IQ Bot 用の Version 11.3.3 リリース ノート
- 最終更新日2020/05/13
IQ Bot 用の Version 11.3.3 リリース ノート
この IQ Bot Version 11.3.3 のトピックでは、新機能、変更された機能、修正された機能、セキュリティ上の修正、廃止予定の機能、既知の動作または制限事項について説明しています。
重要: IQ Bot の新しいリリース サイクルを Control Room とより良く整合させるため、バージョニング規則が同期時に合理化されました。IQ Bot バージョン 6.6 は IQ Bot Version 11.3.3 に名前が変更されました。
注: IQ Bot Version 11.3.3 は、IQ Bot Version 6.5.2 限定版リリースからの新機能や、変更および修正された機能が含まれる最初の一般版リリースです。「Version 6.5.2 リリースノート」をご覧ください。
新機能
IQ Bot Version 11.3.3 の新機能 | |
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機能 | 説明 |
IQ Bot Extensions | カスタム抽出サービスを活用するラーニングインスタンスを作成し、必要なトレーニングを受けなくてもフォーマットが複雑かつ修正されたフォーム (標準的なフォーム) を処理します。 「カスタム抽出用の IQ Bot Extensions」をご覧ください。 |
ドメインから標準的なフォームをインポート | 標準的なフォームのドキュメントからドメインをインポートして IQ Bot Extensions 機能を使用します。これらのドメインを使用するには、ラーニングインスタンスの作成時にドロップ ダウン リストから選択できます。 「固定形式ドキュメントのドメインのインポート」をご覧ください。 |
Internet Explorer 11 サポート | IQ Bot Version 11.3.3 で Internet Explorer 11 がサポートされるようになりました。 重要: Internet Explorer 11 を使用する場合、[互換表示設定] ウィンドウから [イントラネットサイトを互換表示で表示する] を有効にする必要がある場合があります。 |
IQ Bot パッチ インストーラー | IQ Bot パッチ インストーラーは、アップロードおよびダウングレード プロセスをシンプル化し、影響を受けたファイルのみの編集をサポートします。これは、 IQ Bot のソリューション パッケージをアンインストールして再インストールする必要がない、マイナーな変更に適用されます。 注: 元のバージョンに戻すには、パッチをアンインストールします。 |
変更された機能
IQ Bot Version 11.3.3 の変更された機能 | |
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機能 | 説明 |
チェックボックス データの抽出を強化 | IQ Bot チェックボックス データの抽出の ML モデルは、チェックボックスでより多くのバリエーションがキャプチャできるよう再トレーニングされました。 |
RabbitMQ および Erlang/OTP のアップグレード | IQ Bot Version 11.3.3 が RabbitMQ 3.7.17 および Erlang/OTP 22.0 でアップグレードされました。 注: IQ Botまた、Version 11.3.3 は RabbitMQ の以前のバージョンにも対応するようになりました。「RabbitMQ および Erlang/OTP のアップグレード」をご覧ください。 |
他のラーニングインスタンスを編集中でもラーニングインスタンスを移行 | 管理ユーザーは、他のラーニングインスタンスを編集中でもラーニングインスタンスが移行できるようになりました。 |
Microsoft Azure Computer Vision OCR engine |
これはベータではなく公式な機能です。IQ Bot には Microsoft Azure Computer Vision OCR engine 用のネイティブ サポートがあります。 例: これは、手書きや、ドライバー ライセンスおよびパスポートの抽出に役立ちます。 注: インターネット接続が必要です。
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カスタム ロジック (Python スクリプト) による抽出の改善 | カスタム ロジック関数は、このリリースから標準の IQ Bot パッケージに含まれています。機能を有効にするために個別の構成は必要ありません。 |
修正された機能
IQ Bot Version 11.3.3 の修正された機能 | |
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Zendesk/サポート チケット/サービス クラウド | 説明 |
- | Veracode スキャンで CSS 脆弱性がなくなりました。 |
カスタマー サービス: 431 | ラーニングインスタンスは以前よりも早く読み込まれます。 |
カスタマー サービス: 13467 | 多くの Bot が含まれるラーニングインスタンスを編集した後に [トレーニングに戻る] ボタンをクリックすると、Designer ウィンドウがロードされます。 |
- | 多くの Bot が含まれるグループのラーニングインスタンスを編集すると、 | アクションは以前よりも早く動作します。
- | トレーニング ファイルは、API プロセスを使用してラーニングインスタンスに正常にアップロードされます。 |
カスタマー サービス: 551 | 複数ページのドキュメントのナビゲーションやプロセスは停止せず、正常に処理されます。 |
カスタマー サービス: 13847 | 2100 以上のグループが存在するクラシファイアでも、ラーニングインスタンスを正常に処理します。 |
カスタマー サービス: 534 | Web ページ (Designer/抽出結果を表示/バリデーター) で複数ページのドキュメント上の空白の検証フィールドをクリックしたとしても、カーソルは 1 ページ目に戻らずに指定のページに留まります。 |
Zendesk: 242261 | Designer ウィンドウで [抽出結果を表示] ボタンをクリックすると、抽出結果は以前よりも早く表示されます。 |
セキュリティ上の修正
このバージョンでセキュリティ修正はありません。
廃止予定の機能
このバージョンで廃止予定の機能はありません。
既知の制限事項
注: IQ Bot Version 11.3.3 一般版リリースには。以下のテーブルに表示された既知の制限事項以外にも、IQ Bot Version 6.5.2 限定版リリースに記された既知の制限事項があります。
「Version 6.5.2 リリースノート」をご覧ください。IQ Bot Version 11.3.3 の既知の制限事項 | |
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Zendesk/サポート チケット/サービス クラウド | 説明 |
Zendesk: 221115 | 一部のユース ケースでは、ページ上に予期しない対角線が表示されるなど、Validator でドキュメントの方向が間違って表示されます。 |
- | 本番環境では、ファイルのバッチ アップロード中に express-http-proxy エラーが発生し、複数のファイルがなくなる場合があります。環境ではデータベース Microsoft Azure SQL サービスの使用量が高いと表示されます。 |
Zendesk: 240900 | layoutTrainSet でハッシュ キーが空のラーニングインスタンスをインポートできません。 |
Internet Explorer 11 | Internet Explorer 11 を使用すると、アイコンがページを更新した後に消えます。問題はハード読み込み (Ctrl+F5) で解決します。 |
カスタマー サービス: 422 および 526 |
IQ Bot の ABBYY FineReader Engine では、一部のドキュメントのテキスト セグメント/システム識別領域 (SIR) がオフセットまたは生成されず、マッピングに関する問題が発生します。 ABBYY FineReader Engine では、一部のドキュメントでシステム識別領域 (SIR) は正常に作成されません。 |
- | 本番環境では Validator が日本語の Unicode で自動補完を実行しないので、サードパーティ製ライブラリを修正する必要があります。 |
サービス クラウド: 00342272 | クラシファイア ワーカーがナンバー クラシファイア エグゼキューターを複製し続けるため、必要以上のシステム リソース (プライマリ CPU やセカンダリ RAM) を利用することで IQ Bot の動作が低下します。 |
サービス クラウド: 00331297 | ドキュメントの分類が完了しないままプロセスが停止し、エラー メッセージが表示されます。 |
カスタマー サービス: 146 | 光学式文字認識 (OCR) の精度が明るい色のフォントに影響を与える場合があります。 |
- | ユーザーがフィールドをクリックすると、フィールドの検証エラーを示す赤いアイコンや赤く強調表示されたテキスト ボックスが消えますが、修正しなくても別のフィールドに移動します。 |
- | IQ Bot ダッシュボードには、プロセス済みの標準的なフォームで的確なメトリクス (例: 処理済みのドキュメント数) が常に表示されません。 |
- | IQ Bot のアンインストール処理を行っているときの [完了] 画面には、第三者コンポーネントの間違ったバージョン情報が表示されます。 |
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- | ユーザーは間違った URL を使用して Control Room に IQ Bot を登録することができます。 |
- | IQ Bot extensions の処理中には、青いバウンディング ボックスが抽出したテキストを完全に囲みません。 |
- | Validator 内で IQ Bot extensions ドキュメントのエラーを修正する際:
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- | Microsoft Azure Computer Vision OCR engine は、日本語などの言語で 1 つの文字を返します。これにより、IQ Bot のドメインやラーニングインスタンスが 1 つの文字ではなく複数の文字によるフィールド名に依存する場合、IQ Bot のドキュメントが分類されない場合があります。 |
- | Validator では、ドキュメント上のフィールドに適用させるために ML が自動推奨する値を 2 回選択する必要があります。 |
- | ユーザーには、IQ Bot のインストール プロセスの開始時には、認識できないアプリに関する Window の Defender SmartScreen メッセージが表示される場合があります。この問題を解決するには、Windows 認識できないアプリケーションに関するメッセージを参照してください。 |
- | IQ Bot ダッシュボードにアクセスすると、IQ Bot 管理者ロールを持つユーザーには [403 Forbidden Error] メッセージが表示される場合があります。この問題を解決するには、ユーザーには Control Room で AAE_BASIC ロールが割り当てられていることを確認します。 |
- | Validator では、フィールドで推奨される値がドロップダウンから選択できません。 |
- | ドキュメントを分類する、またはラーニングインスタンスが編集モードの場合、そのラーニングインスタンスのエクスポート ステータスは [移行ユーティリティ] パージで利用可能と表示されます。 |