[ウィンドウを待つ] アクション の使用
- 最終更新日2022/09/15
指定したウィンドウが開閉する動作を待ってから次の アクション を実行するには、[ウィンドウを待つ] アクション を使用します。
たとえば、休暇管理タスクを自動化する人事管理 (HR) 担当者は、ユーザー資格情報を入力する前に勤怠管理アプリケーションを開かなければならない場合があります。この アクション を使用すると、アプリケーション ウィンドウが開くまで自動化タスクを待機させることができます。
手順
- [アクション] パレットで、[ウィンドウを待つ] アクション をダブルクリックするか、待機 パッケージ からドラッグします。
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[ウィンドウを待つ] フィールドで、オートメーションが待機するオプションを選択します。
- ウィンドウが開くのを待つ
- ウィンドウが閉じるのを待つ
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アプリケーション ウィンドウを選択します。
オプション ステップ アプリケーション ドロップダウン リストから、開いているアプリケーションのウィンドウ タイトルを選択します。 - [ウィンドウ タイトル] フィールドに、選択したアプリケーション ウィンドウのタイトルが表示されます。
[ウィンドウ タイトル] フィールドでワイルドカード文字 (*) を挿入することで、さまざまなウィンドウ タイトルを検索できます。値の先頭、中間、末尾に 1 つ以上のワイルドカード文字 (*) を指定することができます。たとえば、タイトルに Microsoft を含むウィンドウで操作を実行するには、値の前または後にワイルドカード文字を追加して、次のように任意の文字列を示すことができます。*Microsoft*。Bot は、まず、完全に一致するウィンドウ タイトル (この場合であれば、Microsoft) を検索し、条件に一致する文字が見つからない場合は、タイトルに Microsoft を含むウィンドウを検索します。
正規表現 (regex) を使用して、ウィンドウ タイトルを識別できます。各正規表現条件の [文字列] または [パターン] として正規表現を選択し、値を入力します。デフォルトでは、[ウィンドウ タイトル] フィールドで大文字と小文字が区別されます。[大文字と小文字を区別しない] 正規表現フラグを有効にして、大文字と小文字を区別しないウィンドウ タイトルを識別できます。
たとえば、
((\w*)-Notepad
で始まるすべてのウィンドウ タイトル名には ((\w*)-Notepad として [文字列] 値を入力できます。または、((\w)\s)*document-Notepad といった [パターン] を使用すると、このパターンに一致するウィンドウ タイトルのみに絞り込むことができます。 - [実行可能ファイル] フィールドには、実行可能ファイルの完全なパスが表示され、正しいウィンドウが見つかります。
ブラウザ 対応ブラウザ タブのリストから選択します。 注: このオプションは、Google Chrome、Chromium ベースの Microsoft Edge、および Internet Explorer ブラウザをサポートします。変数 ウィンドウ変数を使用して、使用するアプリケーション ウィンドウを指定します。 - [ウィンドウ タイトル] フィールドに、選択したアプリケーション ウィンドウのタイトルが表示されます。
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[この条件が True になるまで何秒待ちますか?] フィールドで、ウィンドウが開閉する動作を待つ秒数を指定します。
指定した時間内にウィンドウが開いたり閉じたりしない場合、タスクは次の一連のアクションを実行します。
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[ウィンドウの待機が不成功の場合は例外をスロー] オプションを選択すると、ウィンドウが指定した時間内に開いたり閉じたりしない場合にエラー メッセージが表示され、Bot が終了します。
このオプションの選択を解除すると、ウィンドウが指定した時間内に開いたり閉じたりしない場合、タスクは次の アクション に進みます。
- [保存] をクリックします。