日時の形式

RPA Workspace には定義済みのさまざまな形式が用意されており、日時値を文字列値に変換する際のカスタム形式を指定できます。

[文字列に変換] アクションを使用すると、日時値を文字列値に変換できます。このアクションでは、定義済みの日時形式を選択したり、カスタム形式を指定したりすることもできます。

定義済みの日時形式

日時値を文字列値に変換するときには、[形式] リスト内の定義済みの日時形式を使用できます。使用可能な定義済みの日時形式を次に示します。
  • BASIC_ISO_DATE: 日時値を yyyymmdd+オフセット値文字列値に変換します。
  • ISO_LOCAL_DATE: 日時値を yyyy-mm-dd 文字列値に変換します。
  • ISO_OFFSET_DATE: 日時値を yyyy-mm-dd+オフセット値文字列値に変換します。オフセット値は、現地時間と UTC の時差を時間および分単位で示します。
  • ISO_DATE: 日時値を yyyy-mm-dd+オフセット値または yyyy-mm-dd 文字列値に変換します。オフセット値が使用可能な場合は、その値が追加されます。
  • ISO_LOCAL_TIME: 日時値を hh:mm:ss.SSS 文字列値に変換します。
  • ISO_OFFSET_TIME: 日時値を hh:mm:ss.SSS+オフセット値文字列値に変換します。オフセット値は、現地時間と UTC の時差を時間および分単位で示します。
  • ISO_TIME: 日時値を hh:mm:ss.SSS または hh:mm:ss.SSS+オフセット値文字列値に変換します。オフセット値は、現地時間と UTC の時差を時間および分単位で示します。
  • ISO_LOCAL_DATE_TIME: 日時値を yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS 文字列値に変換します。
  • ISO_OFFSET_DATE_TIME: 日時値を yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS+オフセット値文字列値に変換します。オフセット値は、現地時間と UTC の時差を時間および分単位で示します。
  • ISO_ZONED_DATE_TIME: 日時値を yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS+オフセット値[zone id] 文字列値に変換します。オフセット値は、現地時間と UTC の時差を時間および分単位で示します。 形式内の "zone id" はタイム ゾーンを表します。
  • ISO_DATE_TIME: 日時値を yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSSyyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS+オフセット値、または yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS+オフセット値[zone id] 文字列値に変換します。
  • ISO_ORDINAL_DATE: 日時値を yyyy-[day of the year] または yyyy-[day of the year]+オフセット値文字列値に変換します。たとえば、日時値が "January 25, 2018" の場合は、"2018-25" として書式設定されます。"25" は年の初めからの日数を示します。
  • ISO_WEEK_DATE: 日時値を yyyy-[week of the year]-[day of the week] または yyyy-[week of the year]-[day of the week]+オフセット値文字列値に変換します。たとえば、日時値が "January 25, 2018" の場合は、"2018-W4-4" として書式設定されます。"W4" はその年の 4 番目の週であることを示し、"4" はその週の曜日を示します。
  • ISO_INSTANT: 日時値を yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSSZ 文字列値に変換します。
  • RFC_1123_DATE_TIME: 日時値を [day of the week], [day of the month] [month in 'MMM' format] [year in 'YYYY' format] hh:mm:ss または [day of the week], [day of the month] [month in 'MMM' format] [year in 'YYYY' format] hh:mm:ss+オフセット値文字列値に変換します。たとえば、日時値が "2018-01-25 10:15" の場合は、"Thu, 25 December 2018 10:15:00GMT" として書式設定されます。"GMT" は、使用可能なオフセットがないことを示します。

カスタム日時形式

定義済み規則を使用して、カスタム日時形式を指定します。次の規則を使用できます。
  • "y": 年を "yy" または "yyyy" として指定します。
  • "M": 月を "M"、"MM"、"MMM" (月の省略名、たとえば Jan、Feb)、または "MMMM” (次のフルネーム、たとえば January、February) として指定します。
  • "d": 日を "d" または "dd" として指定します。
  • "D": 1 年のうち、ある 1 日を "D" または "DD" として指定します。
  • "E": 曜日を "EEE" (Sun ~ Sat) または "EEEE" (Sunday ~ Saturday) として指定します。
  • "h" または "H": 時間を "hh" または "HH" で指定します。
    注: HH は 24 時間表示、hh は 12 時間表示で AM または PM を付けます。
  • "a": 12 時間形式の AM/PM マーカーを指定します。
  • "m": 分を "mm" として指定します。
  • "s": 秒を "ss" として指定します。
  • "S": ミリ秒を ”SSS'” として指定します。
  • "z": 「太平洋標準時」、「インド標準時」などのタイムゾーンを指定します。
  • "Z": 「インド標準時」の "+0550" などのタイム ゾーンのオフセット時間を指定します。
前述の規則を使用すると、日時値の変換に使用するカスタム形式を指定できます。前述の規則を使用した例としては、以下のようなものがあります。
形式 サンプル出力
yyyy-MM-dd 2018-09-30
yyyy-M-d 2020-09-08
dd-mm-yyyy 25-12-2018
yyyy-MM-dd HH:mm:ss 2018-25-12 23:50:55
hh:mm:ss.SSS a 10:15:35.889 AM / 10:15:35.889 PM
yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS 2018-12-25 23:50:55.999
yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS Z 2018-12-25 23:50:55.999 +0530
h.mm a 4.10 PM
D 'days', yyyy 365 days, 2019