ラーニングインスタンスの作成

ラーニングインスタンスの作成は、IQ Bot での bot の作成とトレーニングにおいて最初のタスクです。

重要: ラーニングインスタンスを作成する前に、ファイル サイズとページ制限を認識しておく必要があります。この情報は Automation 360 IQ Bot および 11.3.x ラーニングインスタンスに適用されます。

Supported file size and number of pages for processing in IQ Bot (A-People login required)

ラーニングインスタンスを作成するには、次の手順に従います。

手順

  1. [新しいインスタンス] ボタンをクリックします。[新しいラーニングインスタンスを作成] ページが表示されます。
  2. 次の情報を入力します。
    1. インスタンス名: 一意な名前を入力します。IQ Bot では、重複したラーニングインスタンス名は使用できません。
      ラーニングインスタンスを削除した場合、名前を再度使用することはできません。
    2. 説明 (任意): 説明を入力します。
    3. ドキュメント タイプ: ドロップダウン リストからドメインを選択します。選択されたドメインに基づいて、ドメイン タイプに対して事前定義された一連のフォームとテーブル フィールドが表示されます。たとえば、請求書を選択すると、請求書の標準フォームとテーブルが下に表示されます。
      カスタム ドメインを使用する場合は、[ドキュメント タイプ] > [その他] を選択します。
    4. ドキュメントのアップロード: [参照] ボタンをクリックして、ラーニングインスタンスで分類およびトレーニングするサンプル ドキュメントをアップロードします。解像度が 300 ドット パー インチ (dpi) 以上のドキュメントをおすすめします。1 つの PDF 内に複数のドキュメントがある場合は、アップロードする前に PDF を別々のドキュメントに分割するようおすすめします。ドキュメントは、Automation Anywhere PDF コマンドまたは Acrobat エディターを使用して分割します。
      最大 12 MB のファイル サイズをアップロードできますが、ラーニングインスタンスの作成後もその他のドキュメントを追加できます。
      TIFF、JPG、PNG ファイルなどの画像フォーマットのほかに、分類や分析用に PDF、ベクター、ラスター、ハイブリッド (ベクターおよびラスター) ドキュメントもアップロードできます。
    5. ドキュメントの主要言語: ドロップダウン リストからラーニングインスタンスの言語を選択します。
      他の言語でカスタムドメインを作成し、IQ Bot がサポートする最大 190 の言語にアクセスするには、サービス チームにお問い合わせください。
      ヒント: IQ Bot UI ですべての言語を表示できない場合は、問題のトラブルシューティングを行います。

      Unable to extract data from Multiple languages in a document (A-People login required)

    6. 目的の OCR エンジンを選択します。
  3. 標準的フィールドを、[標準的なフォーム フィールド][標準的なテーブル フィールド] セクションに追加します。その他のフィールドを追加するには、フィールド名を [その他のフィールド (任意)] セクションに入力し、[フォームおよびテーブルとして追加] オプションをクリックします。カスタマイズを使用して、重複フィールドを追加することはできません。
    名前を [その他のフィールド (任意)] に入力する時は、命名規則に従います。
    • フィールド名はアルファベット (A-Z と a-z) のみで開始できます。
    • フィールド名には数字、アルファベット、スペースのみ含ませることができます。
  4. [インスタンスを作成して分析] ボタンをクリックして、ラーニングインスタンスを作成します。システムは、フィールド識別に基づいてトレーニングドキュメントを分析して論理グループに分類し、詳細を [ラーニングインスタンス] > [概要] タブに表示します。次のステップでは、Designer で作成したラーニングインスタンスのトレーニングを開始します。
作成された新しいラーニングインスタンスはステージング環境に入り、[詳細を表示] ページが表示されます。これで bot のトレーニングの準備が整いました。