G Suite 用のVersion 11.3.2.2 以降の Control Room のセットアップ

Version 11.3.2.2 以降の Control Room の場合、bots アドオンを使用して Automation Anywhere for Google Workspace を実行および管理するには、Enterprise Control Room との接続を確立して、変数を有効にし、bot から Google G Suite Sheets にデータが返されるようにします。

前提条件

Automation Anywhere for Google Workspace の前提条件 に示された資格情報、ライセンスおよび権限があることを確認します。

Control Room との接続を確認し、Google G Suite Sheets 変数を有効にして、bot から Google G Suite Sheets にデータを返せるようにします。

注: 現時点では、変数型が string の変数 Input-Data のみがサポートされています。

手順

  1. コールバックをリクエストして Control Room との通信を確認します。

    コールバック URL を使用した Control Room との接続は一度だけ行うセットアップ設定です。Bot Creator アカウント、Bot Runner アカウント、または管理者ユーザー アカウントから実行する必要があります。

    1. Automation Anywhere Enterprise Version 11.3.2.2 以降の Control Room に管理者としてログインします。
    2. [管理] > [設定] > [一般] > [Control Room データベースとソフトウェア] に移動します。
    3. [編集] をクリックします。
    4. [コールバック URL] フィールドに「https://aa-relay-server-v2.azurewebsites.net/callback」を入力します。
  2. 管理者としてデータを返す変数を有効にします。
    1. Control Room に管理者としてログインします。
    2. [管理] > [設定] > [Client アプリケーション] に移動します。
    3. [編集] をクリックします。

      ページが編集モードで開きます。

    4. [API 導入の設定] > [Bot 出力を許可] までスクロールします。
    5. [オン] をクリックします。
    6. [変更を保存] をクリックします。
  3. Google G Suite Sheets と bot 間のデータ転送を有効にします。
    Version 11.3.2.2 またはそれ以降の変数では、デフォルトで [入力] 設定が有効になります。
    1. Bot Creator として Enterprise Client にログインします。
    2. [ワークベンチ] ウィンドウを表示します。
      • 既存のタスクの編集: [タスク] > [マイ タスク] > [タスク] を選択します。[編集] をクリックします。
      • 新規タスクの作成: [タスク] を選択します。[新規] をクリックします。
    3. [ワークベンチ] ウィンドウで、ウィンドウの右側の [変数マネージャー] タブを展開します。
    4. [変数の編集] または [変数の追加] ウィンドウから編集する Input-Data 変数を選択します。
      • 既存の変数の編集: [変数マネージャー] ウィンドウで変数を選択し、[編集] をクリックします。

        [変数の編集] ウィンドウが表示されます。

      • 新規変数の作成: [変数マネージャー] ウィンドウで、[追加] をクリックします。[変数の追加] ウィンドウが表示されたら、[変数型: リスト配列] のいずれかを選択します。
      これらはすべて文字列型の変数です。文字列型の変数のみがサポートされています
    5. [変数の編集] または [変数の追加] ウィンドウで、[出力に含める] チェック ボックスを選択します。
      注: デフォルトでは、[出力に含める] 設定は有効になっていません。bot から Google G Suite にデータを返すには、このチェック ボックスを選択する必要があります。
    6. [閉じる] をクリックします。

次のステップ

ユーザーを作成してロールを割り当てます。「Automation Anywhere for Google Workspace (旧称: RPA Bots for Google Workspace) のユーザーの作成」および「カスタム Google G Suite ロールの作成」をご覧ください。