Bot 間でのセッションの共有

複数の Bot でセッションを共有して、これらの Bot 間で同じ DLL、Microsoft Excel ワークシート、およびターミナルを使用できます。セッションは、子 Bot、親 Bot、および親 Bot の他の子 Bot 間で共有できます。

DLL パッケージの [開く] アクションの [グローバル セッション] オプションを使用して、アプリケーションまたは DLL の正確な状態を Bot から別の Bot に渡したり、逆に受け取ったりできます。

セッションを共有すると、同じファイルを複数の Bot セッションで使用する場合に、セッションを繰り返し開いたり閉じたりする必要がなくなります。Bot間でセッションを共有すると、その Bot、子 Bot、親 Bot、およびその親 Bot の他の子 Botの後続のすべてのアクションにおいて、これらの Botで同じグローバル セッション名を使用することで、追加の手順なしでその DLL セッションを使用できます。

たとえば、[開く] アクションを追加し、Bot の 8 行目で [グローバル セッション] を選択したとします。現在の Bot、子 Bot、および親 Bot の 8 行目以降に実行されるすべての アクション は、追加の手順なしでその DLL セッションを使用できます。

注: [開く] アクションを使用して、Bot の最初のアクションとしてグローバル セッションを開きます。グローバル セッションを使用する場合、親と子の Bot が同じパッケージ バージョンであることを確認してください。