データ テーブル パッケージ には、テーブル変数の値にさまざまな操作を実行できる アクション が含まれています。これらの アクション を使用すると、コンテンツの結合やマージ、特定の値の検索、行と列の挿入、重複行の削除、ファイルへの値の書き込みなどができます。

データ テーブル パッケージ の アクション

データ テーブル パッケージ には以下の アクション が含まれています。
注: ビルド 5322 以前のバージョンの データ テーブル パッケージ の アクション を使用して Bot をビルドした場合、デフォルトの パッケージ バージョンで Bot を開いたときに アクション が失われます。アクション を挿入し直して、フィールドを再入力する必要があります。
アクション 説明
代入 テーブル変数に値を代入します。

この アクション を使用して、テーブル データを手動で入力できます。

  • 値を含むテーブルを作成するか、値を含まないテーブルを作成するかを選択します。
    • 値を含むテーブルを作成する場合は、値を手動で入力するか、ソースのテーブル変数を選択します。
    • 値を含まないテーブルを作成する場合は、行数と列数を指定します。
  • 出力を保持するテーブル変数を選択します。ソースのテーブル変数を選択して値を上書きするか、別のテーブル変数を選択します。
Change column type Changes the data type of a column.
  • Select the Data table name from the drop-down list.
  • Select whether to specify the column by Name or Index.
    • If you select to specify by name, enter the column name.
    • If you select to specify by index, enter the column index. For example, to set a value to the first column, enter 0.
  • Select the new column data type from the drop-down list to to Number, Boolean, String, or Datetime.
    • If you select Datetime, you can format the values by selecting a predefined format or specifying a custom format.
    • To specify the format applied on the input data table variable, select an option either from the predefined format list or enter the value in a custom format.
  • Select a table variable to include the output.

    You can either select the source table variable to overwrite the values or select a different table variable.
内容を消去 指定したテーブル変数のコンテンツを消去します。

この アクション は、Bot の実行が完了するまでコンテンツを消去します。Bot の実行が完了すると、テーブル変数の元の値が復元されます。

この アクション では既存のテーブル変数を再利用して、Bot の実行中にのみ使用される値を格納することができます。
注: 値のデータ型は、テーブル変数内の列のデータ型と同じである必要があります。
列を削除 特定の列を削除します。
  • ドロップダウン リストからテーブル変数名を選択します。
  • 削除する列名または列インデックスを指定します。
    注: インデックス カウントは 0 から始まります。
行を削除 特定の行を削除します。
注: データ テーブルの値が Excel シートから読み取られ、[開く] アクション で [ワークシートにヘッダーを含む] オプションを選択した場合、最初の行からセルを削除することはできません。
  • ドロップダウン リストからテーブル変数名を選択します。
  • 削除する行名または行インデックスを指定します。
    注: インデックス カウントは 0 から始まります。
列数の取得 列の数を取得し、数値変数に代入します。空でない列を選択するか、すべての列を選択に含めることができます。
行数を取得 行の数を取得して、数値変数に代入します。空でない行を選択するか、すべての行を選択に含めることができます。
列を挿入 あるテーブルから別のテーブルに列を挿入します。
ターゲット テーブルの場合:
  • [入力データ テーブル] リストのターゲット テーブル変数を選択します。
  • 列を挿入する場所 (最初のインデックス、最後のインデックス) を選択するか、列のインデックス番号を入力します。
    注: インデックス カウントは 0 から始まります。
ソース テーブルの場合:
  • [テーブルから挿入] リストからソース テーブル変数を選択します。
  • 挿入する列の列名またはインデックス番号を入力します。
行を挿入 行をテーブルに挿入します。
  • [データ テーブル名] フィールドで、ドロップダウン リストからテーブル変数の名前を選択するか、[テーブル] タイプの新しい変数を作成します。
  • 行を挿入する場所を、[先頭位置]、[末尾位置]、[特定のインデックス] から指定します。
  • [行レコード名] フィールドで、挿入する新しい行の値を保持するレコード変数を作成するか、既存のレコード変数を選択します。
  • [変数を作成] タブで変数の名前を入力し、[デフォルト値] セクションで、指定したインデックス値に応じて新しい行に追加する名前、値、値の種類を入力します。
    注: インデックス カウントは 0 から始まります。
結合 「[結合] アクションの使用」を参照してください。
結合のタイプの出力例 を参照して、[結合] と [マージ] アクション のどちらを使用するかを決定します。
注: 2.0.0-20200624-042148 以前のバージョンの パッケージ で、この アクション を使用して Bot をビルドした場合、デフォルトの パッケージ バージョンの Bot を開くと アクション が失われます。アクション を挿入し直して、フィールドを再入力する必要があります。
マージ 「[マージ] アクション の使用」を参照してください。
「マージ出力の例」を参照して、[結合] と [マージ] アクション のどちらを使用するかを決定します。
注: 2.0.0-20200624-042148 以前のバージョンの パッケージ で、この アクション を使用して Bot をビルドした場合、デフォルトの パッケージ バージョンの Bot を開くと アクション が失われます。アクション を挿入し直して、フィールドを再入力する必要があります。
重複行を削除 重複する行を削除します (存在する場合)。ドロップダウン リストからテーブル変数名を選択します。
値を検索 テーブル内の特定の値を検索し、値が出現した列と行番号を返して列と行番号をリスト変数に代入します。たとえば、テーブル変数の 4 番目の行と 3 番目の列で使用可能な値として「abc」を検索すると、「3,2」が出力として返されます。行と列のインデックス番号はゼロで始まるため、この出力の値は 4 番目の行と 3 番目の列を示すことになります。
  • ドロップダウン リストからテーブル変数名を選択します。
  • 検索する値を入力します。
  • [大文字と小文字を区別] を選択すると、検索する値の大文字と小文字が区別されます。
セル値の設定 特定のセルの値を更新します。
  • ドロップダウン リストからテーブル変数名を選択します。
  • 行インデックスを入力します。たとえば、最初の行に値を設定するには、「0」と入力します。
  • 列の指定方法 ([名前] または [インデックス]) を選択します。
    • 名前で指定する場合は、列名を入力します。大文字と小文字の区別は重要ではありません。
    • インデックスで指定する場合は、列のインデックスを入力します。たとえば、最初の列に値を設定するには、「0」と入力します。
  • 設定する値を入力します。
ソート 列でテーブル データをソートします。

This アクション enables you to sort the data by column data format (string, number, datetime, or Boolean).

  • ドロップダウン リストからテーブル変数名を選択します。
  • ソートする列名または列のインデックスを指定します。
  • ソート順 ([昇順] または [降順]) を選択します。
注: 2.0.0-20200624-042148 以前のバージョンの パッケージ で、この アクション を使用して Bot をビルドした場合、デフォルトの パッケージ バージョンの Bot を開くと アクション が失われます。アクション を挿入し直して、フィールドを再入力する必要があります。
ファイルに書き込む 「[ファイルに書き込む] アクションを使用する」を参照してください。
Example: Web テーブルからのデータ抽出例