する Bot の名前の入力を開始すると、プライベート リポジトリで使用可能な Bot の候補が、システムから提案されます。選択した Bot のプライベート リポジトリでの場所も表示されます。
実行する Bot を、次の手順で選択します。- 非公開ワークスペースから Bot を選択する場合は、[参照] タブをクリックします。
選択した Bot のプライベート リポジトリでの場所も表示されます。
- 公開ワークスペースおよび非公開ワークスペースから Bot を検索する場合は、[検索] タブをクリックします。
実行する Bot の名前の入力を開始すると、公開ワークスペースおよび非公開ワークスペースで使用可能な Bot の候補が提案されます。公開ワークスペースおよび非公開ワークスペース内での選択した Bot の場所も表示されます。
変数 以下のオプションから選択します。 - [ファイル]: Bot を含むファイル変数を挿入します。
- [Control Room パス]: Bot を指定する文字列変数を含む「Bots」で始まる式を入力します。たとえば、Bots/$department$/PTOReport などです。注:
- ファイル パスでは、大文字と小文字が区別されます。
- Bot は、親 Bot と同じワークスペースに存在する必要があります。
- 非公開ワークスペースから Bot を選択する場合は、[参照] タブをクリックします。
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[入力値] フィールドに、子 Bot に渡す値または変数を入力します。
注: ウィンドウ タイプの変数を親 Bot から子 Bot に渡すことができます。
- 入力変数を選択して、テキスト フィールドをアクティブ化します。
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必要なデータ タイプの値を入力します。
テキスト フィールドの左側にあるアイコンは、データ タイプを示します。
多くの入力変数を持つ Bot を構成する場合、[クイック マップ] オプションを使用して、同じ名前とデータ型を持つ変数を自動的にマップします。親 Bot に対応する変数がない変数が子 Bot に含まれている場合は、[クイック マップ] オプションによって新しい変数が作成されてマップされます。 - オプション: 繰り返しを選択します。
- オプション: [繰り返しの間の遅延] オプションを選択し、[分] と [秒] フィールドに遅延時間を入力します。
- オプション: [エラー発生時に、この Bot の次の繰り返しまたはアクションに進む] オプションを選択します。
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[結果を変数に保存] フィールドで、[複数の変数] または [ディクショナリ] オプションを選択します。
オプション 説明 複数の変数 [変数マッピングを追加] をクリックして、各ディクショナリ キーを親 Bot の変数に関連付けます。 アクションを使用しないでディクショナリ値を抽出する場合に、このオプションを使用します。
子 Bot の出力を複数の変数に直接代入するには、[複数の変数] オプションを使用します。このオプションを使用すると、子 Bot が返す複数の値を親 Bot のディクショナリ変数に設定できます。変数代入コマンドを使用すると、子 Bot の複数の出力を親 Bot の個々の変数に入力する必要がなくなります。親 Bot で ディクショナリ パッケージ を使用すると、親 Bot のディクショナリ変数に代入されている個々の値を抽出できます。
たとえば、Enterprise 11 Bot を移行する場合、多くの出力変数を [実行] タスク アクション の後で個別に代入する必要があるため、Bot のサイズが大きくなります。複数の変数オプションを使用して、[実行] タスク アクション 内で親 Bot の変数を直接設定できます。
ディクショナリ 出力変数と値をキーと値のペアで保持するディクショナリ変数を挿入または作成します。 ディクショナリ内の各キーは、子 Bot からの変数名および対応する値です。
- [保存] をクリックします。
この アクション の使用例を次に示します。