条件付きステートメントの使用例
- 最終更新日2020/11/17
この例では、セルの値が空かどうかに基づいてメッセージを出力する Bot をビルドします。Excel の基本操作 または Excel の高度な操作、If、および メッセージ ボックス パッケージ から アクション を使用します。
前提条件
この Bot をビルドする前に、空の Excel ワークシートをデスクトップに保存します。
この Bot は新しい Excel ワークシートを作成しないため、Excel の基本操作 または Excel の高度な操作 パッケージ を使用できます。
注: すべての アクション は同じ パッケージ のものである必要があります。
手順
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新しい Bot を開きます。
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左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
使用可能な Bot とフォームのリストが表示されます。
- [新規作成] > [Bot] をクリックします。
- Bot 名を入力し、[作成と編集] をクリックします。
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左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
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Excel シートを開くには、Excel の基本操作 または Excel の高度な操作 パッケージ から [開く] アクション を使用します。
- [開く] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
- セッション名を入力します。
- [参照] をクリックして、デスクトップ上の空の Excel ワークシートのファイル パスを指定します。
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[1 つのセルを取得] アクション を使用して、文字列変数にセルの値を代入します。
- [1 つのセルを取得] アクション をダブルクリックするか、[開く] アクション に使用した パッケージ からドラッグします。
- [開く] アクション で使用したセッション名を入力します。
- [アクティブなセル] オプションを選択します。
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[セルのコンテンツの保存先] フィールドで変数
Output
を作成します。
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[If] アクション を使用して条件文を構成します。
- [If] アクション をダブルクリックまたはドラッグします。
- [文字列] を [条件] ドロップダウン リストから選択します。
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[ソース値] フィールドに変数
Output
を挿入します。 - [演算子] として [等しい] を選択します。
- [ターゲット値] フィールドを空のままにします。
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メッセージ ボックスを [If] コンテナに挿入します。
- [メッセージ ボックス] アクション をドラッグします。
- [表示するメッセージを入力] フィールドに「セルは空です」と入力します。
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[Else] および [メッセージ ボックス] アクション を使用して、アクション の代替シーケンスを構成します。
- [Else] アクション を [If] アクション の隣にドラッグします。
- [Else] コンテナに、[メッセージ ボックス] アクション をドラッグします。
- [表示するメッセージを入力] フィールドに「セルは空ではありません」と入力します。
- [保存] をクリックします。
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Bot を実行します。
Bot を実行すると、「セルは空です」というメッセージを含むメッセージ ボックスが表示されます。
- Excel シートの A1 にあるセルに値を入力し、シートを保存します。
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Bot を実行します。
Bot を実行すると、「セルは空ではありません」というメッセージを含むメッセージ ボックスが表示されます。