日時の形式
- 最終更新日2022/03/09
日時の形式
RPA Workspace には定義済みのさまざまな形式が用意されており、日時値を文字列値に変換する際のカスタム形式を指定できます。
[文字列に変換] アクションを使用すると、日時値を文字列値に変換できます。このアクションでは、定義済みの日時形式を選択したり、カスタム形式を指定したりすることもできます。
定義済みの日時形式
日時値を文字列値に変換するときには、[形式] リスト内の定義済みの日時形式を使用できます。使用可能な定義済みの日時形式を次に示します。
- BASIC_ISO_DATE: 日時値を
yyyymmdd+オフセット値
文字列値に変換します。 - ISO_LOCAL_DATE: 日時値を
yyyy-mm-dd
文字列値に変換します。 - ISO_OFFSET_DATE: 日時値を
yyyy-mm-dd+オフセット値
文字列値に変換します。オフセット値は、現地時間と UTC の時差を時間および分単位で示します。 - ISO_DATE: 日時値を
yyyy-mm-dd+オフセット値
またはyyyy-mm-dd
文字列値に変換します。オフセット値が使用可能な場合は、その値が追加されます。 - ISO_LOCAL_TIME: 日時値を
hh:mm:ss.SSS
文字列値に変換します。 - ISO_OFFSET_TIME: 日時値を
hh:mm:ss.SSS+オフセット値
文字列値に変換します。オフセット値は、現地時間と UTC の時差を時間および分単位で示します。 - ISO_TIME: 日時値を
hh:mm:ss.SSS
またはhh:mm:ss.SSS+オフセット値
文字列値に変換します。オフセット値は、現地時間と UTC の時差を時間および分単位で示します。 - ISO_LOCAL_DATE_TIME: 日時値を
yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS
文字列値に変換します。 - ISO_OFFSET_DATE_TIME: 日時値を
yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS+オフセット値
文字列値に変換します。オフセット値は、現地時間と UTC の時差を時間および分単位で示します。 - ISO_ZONED_DATE_TIME: 日時値を
yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS+オフセット値[zone id]
文字列値に変換します。オフセット値は、現地時間と UTC の時差を時間および分単位で示します。 形式内の "zone id" はタイム ゾーンを表します。 - ISO_DATE_TIME: 日時値を
yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS
、yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS+オフセット値
、またはyyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSS+オフセット値[zone id]
文字列値に変換します。 - ISO_ORDINAL_DATE: 日時値を
yyyy-[day of the year]
またはyyyy-[day of the year]+オフセット値
文字列値に変換します。たとえば、日時値が "January 25, 2018" の場合は、"2018-25" として書式設定されます。"25" は年の初めからの日数を示します。 - ISO_WEEK_DATE: 日時値を
yyyy-[week of the year]-[day of the week]
またはyyyy-[week of the year]-[day of the week]+オフセット値
文字列値に変換します。たとえば、日時値が "January 25, 2018" の場合は、"2018-W4-4" として書式設定されます。"W4" はその年の 4 番目の週であることを示し、"4" はその週の曜日を示します。 - ISO_INSTANT: 日時値を
yyyy-mm-ddThh:mm:ss.SSSZ
文字列値に変換します。 - RFC_1123_DATE_TIME: 日時値を
[day of the week], [day of the month] [month in 'MMM' format] [year in 'YYYY' format] hh:mm:ss
または[day of the week], [day of the month] [month in 'MMM' format] [year in 'YYYY' format] hh:mm:ss+オフセット値
文字列値に変換します。たとえば、日時値が "2018-01-25 10:15" の場合は、"Thu, 25 December 2018 10:15:00GMT" として書式設定されます。"GMT" は、使用可能なオフセットがないことを示します。
カスタム日時形式
定義済み規則を使用して、カスタム日時形式を指定します。次の規則を使用できます。
- "y": 年を "yy" または "yyyy" として指定します。
- "M": 月を "M"、"MM"、"MMM" (月の省略名、たとえば Jan、Feb)、または "MMMM” (次のフルネーム、たとえば January、February) として指定します。
- "d": 日を "d" または "dd" として指定します。
- "D": 1 年のうち、ある 1 日を "D" または "DD" として指定します。
- "E": 曜日を "EEE" (Sun ~ Sat) または "EEEE" (Sunday ~ Saturday) として指定します。
- "h" または "H": 時間を "hh" または "HH" で指定します。注: HH は 24 時間表示、hh は 12 時間表示で AM または PM を付けます。
- "a": 12 時間形式の AM/PM マーカーを指定します。
- "m": 分を "mm" として指定します。
- "s": 秒を "ss" として指定します。
- "S": ミリ秒を ”SSS'” として指定します。
- "z": 「太平洋標準時」、「インド標準時」などのタイムゾーンを指定します。
- "Z": 「インド標準時」の "+0550" などのタイム ゾーンのオフセット時間を指定します。
前述の規則を使用すると、日時値の変換に使用するカスタム形式を指定できます。前述の規則を使用した例としては、以下のようなものがあります。
形式 | サンプル出力 |
yyyy-MM-dd | 2018-09-30 |
yyyy-M-d | 2020-09-08 |
dd-mm-yyyy | 25-12-2018 |
yyyy-MM-dd HH:mm:ss | 2018-25-12 23:50:55 |
hh:mm:ss.SSS a | 10:15:35.889 AM / 10:15:35.889 PM |
yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS | 2018-12-25 23:50:55.999 |
yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS Z | 2018-12-25 23:50:55.999 +0530 |
h.mm a | 4.10 PM |
D 'days', yyyy | 365 days, 2019 |