カスタム抽出用の IQ Bot Extensions

IQ Bot Extensions は、さまざまな業種で使用されている複雑な固定形式ドキュメントのカスタマイズされた抽出をサポートします。たとえば、Acord フォームは、グローバル保険業界で固定形式ドキュメントとして使用されています。フォーム CMS1450 (UB-04) は、医療業界で請求および保険請求用に使用されている固定形式ドキュメントです。

IQ Bot によってユーザーは、必須のトレーニングを受けずに固定形式ドキュメントを処理できます。ユーザーは、インスタンスの作成中に固定形式ドキュメントのドメインを選択すると、Designer でのドキュメント トレーニングをスキップし、適切なフィールドを選択します。作成されたラーニングインスタンスには、必ず実稼働環境にある 1 つの bot が存在します。

IQ Bot は、特定の固定形式ドキュメントに適した抽出モデルにおいて、カスタム抽出サービスを使用するときに柔軟性をもたらします。カスタム抽出サービスには、特定の固定形式ドキュメントから情報の抽出に適した事前処理、抽出、後処理のコンポーネントが含まれます。

また、カスタム抽出サービスを使用して異なる方法で一部のフォームを事前処理できます。

固定形式ドキュメント処理のフェーズ

ステージに従い、ビジネス ユーザーとして固定形式ドキュメントを処理します。
固定形式ドキュメントのドメインのインポート:
サービスからドメイン ファイルを取得し、IQ Bot にインポートします。
固定形式ドキュメントを使用してラーニングインスタンスを作成する:
固定形式ドキュメントを使用してラーニングインスタンスを作成し、bot を本番に設定します。
固定形式ドキュメントを本番で処理:
Enterprise Client にドキュメントをアップロードし、実稼働環境で bot を実行します。次に、抽出データを含む処理された CSV ファイルを、マシンでダウンロードに成功フォルダーからダウンロードします。
固定形式ドキュメント処理用に Validator を使用する
最後に、IQ Bot Validator で抽出したものを検証します。