数値
- 最終更新日2020/05/06
数値
利用可能な番号パターンから選択します。たとえば、正規表現や特殊パターンです。
正規表現
次の表には、数字の正規表現の用例が示されています。
フィールド | パターン | 注記 | 説明 |
---|---|---|---|
数字列 | ^[0-9]{1,45}$ |
この正規表現は文字列に 0 - 9 の数字が含まれていることと、長さが 45 文字以下であることを検証します。 | [数字列]フ ィールドは正規表現をサポートします。 |
特殊パターン
- プレフィックス: 数字パターンの前に追加される、記号またはテキスト文字列です。
- サフィックス: 数字パターンの後に追加される任意の記号またはテキスト文字列です。
-
数字パターン: 数字パターンは 2 つの部分に分かれています。
- 整数部:
これらは 9 個の数字で表されます。
整数部の 9 個の数字は、整数パターンと、コンマ、スペースなどの区切り記号を表します。
- 小数部:
これらは 0 で表されます。
2 つの小数が必要な場合は、2 つの 0 で表されます。
小数部の指定はオプションです。
数字の形式は数値データの検証用に定義されています。
- 整数部:
フィールド | パターン | 注記 | 説明 |
---|---|---|---|
数値 | サポートされているパターン |
数値パターンでサポートされている形式:
|
数値フィールドは、特別なパターン(システム認識パターン)と正規表現をサポートします。
|
9,999,999.00 | 2,597.23 | ||
$ 9.999.999,00 | $ 7.562.597,23 | ||
$9 999 999.00 | 2 597,23 $ | ||
$9 999 999.00 | $7 562 597.23 | ||
9999999,00 | 2597,23 | ||
9999999.00 | 7562597.23 | ||
99,99,999.00 | 75,26,569.56 | ||
$ 9.999.999,00 | $ 7.562.597,23 | ||
$9 999 999.00 | $7 562 597.23 | ||
9 999 999,00 $ | 2 597,23 $ | ||
€ 9999999,00 | € 7562597,23 | ||
€9999999.00 | €7562597.23 | ||
99,99,999.00 € | 75,62,597.23€ | ||
EUR 9,999,999.00 | EUR 7,562,597.23 | ||
EUR9 999 999.00 | EUR7 562 597.23 | ||
9999999,00 EUR | 62597,23 EUR | ||
9.999.999.00 | 62.986.51 | ||
9, 999, 999. 00 | 232, 510. 68 |
IQ Bot は、プレフィックスやサフィックスをサポートすることで、データの処理や検証が簡単に行えます。パターンや数値フィールドへのサフィックスやプレフィックスの指定は任意です。IQ Bot はサフィックスやプレフィックスを指定しなくても自動修正し、数値フィールドには、プレフィックスやサフィックスとして必要な通貨記号や測定単位を含ませます。パターンや数値データに通貨記号や測定単位を指定した場合、IQ Bot はデータから通貨記号や測定単位を削除します。
$、¥、£、₹、€、Rs、USD、EUR、CAD、AUD、GBP、
ならびに INR
。データでは、有効な通貨記号を指定するようおすすめします。自動修正
これは日付や数字のフォーマットタイプに適した、IQ Bot のビルトイン機能の 1 つです。スキャンしたドキュメントの日付や数字が正しくない場合でも、定義したパターンに基づき自動的に検証および修正します。
次の表には、IQ Bot による間違った日付と数字の自動修正が示されています。
間違った OCR 値 | パターン | 自動修正 | 説明 | |
日付 |
12 F3B 2 0 1 5 15-10-2015 |
dd mmm yyyy dd-mm-yyyy |
12 FEB 2015 15-10-2015 |
最初の例では、IQ Bot が間違った OCR を「F3B」から「FEB」に自動修正します。 2 番目の例では、IQ Bot は「15 10-2015」を「15-10-2015」に自動修正します。 |
数字 |
123 4567 12.34,S67.12 |
9999999 99,99,999.00 |
1234567 1234567.12 |
最初の例では、「 3 」と「 4 」の間の余分なスペースは、パターンに対する検証の後に削除されます。 2 番目の例では、アルファベットの「S」が「 5 」に修正されています。 |
この機能を使用するには、選択した日付と数値のフォーマットフィールドに (検証オプションの) パターンを追加します。