HA/DR サポート搭載の分散アーキテクチャ

顧客の環境内で自己完結する Automation 360 プラットフォームは、別のネットワークでセキュリティ侵害が発生した場合には、「クロス コンタミネーション」のリスクを軽減します。

Automation Anywhere は分散アーキテクチャをサポートし、最適なパフォーマンスとセキュリティを提供します。以下は高可用性 (HA) を実現するためにクラスター化される、Control Room の主な配布可能コンポーネントです。次の画像で、Automation Anywhere コンポーネントはオレンジ色で表示され、組織が提供するコンポーネントは青色で表示されています。クラウド上で一元的にホストされ、ライセンスサーバーなどの Automation Anywhere で管理されるコンポーネントは白で表示されます。

図 1. 分散モード

高可用性 (HA) デプロイ モデル

分散キャッシュ

Control Room アーキテクチャは分散キャッシュを使用して、いずれかのノードの情報が更新されると他のすべてのノードをすぐに更新します。これにより、すべてのノードで最速のデータ同期を保証し、シームレスなユーザー エクスペリエンスが実現します。Automation 360 プラットフォームは、クラスタリング メカニズムを使用して分散キャッシュを実装し、すべてのデータ操作を同期します。たとえば、1 つのノードから Credential Vault を開くと、他のすべてのノードでも自動的に開きます。

Automation 360 クラウド の HA/DR アーキテクチャについては「Automation 360 クラウドのセキュリティとデータ プライバシー」を参照してください。