サブ統合の作成 (LaunchA360Bot.json)

サブ統合を構築する場合は、デプロイしようとしている bot がすでに Control Room にあることを確認してください。

注: このページで提供されている例示およびグラフィックは、イメージを伝えることを目的とするにすぎず、お客様固有の事例を正確に反映していない場合があります。当社は、そのメンテナンスや正確性について責任を負いません。

サブ統合を構築するには、次の手順を実行します。

  1. Apigee UI に移動し、サインインします。
  2. UI の左上にあるドロップダウン メニューから、所属する組織を選択します。
  3. 利用可能な統合のリストを表示するには、[開発] > [統合] をクリックします。
  4. 既存の統合を選択するか、または [新規作成] をクリックします。
  5. 以下の情報を指定します。
    • 統合名: 名前を入力します (例: Bot の起動)。
    • (任意) [説明]: 説明を入力します (例: ファイルを処理する Automation 360 bot をデプロイする)。
    • 領域: リストから地域を選択します (例: 米国)。
  6. [作成] をクリックします。

    [統合エディター] が表示されます。

  7. [統合エディター] で次のアクションを実行し、Designer にトリガーを追加します。
    • [タスク/トリガーを追加] をクリックします。
    • [トリガー] > [API トリガー] を選択します。
    • 適切な場所でクリックし、トリガーを Designer に配置します。
      トリガー ID は、統合名に基づいて自動的に生成されます。API トリガーを使用すると、統合の作成者が API コールを通じて統合をテストできます。このトリガーは、アプリケーション コードから統合テストを実行する場合に便利です。
      Apigee - トリガーの追加
  8. [統合エディター] で次のアクションを実行し、Designer に [データ マッピング] を追加します。
    • [タスク/トリガーを追加] をクリックします。
    • [タスク] > [データ マッピング] を選択します。
    • 適切な場所でクリックし、データ マッピングを Designer に配置します。
  9. Designer の [データ マッピング] 要素をクリックすると、[データ マッピング] 設定ペインが開きます。
  10. [データ マッピング エディターを開く] をクリックします。
    [データ マッピング エディター] を使用すると、統合で変数の割り当てを行うことができます。変数には、統合変数とタスク変数があります。[データ マッピング] タスクを使用すると、統合のタスク間でデータを変換し、変数に割り当てることができます。変数は、パレットの VAR オプションで作成されます。
    Apigee - データ マッピング エディター
  11. 次のリストに基づいて、入力変数と出力変数を作成します。入力変数とは、統合ランナーに渡される変数のことです。リテラル値を指定するか、または参照変数を選択します。データ マッピングに入力変数を追加するには、隣接する [変数] の列にある使用可能な変数のリストから変数をクリックし、ドラッグします。[追加] をクリックして、新しい変数を設定します。
    このサンプルでは、統合の入力として、次の 7 つの文字列データ型の入力変数を作成します。
    • input-ControlRoomUrl
    • input-Username
    • input-ApiKey
    • input-BotId
    • input-RunAsUserId
    • input-PoolId
    • input-BotInputVariables
    統合の出力として、次の 1 つの出力変数を作成します。
    • output-deploymentId
    この統合の範囲内にのみ存在するローカル変数は、accessTokenauthAPIUrldeployBotAPIUrlauthRequestBodydeployRequestBody です。これらに加えて、Apigee はデータのパーキングと変換を行うために、数個のローカル変数を自動生成します。

    変数が作成されたら、データ マッピング エディターを閉じます。

  12. 統合 Designer で、Automation 360 Control Room 認証 API を呼び出すための要素を追加するため、次のアクションを実行します。
    • [タスク/トリガーを追加] をクリックします。
    • [タスク] > [REST エンドポイントの呼び出し] を選択します。
    • 適切な場所でクリックしてデータ マッピングを Designer に配置し、[REST エンドポイントの呼び出し] タスク設定ペインを表示します。
    • 次のフィールドを、前の手順で定義した変数とマッピングします。
      • [エンドポイント ベース URL] フィールドを authAPIUrl 変数にマッピングします。
      • [リクエスト本文] フィールドを authRequestBody 変数にマッピングします。
        Apigee - 変数によるフィールドのマッピング
  13. Designer にデータ マッピング タスクを追加し、前の手順からトークンを抽出します。次のように JSON から文字列の操作を行い、変数に保存します。
    Apigee - トークンの抽出
  14. Automation 360 Control Room Bot のデプロイ API を呼び出します。
    新規タスクの REST エンドポイントの呼び出しを Designer に追加し、右ペインでエンドポイント URL と http POST メソッドを設定します。また、リクエスト本文を正しい資格情報で更新します。
    Apigee - デプロイ エンドポイントの呼び出し
  15. データ マッピング タスクを追加して、前の手順から bot デプロイ ID を抽出します。デプロイ ID を抽出し、変数に保存します。
    統合が完了すると、次のようになります。
    Apigee - デプロイ ID の抽出