セル操作

[Excel の高度な操作] パッケージには、セル操作に関連するタスクの自動化に使用できる各種アクションが含まれています。

Excel Advanced パッケージのセル アクション

[Excel の高度な操作] パッケージには、以下のアクションが含まれています。

アクション 説明
セルを削除 [アクティブなセル] または [特定のセル] を現在のワークシートまたは CSV ファイルから削除します。
注: [特定のセル] フィールドに starting - cell:ending cell 形式を使ってセルの範囲を入力すると、セルの範囲全体を選択できます。たとえば、この操作を 2 番目の行と最初の列から 3 番目の列のすべてのセルで実行するには、「A2:C2」と入力します。
セルを削除した後は、次の操作を実行できます。
  • セルを左に移動: 指定したセルを削除し、セルの位置を左に 1 つ移動します。
  • セルを上に移動: 指定したセルを削除し、セルの位置を上に 1 つ移動します。
  • 行全体: 削除するように指定したセルを含む行全体を削除します。
  • 列全体: 削除するように指定したセルを含む列全体を削除します。
次の空のセルを検索 [次の空のセルを検索] アクションの使用」を参照してください。
検索 [検索] アクションの使用」を参照してください。
セル アドレスを取得 アクティブなセルの位置を取得し、文字列変数に保存します。このアクションは .xlsx ファイルと .xlxm ファイルをサポートしています。

[セル アドレスを取得] actionを使用する」を参照

セルの色を取得する [セル色の取得] アクションの使用」を参照してください。
複数のセルを取得 Microsoft Excel スプレッドシートのセルから値を取得して、テーブル変数に格納します。
このactionは、セル値を文字列データ型として取得します。数値、パーセント、通貨、指数、日付などの Excel セル形式をサポートしています。たとえば、[通貨] 表示形式のセルから値がテーブル変数またはレコード変数に渡された場合、通貨記号は保持されます。
注: 非文字列演算を実行するには、値を変換する必要があります。
  • 特定範囲のセルから値を取得するには [複数のセル] オプション、すべてのセルから値を取得するには [すべてのセル] オプションを選択します。
  • [読み取り] オプションから、セルに表示されるテキストまたは値のいずれかを選択して読み取ります。

    たとえば、セルのコンテンツが 70% の場合、[セル値の読み取り] オプションは値を 70 として読み取り、% 形式を無視します。一方、[閲覧可能なテキストの読み取り] オプションは 70% として読み取ります。

    Recommendation: [セル値の読み取り] オプションを読み取り値として使用して、閲覧可能なテキストの読み取りよりもパフォーマンスを向上させます。
  • [開く] でワークブックを開く際に使用したセッション名を入力しますaction
  • テーブル変数を選択して、[値を変数に代入] リストで取得した値を保存します。Control Room に、内容が分かるようなデフォルト変数名が表示されます。複数の出力変数を作成すると、重複を避けるために、後続の変数名に -1-2-3 などが追加されます。
行数の取得 [行数の取得] アクションの使用」を参照してください。
1 つのセルを取得 Microsoft Excel スプレッドシートまたは CSV ファイルの単一のセルから値を取得して、文字列変数に格納します。
このactionは、セル値を文字列データ型として取得します。数値、パーセント、通貨、指数、日付などの Excel セル形式をサポートしています。たとえば、[通貨] 表示形式のセルから値がテーブル変数またはレコード変数に渡された場合、通貨記号は保持されます。
注: 非文字列演算を実行するには、値を変換する必要があります。
  • Microsoft Excel スプレッドシート内のアクティブなセルから値を取得するには [アクティブなセル] オプション、特定のセルから値を取得するには [特定のセル] オプションを選択します。
  • [読み取り] オプションから、セルに表示されるテキストまたは値のいずれかを選択して読み取ります。

    たとえば、セルのコンテンツが 70% の場合、[セル値の読み取り] オプションは値を 70 として読み取り、% 形式を無視します。一方、[閲覧可能なテキストの読み取り] オプションは 70% として読み取ります。

    Recommendation: [セル値の読み取り] オプションをセルからの読み取り値として使用して、閲覧可能なテキストの読み取りよりもパフォーマンスを向上させます。
  • [開く] でワークブックを開く際に使用したセッション名を入力しますaction
  • [セルのコンテンツの保存先] リストに取得値を保存するための文字列変数を選択します。Control Room に、内容が分かるようなデフォルト変数名が表示されます。複数の出力変数を作成すると、重複を避けるために、後続の変数名に -1-2-3 などが追加されます。
条件付きステートメントの使用例
セルに移動 Microsoft Excel スプレッドシートまたは CSV ファイルで特定のセルにカーソルを移動します。
  • カーソルを移動して [特定のセル] を指定するオプションを選択するか、[アクティブなセル] リストからオプションを選択します。
    注: [特定のセル] フィールドにセルの範囲を入力すると、セルの範囲全体を選択できます。たとえば、2 番目の行と最初の列から 3 番目の列のすべてのセルを選択するには、「A2:C2」と入力します。
  • [開く] でワークブックを開く際に使用したセッション名を入力しますaction
次の空欄のセルに移動 現在のワークシート内にある、次の空のセルを検索します。空のセルを検索する方向 (左、右、上、下) を指定できます。
  • [アクティブなセル] または [指定されたセル] オプションを選択して、空のセルの検索を開始する場所を指定します。[指定されたセル] オプションを選択した場合は、セルのアドレスをフィールドに指定します。
  • []、[]、[]、[] からオプションを選択して、次の空のセルを検索する方向を指定します。
  • [開く] でワークブックを開く際に使用したセッション名を入力しますaction
セルの数式を読み取る [アクティブなセル] または [指定されたセル] で使用可能な数式を取得して、文字列変数に出力を割り当てます。指定したセルに数式が含まれていない場合にこのアクションを実行すると、ブランクの値が返されます。
  • [開く] でワークブックを開く際に使用したセッション名を入力しますaction
  • [アクティブなセル] または [指定されたセル] オプションを選択して、数式を読み取るセルを指定します。[指定されたセル] オプションを選択した場合は、セルのアドレスをフィールドに指定します。
  • 数式の名前を格納する文字列変数を [出力を変数に代入] リストから選択します。Control Room に、内容が分かるようなデフォルト変数名が表示されます。複数の出力変数を作成すると、重複を避けるために、後続の変数名に -1-2-3 などが追加されます。
置換 [置換] actionを使用する」を参照してください。
セルを設定 Microsoft Excel スプレッドシートまたは CSV ファイルで、[アクティブなセル] または [特定のセル] を設定します。このアクションを使って数式を設定することもできます。
  • [アクティブなセル] または [指定されたセル] オプションを選択して、値を設定するセルを指定します。[指定されたセル] オプションを選択した場合は、セルのアドレスをフィールドに指定します。
    注: [特定のセル] フィールドにセルの範囲を入力すると、範囲内のすべてのセルの特定の値を設定できます。たとえば、2 番目の行と最初の列から 3 番目の列のすべてのセルに「5」という値を設定するには、「A2:C2」と入力します。
  • 設定する値を [セルの値] フィールドに入力します。
  • [開く] でワークブックを開く際に使用したセッション名を入力しますaction
セルの数式を設定 Microsoft Excel スプレッドシートまたは CSV ファイルのアクティブなセルまたは特定のセルに数式を設定します。乱数を生成するには、[数字] > [ランダム] actionを使用します。「ランダム アクション」を参照してください。
  • [アクティブなセルの数式の設定] または [指定したセルの数式の設定] オプションを選択して、数式を設定するセルを指定します。[指定したセルの数式の設定] オプションを選択した場合は、セルのアドレスをフィールドに指定します。
  • 設定する数式を [特定のセルの数式の入力] フィールドに入力します。
  • [開く] でワークブックを開く際に使用したセッション名を入力しますaction