条件付きステートメントを使用する bot を構築し、計算機が開いていることを確認します。次に、この計算機を使用して 2 つの数字を乗算します。この例では、Application、If、Simulate keystrokes、Message Box、Window packages からの actions を使用します。

1. 新しい bot を開きます。
   1. Automation Anywhere の Web インターフェースから、Bot > マイ botの順に選択します。
   2. 新規作成 > Bot をクリックします。
   3. bot 名を入力し、[作成して編集] をクリックします。
2. 計算機が開いていることを確認し、ウィンドウをアクティブにする条件シーケンスを挿入します。
   1. [If] actionをダブルクリックまたはドラッグします。
   2. [条件] ドロップダウン リストから [ウィンドウが存在する] を選択します。
   3. [ウィンドウ] ドロップダウン リストから [計算機] を選択します。
      [計算機] ウィンドウは変数 window-1 に保存されます。
   4. [メッセージ ボックス] action を [If] コンテナ内にドラッグします。
   5. [表示するメッセージを入力] フィールドに計算機アプリケーションが実行されていますと入力します。
   6. ウィンドウ > アクティブ化 actionを [メッセージ ボックス] actionの下にある [If] コンテナにドラッグします。
   7. [ウィンドウ] フィールドに window-1 変数を挿入します。
3. 計算機を開く代替のシーケンスを挿入します。
   1. If > Else actionをダブルクリックします。
   2. [メッセージ ボックス] actionを [Else] コンテナ内にドラッグします。
   3. [表示するメッセージを入力] フィールドに、計算機アプリケーションが実行されていませんと入力します。
   4. アプリケーション > プログラム/ファイルを開く actionを [メッセージ ボックス] actionの下にある [If] コンテナにドラッグします。
   5. [プログラム/ファイルの場所] フィールドに C:\Windows\System32\calc.exe と入力します。
4. [キーストロークをシミュレート] actionを挿入して、計算を実行します。
   1. [If] と [Else] コンテナの下にある [キーストロークをシミュレート] actionをドラッグします。
   2. [ウィンドウ] フィールドに window-1 変数を挿入します。
   3. [キーストローク] フィールドに 5*5= と入力します。
   4. [遅延] フィールドに 500 と入力します。
5. [保存]をクリックして bot を保存します。
6. bot を実行します。
   bot が実行されると、「計算機アプリケーションが実行されていません」とメッセージが表示され、[計算機] ウィンドウが開き、計算が実行されます。
7. 再度 bot を実行します。
   bot が実行されると、「計算機アプリケーションが実行されています」というメッセージが表示され、[計算機] ウィンドウが有効になり、計算が実行されます。