災害復旧導入モデル
- 最終更新日2019/05/20
災害復旧導入モデル
災害復旧 (DR) 導入モデルでは、地理的領域に分散された高可用性 (HA) クラスターを使用します。
災害復旧 (DR) は、2 つの高可用性 (HA) データセンターを地理的に離して設定する方法です。単一の場所に設定された HA と比べて、この設定の利点は、ローカルな災害が発生した場合に、物理的に離れたデータセンターが最小限のダウンタイムで機能を再開できることです。
この例では、すべてのサーバーに冗長性が備わってます。
- 複数のユーザーが、Web ブラウザを介して IQ Bot クラスターにアクセスできます。Web ブラウザは、複数のロード バランサーを介して IQ Bot クラスターと通信します。
- 複数の Bot Runners が、ロード バランサーを介して IQ Bot クラスターと通信します。
- IQ Bot クラスターからのサーバー メッセージ ブロック (SMB) ファイル共有と Microsoft SQL Server ストア データです。両方のサーバーがバックアップ災害復旧サイトに非同期でレプリケートされます。
- Microsoft SQL Server は、プライマリーな災害復旧サイト上のクラスター化されたMicrosoft SQL Serverには、レプリケーションの同期を介した冗長性を使用します。
IQ Bot 環境での災害復旧の場合
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2 つ目の IQ Bot HA クラスターを、地理的に離れた場所にある別のデータセンターに導入します。
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プライマリ サイトで障害が発生した場合は、手動で災害復旧を実行します。「災害復旧のフェールオーバー ステップに関する概要」をご覧ください。
注: バックアップサイトへのフェールオーバーが発生すると、プライマリーサイトでの直前の変更が失われる場合があります。
- 利点
- データセンターの停止や損失に直面した際は、事業の継続性が確保されます。
- 欠点
- 運用上の負担が増えます。