E メール パッケージの [接続] アクションの使用
- 更新日 2023/12/11
E メール パッケージの [接続] アクションの使用
E メール サーバーとの接続を確立するには、E メール パッケージで [接続] アクションを使用します。これは、E メール関連のタスクを自動化するときに使用する最初のアクションです。
前提条件
OAuth 2.0 を使用して、E メール オートメーションのために E メール サーバーで認証することができます。お使いの E メール サービス プロバイダーに基づいて、適切な手順を実行してください。
- Outlook/Office 365
- クライアント資格情報フロー認証モードを使用する場合は、次の手順を実行します。
- Microsoft Azure Potal にログインします。
- アプリケーションを Microsoft ID プラットフォームに登録して、クライアント ID とテナント ID を取得します。「アプリケーションを登録する」を参照してください。
- クライアント シークレットを追加します。
「クライアント シークレットを追加する」を参照
- 接続する E メール サーバーに基づいて、適切な手順を実行してください。
- IMAP/POP3
AAD アプリケーションに POP と IMAP の権限を追加します。「OAuth を使用して IMAP、POP、SMTP 接続を認証する」を参照してください。
- EWS
- アプリ専用の認証を構成します。「アプリのみの認証用に設定する」を参照してください。
- アプリケーション アクセス ポリシーを構成し、アプリケーションの権限の範囲を制限します。「アプリケーション アクセス ポリシーを設定する」を参照してください。
- IMAP/POP3
- PKCE を使用した認証コード認証モードを使用する場合は、次の手順を実行します。
- Microsoft Azure Potal にログインします。
- アプリケーションを Microsoft ID プラットフォームに登録して、クライアント ID とテナント ID を取得します。「アプリケーションを登録する」を参照してください。
- アプリケーションの登録時に、リダイレクト URI を
http://localhost:9999/callback
に設定します。 - IMAP、POP3、SMTP に対して委任タイプの権限を追加し、アプリケーションに Microsoft Graph の必要な権限を付与します。
次のプレイリストのビデオでは、[E メール接続] アクションでの OAuth 2.0 認証の設定と使用に関する情報を提供しています。
注: メールボックスが [ループ] アクション内で使用される場合、オートメーションを実行するために割り当てられているユーザーを確実に登録してください。詳細については、「アプリケーションへのユーザーおよびグループ割り当てを管理する」を参照してください。 - クライアント資格情報フロー認証モードを使用する場合は、次の手順を実行します。
- GmailPKCE を使用した認証コード認証方法を使用して Gmail でアプリケーションを認証するには、次の手順を実行します。
- Google Cloud Platform (GCP) で OAuth2.0 設定を構成し、Automation 360 を G Suite アプリケーションに接続するために必要な資格情報を取得します。
- プロジェクトを作成したことを確認します。
「プロジェクトの作成」を参照してください。
- クライアント ID とクライアント シークレットを生成します。
「OAuth 2.0 の設定」をご覧ください。
注:- [Web アプリケーション] オプションを選択します。
- 次の承認済みのリダイレクト URI を追加します。
http://localhost:8888/Callback
。
- 次の手順を実行して、Automation 360 への接続に使用するユーザー名にユーザー同意を設定します。
注:- クライアント資格情報フローは Gmail をサポートしていません。
- クライアント資格情報および PKCE を使用した認証コード認証モードは、Yahoo と MSN の E メール サーバーをサポートしていません。
Important: 両方の認証モード (クライアント資格情報および PKCE を使用した認証コード) を使用する場合は、2 つの個別のアプリケーションに登録する必要があります。
注: Exchange Web Services サーバーに接続するときに、多要素認証 (MFA) を無効にする必要があります。これは、MFA が有効になっている可能性があるすべての組織レベルのセキュリティ ポリシーも対象となります。MFA が完全に無効になっていない場合は、接続エラーまたは承認エラーが発生する可能性があります。ただし、それでも MFA を使用する場合は、次の記事の情報を確認してください (接続への成功が保証されないことに注意してください:
この アクション により、E メール サーバーの資格情報と詳細を指定し、この情報をセッション名に関連付けることができます。サーバー情報の入力が 1 回で済むように、他の E メール アクション にもこの同じセッション名を使用します。
手順
E メール サーバーと接続を確立するには、以下の手順に従ってください。