Validator の機能強化
- 最終更新日2020/08/25
Validator にアクセスできるユーザーが使用できる IQ Bot Validator の機能強化について説明します。
Validator の強化の一部を以下に示します。
- 構成設定を使用して、[次のファイルに進む] および [無効としてマーク] のオプションを非表示にできるようになりました。オプションは現在、デフォルトで有効になっています。
非表示にするオプションを有効にするには、Automation Anywhere サポートに連絡してください。
- 構成設定を使用して、[成功したフィールドを非表示] オプションと [オプションのフィールドを非表示] オプションを非表示にできるようになりました。デフォルトでは、これらのオプションは有効になっています。
非表示にするオプションを有効にするには、Automation Anywhere サポートに連絡してください。
注: [成功したフィールドを非表示] および [オプションのフィールドを非表示] チェック ボックスを選択すると、すべての有効なフィールドが非表示になり、フィールドが多い場合の表示が少なくなるので修正が容易になります。ただし、無効なフィールドがある場合は、無効なフィールドを修正する必要があるため、そのフィールドは表示され続けます。 - 任意の列フィールドをクリックすると、テキスト入力に対応するように列の幅が拡張されます。Validator は、ドキュメント内の検証中のフィールドの値を示します。
- ドキュメント画像内の単一または複数の値の周りに領域を描き、Validator のフィールドを自動的に入力します。この機能は、Designer と似ています。
Validator での検索 (ファイル名)
ユーザーがさまざまなベンダーのドキュメントを同時に処理する際、IQ Bot はこれらのドキュメントを異なる検証グループに分類するため、ユーザーは特定のドキュメントを識別し、検証の優先順位付けを行うことが困難になります。
Automation 360 IQ Bot Build 5933、および IQ Bot Version 11.3.5.2 リリースから、ユーザーは検証キュー内の特定のドキュメントを検索し、優先度に基づいて検証できるようになりました。以前のリリースでは、ユーザーは検証キュー内のすべてのドキュメントを処理して特定のドキュメントにアクセスしなければなりませんでした。
Validator アクセス ロールを持つユーザーは、Validator ページで新しい検索ボックスを表示したり、検証キューで特定のドキュメントを検索したりできます。
ラーニングインスタンスの横にある Validator アイコンをクリックして IQ Bot Validator をロードし、新しい検索機能を次のように使用します。
- 検索ボックスに特定のファイル名または (ドキュメント名に含まれる) 語句を入力します。
IQ Bot は、ワイルドカードのような単一の検索語を使用し、ドキュメント名に検索語が含まれるドキュメントのリストを取得します。
注: 検索ボックスにファイル名を入力するには、150 文字の制限があります。 - Validator には、一度に 10 件の検索結果が表示されます。検索ボックスには、検索とキャンセルのアイコン、および検索リスト全体を表示するスクロールバーがあります。注: 検索では、結果リストにロックされたドキュメントは表示されません。
- 検索結果をクリックすると、ドキュメントが新しいウィンドウで開き、検索リストに戻って別のドキュメントをクリックして開くことができます。複数のウィンドウを同時に開くことができ、各ウィンドウに異なるドキュメントを表示できます。
- 検索はラーニングインスタンスに固有です。特定のラーニングインスタンスの [検証] オプションをクリックすると、システムはそのラーニングインスタンス内でのみ検索します。注: バリデーターでは、検索ボックス内の特定の文字の使用が制限されます。 / * < > " | ? : のいずれかの文字を使用すると、エラー メッセージが表示されます。
- Validator は、その時点で他のユーザーがアクセスできないようにし作業中のドキュメントをロックし、一度に 1 つのドキュメントで作業できるようにします。作業をしながらドキュメントから離れると、システムはロックを解除する前に 15 分間ロックを保持します。Recommended: 一度に 1 つのドキュメントを検証します。
ユーザーが別のタブで複数のドキュメントを開くと、最後に開いたドキュメントがロックされます。その他のドキュメントはロックされません。