Automation 360 v.23 リリース ノート

リリース日: 2021 年 12 月 30 日

Automation 360 v.23 (ビルド 11513) リリースの最新情報と変更点、および修正と制限事項について確認してください。ビルド 11513 は、ビルド 11499 および 11486 を置き換えます。

重要:
  • このビルドには、CVE-2021-44832、CVE-2021-45105、CVE-2021-44228、および CVE-2021-45046 の脆弱性対策として、Apache Log4j2 ライブラリ バージョン 2.17.1 が含まれています。

    コマンド パッケージは Apache Log4j2 ライブラリ バージョン 2.17.1 にアップグレードされていませんが、Bot エージェント は Apache Log4j2 ライブラリ バージョン 2.17.1 にアップグレードされています。実行時には、パッケージは Bot エージェント を介して Apache Log4j2 ライブラリ バージョン 2.17.1 を使用するため、脆弱性の影響は受けません。また、追加のセキュリティ対策として、Automation 360 v.23 Bot エージェント のインストーラーは、デフォルトで Apache Log4j2 ライブラリの検索機能を無効にします。

    サードパーティのセキュリティ スキャンにより、以前のバージョンの Apache Log4j2 ライブラリの痕跡が見つかることがありますが、Automation 360 v.23 へのアップグレードと緩和策を実施していただければ、脆弱性の影響を受けることはありません。詳細については、「ゼロデイ脆弱性 (CVE-2021-44228、CVE-2021-45046) に関する Automation Anywhere リリース関連のよくある質問 (A-People のログインが必要)」を参照してください。

  • このビルドでは、以下の問題も修正されています。
    • Automation 360 v.22 から v.23 に更新すると、ライセンス ジョブ名が正しくないため、クラウド ライセンス サーバーの同期に関連するバックグラウンド ジョブが削除されていました。
    • オンプレミス のデプロイのために Automation 360 v.23 をインストールまたは更新すると、いくつかの追加サービスのログファイルが更新されませんでした。
    • [パッケージを表示] を実行する権限を持っていない場合、Bot をスケジュール設定または実行したときに、Bot のデプロイが失敗していました。

このリリースへの更新

Automation 360 v.23 の更新された ビルド 11513 には、Log4j2 ライブラリ バージョン 2.17.1 と修正が含まれています。以前の v.23 ビルド 11499 (Log4j2 ライブラリ バージョン 2.17.0) またはビルド 11486 (Log4j2 ライブラリ バージョン 2.16.0) を使用している場合、更新された Log4j2 ライブラリ バージョンと修正を適用するため、ビルド 11513 に更新してください。

Automation 360 v.23 へは、過去の 3 つのリリース (つまり n-3 のリリース。n は最新リリースを表す) からも更新できます。このリリースへの更新が認定されている以前のリリースは、以下のとおりです。
  • v.22 (ビルド 10526)
  • v.21 (ビルド 9664、9642、9595)
  • v.20 (ビルド 8815)

これらのビルドから直接 v.23 に更新することができます (「Automation 360 を最新バージョンに更新」を参照)。n-3 のリリースでない場合は、認定されている上記の 3 つのリリースのいずれかに Automation 360 を更新してから、このリリースに更新してください。

Automation 360オンプレミス v.20 または v.21 からこのリリースに直接更新する場合は、次の Bot エージェント ファイルとフォルダーを削除します。
  • C:\Windows\System32\config\systemprofile\AppData\Local\AutomationAnywhere\AA-DB.mv.db
  • C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources
重要: v.23 の新機能 (レコーダー パッケージの更新など) を使用し、Log4j2 の脆弱性の修正を適用するには、このリリースに合わせて Bot エージェント を更新してください。既存の BotBot Runner として実行する場合は、以前のリリースから Bot エージェント を更新する必要はありません。
このリリースへの更新の詳細については、以下のリソースを参照してください。

Google ChromeMicrosoft Edge および Mozilla FirefoxAutomation 360 拡張機能の最新の更新については、「Automation 360 用のブラウザ拡張機能」を参照してください。

移行関連の機能

Enterprise 11 および Enterprise 10 の機能
リンクしているオブジェクトを含む MetaBot

オブジェクト再生モード オブジェクトとリンクしているテキスト再生タイプのリンク オブジェクト、イメージ再生タイプ オブジェクトとリンクしているイメージ再生タイプのリンク オブジェクト、座標再生タイプ オブジェクトとリンクしている座標再生タイプのリンク オブジェクトを含む MetaBot を移行します。

次の属性を含む Bot の移行:
  • 64KB を超えるデータを含む変数を持つ Bot (Service Cloud ケース ID: 00716311、00756449、00819149)

    移行プロセスでは、データをテキスト ファイルに保存します。テキスト ファイルは Cloud Control Room にアップロードされ、移行先の Bot で使用されます。

  • 任意の区切り文字の組み合わせでリストや配列型の値を返し、それらの値をクリップボードに保存する DLL を持つ MetaBot
  • アクション [GetVisibility] を使用する [画像の再生] モードで MetaBot を移行できるようになりました。
  • [オブジェクト クローニング] コマンドおよび MetaBot 画面で使用される UI オートメーション テクノロジーの [GetSelectedIndex] および [GetSelectedText] アクションを使用して Bot を移行できるようになりました。
  • アクション [GetDataofAllchildren] を含む [オブジェクト クローニング] コマンドを使用する Java テクノロジー [タイプ] でアプリケーションを自動化する Bot を移行できるようになりました。
変数ケーシングが異なる Bot

タスク Bot から MetaBot ロジックに、または MetaBot ロジックから タスク Bot に変数を渡した Bot を移行するときに、MetaBot ロジックで変数名のケーシングが変更される場合は、移行プロセスにより移行された親 タスク BotMetaBot ロジックに対応して、Bot と同じケーシングで変数名が更新されます。

ロケーター イメージによる Bot の移行 (Service Cloud ケース ID: 00754508、00776192)

オブジェクト クローニング コマンドでキャプチャした画像を含む Bot を移行できるようになりました。

依存関係がダウンロードされない MetaBot

移行プロセスは、依存関係として利用できる MetaBot はダウンロードしません。この制限は、MetaBot をダウンロードして同じ MetaBot を複数コピーすることを避けるためです。それらは Control Room リポジトリですでに利用可能となっています。

移行用レガシー オートメーション パッケージの新しいアクション (Service Cloud ケース ID: 00797140、00849161)

[キーストロークの遅延を取得] アクションを使用して、[キーストロークの挿入] コマンドの Enterprise 11 Bot で定義される遅延時間を一致させて、[キーストロークのシミュレーション] アクションAutomation 360 の同じ値をシミュレートします。

Bot Scanner レポートで問題のある Bot に関する通知

Bot Scanner レポートにより、問題があるためにアクションや確認が必要な Enterprise 11 または Enterprise 10 Bot にフラグが付けられるようになりました。たとえば、セキュリティ問題のある Bot または存在しない変数を参照する Bot には、アクションまたは確認メッセージのアイコンとともにフラグが付けられます。

移行された Bot の検証の向上
  • 実行時に Bot を検証する、追加のコンパイル時間の検証ができるようになりました。たとえば、親 Bot が子 Bot を呼び出して、その子 Bot にコンパイル エラーが発生した場合、親 Bot を実行しようとするとこれらのエラーが表示されます。これにより、オートメーションの途中でエラーが発生したり、不完全な自動化になったりすることはありません。

    この機能を使用すると、移行した Bot でコンパイル エラーのあるものをプロアクティブにすべて識別できます。コンパイル エラーが発生した移行済みの Bot は、[移行レポート] の [成功 (レビューあり)] セクションに表示され、注意が必要な Bot のリストを取得することができます。

    Bot の検証機能を有効にするには、[管理] > [設定] > [Bot] > [Bot 検証] に移動して、この設定をオンにします。「構成設定」を参照してください。

  • Bot 移行ウィザード では、Bot 移行結果のそれぞれの Bot の検証エラーの詳細が表示されるようになりました。エラーの詳細は、移行した Bot を確認して対処するのに役立ち、時間の節約になります。

    Enterprise Bot への移行

Bot 移行アシスタントの機能強化

移行アシスタントはエラー アシスタントと統合されました。これにより Bot 中の行で、ユーザーによる確認やアクションが必要な行および、エラーが存在してその対処が必要なすべての行の包括的なビューが提供されるようになりました。この機能を使用すると Bot の中で注意が必要な箇所を速やかに特定できます。

データベースに接続するための 32 ビット ドライバーのサポート (Service Cloud ケース ID: 00757466)

VBScript を使用する Enterprise 11 Bot への移行が行えるよう、32 ビット ドライバーが Automation 360 でサポートされ、データベースに接続できるようになりました。

Enterprise 11 専用の機能
次の属性を含む Bot の移行:
  • オブジェクト クローニング コマンドや、[OCR] > [領域をキャプチャ] コマンド、[アプリ統合] > [領域をキャプチャ] コマンド、[マウス クリック] アクションを使用して、キャプチャされた画像を含む Bot
  • Bot Runner マシン上のローカル画像の参照が含まれている HTML E メールの本文を含む Bot (Service Cloud ケース ID: 00780065、00790657、00827527、00822092、00928116、01181845)
  • ファイル拡張子が .ods.htm.html.mht.mhtml.slk.pdf などで、Excel ファイルを開くための Microsoft Excel コマンドが含まれている Bot (Service Cloud ケース ID: 00799071)
  • 数値を DLL 関数の入力として渡すために、非文字列タイプの資格情報変数を使用する MetaBot

Automation Workspace

最新情報
管理者機能の強化 適切にライセンスされた Automation Anywhere Control Room 管理者は、ユーザー名とパスワードによる認証に基づいて有効な RPA ユーザーを作成し、E メール応答によるライブ認証を必要としないように選択できるようになりました。この機能により、管理者は RPA ユーザーに割り当てられた資格情報をリセットせずに、「ようこそ」認証メールを再送信することができます。
Control Room Microsoft EdgeBot エージェントをサポートしている (Chromium)

Chromium ブラウザ ベースの Microsoft Edge を使用して、Control Room のオペレーションを行い、Bot エージェント デバイスをインストールして登録できるようになりました。

Automation Workspace のブラウザ要件

Azure キー ボルトのサポート
Automation 360 が Azure キー ボルトをサポートし、外部のキー ボルトから以下を取得できるようになりました。
  • Active Directory (AD)、サービス アカウント、SMTP 資格情報
  • 自動ログインの資格情報
  • オートメーションによる資格情報
Bot 検証

Bot 検証チェックは、新しい Bot に対して、および Bot を実行したときに行われます。Control Room 管理者は、Bot 検証機能のオン/オフを切り替えられるようになりました。デフォルトでは、この機能はすべての Control Room でオフになっています。

Enterprise Bot への移行

DLL パッケージの [関数を実行] アクションでサポートされる Credential Vault 変数

Bot Creator として、Number データ型について Credential Vault 変数や資格情報型変数を使用して、それを DLL 関数の入力パラメーターとして渡すことができるようになりました。

[関数を実行] アクション の使用

Google ドライブ パッケージの [アクセス許可を確認] アクションでサポートされるファイル ID (Service Cloud ケース ID: 00777716)

Google ドライブ パッケージの [アクセス許可を確認] アクションは、[ファイル ID] オプションをサポートし、Google ドライブの Shared with me カテゴリー フォルダーにあるファイルを参照できるようになりました。ファイル ID を提供することで、Google ドライブ ファイルの Shared with me カテゴリー フォルダーでお客様に許可された [読み取り]、[書き込み]、[削除] のアクセスを確認できるようになりました。

[Google ドライブ] パッケージ

新しい資格情報パッケージ

資格情報パッケージで [代入] アクションを使用して、安全でない文字列や変数を資格情報変数に直接代入できるようになりました。

資格情報 パッケージ

SOAP Web サービス パッケージでサポートされる Web サービスのセキュリティ (Service Cloud ケース ID: 00481836)

Bot Creator として、[SOAP Web サービス] アクションの生データで資格情報変数を提供できるようになりました。資格情報変数を作成し、資格情報マッパーで資格情報を参照名にマッピングし、生データで参照名を使用することができるようになりました。この方法によってすべてのセキュリティ関連データを確実に Credential Vault で定義し、資格情報を Bot で使用することができるので、セキュリティを損なうことなく安全にタスクをデプロイすることができます。

[SOAP Web サービス] アクションの使用例

SOAP Web サービス パッケージの新しいオプション

SOAP Web サービス パッケージの [Build Xpath] オプションを使用して、SOAP レスポンスから値を抽出します。これで、Xpath 式を指定するか、レスポンス本文から適切なノードを選択して、出力を変数に格納することができるようになりました。

[ステータスを変更]、[E メールを保存]、[削除] アクションでサポートされる Outlook サーバー (Service Cloud ケース ID: 00544534、00557623、00642506、00659724、00763565、00680801、00803975、00818304、00819362)

E メール パッケージで、タスクを自動化するために、[ステータスを変更]、[E メールを保存]、[削除] アクション のために Outlook のサーバーとの接続を確立できるようになりました。

Microsoft Outlook での共有 E メール ボックスからの E メールの読み取り (Service Cloud ケース ID: 00728579、00831622)

E メール関連タスクを自動化するために、Microsoft Outlook の共有アカウントを選択して、E メールのメッセージを共有 E メール ボックスから読み取れるようになりました。

データ テーブル パッケージの [ファイルへの書き込み] アクションでサポートされる新しいエンコード タイプ (Service Cloud ケース ID: 00767158)
[ファイルへの書き込み] アクションを使用してデータをテーブル型変数から CSV ファイルや TXT ファイルに書き込む際に、エンコード リストから以下のエンコード タイプを使用できるようになりました。
  • UTF-8: BOM なしの UTF-8 として動作
  • BOM 付き UTF-8 (以前は UTF-8 と呼ばれていました)
  • UTF-16LE
  • Shift-JIS (日本語エンコード)
Bot エディターの自動保存機能
Bot エディター では、アクション を使用してオートメーションをビルドする際、Bot を手動で保存しなくても自動保存が実行され、Bot によって特定のイベントに対する変更が自動的に保存されるようになりました。
注: 自動保存機能は現在、特定のイベントでのみ利用可能です。
自動保存機能をサポートしているイベントは次のとおりです。
  • レコーダー: 特定の アクションBot を作成して [レコーダー] をクリックすると、イベントは保存され、録画が完了すると、イベントは自動的に保存されます。
  • 変数マネージャー: 変数を作成または編集して アクション に挿入すると、その変更は保存されます。
    注: 変数を削除するか、F2 を押して変数リストから変数を挿入した場合、自動保存機能はサポートされません。
  • アクション メニュー (縦の 3 点リーダー): このメニューから [パッケージ] などの アクション を選択すると、そのイベントは自動的に保存されます。[パッケージ] ページを変更して Bot エディター に戻ると、そのイベントは保存されます。
  • ファイルの検索: [ファイルを検索] アイコンをクリックすると、Bot は、手動で保存されていない場合に保存されます。[追加] オプションをクリックした後にも、Bot は自動的に保存されます。
  • ダイアログ ボックス: ダイアログ ボックスを開くと、そのダイアログ ボックスは、変更が行われた場合には自動的に保存されます。
    注: 自動保存は、トップレベルのダイアログ ボックスに対してのみ行われ、ネストしたダイアログ ボックスに対しては行われません。
  • 変数の削除: 未使用の変数を削除すると、そのイベントは保存されます。
  • Bot 名の変更: Bot の名前を編集すると、そのイベントは保存されます。
FTP/SFTP パッケージの新しいオプション (Service Cloud ケース ID: 00792346)

[セキュア FTP] サーバー タイプで接続してタスクを自動化するときに、[資格情報] オプションを使用します。ユーザー名とパスワードが認証に使用できるようになりました。

アクションを接続

AISense Recorder の機能強化

AISense Recorder では、ブラジルのポルトガル語を使用するアプリケーションと、ブラジルのポルトガル語と英語のインターフェースを組み合わせて使用するアプリケーションのオートメーションに対応するようになりました。

リモート アプリケーションからタスクを記録する AISense

AISense Recorder の [アンカーをキャプチャ] のサポート

AISense Recorder は、[アンカーをキャプチャ] オプションに対応するようになりました。アンカーが頻繁に変更されるアプリケーションでオブジェクトを検索するために Bot を実行する際は、[アンカーをキャプチャ] を使用してデフォルトのアンカーを上書きし、手動でアンカーを選択してオブジェクトを検出することができます。

AISense を使用して記録されたタスクを編集する

レコーダー パッケージでオブジェクト プロパティを選択する際のサポートの強化

[レコーダー] > [キャプチャ] アクション を使用してオブジェクトをキャプチャした後、[プロパティを取得] アクションを使用してオブジェクト プロパティの値を取得するために、利用可能なプロパティのリストから特定のオブジェクト プロパティ名を選択することができるようになりました。このリストには、[オブジェクト プロパティ] テーブルの検索条件から提案されたプロパティ名が含まれています。

レコーダー パッケージ

数値 パッケージ の強化
  • 数値パッケージの [ランダム] アクションで、出力で生成される乱数に必要な小数点以下の桁数を指定および制限できるようになりました。
  • 既存の [結果を数字変数に保存します] フィールドは、[結果を変数に保存] という名前に変更されました。

数字 パッケージ

待機パッケージの機能強化
待機パッケージの [スクリーンの変化を待つ] アクションの新しい [領域をキャプチャ] 機能を使用して、アプリケーション上の特定の領域を長方形で囲んでキャプチャすると Bot はこの領域の座標を自動的にキャプチャします。次のアクションを実行できます。
  • Windows アプリケーション上の特定の領域をキャプチャします。
  • プレビュー ウィンドウでキャプチャした画像をプレビューします。
  • プレビュー ウィンドウの画像がユーザーの要件に合っていない場合、領域を再キャプチャします。
座標の名前は以下のように変更されています。
  • [] → [X]
  • [] → [Y]
  • [] → []
  • [] → [高さ]

[スクリーンの変化を待つ] アクションの使用

文字列パッケージの機能強化

文字列パッケージの [テキストを抽出] アクションで、指定した元の文字列から、1 つのファイル内で 1,000 回以上、最大で 999,999 回まで出現する部分文字列を抽出できるようになりました。

If パッケージの場合のファイル条件の機能強化

[If] パッケージで [条件] リストから新しい [ファイル拡張子] 条件を使用して、ファイルの拡張子をチェックし、その結果に基づいてアクションを実行できるようになりました。

Google Chrome ブラウザおよび Microsoft Edge のChromium ブラウザにおけるクロスドメイン IFrame のサポート (Service Cloud ケース ID: 00825656)

[レコーダー] > [キャプチャ] または [記録を開始] のオプションを使用して、Google Chrome ブラウザや Microsoft Edge の Chromium ブラウザで、クロス ドメイン IFrame 内のオブジェクトをキャプチャして自動化できるようになりました。クロス ドメイン IFrame 内のオブジェクトをキャプチャした後、フレームへのパスが [FrameDOMXPath] プロパティにデフォルトで格納されます。

新しい [FrameDOMXPath] プロパティは、オブジェクトが配置されているフレームへのパスを識別します。クロス ドメインの IFrame 上のオブジェクトをキャプチャするために Bot を正常に実行するには、このプロパティを選択する必要があります。

注: この機能は、本リリースから、2.4.0-20211016-070100 バージョンの レコーダー パッケージを使用して作成する Bot で利用可能です。

レコーダー パッケージ

Internet Explorer 互換性モードでの Microsoft Edge Chromium 自動化のサポート (Service Cloud ケース ID: 00767502、00787186)

HTML テクノロジーを使ってオブジェクトがキャプチャされている ユニバーサル レコーダー を使用して、Internet Explorer 互換性モードを有効にすることで、Microsoft Edge Chromium で動作する Web アプリケーションを自動化できるようになりました。

ユニバーサル レコーダー でのタスクの記録

Excel の高度な操作に基づくループ反復子のグローバル セッション サポート

Excel の高度な操作 ワークシートで各行をループする際に、[グローバル セッション] オプションを使用することができるようになりました。[グローバル セッション] オプションを使用して、Microsoft Excel セッションを複数の Bot で共有して、同じ Excel ワークシートを複数の Bot で使用することができます。

Excel の高度な操作 の [開く] アクション の使用

Excel の高度な操作 パッケージの機能強化 (Service Cloud ケース ID: 00799071)

Excel の高度な操作 パッケージの [開く] アクションを使用し、.ods.htm.html.mht.mhtml.slk、および .pdf の拡張子のファイルを開きます。

Excel の高度な操作 パッケージ

Bot の特定のバージョンのチェックアウト

Control Room の [オートメーション] ページで Bot を編集するために、[公開] から [非公開] ワークスペースへ Bot をチェックアウトする際に、新しい [詳細オプション] を使用して、Bot の特定のバージョンとその依存関係を選択できるようになりました。

1 つの Bot のチェックアウト

デバイス向けの新しい API
v1/Devices セクションに導入された新しい API を使って、デフォルトのデバイスを割り当てられるようになりました。以下の API をそれぞれ使用して、特定のユーザーのデフォルトのデプロイ デバイスとして特定のデバイスを設定するか設定しないかを選択します。
  • /runasusers/default
  • /runasusers/default/unset
設定可能な API キーの有効性 (Service Cloud ケース ID: 00763420)

Automation 360[管理] > [設定] > [セキュリティ構成] の順に移動して利用できる [API キー期間] 機能を使用して、API キーの有効性を設定できるようになりました。有効期間は、最短で 1 分、最長で 45 日を設定できます。

Bot のバージョン比較

公開ワークスペースで、Bot のさまざまなバージョンを比較できるようになりました。[バージョンの比較] オプションを使用すると、選択した Bot の 2 つのバージョン間の相異点を比較でき、その際にワーク フローの変更箇所は参照用に強調表示されます。またバージョン間での、アクション、パッケージ、トリガー、変数の違いも確認できます。

Bot のバージョンを比較

Bot 開発ワーク フローでの本番環境ラベルのサポート

Bot の特定のバージョンに [本番環境ラベル] を割り当てることができるようになりました。ラベルを割り当てた後、選択した Bot バージョンの Bot を実行またはエクスポートできます。本番環境ラベルに関連付けられているバージョンを選択して、Bot 開発ワーク フローをスケジュール設定、実行、キュー、トリガーすることができます。

Bot へのラベルの割り当て

Automation Anywhere RPA トレーニングと認定へのアクセス

Automation Anywhere RPA トレーニングと認定への直接リンクが、Automation 360 ヘルプ センターに追加されました。

Automation Anywhere University: RPA トレーニングおよび認定 (A-People のログインが必要)

変更内容
Bot Scanner の推奨事項

Bot95% 以上を移行できる場合、Bot Scanner は、(レビューやアクションの有無にかかわらず) 移行を進めることを推奨しています。

移行された Bot の非資格情報型変数に資格情報変数を割り当てる

移行された Bot の場合、Automation 360 は資格情報変数を安全でない (非セキュアな) 方法で非資格情報型変数に割り当てることを制限しなくなりました。このように、[ロジックを実行] コマンドを使用して、資格情報変数を非資格情報型変数に安全でない方法で渡した移行済みの Bot を正常に実行できるようになりました。

レコーダー パッケージの機能強化

レコーダー パッケージの検索アルゴリズムが強化されたため、Bot を実行したときに、オブジェクトは、そのプロパティが [オブジェクト プロパティ] テーブルに選択されている検索条件と完全に一致する場合にのみキャプチャされるようになりました。オブジェクトのプロパティが検索条件と完全に一致しない場合は、Bot はエラー メッセージを表示して失敗します。ただし、検索条件にワイルド カード文字が含まれている場合には、Bot は検索条件に一致する最初のオブジェクトをキャプチャします。

たとえば、firstname1firstname2firstname3 と名前の 3 つのテキスト ボックスがあるアプリケーションから 1 つのテキスト ボックスをキャプチャするために、検索条件として [HTML 名] を選択して、HTML 名フィールドに「firstname」と入力し、Bot を実行すると、Bot はエラー メッセージを表示して失敗します。これは、「firstname」という HTML 名のテキスト ボックスが存在しないためです。しかし、[HTML 名] フィールドに「firstname*」と入力して Bot を実行すると、Bot は、条件に一致する最初のテキスト ボックスをキャプチャします。

以前は、検索条件に完全に一致するプロパティを持つオブジェクトがない場合、失敗する代わりに、Bot はプロパティが検索条件に部分的に一致する最初のオブジェクトをキャプチャしていました。たとえば、先ほどの例では、[HTML 名] を検索条件として選択した場合、[HTML 名] フィールドに値として firstname を入力し、Bot を実行すると、失敗するのではなく、Bot は条件に部分的に一致した最初のテキスト ボックスをキャプチャしました。
注: この機能拡張は、このリリースから開始となる、レコーダー パッケージの 2.4.0-20211016-070100 を使用して作成する Bot で利用可能です。以前の Bot のバージョンを使用して作成した パッケージ でこの機能を使用するには、オブジェクトを再取得する必要があります。
ファイル パッケージの拡張 (Service Cloud ケース ID: 00755631、00780237)
  • ファイル パッケージの [Control Room ファイルをコピー] アクションで、[Control Room ファイル] フィールドの新しい [動的ファイル パス] オプションでファイル パスが動的な Control Room リポジトリからファイルをコピーするためにファイル パスで変数を使用できるようになりました。
  • ファイル パッケージ の一部のアクションとプロパティが以下のように更新されました。
    • [コピー] アクションが、[デスクトップ ファイルをコピー] という名前に変更されました。
    • [CR ファイルをダウンロード] アクションが、[Control Room ファイルをコピー] という名前に変更されました。
    • [Control Room ファイルをコピー] アクションで、以下のフィールドの名前が変更されています。
      • [Control Room ファイルを選択] フィールドが [Control Room ファイル] という名前に変更されました。
      • [CR ファイルの保存先] フィールドが [ターゲット ファイル パス] という名前に変更されました。
    • [Control Room ファイルをコピー] アクションで、[Control Room ファイル] フィールドに以下の 2 つのオプションが追加されました: [静的ファイル パス] および [動的ファイル パス]。

      [静的ファイル パス] オプションは、[Control Room ファイル] フィールドの既存の機能で、Control Room リポジトリを参照してファイルを選択することができます。[静的ファイル パス] を使用してリポジトリを参照する場合は、.bot 拡張子を持つファイルは表示されなくなります。

    注: ファイル パッケージ 内の アクション の名前を変更しても、これらの アクション を使用する既存の Bot に影響はありません。

ファイル パッケージ

FTP/SFTP パッケージの接続アクションの変更 (Service Cloud ケース ID: 00792346)
[接続] アクションでは、以下が変更されました。
  • [SSH FTP] サーバー タイプは、[セキュア FTP] に名前が変更されました。
  • サーバー タイプ [FTP (セキュア)] を選択する場合、[ユーザー資格情報] 認証タイプは [ユーザー名とパスワード] に名前が変更されました。
    注: このリリースから、FTP (セキュア) でセキュア FTP の資格情報を使用すると、その Bot は失敗します。代わりに、[セキュア FTP] で利用できる [資格情報] オプションを使用して、セキュア FTP サーバーに接続することをお勧めします。
  • [接続] アクションの変更: Automation 360 v.22 以前のリリースを使用する [接続] アクションを使用して Bot を作成し、v.23 に更新する場合、Bot で一部の [接続] アクション設定がインターフェースの変更により非推奨と表示されます。ただし、既存の Bot は引き続き正常に動作します。新しい Bot では、このリリースから利用できる [接続] アクションを使用して作成することをお勧めします。
1 つまたは複数の変数のコピーのサポート (Service Cloud ケース ID: 00549368、00751052、01260498)

Bot から 1 つまたは複数の変数をコピーして別の Bot に貼り付けることができるようになりました。以前は、コピー操作で アクション も変数とともにコピーしていました。

Active Directory Control Room の識別名 (DN) での予約文字のサポート (Service Cloud ケース ID: 01133364、00952301)

Active Directory ユーザー用に構成された Control Room の DN またはユーザー名に、コンマ (,) などの予約文字を使用できるようになりました。

次の表に、修正およびそれらが修正されたビルドを示します。ビルド 11513 は最新ビルドであり、以前のビルドからの修正が含まれています。

修正
ビルド Service Cloud ケース ID 説明
11513 00797196、00818347 非公開ワークスペース API の更新 (/v2/repository/workspaces/{workspaceType}/files/list):
  • 非公開ワークスペースの認証ユーザーのみが、非公開ワークスペースから Bot を一覧表示できます。

  • 管理者は非公開ワークスペースの Bot を一覧表示することはできません。

  • 公開ワークスペースの認証ユーザーのみが、非公開 Bot を一覧表示することはできません。

  • 非公開ワークスペースの認証ユーザーは、別のユーザーの非公開ワークスペースのファイルを一覧表示することはできません。

11513 00808478、00814198、01260666 Control Room 管理者が、特定のユーザーにのみ表示されるように一部の Bot フォルダーの表示権限を変更した場合に、その変更が正しく適用されるようになりました。以前は、Bot フォルダーの表示権限に加えられた変更は、正しく適用されませんでした。
11513 Automation 360 v.22 から v.23 に更新すると、ライセンス ジョブ名が正しくないために、クラウド ライセンス サーバーの同期に関連するバックグラウンド ジョブが削除されることがなくなりました。
11513 01753484、01754939 [パッケージを表示] を実行する権限がある場合、Control Room から問題なく Bot をデプロイ (スケジュール設定・実行) できるようになりました。
注: Control Room から Bot をデプロイ (スケジュール設定/実行) するには、[パッケージを表示] を実行する権限が必要です。
11513 -- オンプレミス のデプロイのために Automation 360 v.23 をインストールまたは更新すると、すべてのサービスのログファイルが問題なく更新されるようになりました。これまでは、いくつかの追加サービスのログファイルが、アクティビティの情報やタイムスタンプに応じて更新されていませんでした。
11486 00793800 このリリースへの移行において、Microsoft Hyper-V サーバーを使用するマシンへの Control Room インストール時の JRE に関連した問題が修正されました。次のエラーが発生しなくなりました: Unknown Failure. Please check the database login credentials and check if this machine has a network connection to the database server.
1148600815340 類似した先頭部分や命名規則が定められたユーザー フォルダー名は、命名規則を共有するフォルダーを表示しなくなりましたが、割り当てられたユーザー権限または特定のユーザー権限はありません。
11486 00836898、01259938 クラウド移行ユーティリティのロジックが強化され、プロキシ サーバー経由でネットワークに接続されている場合でも、データを正常にアップロードできるようになりました。
11486 00817173 入力パラメーターと出力パラメーターの両方が文字列値に設定されている場合に、DLL 関数を実行できるようになり、日時の値が文字列パラメーターとして正常に渡されるようになりました。これまでは、日時の値が変換され、想定どおりに表示されませんでした。
11486 00754305、00769128 「nodemanager-logging.xml」ファイルで構成された設定に基づいて、構成のタグ付けが正しく機能するようになりました。以前は、ノード マネージャーと Bot Launcher のログは、2 日後に消去されるか、次のようなタグでのタグ付けの問題のためにログ数が特定の量だけ増加した場合に消去されていました。「IfLastModified age」と「DirectWriteRolloverStrategy」
11486 すべての Bot と依存関係にあるものを選択または選択解除する場合、問題なく [すべて選択] チェックボックスで選択/解除できるようになりました。以前は、[すべて選択] チェックボックスを選択した後、チェックボックスを解除しても期待通りに機能せず、Bot と依存関係にあるものを個別に選択解除する必要がありました。
11486 00798037、00814184 [マネージ] と [管理] のラベルが更新され、次の言語でロールと許可が区別されるようになりました。簡体字中国語、繁体字中国語、日本語、韓国語。
11486 01218053

すべてのフォルダーに権限がない場合でも、依存関係のある親と子の Bot をインポートできるようになりました。

以前は、フォルダーへのアクセス許可のないユーザーが依存関係のある親と子の Bot をインポートすると、その間の依存関係が失われていました。

11486 01046249 Enterprise 11 から Automation 360 に移行する場合、既存のどのコマンドに対しても重複したエントリが作成されなくなりました。
11486 -- オプション [エラー発生時に、次の繰り返しに進む] が非選択でも、[タスクを実行] コマンドを用いる Enterprise 11 Bot の移行が正常に行えるようになりました。

以前は、子 Bot にエラーが発生した場合、親 Bot が実行を停止していました。このオプションが非選択で、子 Bot でエラーが発生した場合でも、エラー ハンドラーによって移行の成功が保証されるようになりました。

11486 -- Enterprise 11 BotExcel の高度な操作パッケージで [セルに移動] アクションを使った場合、Automation 360 に移行しても設定が保持されるようになりました。
11486 00779016 Automation 360 に移行した後で XML パッケージを使用し、任意の xml ファイルを問題なく開くことができるようになりました。
11486 00794202 If コマンドで、Enterprise 11 BotAutomation 360 に問題なく移行できるようになりました。
11486 00790245 Automation 360 に移行した後で、SOAP Web サービス パッケージSOAP Web サービス アクションを問題なく使用できるようになりました。
11486 00795518、00832462 Enterprise 11 BotExcel の高度な操作パッケージで [セルを削除] アクションを使用した場合、Automation 360 に移行すると正しいセル アドレスが表示されるようになりました。
11486 00808601 文字列操作 の抽出および従属文字列 アクション を含む移行した Bot では、入力文字列が空の場合のエラーが発生しなくなりました。
11486 00807945、01258127 エラー処理コマンドを使用して Enterprise 11 Bot を移行する際に、[スナップショット] および [ファイルに記録] のファイル拡張子が変数のファイル パス値にない場合でも、エラーが発生しなくなりました。移行後のスナップショット ファイルでは拡張子 .png のファイルが保存され、[ファイルに記録] では拡張子 .txt のログが残されます。
11486 00777395、00807705、00814087 移行プロセスにおいて、[ウィンドウ] > [タイトルを設定] アクションがすべての [ElseIf-ウィンドウあり] 条件に追加されるようになりました。この設定はウィンドウ タイトルの動的な指定を可能にするもので、変更された場合のウィンドウ タイトルの再取得が不要になります。
11486 00820094、01019195 Enterprise 11 または Enterprise 10 から Automation 360 への移行後に、エラー ハンドラーのスナップショット エラーはスナップショットの画像のパスに記録されるようになりました。スナップショットの画像のパスが変数で指定されている場合、スナップショット エラーの記録先はデフォルトのアプリケーション パスになります。
11486 00810389 Bot の移行が、名前が arrayRows で始まるか途中に含む変数を使用して行えるようになりました。スタック オーバーフロー エラーが発生しなくなり、Bot が正常に移行されます。
11486 00795347 [DLL 実行] アクションによる Excel シートから別の Excel シートへのデータ コピーは、.Net DLL が OLE の機構 (クリップボードなど) を使用してデータをコピーする場合でも、正常に行えるようになりました。これまでは、Excel シートから別の Excel シートにデータをコピーすると、スレッド関連の例外が発生していました。
11486 00787562 Automation 360 への移行後、Enterprise 11 の (2,000 以上のコマンドを含む) 大型 Bot において、Automation 360Bot を使用しても「Code too Large for try statement」という前処理エラーが発生しなくなりました。ただし、移行した Botループあるいは子コマンドとして ContinueBreak を有するトリガー ループ コマンドが含まれている場合、Bot を実行したときに前処理エラーが発生する場合があります。
11486 00782594、00786968 Automation 360 への移行において、配列サイズの大きい Enterprise 11 Bot で Java ヒープ エラーが発生しなくなりました。1 つの Bot での配列の合計サイズが配列サイズのしきい値を超える場合、配列変数の移行は、しきい値に到達するまでは正常に実施されます。ただし、残りの配列変数は、[データベース] > [テーブル] アクションを使用して、デフォルト値のないテーブル変数として移行されます。
11486 00792346 Enterprise 11 Bot が [キー ファイル認証] がない [セキュア FTP] で構成されている場合、移行プロセスでは BotAutomation 360 の [セキュア FTP] サーバータイプで適切に構成されるようになりました。以前は、移行プロセスで [FTP (セキュア)] サーバータイプの Bot が誤って構成されていました。
11486-- AAE_Bot Migration Admin ロールを有するユーザーは、Bot 移行ウィザード を使用して Bot を移行する際に問題が発生しなくなりました。
11486-- Bot 移行ウィザード は、[移行する Bot の選択] 画面に正しい数の MetaBot を表示できるようになりました。
11486-- Enterprise 11 Bot は、親 Bot と子 Bot との間でマッピングされた変数が Bot のいずれかで利用できない場合、エラーを発生させることなく移行できるようになりました。
1148600729719、00959356 SAP スクリプトが Enterprise 11 Bot に対して無効の場合、レコーダー パッケージの [キャプチャ] アクションを使用して SAP オートメーションを追加または更新できるようになりました。
1148600639940、00770561 移行プロセスが失敗した場合は、[すべて移行] 画面に失敗のステータスが表示されるようになりました。以前は、デバイスの資格情報が無効なために移行プロセスが失敗した場合、画面には移行プロセスが進行中であることが表示されましたが、[監査ログ] は正しい状態を表示していました。
1148600840456 移行プロセスで、名前の最後に余分なスペース文字があるロジックを含む MetaBot を移行する際に、エラーが発生しなくなりました。
1148600786646、00808600、00822029 移行された Bot は、ブラウザのポップアップ ウィンドウでアクションを実行するコマンドが含まれていても、エラーを発生させることがなくなりました。
1148600777467 移行された Bot は、Automation 360 でチェックアウトされ、移行プロセスで追加された無効な式が含まれていても、エラーを発生させることがなくなりました。
1148600786002 必要な権限がすべて揃っていれば、Control Room から .atmx.mbot ファイルを削除できるようになりました。
1148600796725 Bot Scanner は、ウィンドウ タイトルが括弧内の変数で指定されている Bot をスキャンしてもエラーを発生させることがなくなりました。
1148600790861、00836849 移行した Enterprise 11 または Enterprise 10 Bot は、[ロジックの実行] コマンドを使用して MetaBot ロジックを実行し、そのロジックの場所がそのロジックを含むフォルダーまで指定されている場合に、エラーを発生させることがなくなりました。たとえば、Finance1 という名前の MetaBot を持っており、Metabots\Logics\Finance の場所にある MetaBot で利用できるロジック 1 を実行したいと考えます。以前は、ロジックの完全なパス (Metabots\Logics\Finance\Logic1) ではなく Metabots\Logics\Finance のみを指定すると、エラーが発生していました。
1148600804550 Enterprise 11Bot をチェックアウトしたユーザーのユーザー ID が Bot に含まれていても、Enterprise 11 本番環境から Automation 360 開発環境に Bot をインポートできるようになりました。
11486-- 次の文字を含む Bot を検索した場合、検索結果に Bot が表示されるようになりました。

r$@1&#klu%)((}{,'!~`$^&()_-+=[]

11486 00729393 Enterprise 11 からこのリリースに移行した後で、[オートメーション] ページの Control Room 公開ワークスペースで Bot サブフォルダーを表示できるようになりました。
11486 -- Enterprise 11 からこのリリースに移行した後で、リポジトリ管理 API を使用して [チェックイン] 権限のあるフォルダーから Control Room 公開ワークスペースに Bot をチェックインできるようになりました。API 応答コードに、「"upload": false」と表示されなくなりました。
11486 01032367、01066099 Bot デプロイ進捗ウィンドウの問題が修正されました。これまでは Bot が実行を完了した後でも、ウィンドウが長時間表示されていました (状況によっては 10 秒以上)。
11486 00826923、01081380、01259907 Enterprise 11 からこのリリースに移行した後、ワークロード API を AWS Lambda を通じて使用し、キューに作業項目を追加できるようになりました。StackOverflow エラーが Control Room ログに表示されなくなりました。
11486 00801810 Automation 360 オンプレミスをこのリリースに更新すると、Bot エージェント デバイスが接続状態を維持するようになりました。今後、C:\ProgramData\AutomationAnywhere\BotRunner\Logs\Node_manager.log ファイルで WebSocket エラーは発生しなくなります。

これまでは、Automation 360 v.19 (ビルド 8147) から Automation 360 v.21 (ビルド 9664) に更新すると、プロキシの構成を変更しなくても Bot エージェント デバイスが切断状態になり、WebSocket エラーが発生する問題が報告されていました。

11486 00831028、00830336、00827031、00832413、00833089、00833436、00832850、00839997、00849904、00857296、00831062、00833436、01140913、01145306、01252819、01127960、01256324、01257414、01258281、01263606 Active Directory で構成された Control Room をこのリリースに更新すると、[Windows でログイン] オプションを使用できるようになり、次のエラーが発生しなくなりました。java.lang.NoSuchMethodError
11486 00719407 オンプレミス のデプロイにおいて、クラスター内の Control Room ノードに複数の IP アドレスを設定した場合、プライマリ IP アドレスが自動的に設定されるようになりました。cluster.properties ファイルで、プライマリ IP アドレスを手動で設定する必要がなくなりました。
11486 Bot エージェント をインストールしている場合、ディスク容量が足りなくなって [ディスク領域不足] ウィンドウで [OK] をクリックすると、ウィザードで [セットアップの種類] ウィンドウに戻り、Bot エージェント のインストールをキャンセルすることができます。

これまでは、[ディスク領域不足] ウィンドウで [OK] をクリックすると、ウィザードにより複数のウィンドウが表示されていました。

11486 -- Bot エージェント が以前のリリースからこのリリースに自動的に更新されると、Bot の実行、Control Room でのデバイス設定の構成、Control Room の更新など、さまざまな操作を同時に実行することができます。タスク マネージャーから Bot エージェント サービスを再起動する必要はありません。
11486 00781135 ユーザー デバイスで Bot エージェント をインストールした後、Bot エージェント を再起動する際、グローバル キャッシュ フォルダー (C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\) は削除されなくなりました。
11486 00709309、00766163 これで Linux にインストールされている Control Room をこのリリースにアップグレードできるので、Elasticsearch サービスが正常に起動できるようになりました。以前は、サービスが開始されないためにアップグレードが失敗し、以下のメッセージが表示されていました: 証明書の取得プロセス中に Elasticsearch サービスの起動に失敗しました。
11486 00742074 マルチユーザー デバイスを使用するように設定されたユーザーへのライセンス割り当てによって、Unattended Bot Runner で同時に Bot をデプロイできるようになりました。
11486 00822176 マルチユーザー デバイスで、カスタム ポートを使用する RDP セッションを作成できるようになりました。以前は、マルチユーザー デバイスで RDP ベースのデプロイにカスタム ポートを使用するように設定すると、デプロイが失敗するという問題がありました。
11486 00806583、00805381 デバイス上で RDP ベースのデプロイを行う場合、デバイスごとの RDS ライセンスのために Windows サーバーに接続しても FreeRDP は失敗しなくなりました。
11486 -- イベント トリガーを使用して Bot をデプロイし、Bot エージェント を自己の非管理者ユーザーまたはローカル管理者ユーザーでデバイスにインストールすると、Bot エージェント が自動的に更新されるようになりました。デバイスが切断済みとして Control Room に表示されなくなります。
11486 00803434 リクエストのルーティング用のホスト ヘッダーのカスタム ルールを用いたロード バランサーでの Jetty HTTP クライアントの動作変更に関する問題が解決されました。デバイス登録は失敗せず、ポート番号のホストへの追加が、デフォルト ポートの使用時に行われるようになりました。
11486 00815334 Control Room へのログインおよび Cloud Control Room での Bot の編集と実行に関するパフォーマンスの問題が修正されました。
11486 00543141、00674098、00714238、00744991、00750325) Splunk の統合と syslog の強化により、監査ログをリモートの Splunk サーバーに転送したり、Splunk のダッシュボードで監査ログを表示したりできるようになりました。
11486 00776569 実行した Bot にエラーが発生した場合、適切な前処理または実行時エラー メッセージが表示されるようになりました。以前は、Bot にエラーが含まれていなくても、Bot が空であっても、前処理やランタイムのエラー メッセージが表示されていました。
11486 00781638、00805371、00804784 チェックアウトされた Bot とそのクローンに関する問題が解決されました。ユーザーが Bot をチェックアウトし、変更を加え、Bot をチェックインしたとき、別のユーザーの非公開ワークスペースで Bot のクローンが変更とともに更新されるようになりました。
11486 00784252 Control Room 管理者権限を持たず、Bot でサブフォルダーの Cloud Control Room 公開ワークスペースにチェックインする場合、Control Room での Bot フォルダーの読み込みに時間がかからなくなりました。
11486 00786716、00801631、01189873 ブラウザ パッケージの [ダウンロード] アクションを使用して Web の URL からファイルをダウンロードする場合、エラーが発生しなくなりました。以前は、Web の URL の最後にバックスラッシュがあったり、最初や最後にスペース文字があったりすると、Bot はファイルのダウンロードに失敗していました。
11486 00783197、00818698、00820666 数値パッケージ の [代入] アクションを使用して既存の数値変数に小数を代入しても、マシンのデバイス ロケール設定にかかわらず、エラーが発生しなくなりました。
11486 00778496 Bot アーカイブの [Bot] フォルダーに [システム] という名前のフォルダーが作成されていても、アーカイブを公開ワークスペースに正常にインポートできるようになりました。
11486 00774026 [CSV/TXT] > [開く]アクション[タスク Bot] > [実行] アクションを使用して、日本語を含む名前のファイルや Bot を検索した時に、問題が発生することはなくなりました。
11486 00761035、00786113 [レコーダー] > [キャプチャ] アクションを使用して、ツリー ビューを持つウィンドウ上のオブジェクトをキャプチャし、[プロパティを取得] アクションを使用してオブジェクトの [項目名] プロパティを取得できるようになりました。以前は、Bot 実行時に、レコーダーはウィンドウ上のオブジェクトを正常にキャプチャしますが、そのオブジェクトの項目名を出力に取り出すことができませんでした。
11486 00763925 文字列パッケージの [分割] アクションを使用して、Unicode 文字の任意の組み合わせを持つ元の文字列を分割しても、エラーが発生しなくなりました。
11486 00767074 Internet Explorer で、[ブラウザ] > [開く] アクションを使用して新しいウィンドウやタブを開くと、その新しいウィンドウやタブが、管理者以外が開いている他のウィンドウの前に表示されるようになりました。
11486 00819664 SOAP Web サービス アクションを使用して Bot を作成できるようになりました。SOAP レスポンスの内部要素に XML ドキュメントがある場合、XML コールは破損したデータを返さなくなりました。
11486 00748494、00829735、01018622 E メール トリガー含む Bot をデプロイする際に問題が発生しなくなりました。これで、E メール メッセージが送信されるたびに Bot がトリガーされ、正常に実行されるようになりました。以前は、E メール トリガーは、初めて E メール メッセージを送信したときにのみ動作し、それ以降の E メール メッセージでは Bot はトリガーされず、実行されませんでした。
11486 -- Control Room の [ホーム] ダッシュボード ページの [TaskBot の実行数] メトリックにおいて、正しいカウントが表示されるようになりました。これまでは、同じ Control Room から Bot を実行した場合でも、[TaskBot の実行数] メトリックはカウントをゼロとして表示していました。
11486 00824309 データベース パッケージの [ストアド プロシージャを実行] アクションで、[パラメーターを追加] をクリックして入力パラメーターまたは出力パラメーターを指定したとき、パラメーター タイプ フィールドのラベルが [パラメーター タイプ] として表示されるようになりました。以前は、パラメーター タイプ フィールドのラベルが正しく表示されませんでした。
11486 00810212 タスク Bot パッケージの [実行] アクションを使用して、[結果を変数に保存] フィールドで [複数の変数] オプションを選択すると、変数名は正しい文字で表示されるようになりました。以前は、変数名が大文字で作成されていても、小文字で表示されていました。
11486 00796913、00836389 E メール パッケージから [すべて移動] アクションを使用して、複数の E メール メッセージを受信箱から別のフォルダーに移動することができるようになりました。以前は [すべて移動] アクションは、ディスク ストレージの容量が不足していたため、大量の E メールを処理できませんでした。
11486 00798673、00815700 データベース [接続] アクションを使用し、Windows 認証を使用する接続文字列を入力して、36 文字を超える入力パラメーター値を有する [ストアド プロシージャを実行] アクションを実行する場合、エラーが発生しなくなりました。以前は、入力パラメーター値の長さが 36 文字を超えるとエラーが表示されていました。
11486 00799450 SAP エディターで Excel のスプレッド シートを開いて、同時に Excel の高度な操作パッケージの [開く] アクションを使用して Excel ファイルを開いた場合、Bot を実行して Excel ファイルが正常に開かれると、エラーは発生しなくなりました。以前は、SAP エディターで開いた Excel ファイルはデフォルトのウィンドウとみなされていたため、Bot を実行すると、Excel ファイルを開くことができないというエラーが表示されていました。
11486 00794102 REST Web サービス パッケージで、[変数に出力を代入] フィールドの下の記述が、以下の言語で正しく翻訳されるようになりました。
  • 日本語
  • フランス語
  • イタリア語
  • ポルトガル語 (ブラジル)
  • 簡体字中国語
以前は、説明文はこれらの言語に正しく翻訳されていませんでした。
11486 00788920、00796452 E メール パッケージで、[接続] アクションを使用して [Outlook] または [IMAP] サーバーに接続すると、.eml ファイル形式の添付 E メールを正常にダウンロードできるようになりました。以前は、.xlsx と .eml のファイル形式の添付 E メールがあった場合、.xlsx ファイルのみがダウンロードされていました。
11486 -- Any サブタイプで Dictionary 変数を作成し、[日時] をデフォルト値として選択した場合、時間アイコンをクリックすると、ドロップダウン リストに時間の値が表示されるようになりました。以前は、時間アイコンをクリックしてドロップダウン リストから時間を選択しても、値が表示されませんでした。
11486 00746630 [ループ] のある Excel の高度な操作 を使用して新しいタスクを作成できるようになりました。[反復子] リストから [ワークシート (Office 365 Excel) 内の各行] オプションを選択し、Record 型変数を作成して、Bot を実行できます。同じ Bot を編集し、[反復子] リストから [ワークシート (Excel Basic および Excel Advanced) 内の各行に以下の処理が実行されます] オプションを選択する場合、エラーが発生しなくなりました。以前は、Bot 実行時に前処理エラーが表示されていました。
11486 00762978 [Windows] > [閉じる] アクションを使用し、アクティブ ウィンドウを閉じるために、ウィンドウ タイトルとして [現在有効] を選択した場合、Bot を実行すると、マシン上にアクティブなウィンドウがなくても、[Windows のシャットダウン] ポップアップが起動しなくなります。
11486 00805654 [文字列] パッケージの [分割] アクションによって、[任意] の変数型を選択して出力値を保持できるようになりました。以前は、[リスト] 変数しか選択できませんでした。
11486 00761189、00764563、00785751、00794273、00835194) Excel の高度な操作 パッケージの [マクロを実行] アクションに関連するパフォーマンスの問題が修正されました。
11486 00796120 [データ テーブル] > [ソート] アクションを使用して列をソートするとき、その列に値が含まれていない場合は、Bot は想定どおりに実行され、動かなくなることはありません。以前は、Bot を手動で停止する必要がありました。
11486 00830011 Excel の高度な操作 パッケージでは、Excel シートで [次の空欄のセルに移動] アクションを実行しても、システムがメモリ不足になることはなくなりました。
11486 00765210、00790641 [Excel の高度な操作] > [開く] アクションを使用して、ピボット テーブルを含む Excel ファイルを開いても、エラーが発生しなくなりました。
11486 00776021 Excel の高度な操作 パッケージの [開く] アクションを使用して Excel ワークブックを開くと、ワークブックに無効なリンクがある場合でも Bot が想定どおりに実行されるようになりました。
11486 00692220、00785965、00798035 Excel の高度な操作 パッケージの [データ テーブルから書き込み] アクションに関連するパフォーマンスの問題が修正され、アクションは大量のデータを含む Excel シートでのパフォーマンスが向上しました。
11486 00808137 [日付] の条件における [開始日] と [終了日] の形式は、[ファイルとフォルダー] パッケージ の次の アクション では [MM/dd/YY] に更新され、[dd] は日付を正しく表示するようになりました。
  • ファイル パッケージ
    • [デスクトップ ファイルをコピー] アクション
    • [削除] アクション
    • [印刷] アクション
    • [複数のファイルを印刷] アクション
    • [名前を変更] アクション
  • フォルダー パッケージ
    • [コピー] アクション
    • [削除] アクション
    • [名前を変更] アクション

以前は、[開始日] と [終了日] の形式は [MM/DD/YY] となっていて、[DD] は日付ではなく、その年の日数を表していました。

11486 -- 次の アクション のシーケンスで Bot を実行すると、シーケンスの最後にファイルが正常に削除されるようになりました。
  1. [CSV/TXT] > [開く] アクション.csv ファイルを開く
  2. 別のループ アクション 内のループ アクション を使用して、.csv ファイルから値を取得する
  3. [CSV/TXT] > [閉じる] アクションを使用してファイルを閉じる

    ここでは、すべての アクション が同じ [デフォルト] セッションを使用します。

  4. [ファイル] > [削除] アクションを使用してファイルを削除する

以前は、Bot で [デフォルト] セッションを閉じることができないためにこのファイルは削除されませんでした。

11486 01164436、01209626、00975390、01080879、01254846、01256132、01255004、01263774.01253240 レコーダー パッケージの 2.4.0-20211118-080716 バージョンを使用し、Google Chrome または Microsoft Edge Chromium ブラウザの HTML テクノロジーでコントロールをキャプチャして Bot を実行しても、エラーが発生しなくなりました。以前は、レコーダー パッケージの 2.3.0-20210806-215200 バージョンを使用すると、Bot は失敗し、「コントロールが見つかりません。検索条件が一致しませんでした」というメッセージが表示されていました。
11486 00818990 レコーダー パッケージの [アンカーをキャプチャ] オプションが、Citrix XenApp アプリケーションでサポートされるようになりました。Bot 実行中のユーザー インターフェースで、アンカーを選択してオブジェクトを検索し、それに基づいてアクションを実行できるようになりました。
11486 00782962 複数の Excel シートをループし、ループ内でのキーボード操作によりコピーした値を別の Excel シートに貼り付けた場合に、エラーが発生しなくなりました。以前は、ループ内で複数の Excel シートを開いたり閉じたりすると、Bot は、キーボード操作 アクション を実行するための適切な Excel シートを特定できませんでした。
11486 -- テキスト ファイルのエンコーディングが次のいずれかに設定されている場合、[文字列] > [テキスト ファイルから文字列をインポート] アクションを使用して、Bot の実行時にテキスト ファイルから値を読み取ることができるようになりました。
  • UTF-16BE
  • UTF-8
  • ANSI
  • Window-1251
  • UTF-16LE
  • Shift-JIS
11486 -- Linux で Control Room を以前のバージョンから Automation 360 v.21 に更新すると、Control Room は更新済みのインターフェースを表示するようになります。以前は、Automation 360 v.21 に更新しても、Control Room は以前のバージョンの古いインターフェースを表示し続けていました。
11486 00816941 作業項目テンプレートの作業項目列で選択されたソート順に基づいたキューで Bot を実行できるようになりました。以前は、Bot は、作業項目がキューに挿入された順番に基づいてデプロイされていました。
11486 00804330、00822092 Bot がユーザー デバイスにデプロイされた後、[実行履歴] ページ ([マネージ] > [スケジュール設定済み]) に Bot の正しい実行履歴の詳細が表示されるようになりました。
11486 -- Control Room で [キューを使用して Bot を実行] を使用した後にワークロード オートメーションを一時停止および再開すると、監査エントリが [監査ログ] ページにキャプチャされるようになりました。
11486 00803717 Control Room の [履歴アクティビティ] ページの [変更者] 列に、ユーザー デバイスで Bot をスケジュール設定したユーザーの名前 (Bot Creator または Bot Runner) が表示されるようになりました。以前は、この列には最新の Bot ユーザーのユーザー名が表示されていました。
11486 -- ワークロード BotControl Room からデプロイする場合、[管理者として実行] オプションを用いて、昇格された特権でワークロードの自動化を実行できるようになりました。
11486 00780635、00791587、00795559、00795632、00797130、00797113、00791783、00765770、00826805、01859661 以前のリリースから更新する際、シングルノード環境、またはマルチノード環境で設定された Control Room からスケジュールが消えてしまうことはなくなりました。また、以前に非アクティブ化したスケジュールが消えることはなくなり、更新後に自動的に再アクティブ化されるようになりました。
11486 00974353 キューに関連付けられた Bot が削除できなくなるので、ワークロード BotBot Runner デバイスにデプロイできるようになりました。これまでは、キューでの実行中にワークロード Bot を削除する権限がユーザーに与えられていました。
11486 00830546、01181402 ワークロードの自動化のために作業項目を挿入しても、Apache Ignite StackOverflow エラーは発生しなくなり、Control Room サーバーが停止することもなくなりました。
11486 01021889 Control Room から Bot をスケジュール設定またはデプロイする際には、Bot の実行に失敗した場合は、E メール通知が送信されるようになりました。以前は、Control Room 管理者が Control Room で [タスク Bot の実行に失敗して停止した場合] の設定を有効にしていても、E メール通知は送信されませんでした。
11486 00949288 スケジュール設定済みの Bot は [アクティビティ] ページに [保留中の実行] ステータスが断続的にスタックされることがなくなり、その後に実行がスケジュール設定済みの Bot がキューでスタックすることはなくなりました。
11486 01253045、01256337 スケジュール設定済みの各 Bot は、1 日に 1 回、Bot Runner デバイスにデプロイされるようになりました。以前は、一部のスケジュール設定済みの BotBot Runner デバイスに 2 回デプロイされていました。
11486 00750399 複数の Citrix アプリケーションがインストールされた Citrix サーバー上で XenApp として動作する Microsoft Internet Explorer からオブジェクトをキャプチャできるようになりました。
下表では、現在のリリースで特定されている制限事項を示しています。
本リリースでの制限事項
Enterprise 11 で、Bot がウィンドウ変数を使用している場合、ウィンドウ タイトルの値がアプリケーションのウィンドウ タイトルと全く同じ大文字と小文字を使用していない場合、移行後に Bot は実行に失敗します。

回避策: この問題が修正されている Automation 360 v.26 リリースに移行することができます。または、ウィンドウ変数のウィンドウ タイトルの大文字と小文字を対応するウィンドウ タイトルの大文字と小文字に確実に一致するように変更し、Bot を移行します。

Windows コントロールの管理 アクションを使用していた Bot を移行すると、移行後に高さの値の最後の桁が利用できなくなります。ただし、Bot は正常に実行されます。(Service Cloud ケース ID: 01756996)
SAP で Excel セッションがアクティブになると、対応する Excel プロセスがバックグラウンドで開始します。このようなシナリオの場合、Automation 360 は、SAP が開始した Excel プロセスと同じ Excel プロセスを使用します。スプレッドシート データを自動化する Bot を実行すると、Automation 360 は最初のリクエストを正常に処理します。しかし、実行中に Excel が閉じられ、スプレッドシート データを自動化するための後続のリクエストが送信された場合、Automation 360 はリクエストを処理しません。Excel プロセスは SAP によってまだアクセス中であるためです。したがって、スプレッドシート データを自動化するための正しいウィンドウがアクティブ化されません。(Service Cloud ケース ID: 00815159)
Bot を実行すると、Control Room の [ホーム ダッシュボード] ページの [TaskBot の実行数] メトリックに正しいカウントが表示されません。たとえば、[ホーム ダッシュボード] ページにタスク Bot の実行数が 39 と表示されている場合、Bot を実行すると、カウントに 40 ではなく 42 と表示されます。
(Service Cloud ケース ID: 01753337) 「進行中」テーブルでは、列のソート機能を使用して、項目を昇順または降順で一覧表示することはできません。
移行後、セッションを共有する親子 Bot を実行し、異なる DLL パッケージバージョンを使用した場合、Bot が実行時エラー メッセージの表示を伴い失敗することがあります。
  • ネストの IFrame は、Google Chrome および Microsoft Edge Chromium ブラウザではサポートされていません。
  • アプリケーションまたはページでアクションを実行した後、実行時にアプリケーションまたはページにフレームが追加され、フレームが読み込まれても、ページが更新または再読み込みされていない場合、手動でそのページを更新しない限り、アプリケーションのフレームまたはページの要素をキャプチャまたは再生することはできません。
(Service Cloud ケース ID: 00988580、01200161) Enterprise 11 から Automation 360 に移行すると、一部の Bot と依存関係を Control Room 公開ワークスペースに [チェックアウト] できなくなる可能性があります。

回避策:BotControl Room の [公開] ワークスペースにチェックアウトします。そうすると、依存関係のクローンが自動的に作成されます。

詳細については、「バージョンがないため、子の依存関係とチェックアウトできない (A-People のログインが必要)」を参照してください。

Automation 360 オンプレミスの v.20 または v.21 からこのリリースに直接更新する場合、次のシナリオにおいて、一部の Bot Runner マシンでの Bot エージェントの更新時に問題が発生する可能性があります。
  • Control Room の更新後、デバイスのステータスが変化し続けて Bot エージェント が自動更新に失敗します。
  • 埋め込みリソース ファイルがない場合は、レコーダー がユーザー インターフェース要素を認識しなかったり、Google Chrome ブラウザで単一のオブジェクトをキャプチャしなかったりします。

回避策: このリリースへの更新をする前に、次の Bot エージェント のファイルとフォルダーを削除してください。

  • C:\Windows\System32\config\systemprofile\AppData\Local\AutomationAnywhere\AA-DB.mv.db
  • C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCache\embedded-resources

詳細については、「「device.connection.lost」で、Control Room のアップグレード後に Bot エージェントの自動更新が失敗する (A-People のログインが必要) | Google Chrome ブラウザでレコーダーが GUI 要素を認識できない (A-People のログインが必要)」を参照してください。

場合によっては、依存関係をフィルタリングした後に BotControl Room 公開ワークスペースに [チェックイン] すると、Bot をエクスポートするときに、フィルタリングされたデータではなく、すべての依存関係が表示されます。
(Service Cloud ケース ID: 00773700) 1 つの If コマンドに 96 以上の条件が含まれている Bot の移行は、移行プロセスが失敗します。

回避策: Enterprise 11If コマンドを 2 つの If コマンドに分割し、更新済みの Bot を移行します。

内部に エラー処理アクション (試行/キャッチ) を備えた無効な JSON タグを持つ Bot を作成し、[設定] > [Bot] ページで [Bot 検証サービス] を有効 (ON) にすると、Bot を実行する際に、Bot は前処理エラーのために失敗します。

回避策: Bot エディター で、Bot を開くとエラーが表示されます。コードの任意の行を選択してクリックし、編集して保存します。たとえば、[コメント] アクションを使用して Bot を作成した場合、[コメント] アクションを選択してクリックし、コメント ボックスにスペースを入力して編集し、その後 [保存] をクリックします。Bot を実行しても、前処理エラーが表示されなくなりました。

SOAP Web サービス では、[生データ] パラメーターを選択し [Build Xpath] オプションを使用して SOAP レスポンスから値を抽出しますが、XML 出力を変数に格納することはできません。

回避策: 選択したレスポンスで [Build Xpath] オプションを使う代わりに、手動で Xpath 式を入力します。

Linux 環境で安全な SQL 接続を確立しようとする際に、[データベース構成] > [安全な接続] フィールドで [有効にする] オプションを選択すると、Linux インストーラーが SSL 証明書のインポートに失敗し、接続が失敗します。

回避策: [データベース構成] > [安全な接続] フィールドで、[無効にする] オプションを選択します。Linux インストーラーが安全な SQL データベース接続を確立できました。

Linux 環境において、Automation Co-Pilot on the web のファイル アップロード機能が、アクセスが拒否されるエラーで失敗します。このエラーは、ファイル保存用の filestorage ディレクトリが自動的に作成されないために発生します。
回避策: Automation 360 のリポジトリ パスに filestorage ディレクトリを作成し、次の手順に従って適切な権限を割り当てます。
  1. Automation 360 のリポジトリ パスに移動します。/opt/automationanywhere/automation360/appdata/Server Files
  2. Linux コンソールで次のコマンドを入力します。
    1. sudo mkdir storageservice
    2. sudo chown -R crkernel:controlroom storageservice
    3. sudo chmod -R 775 storageservice
以前のバージョンから Control Room を更新すると、[ホーム] ダッシュボード ページの [TaskBot の実行数] メトリックに、以前のバージョンで実行されたタスク Bot の履歴カウントが表示されません。更新された Control Room から実行されたタスク Bot のカウントのみが表示されます。
Internet Explorer モードの Microsoft Edge Chromium で実行されているアプリケーションのオブジェクトのキャプチャに レコーダー を使用する場合、アプリケーションに目的の要素が存在するかの確認は Botレコーダー 条件を用いて行われ、この条件の結果に応じてアプリケーションの UI 要素のキャプチャが試行されて Bot が実行されます。ところが レコーダー 条件においてアプリケーションで UI 要素が特定できないため、その後 Bot は常に次の アクション に移動することになります。

回避策: 代替策として、画像認識 条件を用いてアプリケーションの UI 要素を特定します。

[共有クリップボードにコピー] オプションによる Bot 間のフォーム変数のコピーは、サポートされていません。

次の表に、以前のリリースの制限事項のうち、このリリースでも該当するものを示します。

以前のリリースからの制限事項
[外部キー ボルト統合] で外部キー ボルトを構成し、Windows インストーラーの [データベース サーバー] ページでデータベース認証に [SQL 認証] モードを選択して Control Room (オンプレミス) をインストールすると、インストールが失敗し、次のエラー メッセージが表示されます。「Control Room データベース テーブルを作成できません」。

回避策: 外部キー Vault にデータベースの資格情報を追加し、これらの資格情報をデータベース構成に使用します。

Windows for オンプレミス Google Cloud Platform VM で新しく作成した Control Room ユーザーが、パスワードを変更できません。[パスワードを変更] 画面では秘密の質問オプションを使用できないため、パスワードを保存しようとすると、Control Room にエラーが表示されます。

回避策: ページを更新してパスワードをもう一度変更します。

(Service Cloud ケース ID: 00837271) 大量のリポジトリ データを持つデータベースを使用して Enterprise 11 から移行する場合、インストールに失敗することがあります。この問題は、移行中にいくつかの SQL クエリの Liquibase 更新が完了しないために発生します。

回避策: Automation Anywhere のサポートにお問い合わせください。

セキュリティ上の修正
Service Cloud ケース ID 説明
00836486、00942844、01264029 資格情報を用いたキャッシュ用モジュールを無効にしました。

Automation Co-Pilot (Automation Co-Pilot for Business Users)

最新情報
リクエストのクエリおよびタスクのクエリ アクションでの新しいクエリ フィルタ

[AARI Web] パッケージの [リクエストをクエリ] および [タスクをクエリ] アクションで利用できる新しいフィルタを使用して、Automation Co-Pilot Web インターフェースのチーム名でリクエストのクエリとタスクのクエリをフィルタリングできるようになりました。

チーム名フィルタ

タスクやリクエストは、Web インターフェースの [タスク] ページと [リクエスト] ページで、チーム名によってそれぞれ絞り込むことができます。フィルタから [チーム] のラベルを選択し、チーム名で検索してタスクやリクエストに割り当てられているチームを表示します。

リクエストのフィルタと検索 | タスクのフィルタと検索

監査ログのサポート (Service Cloud ケース ID: 00801166)

監査ログを表示して、作成、削除、更新、送信、復旧したリクエスト、チーム、スケジューラー、プロセス設定、Bot 設定、ヒューマン タスク、Bot タスクに関するイベントを参照できるようになりました。

監査ログ

ヒューマン タスクにおけるユーザーのタスク割り当ての強化
プロセス エディターでは、[ヒューマン タスク] の [このタスクを自動的に割り当てる] オプションには、次のような選択肢があります。
  • リクエストを作成したユーザー: このタスクは、Web インターフェースでリクエストを作成するユーザーに自動的に割り当てられます。
  • このタスクを開くユーザー: このタスクは、Web インターフェースでタスクを開くユーザーに自動的に割り当てられます。
この機能は、タスクを開くアクションがタスクを自分に割り当てることと同じ 検証ツール のような特殊なユーザーの場合は特に、自分にタスクを割り当てる際の競合を減らすのに役立ちます。
チーム設定の機能強化
同じような役割 (カスタム ロール) を持つ複数のユーザーを、Web インターフェースで同時に Automation Co-Pilot チームに追加できるようになりました。Control Room のカスタム ロールは、Automation Co-Pilot Web インターフェースのチームと一致し、強化されたチーム設定は以下のように機能するようになりました。
  • ロールで追加されたユーザーは、チームの [メンバー] ロールが割り当てられます。ロールは、[所有者] または [管理者] に変更することはできません。
  • これらのユーザーを、[チーム] ページの [ユーザー] タブに表示することはできません。
  • ユーザーがロールの一部であると同時にチームに手動で追加された場合、チームでのロールは、手動で割り当てられたロールと同じになります。たとえば、ユーザーがメンバーである場合、そのユーザーは引き続き [メンバー] ロールを持ち続け、ユーザーが所有者の場合は [所有者] ロールが割り当てられます。
  • ユーザーがロールに属さなくなった場合、そのユーザーはチームにも属さなくなります。

また、その [チーム] ページは、上部にナビゲーション オプションが追加され、さまざまなタブ ([一般]、[ユーザー]、[ロール]、[プロセス]、[Bot]) をナビゲートできるようになりました。[一般] タブ、[ユーザー] タブ、[ロール] タブを使用してチームを作成し、そのチームにユーザーを追加します。[プロセス] タブと [Bot] タブにはそれぞれチームに割り当てられたプロセスと Bot が表示されます。

チーム管理 | チームの作成とチーム メンバーへのチーム ロールの割り当て

Bot 設定のサポート

Automation Co-Pilot 管理者は [Bot 設定] ページを使用して、チームに割り当てられている Bot を表示したり、チームを Bot に割り当てたり、Bot を編集して、チームの削除や再割り当てを行ったりできます。公開ワークスペースにチェックイン済みのすべての Bot を表示することができる Attended Bot Runner は、Automation Co-Pilot Desktop Assistant でチームに割り当てられている Bot を表示できるようになりました。

Bot Runner ユーザー向けの Bot の設定

フォーム ロゴの機能強化

[フッターのロゴ] フィールドを使用して、Bot の実行時にフォームのフッターに表示されるロゴを 2 つまで選択できるようになりました。

さまざまなフォーム要素へのルールの追加
フォーム ビルダーでフォームを作成または編集しているときに、[フォームのルール] タブを使用して、以下のフォーム要素にルールを追加できるようになりました。
  • チェックボックス
  • 日付
  • ドキュメント
  • ドロップダウン
  • ラベル
  • 数字
  • パスワード
  • ラジオボタン
  • リッチ テキスト エディター
  • テキスト領域
  • テキストボックス
  • 時間

[チェックボックス] 要素と [ラジオボタン] 要素では、対応する事前設定が選択済みの場合にのみ、ルールがトリガーされます。たとえば、フォームに [はい] と [いいえ] のような 2 つの相互に排他的な選択肢がある場合、これらのオプションに関連するルールは、2 つのオプションのうちの 1 つを選択したときにのみトリガーされます。

フォーム要素へのルールの追加

トリガーの更新

Bot の実行には以下のトリガーが利用可能です。

  • プロセス トリガー: Microsoft Windows で指定されたプロセスの状態が、以下の事前設定条件のいずれかを満たしたときに Bot を開始します。
    • 開始
    • 停止

    プロセス トリガーの追加

  • サービス トリガー: Microsoft Windows で指定されたサービスの状態が、以下の事前設定条件のいずれかを満たしたときに Bot を開始します。
    • 開始
    • 停止
    • 再開
    • 一時停止
    • 実行中
    • 停止済み
    • 一時停止中

    サービス トリガーの追加

  • ウィンドウ トリガー指定されたアプリケーション ウィンドウが、以下の事前設定条件のいずれかを満たしたときに Bot を開始します。
    • 開く
    • 閉じる

    ウィンドウ トリガーの追加

変更内容
[リクエストを作成] パッケージの機能強化

[リクエストを作成] パッケージで、リクエストを作成したい公開プロセスを参照して選択することができるようになりました。今回の機能拡張により、公開プロセス URI の Automation Co-Pilot 管理者に問い合わせることなく公開プロセスを選択し、URI を手動で入力できるようになりました。この機能により、初期のフォーム フィールドのマッピング処理の入力が簡単になります。

Process Composer パッケージ

修正
Service Cloud ケース ID 説明
00800192 E メール サーバーが POP3 の場合でも、E メール トリガーを使用して問題なく Bot を開始できるようになりました。
00801428 Gmail アカウントに E メール トリガーを追加することで、新規の E メールに対して Bot を開始することができるようになりました。
00736309、00765069、00784362 .csv.xlsx、または .xls 形式のドキュメントについては、ドキュメントが変更された時にファイル トリガーを使用して Bot を開始することができるようになりました。
00796697 Bot をチェックインすると、関連する非公開イベントのトリガーが保持されるようになりました。
00802427 Bot Creator ライセンスを用いることで、自分に割り当てられたロールや他のライセンスとは無関係にすべてのリクエストとタスクを表示できるようになりました。
00829282 Web インターフェースでリクエストを作成すると、Bot が適切に実行され、Bot の処理を妨げるアイドル状態などの処理上の問題は発生しません。
-- 1 つの処理でフォームのテキスト ボックス要素が 4 つ以上入力されている場合、テキスト ボックス要素の状態に関わらず、ドキュメントがドキュメント ビューアーに正しく表示されるようになりました。以前は、ドキュメントが表示されませんでした。
-- [要求] タブからリクエストを削除して、ごみ箱に送信すると、[タスク] タブの関連タスクが削除されます。
-- [日付] および [Boolean] タイプの [If/Else] 条件を使用すると、Bot とプロセスの間で条件を検証するパリティが存在するようになりました。また、[文字列] タイプの [If/Else] 条件でターゲット値を空にすることができるようになりました。これまでは、[日付] および [Boolean] タイプの条件の検証はプロセスで使用されている場合にサポートされておらず、ターゲット値を空にすることはできませんでした。
-- [ヒューマン タスク] の [ハイパーリンク] 要素に関する問題が修正されました。[ハイパーリンク] 要素は、次の動作で正しく機能するようになりました。
  • 設計時またはプロセスから渡された際にハイパーリンク URL が空の場合、ハイパーリンクは使用できなくなりました。これまでは、ハイパーリンクは Control Room ドメインに設定されていました。
  • [ハイパーリンク] 要素が読み取り専用の [ヒューマン タスク] で使用されている場合、データはプロセス エディターからフォームに渡されます。これまでは、プロセス エディターからのデータは無視されていました。
-- フォームの [時間] 要素で、[フォームが最初に表示される時、ローカル時刻を使用する] と [フィールドを必須にする] オプションが選択されている場合、システム時刻がデフォルト値として扱われ、初期フォームで変更できるようになりました。
下表では、現在のリリースで特定されている制限事項を示しています。
本リリースでの制限事項
Web インターフェースには、[警告を設定] アクション、[チェックボックス] の [エラーを設定] アクション、[ドロップダウン]、[ラジオボタン]、[リッチ テキスト エディター] 要素がありません。
[日付] と [時間] 要素では、日付と時間がルールに含まれている場合、ルール フォーマットを変更してもルール セクションには反映されません。そのため、その日時を含むルールを処理しようとすると、Bot の実行に失敗します。

回避策: ルール エディターを開き、対応するルールを展開すると、保存する前にカレンダーからそれぞれのデータ値を選択することができます。日付と時間の要素がルールの一部として含まれた後は、フォーマットを変更しないでください。また、古い日時の要素を削除することもできます。

フォームの [ファイルを選択] 要素を用いて [フィールドを編集不可にする] オプションを選択しても、要素は編集可能なままになります。

[AARI Web] パッケージの [チームメンバー] コマンドを使用して Bot を実行すると、例外エラーが表示されます。
Web インターフェースの Automation Co-Pilot では、Bot の [フォーム] タイプを使用して変数を作成する場合、[保存する] または [上書き] を選択しても、その変数を別の変数 Bot にコピーすることはできません。
ユーザーがロールによってチームのメンバーになっている (ユーザーが Control Room でロールに追加され、その後、そのロールがチームに同期された) 場合、ユーザーはリクエストやタスクの詳細のユーザー インターフェースで、更新された情報を見ることができなくなります。これは、[リクエスト] ページが自動的に更新されないことが原因です。

回避策: [リクエスト] ページを更新して、更新されたリクエストまたはタスクの詳細を表示します。

次の表に、以前のリリースの制限事項のうち、このリリースでも該当するものを示します。

以前のリリースからの制限事項
SDS セットアップで、ファイルをアップロードするリクエストを作成すると、アップロードが失敗し、「SecurityTokenInvalidException」というエラー メッセージが表示されます。

Discovery Bot

最新情報
シームレスに Bot エージェント をインストール

Bot エージェント をまだインストールしていない場合は、[プロセス] タブで Bot エージェント をインストールするよう求められます。画面の指示に従って、Bot エージェント をインストールしてください。インストール後、記録タスクを進めるために Chrome プラグインを有効にするよう求められます。

Discovery Bot の前提条件

自動生成オポチュニティの強化

少なくとも 1 つのプロセス記録が確認用に送信されると、自動生成されたオポチュニティの確認を、[オポチュニティ] タブから開始できるようになりました。自動生成されたオポチュニティを確認し、必要に応じて、自動生成されたオポチュニティからカスタム オポチュニティを作成することを選択します。

オポチュニティの確認、Bot への変換、PDD の生成

カスタム オポチュニティ確認用の新しい記録

Discovery Bot ユーザーがカスタム オポチュニティ用に送信した新しい記録を確認できるようになりました。カスタム オポチュニティのワーク フローの一環として、記録の更新を受け入れるか否かを選択できます。このオプションでは、ユーザーがそのプロセスのために記録を送信する際に、新しい記録をリアルタイムですばやく簡単に確認することができます。

オポチュニティの確認、Bot への変換、PDD の生成

[オポチュニティ] ページの強化

[オポチュニティ] ページが更新され、他のグラフとともにオポチュニティ エボリューション マップが表示されるようになったため、今後オートメーションのオポチュニティになりそうなデータを確認および分析するのに役立ちます。オポチュニティ エボリューション マップは、どのオポチュニティを最初に自動化すべきかを判断するのに役立ちます。

オートメーションのオポチュニティの分析

[記録] ページからの PDD ドキュメントのダウンロード

[記録] ページから PDD ドキュメントをダウンロードしてエクスポートできるようになりました。アナリストが確認するために記録を送信した後、PDD は自動的にバックグラウンドで処理を開始します。PDD が生成されると、フィールドが [PDD の処理] から [ダウンロード] に変わります。これで、ドキュメントを Word 形式、PDF、またはその両方でダウンロードすることができます。ビジネス ユーザーへの E メール通知もファイルの E メール アドレスに送信されます。また、[PDD を Word または PDF でダウンロード] は、[オポチュニティ] リストのテーブルからカスタム オポチュニティに利用することもできます。

オポチュニティの確認、Bot への変換、PDD の生成

修正
Service Cloud ケース ID 説明
--

Automation 360 v.21 で生成された PDD に対して、1 回の E メール通知を受け取れるようになりました。以前は、Automation 360 v.22 にアップグレードした際に、Automation 360 v.21 で生成された PDD に関する E メール通知が複数回届く場合がありました。

下表では、現在のリリースで特定されている制限事項を示しています。
本リリースでの制限事項

アップグレード中に、記録とオポチュニティの両方に対して、PDD ドキュメントが断続的に生成されなくなります。

回避策: エラーが表示されたカスタム オポチュニティのフローチャートを編集し、保存します。または、既存のオポチュニティから新しいオポチュニティを作成します。

お使いのシステムで利用可能なメモリにもよりますが、PDD (PDF または Microsoft Word 形式) では、最大 250 の記録済みステップをドキュメントに取り込むことができます。250 ステップを超えるプロセスが記録されている場合は、PDD 生成が定期的に機能しなくなります。

回避策: PDD を再生成して [ダウンロード] をクリックします。

ビジネス ユーザーおよびアナリスト向けの PDD PDF ドキュメントでは、[オポチュニティ名] フィールドおよび [ステップの説明] フィールドに入力された Unicode 文字が表示されません。

クラウド ユーザー: 自動生成されたオポチュニティやカスタム オポチュニティの場合は、[記録] テーブルでエラーが断続的に表示されます。

回避策: ページを更新して、[記録] テーブルを更新します。

変更を保存した後、ステップを追加または削除してプロセス ワークフローを更新した場合には、[概要] ウィンドウの値が更新されず、最新の変更が反映されないことがあります。

回避策: ページを更新して、[概要] ウィンドウでオポチュニティ値の最新の変更を含めます。

クラウド ユーザー: 250 ステップを超えるカスタム オポチュニティの作成はサポートされていません。

Linux ユーザー: PDD では、記録のフロー チャート セクションは表示されません。

オンプレミス のデプロイにおいて、自己署名またはワイルドカード証明書を Control Room のセットアップに使用すると、[プロセス] ページのロードに失敗します。

回避策: [プロセス] ページのロードに関係する Bot Runner マシンのすべてで、Control Room の証明書の更新または追加を Java 資格情報ストアに対して行います。

Control Room 証明書を Windows 資格情報ストアに追加

カスタム オポチュニティや記録には、断続的に発生する問題や PDD の生成中のエラー メッセージがあります。PDD にアクセスしてダウンロードすることができず、代わりに「PDD の生成中のエラー」エラー メッセージが表示されます。

回避策: カスタム オポチュニティに限っては、[名前を付けて保存] オプションを使用してワークフローに新規オポチュニティを作成するか、小さな変更を加えてワークフロー チャートを編集して保存できます。これで PDD の生成が正常に行われるようになります。

Discovery Bot は、テンプレートへの Bot 変換のみをサポートしています。オートメーション タスクを生成するには、Automation WorkspaceDiscovery Bot によって生成されたテンプレートを手動で更新または拡張する必要があります。(Service Cloud ケース ID: 01840856、01822803、01860950)

Discovery Bot の非推奨化される機能

非推奨化される機能を確認し、オートメーションがどのような影響を受けるか把握します。
Discovery Bot の集合および比較オプション

Discovery Bot の [プロセス] ページの [集合] タブおよび [比較] タブは、2021 年 6 月より非推奨となりました。[オポチュニティ] タブを使用すると、集約されたワークフローでプロセスを表示することができます。

IQ Bot

最新情報
Community Edition でリリースされたDocument Automation

Community Edition は、Document Automation バージョンから限定機能を提供するようになりました。このバージョンは、Community Control Room と統合されています。ラーニングインスタンスを作成すると、IQ Bot はデータを抽出してダウンロードするための RPA Bot とエンドツーエンドのプロセスを管理するための Automation Co-Pilot プロセスを自動的に作成します。検証が Automation Co-Pilot タスクで行われるようになりました。

IQ Bot Community Edition を使用して、英語の請求書からデータを抽出することができます。

Document Automation Community Edition

IQ Bot 標準フォームの機能強化
IQ Bot では、Standard Forms に関する以下の機能が強化されています。
  • テーブルからデータを抽出できるようになりました。
  • コンテナ デプロイが利用できるようになりました。

Standard Forms での IQ Bot の使用

CyberArk のサポート
オンプレミス インストール プロセスで、ユーザーは CyberArk に接続して、IQ Bot データの暗号化と復号化のためのカスタム キーを保存できるようになりました。
注: この機能は新規にインストールした場合のみ利用可能です。

カスタム モードで IQ Bot をインストール

クラシファイアの強化

ラーニングインスタンスでカスタム ドキュメント グループを作成できるようになりました。これにより、OCR がドキュメント内のフィールドを検出できず、クラシファイアが不必要にドキュメント グループを作成したり、誤ったグループにドキュメントを送信したりする可能性を減らすことができます。

分類子について

購入およびアップロードされたページ数の表示

IQ Bot ダッシュボードに、現在のライセンス期間中に購入されたページ数とアップロードされたページ数が表示されるようになりました。

ダッシュボードの確認

変更内容
(Service Cloud ケース ID: 00656822) Credential Vault 統合が IQ Bot のパスワードに使用できるようになりました。
修正
Service Cloud ケース ID 説明
00727633 ラーニングインスタンスのインポートまたはエクスポートする際に、分類エントリの重複が発生しなくなりました。
00768600、00783773、00815546、00795424、00788180 既存の IQ Bot アーカイブ (IQBA) ファイルをインポートする際に、問題なく [上書き] オプションを使用できるようになりました。
00786305 IQ Bot インスタンスをインポートして [すべての既存のインスタンスを削除] オプションを選択すると、すべてのラーニングインスタンスの削除を確認する警告メッセージが表示されるようになりました。以前は、このような場合、確認メッセージが表示されずデータが失われる可能性がありました。
00770638、00746545、00827208、00746545、00827208) IQ Bot アーカイブ (IQBA) ファイルをインポートする際に、グループ エントリの重複が発生しなくなりました。
00773631 (オンプレミス) インストール後は、別の Windows ユーザーを使用して IQ Bot サービスを再起動できます。このリリース以前は、IQ Bot サービスはインストール後に別のアカウントで実行できなかったため、Liquibase チェンジセットの FilePath に互換性がありませんでした。
-- 改善されたユーザー エクスペリエンスで、[IQ Bot] > [IQ Bot を詳しく見る] にアクセスできるようになりました。以前は、ユーザーが Control Room のランディング ページに戻ることができませんでした。ユーザーは、[戻る] ボタンをクリックすることで、ランディング ページにアクセスできるようになりました。
00766454 [IQ Bot の管理] において、本番環境に現在あるトレーニング済み Bot の UI の誤表示がされなくなりました。これまでは、Bot 作成用のリンクが表示されていました。
00804476 分類レポートを更新する際に、IQ Bot のドキュメントが正常に分類されるようになりました。これまでは、分類レポートのフィールド名が 75 文字を超えていることが原因でドキュメントの分類に失敗していました。
-- [ラーニングインスタンス] の概要ページで、未分類のドキュメント数とアップロードされたドキュメント数が正確に表示されるようになりました。
00695159 ドキュメントが未処理のまま残される原因となっていた RemoveLines モジュールの内部例外が修正され、このエラーが原因となった未処理ドキュメントの残留は発生しなくなりました。
00806557 グループを Bot に割り当てて、この Bot を本番環境に移行できるようになりました。以前は、IQBA に同一グループの複数の Bot が含まれている場合があり、Bot の状態に一貫性がありませんでした。
- Standard Forms のラーニングインスタンスであれば、ダウンロード中にそのデータベースに頻繁に API リクエストが送られても、問題なく出力ファイルをダウンロードできるようになりました。
- Bot エージェントのインストール中に [自分のみ] オプションを選択しても、問題なく IQ Bot Extraction アクションを使用できるようになりました。
-- Standard Forms のラーニングインスタンスに関連付けられた Bot において、多数のドキュメントのアップロードが正常に行えるようになりました。
00776423、00829915、00949561 データベース サーバー上で移行アシスタント ツールを実行するために、カスタム ポート (ポート 1433 以外) を使用できるようになりました。
-- 英語以外 (日本語など) の長いファイル名のドキュメントが失敗した場合、そうした問題は bot_launcher.log ファイルに記録されるようになりました。
00814577、00812300、00823120 名前のない大きな RabbitMQ メッセージ キューが原因で発生する予期しないエラーが修正され、[ラーニングインスタンス] ページに移動できるようになりました。
-- IQ Bot クラウドでの MLScheduler サービスが無効化され、システムの速度低下やレスポンス停止が発生しなくなりました。これまでは、MLScheduler サービスの一部である自動修正と自動補完機能が大量のシステム リソースを使用していたため、システムの速度が低下したり、レスポンスが停止したりしていました。
-- IQ Bot Extraction パッケージの [プロセス ドキュメント] アクションでは、IQ Bot サーバーから ABBYY の事前処理設定をフェッチし、こうした設定を Bot ランタイム中の従来の処理に適用するようになりました。
下表では、現在のリリースで特定されている制限事項を示しています。
本リリースでの制限事項
Bot が本番環境に移行されると、検証ツールの出力フォルダーでドキュメントが利用できなくなったり、以下のようなエラーが表示されたりします。プロジェクトが見つからないか、ドキュメントがありません。

回避策: ファイル名の長さが 100 文字を超えないようにしてください。

クラスター設定の場合、本番環境で特定のドキュメントが利用できなくなることがあります。また、ラーニングインスタンスの概要が正しく表示されません。

回避策: 再度アップロードして、正常に処理できなかったドキュメントを再処理してください。

Designer で、ユーザーが作成したグループの一部のドキュメントとその抽出結果がロードされません。

回避策:
  1. Designer を再読み込みしてください。
  2. オンプレミス の抽出詳細を得るには、Settings.txt ファイルにアクセスし、[抽出タイムアウトの詳細] の値を増やしてください。
ラーニングインスタンスの詳細ページで、150 文字の制限があるため、ユーザーが作成したグループのグループ ラベルが完全に表示されません。
IQ Bot 管理者ユーザーを作成する際に、[AAE_IQ Bot Admin] ロールと一緒に [AAE_Basic] ロールを含めないと、その管理者ユーザーはラーニングインスタンスに新しいグループを追加することができません。

回避策: Control Room に、[AAE_IQ Bot Admin] ロールと一緒に [AAE_Basic] ロールが含まれていることを確認してください。

Standard Forms のラーニングインスタンスで、無効なフィールドを持つテーブルを含むドキュメントをアップロードすると、そのドキュメントは失敗フォルダーに送信されます。
IQ Bot Pre-processor パッケージの [画像を連結] アクションでは、ファイル名に 256 文字以上含まれている場合、出力は生成されません。

回避策: 英字・数字表記を使用します。

IQ Bot Extraction パッケージを他の OCR ベースのコマンド (IQ Bot Pre-processorドキュメント分類子AISense RecorderOCR など) と一緒に 1 つの Bot で使用した場合、Bot は失敗します。

回避策: IQ Bot Extraction 用の Bot を別に作成して、12.2 Abbyy OCR を含む他の パッケージ と一緒に IQ Bot Extraction を実行しないことを確認してください。

手動グループを持つカスタム ドメイン タイプのラーニングインスタンスから、別のインスタンスに IQBA ファイルをエクスポートすると、手動 [グループ ラベル] はエクスポートされません。手動グループ ラベルがなければ、新しいラーニングインスタンスにおいて、システムが生成したグループと手動グループを区別することは困難です。

次の表に、以前のリリースの制限事項のうち、このリリースでも該当するものを示します。

以前のリリースからの制限事項
(100 ページを超える) 大量のページが含まれているドキュメントがある場合、既存のラーニングインスタンスの [抽出結果を表示] をクリックすると、エラー メッセージが断続的に表示されます。

Bot Insight

変更内容
Bot Insight の言語を変更するには、選択した言語に設定されたブラウザまたはオペレーティング システムから言語設定を適用する必要があります。

インターナショナリゼーション、ローカライゼーション、言語サポート

修正
Service Cloud ケース ID 説明
00799262、00826862 名前や分析コマンドに特殊文字が含まれている Bot を実行してもエラーが発生しなくなりました。以前は、名前や分析コマンドにアンパサンド (&) が含まれている Bot では、エラーが発生していました。
デバイス ダッシュボードでの計算が修正され、1 日の使用率が最大 100% で正確に表示されるようになりました。以前は、計算ミスにより、デバイス ダッシュボードに 100% 以上と表示されていました。
下表では、現在のリリースで特定されている制限事項を示しています。
本リリースでの制限事項
Bot Insight は、Microsoft Internet Explorer 11 との互換性はありません。代替ブラウザのリストについては、「Automation Workspace のブラウザ要件」を参照してください。
重要: このリリースでサポートされているパッケージの詳細については、「Automation 360 で利用可能なパッケージ」を参照してください。