ラーニング インスタンスをトレーニング

IQ Bot はドキュメントを分析し、類似した内容、構造、レイアウトに基づきグループ化します。

前提条件

IQ Bot は事前にトレーニングしたドキュメントタイプで得た知識に基づき、最初のフィールドをマッピングします。1 つめのグループが作成されると、最初にマッピングしたものの結果を確認したり、修正を加えてラーニング インスタンスをトレーニングできるようになります。トレーニングウィンドウには以下の 3 つのパネルがあります :
  • フィールドのリストを表示する左パネル
  • 選択された各フィールドのフィールドラベル、値、パラメーターを表示する中央パネル
  • トレーニング中のドキュメントを表示する右パネル

手順

  1. 左パネルから各フィールドを選択し、中央パネルの値とラベルが正しく識別され、右パネルのドキュメントと同じであることを確認します。
  2. ラベルの場所が正しくない場合、トレーニング ドキュメントのテキストを直接クリックして正しい場所を選択すると、中央パネルにテキストが自動的に入力されます。
  3. Designerは、トレーニング ドキュメントの選択したフィールドの適切な値を見つけることを試みます。ただし、表示された値が正しくない場合は、 トレーニング ドキュメントの値を直接クリックして正しい値を選択するか、描画 ツールを使用してトレーニング ドキュメントから直接大きい領域を選択します。選択した値は中央パネル フィールドに表示されます。
  4. フィールドからだけでなく、IQ Bot は表からもデータを取得します テーテーブル列のマッピングも確認します。
  5. 各テーブルフィールドでは対応する列名が正しいことを確認します。
  6. テーブル設定で行検出に最適な列や、それ以降は行項目ではないことを IQ Bot に伝える、テーブルインジケーターの最終行を任意で選択します。右パネルのテキストをクリックするか、中央パネルの テーブルインジケータ フィールドの値を手動で入力します。
  7. テーブルインジケーターの最終行 フィールドには、以下の形式で複数のラベルを入力できます。小計 | 税金 (USD) 「|」のパイプ記号はラベルを区切ります。

次のステップ

現在のドキュメントのトレーニングが完了次第、抽出結果を表示ボタンをクリックして左パネルから抽出したフィールドやテーブルの行項目を確認し、それらを右パネルのドキュメントと比較します。このグループの他のドキュメントも確認できます。IQ Bot は類似したドキュメントをグループ化するため、グループ内では同じ方法で 1 つのドキュメントを学習し、その他のドキュメントを処理できます。

抽出結果を表示 メニューは、更新されたすべてのトレーニング ドキュメントを英数字順に表示します。ファイルは古いものから新しいシーケンスで表示されます。

トレーニング ドキュメントのファイル名は、以下の順序でバッチのトレーニング ドキュメントがリスト表示されています。
  • 特殊文字で始まるファイル名。
  • 数字で始まるファイル名。
  • アルファベットで始まるファイル名。