このactionを使用して、ファイルで使用する区切り文字、スペースをトリムするかどうか、およびファイルに適用するエンコーディングを指定することができます。
注: CSV/TXT ファイルの最後の行の最後の要素に二重引用符 (") がある場合、bot の実行時にエラーが発生します。
手順
CSV またはテキスト ファイルを開くには、次の操作を行います。
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[アクション] パレットの [CSV/TXT] package から、[開く] action をダブルクリックまたはドラッグします。
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次のいずれかのオプションを選択し、CSV またはテキスト ファイルを開く場所を指定します。
- Control Room ファイル: Control Room からファイルを開くことができます。
- デスクトップ ファイル: デバイスからファイルを開くことができます。また、このフィールドでは、ファイル パス入力を文字列変数またはグローバル値として受け入れます。
- 変数: ファイル変数を指定してファイルを開くことができます。
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ファイルにヘッダー行が含まれ、その行から値を取得する場合は、[ヘッダーを含む] チェック ボックスを選択します。
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次のいずれかのオプションを選択し、ファイルで使用されている [区切り文字] を指定します。
- カンマ
- タブ
- 地域リストの区切り文字: Windows オペレーティング システムの地域設定で構成された区切り文字を指定できます。Windows の地域設定で [リスト区切り文字] が変更された場合、CSV ファイルには区切り文字としてその文字も含める必要があります。
- 新しい行
- その他: 上記のオプション以外の区切り文字を指定できます。
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[先頭をトリム] と [末尾をトリム] チェックボックスを選択し、CSV/TXT ファイルから抽出されたデータから先頭および末尾にある予備のスペースをトリムします。
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[エンコーディング] リストからオプションを選択し、ファイルに適用させるエンコーディングを指定します。CSV/TXT ファイルからのデータは、入力ファイルに異なるエンコーディングがある場合でも、選択したエンコーディング オプションに基づいて取得されます。
- [ANSI]: ラテン文字のエンコードに使用します。
- [UTF8]: 使用できるすべての文字をエンコードできます。
- [UNICODE]
- Win1251: ブルガリア語、ロシア語、セルビア語など、キリル文字を使用する言語のエンコードに使用。
- UTF-16LE: ファイルの先頭にあるバイト順序マーク (BOM) Unicode キャラクターを無視します。
- デフォルト: ファイル エンコーディングを識別します。このオプションは、UTF-8、UTF-16LE、およびUTF-16BEファイル エンコーディングをサポートします。
注: Shift-JIS ファイルは、テキスト ファイルの内容を読み取るために [ANSI] をエンコーディングとして使用する必要があります。
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[保存] をクリックします。
次のステップ
[読み取り] action を使用して CSV/TXT ファイルからデータを取得し、テーブル変数に割り当てます。ループactionを使用して、ファイル変数またはテーブル変数からデータの各行を取得し、それらのデータをレコード変数に割り当てることで、以降の操作を行うことができます。