クラウド移行ユーティリティを使用した Enterprise 11 データのアップロード

クラウド移行ユーティリティを使用して Enterprise 11 データを収集し、Automation Anywhere クラウドにアップロードします。

前提条件

Automation 360 へのデータのアップロードを開始する前に、すべての前提条件を満たしていることを確認してください。「クラウド移行の前提条件」を参照してください。

注: Automation Anywhere Control Room Reverse Proxy サービスを停止してください。

Enterprise 11 がクラスター セットアップにインストールされている場合は、クラスター内のすべてのノードで Automation Anywhere Control Room Reverse Proxy サービスを停止する必要があります。

注: Enterprise 11 では、Active Directory ユーザーのドメイン名と E メール アドレスが一致する場合、同じカスタマー ライセンス ユーザー (CLU) アカウントは Automation 360 に移行されます。そうでなければ、Automation Anywhere に登録されているアカウントレベルの CLU の詳細を使用して新しいユーザー アカウントが作成されます。

手順

  1. 管理者として クラウド移行ユーティリティを実行します。
  2. プロキシ サーバーを使用してインターネットに接続する場合は、[プロキシ経由でインターネットに接続する] オプションを選択して、[開始] をクリックします。
    1. [プロキシのホスト名/IP アドレス] フィールドにプロキシ サーバーのホスト名か IP アドレスを指定します。
    2. [ポート] フィールドに、プロキシ サーバーとの接続に使用するポートを指定します。
    3. プロキシ サーバーで認証が必要な場合は、[認証] オプションを選択します。
    4. [ユーザー名] フィールドと [パスワード] フィールドに、認証に使用する資格情報を指定します。
  3. [Control Room との接続] 画面で、Enterprise 11 環境に関する次の詳細情報を入力します。
    重要: これらのフィールドには、Enterprise 11 Control Room がインストールされている同じアプリケーション サーバー上でクラウド移行ユーティリティを実行した場合、Enterprise 11 環境から必要な値が自動的に入力されます。

    一度に移行できる Control Room は 1 つだけなので、インストール パス、リポジトリ パス、データベースの詳細が同じ Control Room に属すことを確認してください。

    フィールド
    インストール パス Control Room がインストールされている場所。インストール パスの値は、Control Room データベースと詳細が一致するように自動入力されます。
    注: ネットワーク パスは、インストール パスの値としてサポートされていません。
    リポジトリ パス Control Room リポジトリがある場所。

    リポジトリ パスの値は自動的に入力され、編集することはできません。これは、詳細が Control Room データベースの詳細と一致するようにするためです。

    IP アドレス/ホスト名 データベース サーバーのホスト名またはIPアドレス。
    ポート データベース サーバーとの接続に使用するポート。
    データベース名 アップロードする Control Room データベースの名前。
    安全な接続 データベースとの接続に安全な接続を使用するさいのオプション。
    認証 使用する認証方法:
    • [Windows 認証]: データベース サーバーとの接続を確立する際に、Windows 認証を使用するには、このオプションを選択します。
      注: Enterprise 11 サーバーにログインし、クラウド移行ユーティリティを実行するユーザーは、Enterprise 11 データベースに対して db_owner 権限を持つ Windows ユーザー管理者である必要があります。
    • SQL 認証: データベース サーバーとの接続を確立する際に、認証のためのデータベース資格情報を使用するには、このオプションを選択します。

      このオプションを選択した場合は、[ユーザー名] および [パスワード] の各フィールドに、データベース サーバーへの接続に使用する資格情報を入力します。

    パスワードに次の文字を含めることはできません。
    • 大文字 (A ~ Z)
    • 小文字 (a ~ z)
    • 数字 (0 ~ 9)
    • 特殊文字 (
      amp;#@%!(){}^*_+{}|:<>?-=[]\;/)
    バックアップ パス Enterprise 11 Control Room データのバックアップを保存する場所。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. [概要] 画面で、情報を確認して [次へ] をクリックします。
  6. [移行コードを検証] 画面で、E メールで受け取った移行コードを入力し、[検証] をクリックします。
    入力した移行コードが検証されます。
  7. [次へ] をクリックします。
    Enterprise 11 のデータが抽出されて、Automation Anywhere クラウド へのデータ転送が開始されます。
  8. [終了] をクリックします。
    データが正常にアップロードされると、Control Room にアクセスするためのリンクとログイン資格情報が記載された E メールが届きます。
クラウド移行ユーティリティを使用して、Enterprise 11 データをアップロードする方法については、次のビデオを参照してください。

Cloud Control RoomEnterprise 11 データを検証する方法については、次のビデオを参照してください。

次のステップ

Enterprise Bots への移行