条件付きステートメントの使用例

この例では、セルの値が空かどうかに基づいてメッセージを印刷する bot を構築します。Excel basic または Excel advancedIf、およびMessage Box packagesからactionsを使用します。

前提条件

この bot を作成する前に、空の Excel ワークシートをデスクトップに保存します。

この bot は新しい Excel ワークシートを作成しないため、Excel basic または Excel advanced packagesを使用できます。

注: すべてのactionsは同じpackageに属する必要があります。

手順

  1. 新しい bot を開きます。
    1. Automation Anywhere の Web インターフェースから、Bot > マイ botの順に選択します。
    2. 新規作成 > Bot をクリックします。
    3. bot 名を入力し、[作成して編集] をクリックします。
  2. Excel シートを開くには、Excel basic の [開く] actionを使用するか、Excel advanced packageを使用します。
    1. [開く] actionをダブルクリックまたはドラッグします。
    2. セッション名を入力してください。
    3. [参照] をクリックして、デスクトップ上の空の Excel ワークシートのファイル パスを指定します。
  3. [1 つのセルを取得] actionを使用して、文字列変数にセルの値を割り当てます。
    1. [1 つのセルを取得] action をダブルクリックするか、[開く] actionに使用したpackageからドラッグします。
    2. [開く] actionで使用したセッション名を入力します。
    3. [アクティブなセル] オプションを選択します。
    4. [セルのコンテンツの保存先] フィールドで変数 出力 を作成します。
  4. [If] actionを使用して条件文を構成します。
    1. [If] actionをダブルクリックまたはドラッグします。
    2. [条件] ドロップダウン リストから [文字列] を選択します。
    3. [ソース値] フィールドに変数 出力 を挿入します。
    4. [演算子] として [等しい] を選択します。
    5. [ターゲット値] フィールドを空のままにします。
  5. [If] コンテナにメッセージ ボックスを挿入します。
    1. [メッセージ ボックス] actionをドラッグします。
    2. [表示するメッセージを入力] フィールドにセルは空ですと入力します。
  6. [Else] と [メッセージ ボックス] actionsを使用して、actionsの代替シーケンスを構成します。
    1. [Else] actionを [If] actionの隣にドラッグします。
    2. [メッセージ ボックス] actionを [Else] コンテナ内にドラッグします。
    3. [表示するメッセージを入力] フィールドにセルは空ではありませんと入力します。
  7. [保存] をクリックします。
  8. bot を実行します。
    bot を実行すると、「セルは空です」というメッセージを含むメッセージ ボックスが表示されます。
  9. Excel シートの A1 セルに値を入力してシートを保存します。
  10. bot を実行します。
    bot を実行すると、「セルは空ではありません」というメッセージを含むメッセージ ボックスが表示されます。