Task Bot package
- 最終更新日2021/06/14
Task Bot package
Task Bot packageの [実行]、[一時停止]、[停止] actionsを使用して、1 つ以上の子 bots の実行を親 bot から管理したり、API を使用しているサードパーティ ソフトウェアで管理したりできます。
Login
の子 bot を構築します。Login
の子 bot が親 bot から資格情報を受け入れて、成功メッセージを返すと、親 bot は後続の CreateInvoice
子 bot を呼び出すことができます。Login
の子 bot には、資格情報が正しくない場合のエラー処理ロジックも含める必要があります。このように、小さい自己完結型 bots を構築することで、ユーザーは bot のロジックを多くのタスクで再利用できるので、エラー処理とトラブルシューティングが容易になります。また、bots の構築と保守に費やす時間も削減されます。その結果、組織はオートメーション イニシアチブを迅速に拡張できます。この例における Login
の子 bot は、Web サイト上のログイン ページに資格情報を提供するタスクに再利用できます。
- CSV/テキスト ファイルおよびレコーダー セッションは、bots で共有できません。Excel セッションは、セッション変数を使用することで bots で共有できます。「Bot 間で Excel セッションを共有する例」を参照してください。
- Run Task でファイル型変数を使用する場合は、変数にデフォルト値を設定していることを確認します。デフォルト値が存在しないと、bot は実行時にエラーを表示します。
さらに、子 bots を親 bot から実行することで、以下のようにデータを詳細に管理できます。
- ユーザーは、以下のオプションから選択して変数を構成し、情報を交換できる方向を制御できます。
- [入力として使用]: 変数は、親 bot またはサードパーティ ソフトウェアから子 bot に渡す値を保持します。
- [出力として使用]: 変数は、子 bot から親 bot またはサードパーティ ソフトウェアに渡すことのできる値を保持します。
- 双方: 値は双方向に渡すことができます。
- どちらも不可: 変数は、この bot に限定され、その他の bots と共有することはできません。
- その他のユーザーは、コンテンツを表示せずに子 bots を再利用できます。
Task Bot packageには以下のactionsが含まれています。
Action | 説明 |
---|---|
一時停止 | 実行中の bot を一時停止します。データの変更や、関連するコンポーネントのステータス検証には、[一時停止] actionを使用します。 実行中に bot が [一時停止] actionに到達すると、[再開] ボタンが表示されます。[再開] をクリックすると、bot が次の action に進みます。 |
実行 | 選択したタスクを、指定した回数または時間数にわたって複数回実行します。ユーザーが停止を選択するまで、タスクを繰り返すことができます。出力値をディクショナリ変数に保存できます。ディクショナリの各キーは、変数名と子 bot からの対応する値です。または、各ディクショナリ キーを変数にマップして、対応する値を保存することもできます。 「[実行] actionを使用する」を参照してください。「[実行] action の使用例」の例を参照してください。 |
停止 | 実行中の bot を停止します。 たとえば、特定の条件が満たされた場合 (bot が 100 MB 超えのファイルに遭遇した場合など) に、[停止] actionを使用して bot を停止できます。 |