Automation 360 v.22 リリース ノート

リリース日: 2021 年 9 月 21 日

Automation 360 v.22 リリースの最新情報と変更点、および修正と制限事項について確認してください。ビルド 10535クラウド 用で、ビルド 10526オンプレミス 用です。Automation 360 IQ Bot の場合、クラウド はビルド 10535、オンプレミス はビルド 10520 です。

重要: Automation 360 クラウド ビルドを更新し、Apache Log4j2 コンポーネントの脆弱性を追加修正しました。このビルドには、新しい Log4j2 ライブラリ バージョン 2.16.0 が含まれています。

このリリースへの更新

Automation 360 v.22 リリースへは、過去の 3 つのリリース (つまり n-3 のリリース。n は最新リリースを表す) から更新できます。

このリリースへの更新が認定されている以前のリリースは、以下のとおりです。

  • v.21 (ビルド 9664、9642、9595)
  • v.20 (ビルド 8815)
  • v.19 (ビルド 8147、8145、8122、8098)

これらのビルドから直接 v.22 に更新することができます。更新方法の詳細については、「Automation 360 を最新バージョンに更新」を参照してください。

Recommendation: n-3 のリリースでない場合は、認定されている 3 つのいずれかのリリースに Automation 360 を更新してから、このリリースに更新してください。
重要: このリリースには、Bot エージェント に必要な更新が含まれています。以前のリリースからこのリリースへアップグレードする際、オートメーション アクティビティを続行するために必ず更新を完了させてください。

Bot エージェント を自動更新 | 手動での Bot エージェント の更新

このリリースと互換性のある Bot エージェント バージョンを確認するには、「Bot エージェントの互換性」を参照してください。

Google ChromeMicrosoft Edge および Mozilla Firefox 用の Automation 360 拡張機能の最新の更新については、「Automation 360 用のブラウザ拡張機能」を参照してください。

移行関連の機能

Enterprise 11 および Enterprise 10 の機能
資格情報変数を使用する Bot の移行 (Service Cloud ケース ID: 00705937、00761271、00776189)

Cloud Control Room で使用できない資格情報変数を使用する Bot を移行できるようになりました。ただし移行後に、必要な資格情報を Credential Vault で作成し、移行した Bot でその資格情報を使用して Bot を正常に実行する必要があります。

アプリ統合 コマンド用のブラウザ、Java、および Java アプレット アプリケーションの移行サポート

ブラウザ、Java アプレット、Java アプリケーションなどのアプリケーション タイプでの アプリ統合 コマンドを含んでいる Bot を移行できるようになりました。

Bot Scanner レポートの新しい [必要なアクション] タブ

Bot Scanner レポートでは、[今すぐ移行できる Bot] セクション内に [アクションが必要] タブが導入され、Automation 360 で正常に実行できるよう、移行後に手動での介入を必要とする Bot に関する事前通知を提供するようになりました。原因を理解するアクションと、Automation 360 で実行する必要がある特定のアクションを必要とする Bot に関連するメッセージを表示します。

移行のために Bot Scanner レポートを分析する

移行に関する必要なアクション、必要なレビュー、およびエラー メッセージ
移行メッセージが、[必要なアクション]、[必要なレビュー]、および [エラー メッセージ] に分類されるようになりました。それぞれの説明は次のとおりです。
  • サポートされていないコマンドを含んでいるが、移行はでき、移行後に特定のアクションを行って実行できる Bot について、「必要なアクション」および「必要なレビュー」というメッセージが表示されます。これらのメッセージにより、実行する必要がある特定のアクションや、Automation 360 への移行後にこれらの Bot が正常に実行されるようにレビューが必要な情報が提供されます。
  • [エラー メッセージ] は、特定の Bot が正常に移行されなかった場合に表示されます。メッセージには障害の原因も含まれます。

移行のメッセージ

Enterprise 11 専用の機能
次の属性を含む Bot の移行:
  • プロパティにタイムアウトが指定された Bot
  • [ウィンドウを復元] または [スクリプトを実行] オプションが選択された [GUI オートメーション] コマンドを含む Bot
  • Botターミナル エミュレータ と Microsoft Excel のセッションを開き、子 Bot でそのセッションを閉じる Bot
  • Microsoft Exchange 2013 での電子メール関連のタスクを自動化する Bot
  • SAP の BAPI 標準とカスタム ワークフローを使用して SAP アプリケーションのタスクを自動化する Bot
  • 複数のアクティブなウィンドウをすべて閉じる [すべての開いているウィンドウを閉じる] が選択されている ウィンドウ コマンドを含んでいる Bot (Service cloud ケース ID: 00773227)

Automation Workspace

最新情報
プリロードされたオフラインの Bot パッケージによるデバイスの帯域幅の削減

Bot 内のカスタマイズされた、または最も一般的に使用されている Bot パッケージが、ユーザー デバイス上の新しいフォルダー(AAPreloadedPackages) にオフラインで保存されるようになりました。Bot がユーザーのデバイスに展開されると、パッケージは、Control Room からダウンロードするのではなく、この AAPreloadedPackages フォルダーから使用されます。

パッケージの特定のバージョンが使用可能な場合は、Control Room リポジトリからダウンロードして、Bot 実行中にパッケージのダウンロードに必要な時間を削減できます。

パッケージのプリロード | デバイス

テキスト ファイル パッケージの導入

新しいテキスト ファイル パッケージが使用可能になりました。これには、[テキストを取得] アクションが含まれています。この アクション を使用して、Shift-JIS エンコーディングの日本語文字があるファイルからテキストを抽出し、ファイルの内容を文字列変数に保存します。

テキスト ファイル パッケージ

ウィンドウ パッケージの新しいアクション
  • [すべて閉じる] アクションを使用して、システムで実行されているすべてのウィンドウまたはプログラム ([ウィンドウを追加] フィールドで追加されたウィンドウを除く) を閉じます。
  • [復元] アクションを使用して、最大化または最小化されたウィンドウ、またはシステムで実行されているアプリケーションのサイズを復元します。

ウィンドウ パッケージ

Bot 間でのセッションの共有

[グローバル セッション] オプションを使用して、複数の Bot の間で DLL、Excel、および端末エミュレータ セッションを共有します。[変数] オプションを使用してセッションを特定の子 Bot と共有し、[ローカル セッション] オプションを使用してセッションを現在の Bot のみと共有することもできます。

Bot 間でのセッションの共有

Excel の高度な操作 パッケージの機能強化
  • [開く] アクションを使用して、.xml および .txt 拡張子のファイルを開きます。
  • ファイル名の [開く] アクションでワイルドカード文字 (*) を使用して、ワイルドカード パターンに基づいて検索します。
  • [マクロを実行] アクションを使用し、空白の値を持つ引数を指定すると、この空白の値をマクロに渡すことができるようになりました。
[データベース: [接続解除] アクションの新しいオプション

[データベース: 接続解除] アクションで、[Bot の実行が終了するまでキャッシュにデータベース スキーマを保持します] オプションを使用して、データベースから接続解除した後に、[ループ] アクションでキャッシュされたスキーマを使用してデータセットを反復処理できるようになりました。

Oracle Database 接続での TNS 名のサポート

Oracle Database で TNS (Transparent Network Substrate) 名がサポートされるようになりました。tnsnames.ora 構成ファイルの TNS 名とパスを指定することで、Oracle Database に接続できます。

E メール パッケージでサポートされている新しい Exchange のバージョン

E メール パッケージで、[EWS] サーバーを選択して接続を確立すると、[Exchange のバージョン] フィールドで [Exchange2013] オプションを使用できるようになりました。

AISense Recorder の機能強化

AISense Recorder では、ロシア語を使用するアプリケーションと、ロシア語と英語のインターフェースを組み合わせて使用するアプリケーションの自動化が可能になりました。

リモート アプリケーションからタスクを記録する AISense

パッケージのレコーダーの条件の強化
  • 任意の パッケージ の [条件] リストから新しい [オブジェクトが存在しない] 条件を使用して、ウィンドウ内の特定のオブジェクトが存在するかどうかを確認し、その結果に基づいて アクション を実行します。

    この条件は、SAP テクノロジーでも機能します。

  • 既存の [オブジェクト] 条件は、[オブジェクトが存在する] という名前に変更されました。

ループ パッケージ

SOAP Web サービス URI のサポートの機能強化 (Service Cloud ケース ID: 00759811)

SOAP Web サービス パッケージで、[アドレスの場所] フィールドへの入力が空の場合、Botは WSDL ファイルからアドレスの場所を取得します。

SOAP Web サービス パッケージの新しいオプション

SOAP Web サービス パッケージの [SOAP リクエストの構築] オプションを使用して、SOAP URI または WSDL ファイルから SOAP リクエストの詳細を取得します。SOAP リクエストで使用可能なサービスおよびポートのリストから操作を選択して、SOAP Web サービス アクションのフィールドにデータを自動的に入力できるようになりました。

[SOAP Web サービス] アクションの使用例

REST Web サービスの新しいオプション (Service Cloud ケース ID: 00764198、00800287)

REST Web サービス パッケージでは、[https を使用するときに安全でない接続を許可] オプションを使用して SSL 証明書の検証をスキップし、安全でない接続を許可できるようになりました。

パッケージで相対クリックおよびオカレンスがサポートされました (Service Cloud ケース ID: 0055643、00754173)

画像認識 パッケージを使用してターゲット画像をキャプチャするときに、[プレビュー] オプションを使用して、キャプチャされた特定のオカレンスを選択し、画像を基準にしてクリック位置を設定できるようになりました。

この機能は、次のパッケージアクションでサポートされています。
  • [画像認識] > [ウィンドウで画像を検索]
  • [画像認識] > [ウィンドウでウィンドウを検索]
  • [条件] > [画像認識] 条件
  • [ループ] > [While] > [画像認識] 条件
  • [条件を待つ] アクション > [画像認識] 条件

[ウィンドウで画像を検索] アクション の使用 | [ウィンドウでウィンドウを検索] アクション の使用

Google シート パッケージの待機時間オプション (Service Cloud ケース ID: 00738249、00817449、00814775)

Google シート パッケージアクション で [接続] を使用して Google サーバーとの接続を確立する場合は、[アクションの完了を待機] フィールドで [取得]、[設定]、[削除] などのアクションの実行時の待機時間を設定できるようになりました。たとえば、開くのに時間がかかる大きなファイルがある場合、ファイルを開くアクションをしてから次の一連のアクションを実行するまでの待機時間を設定することができます。

ディクショナリ パッケージでの挿入アクション向けの新しいオプション

ディクショナリ パッケージ の [挿入] アクションで [静的値] オプションを使用して、ディクショナリ変数のキーに静的値を割り当てることができるようになりました。

[ディクショナリ] パッケージ

アプリ統合パッケージでの Java アプリケーションのサポート

アプリ統合パッケージで、Standard Widget Toolkit および Abstract Window Toolkit をベースとする、Windows のテキスト描画 API を使用してテキストを描画できる Java アプリケーションがサポートされるようになりました。

ファイル > [開く] アクション で正規表現を使用 (Service Cloud ケース ID: 00737614)

パターンベースの検索をサポートするには、ファイル パッケージの [開く] アクションで正規表現 (regex) を使用します。

Bot のタイムアウトの指定 (Service Cloud ケース ID: 00667049、00690892、00699158、00706491、00739420、00739415、00741590、00769795)

Bot の実行を完了する必要がある時間を指定できるようになりました。指定した時間内に完了しなかった場合、システムは Bot の実行を停止します。

Bot 実行時のタイムアウトの設定

Bot エディターBot のコンテンツ内のテキストを検索する新しいオプション (Service Cloud ケース ID: 00735685、00736201、00739122、00740481、00733885、00748970、00746459、00738181、00756441、00759037、00761453、00764478)

Bot エディターでは、フロー、リスト、またはデュアル ビューの検索ボックスを使用して、パッケージ名、アクション名、文字列名、変数名など、Bot コンテンツ全体のテキスト、変数、またはアクションを検索します。この機能を使用すると、長いコード行を含む Bot を表示したり編集したりして、検索したテキスト (変数、文字列、アクションなど) が使用されている場所と、その行を判断できます。

Bot を構築するアクション

Bot 構造の機能強化

Bot 構造の全体的な読みやすさを強化し、フロー、リスト、およびデュアル ビューで各 アクション の選択したプロパティとパラメーターを詳しく表示する Bot のノード ラベルを更新しました。それぞれのアクションを展開しなくても、詳細情報を表示できます。

[フロー]、[リスト]、および [デュアル] ビューには、次に挙げるアクションのプロパティが表示されます。

  • サポートされているすべてのテクノロジーについてアクション ([テキストを設定] など) で入力する値
  • [テキストを設定]、[クリック]、[左クリック]、[プロパティを取得]、[インデックスで項目を選択] などのアクションを実行するオブジェクトの名前
  • アクション に記載されているオブジェクト プロパティの名前
  • 変数に何らかの値が割り当てられている場合の戻り変数の名前
  • [プロパティを取得] アクションのプロパティのリスト
ネットワーク セキュリティ制御の強化

Control Room 管理者が、特定の許可された URL を設定および監査して、ネットワーク アクセス ポイントをより詳細に制御できるようになりました。

コールバック URL の設定

プロキシ サポートの強化

インターネットへの接続は多くの場合、プロキシ サーバーを通じて実行されます。Automation 360 では、Bot を構築および実行するための REST や SOAP などのパッケージのプロキシ構成に対するサポートが強化されています。

Bot エージェント とプロキシの設定されているデバイスの接続

Control Room から Azure DevOps (クラウド) の Git への接続

Control Room を介して Azure DevOps (クラウド) の Git に接続し、Bot とその依存ファイルを離れた場所の Azure DevOps (クラウド) の Git リポジトリにチェックインできるようになりました。

Control Room から Azure DevOps Git への接続

ワークロードの自動化の作業項目 ID と時間フィルタ

キューの作業項目 ID と開始時刻を組み合わせて特定の作業項目を検索し、その作業項目の進捗状況を監視します。開始時刻により、指定された開始日および開始時刻の間に開始するすべての作業項目のリストをフィルタリングします。

[キューを参照] ページで許可されるアクション

AATaskExecutor 変数での実行タイプ キーの強化
  • Bot の実行をスケジュールすると、AATaskExecutor 変数の Execution_Type キーが、Run as schedule DailyRun as schedule WeeklyRun as schedule Monthly などのスケジュール タイプ (頻度) を含む実行タイプに関する情報を返すようになりました。
  • Bot でトリガーを使用するときに、トリガー データから Execution_Type キーにアクセスできます。Execution_Type キーは、トリガー用の文字列として Run through Trigger を返します。
変数名の言語サポート

変数名で、ギリシャ語と日本語をサポートするようになりました。次の文字を使用して変数名を作成できます。

  • ギリシャ語の大文字と小文字
  • 日本語のカタカナ (全角および半角)。
Linux パッケージ インストーラーでの ML サービスのサポート

Linux インストーラー パッケージ内の Python パッケージが更新されて、ML サービスをサポートするようになりました。Control Room を Linux にダウンロードしてインストールすると、ML サービスがインストール プロセスの一部として起動および実行されます。

Linux への Control Room のインストール | Linux での Control Room サービスの停止と開始

Bot Store での直接ダウンロードのサポート

自分の Control Room をインターネットに接続できないユーザーが、Bot Store から Automation 360 Botパッケージ を直接ローカルにダウンロードして Control Room にインポートできるようになりました。

Bot Store から Control Room までの Bot と パッケージ をローカルにダウンロードし、インポートする

MS-SQL データベース管理の強化

管理者は、MS-SQL 構成関連の設定を変更するために Automation 360 を再インストールする必要がなくなりました。編集可能な設定項目は、ユーザー名、パスワード、データベース サーバー名、データベース サーバー IP、ポート番号です。

変更内容
ランタイム ウィンドウの変更内容

ランタイム ウィンドウのタイトルが、以前の [Automation Anywhere] から [Bot 実行中] に変更されました。

このタイトルの変更によりオートメーションで問題が発生した場合は、解決方法について次の記事を参照してください。A360.22 | ランタイム ウィンドウ: タイトル変更によるコマンドの失敗を最小限に抑える (A-People のログインが必要)

DLL を実行 パッケージの変更内容
  • [関数を実行 (レガシー)] アクションDLL を実行 パッケージ で使用できなくなりました。DLL を実行 パッケージ の [関数を実行] アクション を使用することをお勧めします。これは、この アクション が [関数を実行 (レガシー)] アクション の改良版であるためです。

    ただし、[関数を実行 (レガシー)] アクションを使用する既存の Bot は、引き続き問題なく実行されます。

  • [セッション変数を設定] アクションは、DLL を実行 パッケージ では使用できなくなりました。代わりに、DLL を実行 パッケージ の [開く] アクション の [変数] オプションを使用して、新しい DLL セッションを作成することをお勧めします。

    ただし、[セッション変数を設定] アクションを使用する既存の Bot は、引き続き問題なく実行されます。

参照された MetaBot ロジックが使用できない移行済みの Bot に対するメッセージ

Bot Scanner および移行アシスタントで、参照されている MetaBot ロジックが使用できない Enterprise 11Enterprise 10 Bot に必要なアクションのメッセージが表示されるようになりました。

欠落している変数があるBotの移行はブロックされます

移行処理では、使用できなくなった変数を使用していたり、条件ループVariable Operation、または クリップボード コマンドで変数が使用されていたりする Enterprise 11 Bot は移行されません。以前は、これらの Bot は正常に移行されていましたが、Bot が実行されるときにエラーが発生していました。

複数のロジックで同じ DLL を使用する MetaBot への更新 (Service Cloud ケース ID: 00684185、00730248、00742840、00742840、00779629、00779788、00727977、00743986、00764872)

複数の MetaBot ロジックで同じ DLL を使用する移行済みの Bot が、変更なしで期待どおりに動作するようになりました。以前は、移行した Bot を更新しないと正常に動作しませんでした。

マップされた変数が使用不可の場合の移行された Bot の正常な実行 (Service Cloud ケース ID: 00746651、00785703)

マップされた変数が子 Bot または親 Bot で使用できない場合に、移行された Bot が正常に実行されるようになりました。

Bot エージェント デバイスの設定の強化
ローカルおよびリモート デバイスに簡単にアクセスできるように、ユーザーは、ユーザー名の下の Control Room ペインにある [マイ設定] ページから Bot エージェント デバイス設定を変更できるようになりました。次のアクションを実行できます。
  • デバイスの資格情報を更新する
  • デフォルトの Bot Runner デバイスを変更する
  • ローカルのデバイス名、ステータスおよび Bot エージェント のバージョンを表示する

ユーザーのデバイス資格情報の設定 | Bot エージェント デバイスの設定表示と更新

複数のドメインの自動検出の強化

異なる場所にある複数のドメイン全体にわたって自動検出するための Control Room 設定の um.properties ファイルで、ドメイン全体で検出できるサイトの最大数を設定できるようになりました。

Active Directory 向けの Control Room の設定: 自動モード

Open Distro for Elasticsearch の強化

セキュリティ強化の一環として、OpenDistro (cron-utils) が Elasticsearch v.7.10.2 用の v.1.13.2 にアップグレードされました

プリンター パッケージの更新

プリンター パッケージの [削除] および [デフォルトを設定] アクションで、使用可能なプリンターのリストから特定のプリンターを選択できるようになりました。

プリンター パッケージ

Bot 内への記録されたアクションの挿入

既存の Bot 内の指定された場所に、新たにキャプチャされた記録済みアクションを挿入できるようになりました。以前は、記録されたアクションはデフォルトで既存の Bot の最後に追加され、ユーザーはアクションを指定された場所にドラッグする必要がありました。

オブジェクトベースのオートメーション向けの ユニバーサル レコーダー

移行: ループ外でのシステム変数の動作 (Service Cloud ケース ID: 00761281)

ループ パッケージの外部でシステム変数を使用する Bot を移行すると、変数が、該当するレコード型または文字列型のユーザー定義変数に変換され、レコード アクションに割り当てられるようになりました。そのため、これらの変数を含んでいる Bot が実行されると、最後の行のデータが表示されます。以前は、移行後は空の値が表示されていました。

レコード タイプの変数に変換されるシステム変数は次のとおりです。

  • $Filedata Column$
  • $Excel Column$
  • $Dataset Column$
  • $Table Column$

システム変数 $XML Data Node$ は文字列タイプの変数に変換されます。

移行を目的とした変数のマッピング

Google シート パッケージのリダイレクト URI 属性の削除に対するサポート (Service Cloud ケース ID: 00777287)

Google スプレッドシート パッケージの、[接続] アクションの [リダイレクト URI] 属性が削除されました。以前の Automation 360 リリースからこのリリースに更新した後、Google Cloud Platform に固定のリダイレクト URL (http://localhost:8888/Callback) を入力することで、引き続き Bot を正常に実行できます。

監査ログに記録されたデバイスの資格情報の更新 (Service Cloud ケース ID: 00691511)

デバイスの資格情報が Bot エージェント デバイスまたは Control Room API を介して手動で更新された場合に、監査ログのエントリを表示できるようになりました。デバイスの資格情報を更新したユーザー名や更新時刻などのアクティビティの詳細がログに記録されます。

画像認識 パッケージの機能強化

安全な記録を有効にすると、画像認識 パッケージでそのアクションを使用してキャプチャされたターゲット画像が、最初のキャプチャ後にセキュリティの強化のため非表示になります。以前は、安全な記録が有効になっていても、ユーザーはターゲット画像を表示できました。

[画像認識] パッケージ

ファイルとフォルダー パッケージの機能強化

有効なロール権限のあるユーザーは、ファイルとフォルダー パッケージの [ショートカットの作成] アクションを使用して、指定された場所にある選択したソース ファイルへのショートカットを作成できるようになりました。

HTTP メソッドの HEAD のサポート (Service Cloud ケース ID: 00754096)

高可用性用に設定された Control Room のロード バランサーに接続する API 呼び出しとして、HTTP メソッドの HEAD がサポートされるようになりました。

Linux のインストールおよびログのパスの更新
  • インストール ファイル
    • Automation 360 v.22 より前のバージョンを使用している場合や、以前のバージョンから v.22 に更新した場合、インストール ファイルは次のパスに保存されるようになりました。/opt/automationanywhere/enterprise
    • v.22 の新規インストールを実行すると、ファイルは次のパスに保存されます。/opt/automationanywhere/automation360
  • ログ ファイル
    • バージョン v.22 より前のバージョンを使用している場合や、以前のバージョンから v.22 に更新した場合、ログファイルは次のパスに保存されます。/var/log/automationanywhere/enterprise
    • v.22 の新規インストールを実行すると、ログ ファイルは次のパスに保存されます。/var/log/automationanywhere/automation360
特定のバージョンの タスク Bot のチェックアウト

Bot に複数のバージョンがある場合に、Bot の特定のバージョンを選択してチェックアウトできるようになりました。Bot Creator では、以前のバージョンの Bot にロールバックできます。

Botパッケージに対する署名付き DLL

Botパッケージについて、サードパーティ製 DLL を含むすべての DLL に Automation 360 が署名するようになりました。

ただし次の例外があります。
  • この Automation 360 v.22 リリースでは、IQ Bot Pre-processor パッケージに新しいバージョンがありません。v.21 パッケージのバージョンが、いくつかの署名なし DLL を含め、変更なしで v.22 にコピーされます。
  • この v.22 リリースの Process Discovery パッケージには署名が適用されていません。
  • Automation Anywhere
  • Azul Systems (Bot エージェントJava JRE)
  • TeamDev Ltd. (サードパーティ ライブラリ)
修正
Service Cloud ケース ID 説明
00712808、00765752 以前のリリースでは、Automation Anywhere の関連ファイルが C:\Windows\Temp に生成されることがありました。この問題は修正されました。
00800392 データベースが Google Cloud Platform に保存されている Enterprise 11 バージョンから移行するときにエラーが発生しなくなりました。
00811887 カスタム ポート番号を使用して Enterprise 11 データベースに接続するときに、クラウド移行ユーティリティでエラーが発生しなくなりました。
00815097 ユーザーがチェックアウトした Enterprise 11 Bot が、Automation 360 クラウド に正常に移行されるようになりました。
00802360 Automation 360 クラウド への移行後に、Enterprise 11 の資格情報属性の値を更新できるようになりました。以前は、あるユーザーが Enterprise 11 で資格情報属性を追加または更新し、Enterprise 11 のデータを Automation 360 クラウド に移行したときにそのユーザーが使用できなくなった場合、その資格情報属性の値を更新したときにシステムでエラーが発生していました。
-- Enterprise 11 から Automation 360 クラウド に移行する場合、Enterprise 11 でロッカーを削除したときにエラーが発生しなくなりましたが、関連する権限は他のエンティティで引き続き使用されます。
-- バージョン 11.3.5.2 から Enterprise 11 の任意のバージョンに更新し、その後、その Enterprise 11 バージョンから Automation 360 クラウド に移行した場合に、エラーが発生しなくなりました。
-- Enterprise 11 Control Room データのバックアップを保存するのに十分なディスク容量が利用できない場合に、クラウド移行ユーティリティの [概要] 画面で [更新] および [戻る] オプションを使用できるようになりました。
00787240、00781349 Bot とその子 BotInternet Explorer を介して開かれ、子 BotInternet Explorer からテーブルを抽出する際に、移行された Bot でエラーが発生しなくなりました。
-- 5 回ループ (各ループで 20 以上の Bot を実行) する自動化を実行する場合に許容される ActiveMQ 接続の数に制限がなくなりました。以前のリリースでは、4 回目のループの後に自動化が失敗することがありました。
0074312 [文字列] の [トリム] 操作を含む Bot が正常に移行できるようになりました。出力は [配列] 変数に割り当てられます。
00760963 [セルに移動] コマンドを含んでいる移行された Bot が、移行後に Automation 360 で正しく動作するようになりました。
-- 変更された cache.properties ファイルを、Bot Scannerconf フォルダーからロードするようになりました。以前は、変更された cache.properties ファイルを、ファイルをロードする Bot Scanner の実行可能ファイルの場所に配置する必要がありました。
00754003 SOAP Web サービス コマンドを含んでいるBotが、移行後にエラーが発生することなく正常に実行されるようになりました。以前は、外部依存関係で定義された WSDL を持つ SOAP Web サービス が呼び出されなかった場合に、予期しないエラーが発生していました。
00790360 端末エミュレータ パッケージでは、[テキストを送信] または [キーを送信] アクションで任意のキーを端末に送信するとき、端末がビジー状態になっているか、キーボードがロック状態になっている場合、これらのアクションは、端末が通常の状態に戻るまで 5 秒間待機するようになりました。5 秒後に、システムは例外なく次のアクションを実行します。
00742000 [いずれのウィンドウでも書き込まない] オプションが選択されている [プロンプト] > [値の場合] コマンドを含む移行された Bot は、移行後に Automation 360 で期待どおりに動作するようになりました。いずれかのウィンドウが開いている場合、テキストはファイルに書き込まれません。以前は、このオプションが選択されていても、いずれかのテキスト ファイル ウィンドウが開いている場合、テキストがファイルに書き込まれていました。
00781072 Bot 移行ウィザード を使用して Bot を移行する際、Bot 名に特殊文字が含まれていても移行が失敗しなくなりました。以前は、Bot 名にアポストロフィ (') 文字が含まれていると内部エラーが発生していました。
00780713、00778164 移行された Bot は、その Botアプリ統合 パッケージを使用してターゲット アプリケーションからテキストをキャプチャし、ターゲット アプリケーションが応答しなくなったときに、応答しなくなることがなくなりました。
-- VT および ANSI タイプの端末の画面をクリアする ターミナル エミュレータ コマンドを使用する移行された Enterprise 11 Bot を実行しても、エラーが発生しなくなりました。
00748647 2 次元配列を使用する移行された Enterprise 11 Bot は、Variable Operation コマンドでエラーが発生しなくなりました。以前は、移行処理は Enterprise 11 で設定された値に関係なく、2 次元配列の行と列の数を 1x1 に設定していました。
-- Control RoomBot エージェント の間の接続が失われ、その後再確立された場合に、移行プロセスが Bot の移行を続行します。以前は、Control RoomBot エージェント の間の接続が失われると移行プロセスが失敗していました。
00764441 [Excel: 1 つのセルを取得] アクション ([Excel の高度な操作] パッケージ) では、セル アドレスで定義された特定のセルの値にアクセスできるようになりました。以前は、[セル アドレス] フィールドで日本語文字が入力されたときに、移行された Bot で「パターンと一致する必要があります」というエラーが発生していました。
00757713、00764985、00820376 [Excel の高度な操作] パッケージで保護されたシートから読み取れるようになりました。以前は、次のアクションを使用して保護されたシートからセルを取得すると、移行された Bot でエラーが発生していました: [Excel の高度な操作: 開く] アクション
00761911 キーが [列名] である [Excel の列] システム変数を使用して、エラーを出すことなく Bot を移行できるようになりました。
00769321 Bot に [Excel マクロを実行] コマンドが含まれている場合に、移行された Bot でエラーが発生しなくなりました。[Excel の高度な操作] パッケージの [マクロを実行] アクションを使用して、移行された Bot が正しく実行されるようになりました。
00790858 変数の不一致があり、それぞれのコマンドが無効になっていても、Bot を移行できるようになりました。以前は、Bot が特定の変数タイプに割り当てられ、その変数の [Variable Operation] コマンドが無効である場合に、後からタイプを変更すると Bot Scanner に変数のエラーが表示されていました。
00744318、00744326、00745318 ファイル名に日本語文字が含まれているエクスポートされた Bot ファイルを、電子メールでダウンロードできるようになりました。以前は、メールのリンクを使用して日本語の名前でエクスポートされたファイルをダウンロードすると、エラーが発生したり、エクスポートされた zip ファイル名の文字化けにより「.zip」がファイル名に追加されたりしていました。
00762975 [E メールを送信] 機能ならびに [変数を添付およびスナップショットを添付] オプションとともに [エラー処理] コマンドを使用する Enterprise 11 Botを移行した後、Bot が、スナップショットまたは変数テキスト ファイルを含む添付ファイルがあるエラー E メールを正しく送信するようになりました。
00731577、00746226、00760649、00759973、00767618、00789545、00821824 エクスポート API の includePackages パラメーターが期待どおりに動作するようになりました。パラメーターの値を [True] に設定するとパッケージはエクスポートされたファイルに含まれます。[False] に設定されている場合、パッケージはエクスポートされたファイルに含まれません。
-- Bot を全角文字と小文字を含む変数名で移行できるようになりました。以前は、全角文字と大文字を含む変数名を使用した Bot の移行は、変数が誤って半角文字に変換されるためにサポートされていませんでした。
00759189 移行された Bot で、電子メール関連の自動化に関する AADefaultDateFormat のグローバル値で指定された日付形式が使用されるようになりました。Bot を移行する前に AADefaultDateFormat のグローバル値を作成し、移行した Bot で使用する日付形式を指定する必要があります。

推奨: Enterprise 11 で使用する AADefaultDateFormat のグローバル値に同じ日付形式を指定します。

00784001 移行される Enterprise 11 Bot に、SAP アプリケーションからキャプチャされたオブジェクトのすべてのプロパティが含まれるようになりました。
00786362、00802274 移行される Enterprise 11 Bot で、子 Bot と親 Bot が異なるバージョンの 条件 パッケージを使用したときにエラーが発生しなくなりました。
00807986 移行される Enterprise 11 Botで、子 Bot と親 Bot の間でマッピングされている変数が子 Bot で使用できなかったときにエラーが発生しなくなりました。
00808026 移行される Enterprise 11 Bot で、ネストされた子 Bot の間でセッションが共有されているが、中間の子 Botターミナル エミュレータ アクションを含んでいない場合、共有セッションを ターミナル エミュレータ 関連のタスクに使用したときに、エラーが発生しなくなりました。

たとえば、Bot1、Bot2、Bot3 という 3 つの Bot があり、Bot1 が Bot2 を、Bot2 が Bot3 を呼び出すとします。Bot1 と Bot3 は ターミナル エミュレータ 関連のタスクのセッションを共有していますが、Bot2 は ターミナル エミュレータ パッケージからの アクション を含んでいないとします。Bot1 と Bot3 の間でセッションを共有しても、エラーは発生しなくなります。

00762368 以前は、記号を含むパスワードで Oracle データベースプロセスを使用して Bot を移行すると、問題が発生していました。この問題が修正され、「@」 記号を使用するパスワードがサポートされるようになりました。
00768466、00769099 フォルダー内で使用可能なロジックを含んでいる MetaBot を移行したときに、エラーが発生しなくなりました。
00772885 テーブルの最後のページが 1 行しかない場合に、SAP アプリケーションでテーブル内のすべての行が取得されるようになりました。
00801733 Control Room がアイドル状態のときに、CPU 使用量の増加は発生しなくなりました。
00774821 別の ループ アクション内に ループ アクションを含んでいる移行された Bot を実行したときに、エラーが発生しなくなりました。
00786732 エラー処理 コマンド内の他のコマンドとともに [テーブルを抽出] コマンドを使用する Enterprise 11 Bot で、[テーブルを抽出] コマンドのみが無効である場合、その [テーブルを抽出] コマンドに相当するアクションのみが移行後に無効化されます。以前は、エラー処理 アクション内のすべてのアクションが移行された Bot で無効になっていました。
00743892 ユーザー定義型の値を返す DLL を使用する移行された Bot を実行したときに、エラーが発生しなくなりました。このような値は、移行された Bot で文字列型に変換されます。
-- 変数操作を使用して 16 万以上 (400 行で 400 列、800 行で 200 列など) のセルを含む配列型変数を再初期化する Enterprise 11 Bot で、移行後の実行時にエラーが発生しなくなりました。
00737025 [月]、[年]、[日] などのシステム変数を入力変数として MetaBot に渡す Enterprise 11 Bot で、移行後に問題が発生しなくなりました。
00773407 以前は、CSV にエクスポートされた履歴アクティビティ レポートに [最終変更日] 情報が正しく表示されませんでした。これは、[変更日] および [変更者] 情報の一部が正確に処理されなかったためです。エラーが修正され、履歴アクティビティ レポートを CSV ファイルに正しくエクスポートできるようになりました。
00767597 Control Room の言語を英語から他言語に変更してから英語に戻したときに、履歴アクティビティおよび Bot ページのレポートに表示された [最終変更日] の値が正しく翻訳されていませんでした。エラーが修正され、Control Room で言語が変更されたときにデータが保持されるようになりました。
00762975 最近のユーザー エクスペリエンス (UX) 変更のため、インターフェースで日本語テキストが更新されました。以前はインターフェースの翻訳済みテキストにエラーがいくつかありましたが、この問題が修正されました。
00763228、00776154 外部キー制約違反など、データベース制約により、以前は移行後にユーザーが Bot を削除できないようになっていました。この制限が修正されました。ユーザーは、移行された Bot (.atmx ファイル) を問題なく削除できます。
00749375.00763262 移行後、テキストファイルのエンコードが [Unicode] または [UTF8] に設定されている場合に、[文字列: テキスト ファイルから文字列をインポート] キーを使用して、Bot の実行中にテキスト ファイルから値を読み取れるようになりました。
00739268 オブジェクト クローニング コマンドに関連付けられた大きな html データがある Bot を、問題なく移行できるようになりました。
00674147、00682390 [サービス] パッケージの [サービスを停止] アクションを使用すると、選択したウィンドウまたはアプリケーションのすべての子サービスおよび依存サービスを停止できるようになりました。以前は、ユーザーがウィンドウまたはアプリケーション サービスを停止しようとしたときに、依存サービスは自動的には停止しませんでした。
00754835 Control Room のデバイス設定で自動削除オプションが有効になっている場合に、一時デバイスが自動的に削除されるようになりました。
00751058、00761099 ワークロードの自動化に [データベース接続アクション] を使用すると、2 回目の反復の作業項目が自動化のために実行されるようになりました。以前は、ワークロードの自動化の最初の作業項目のみが実行されていました。
00771098 [スケジュール設定済みアクティビティ] ページでスケジュールを編集してスケジュールを保存すると、[進行中のアクティビティ] ページの代わりに正しいページ ([スケジュール設定済みアクティビティ]) が開くようになりました。
00733614、00741358 PDF パッケージの [画像の抽出] アクションを使用して、JPX 画像を含む PDF ファイルを他の画像形式に変換できるようになりました。以前は、JPX イメージ リーダーがサポートされていなかったため、PDF ファイルから画像を抽出できませんでした。
00765851 [テキストを設定] の値に [] 括弧 (移行した Bot を遅延なく実行できる) が含まれている場合に、レコーダー アクションが正しく動作し、遅延も発生しません。以前は、[テキストを設定] に [] 括弧が含まれていると、Bot の実行に時間がかかっていました。
00771197 ブラウザ パッケージの [開く] アクションで、[次の時間経過したらタイムアウト (秒) (オプション)] フィールドの下の説明が、日本語で「最小は 9 秒」と正しく翻訳されました。以前は「最大は 9 秒」と翻訳されていました。
00761395 データベース パッケージで、Oracle Database に接続し、ループ内の [読み取り] アクション オプションを使用してデータベースからレコードを取得したときに、Bot が正常に実行されるようになりました。以前は、Bot の実行が失敗してエラーが発生していました。
00727530 E メール パッケージの [すべて移動] アクションが正常に機能し、問題が発生しなくなりました。
00739978 [手動入力] オプションを選択して VB スクリプト ファイルを開いたときに、エラーが発生しなくなりました。
00728180 フォルダーを一括作成した場合のイベント トリガーの問題が解決されました。フォルダーが作成されるたびに Bot が起動されるようにイベント トリガーを設定し、その後フォルダーを一括作成した場合、すべてのフォルダーに Bot がデプロイされるようになりました。以前は、作成された一部のフォルダーにのみ Bot がデプロイされていました。
00711134、00750164、00847916 ファイル イベントに基づいて Bot が起動されるように複数のトリガーを設定し、すべてのファイルが同じフォルダーにある場合、すべてのトリガーに関連付けられた Bot がデプロイされるようになりました。以前は、一部の Bot のみがデプロイされていました。
00719612 Unattended Bot Runner として Control Room にログインしたときに、[自己実行] オプションを使用して Bot を実行できるようになりました。これまでは、デバイスがデフォルトのデバイスとして設定されていても、Unattended Bot Runner では [自己実行] オプションを使用して Bot を実行できませんでした。
00745095 データベース パッケージで、JDBC 接続を使用して Microsoft Access データベースに接続したときに、選択クエリによって [添付] データ型のファイル名が抽出されるようになりました。以前は、エラーが表示されていました。
00772194 あらゆるデータベース タイプのデータが CSV 形式で正しくエクスポートされるようになりました。以前は、データに二重引用符などの特殊文字が含まれていた場合、出力は新しい行に表示されていました。

00773961

Google シート パッケージで新しい名前を指定してワークシートを作成した場合に、Bot の実行時にエラーが発生しなくなりました。
00762029 Google カレンダー パッケージを使用して Bot を実行したときに、エラーが発生しなくなりました。以前は、[接続解除] アクションを使用して接続を終了した場合、E メール アドレス属性はユーザー セッション名属性でなくセッション名に保存されていました。その結果、Bot の実行が失敗してエラーが発生しました。
00758333 特定のパッケージのすべてのバージョンが無効である場合に、Bot エディターの [アクション] パレットにパッケージが表示されなくなりました。

以前は、パッケージが無効になっていた場合でも、Bot Creator で [アクション] パレットにパッケージが引き続き表示され、ユーザーがそれを使用して Bot を作成することが可能でした。しかし、パッケージが無効であるために Bot の実行に失敗していました。

00780221 DLL を実行 パッケージの [関数を実行] アクションを使用して作成された Bot が、問題なく実行されるようになりました。以前は、サテライト アセンブリなどいくつかの埋め込みリソースが使用できないため、Bot 実行時にエラーが表示されていました。
-- ターミナル エミュレータ パッケージの [テキストを送信] アクションを使用して Bot を作成し、空の値を持つ変数を渡したときに、エラーが発生しなくなりました。以前は、値が選択されていない変数オプション (資格情報、変数、安全でない文字列) が選択されたときに、Bot の実行が失敗していました。
00776430 ターミナル エミュレータ パッケージでターミナルタイプ TN3270E に接続し、リストから [ターミナル モデル] オプションを選択して Bot を実行したときに、正しい画面解像度が表示されるようになりました。以前は、ターミナル モデルごとに誤った値が送信され、誤った解像度の画面が表示されていました。
00773415、00781487 Google シート パッケージでスプレッドシートを開いて [セルに移動] アクションで [行の先頭] オプションを選択したときに、出力が正しく表示されるようになりました。以前は、出力は列レベルで表示されていました。
00773415、00781493 Google シート パッケージで新規または空白のスプレッドシートを開き、[セルに移動] や [セルを設定] などのアクションを選択して操作を実行したときに、エラーが発生しなくなりました。以前は、Bot の実行が失敗してエラーが発生していました。
00779561 システム パッケージで、ビュー モードで [環境変数を取得] アクションを使用したときに、環境変数が常にリストに表示されるようになりました。リスト内のすべての環境変数を取得するには、[オプションを更新] を使用します。以前は、環境変数がリストに表示されないことがありました。
00775073 Excel の高度な操作 パッケージ[ワークシートをデータ テーブルとして取得] > [読み取り] オプションで、[セル値を読み取る] オプションの説明が、日本語への翻訳時に「50% は 50 と読まれます」と正しく表示されるようになりました。以前は「50% は 50% と読まれます」と翻訳されていました。
00767246 URI に対して SOAP Web サービス パッケージが動作するようになりました。このサービスでは、サービス エンドポイントを URI パラメーターとして渡すことができます。以前は、このような要求に対してエラーが表示されていました。
00734463、00754570、00766456 Windows 認証を使用する Microsoft SQL Server との接続を確立する際に データベース パッケージの [接続] アクションを使用したとき、親と子の Bot が使用する データベース パッケージのバージョンが異なっていても、Bot が正常に実行されるようになりました。

以前は、親と子の Bot が使用する データベース パッケージのバージョンが異なっていると、Bot が失敗していました。

00780921 [PDF からテキストを抽出] アクションを使用して PDF ファイルからテキストを抽出したときに、エラーが発生しなくなりました。以前は、PDF ファイルから構造化テキストを抽出すると、インデックスが 1,000 の範囲を超えるためにエラーが表示されていました。
-- Excel の高度な操作 パッケージで、同じセッション名を使用して複数の Excel スプレッドシートを開くと、Bot の実行時にエラーが表示されるようになりました。以前は、同じセッション名が複数のスプレッドシートで使用されていた場合、2 回目の [開く] アクションの実行時に、Bot によって既存の開いているセッションが上書きされていました。
00785198 データ テーブル パッケージで、[ファイルへの書き込み] アクションを使用して大きなレコードがあるテーブルからデータを抽出すると、1,000 行のデータが一括で読み取られて CSV ファイルに書き込まれるようになりました。

以前は、構成された Java ヒープ メモリの領域不足により、Java ヒープ スペース エラーが表示されていました。その結果、大きなデータのあるテーブルからデータを取得して CSV ファイルに書き込むことができませんでした。

00757593 クラウド 展開では、[Bot の移行] パッケージから [Bot を移行] アクションを使用して子 Bot を移行できるようになりました。以前は、子 Bot が移行されていないにもかかわらず、移行が正常に完了したというメッセージが表示されていました。
00731012、00747385、00746320 Control Room をデフォルトの場所である C:\ にインストールし、ログ ディレクトリを別の場所 (E:\ など) に設定すると、WebCr ログがカスタムの場所に動的に生成されるようになりました。
00768318、00760835 デフォルトのメディア機能パックがない Windows のいずれかのバージョンで AISense Recorder を使用してオブジェクトをキャプチャしようとしたときに、エラーが発生しなくなりました。以前は、ページ上のオブジェクトが AISense Recorder によって強調表示されていませんでした。
00737710 レコーダー パッケージの [キャプチャ] アクションで、[テキストを設定] アクションを選択し、キー ストロークごとに遅延を設定した文字列変数を入力したときに、すべての Microsoft アプリケーションの新しい行に出力が正しく表示されるようになりました。以前は、Bot の実行時に、[キー ストローク] で遅延を設定すると出力が 1 行で表示されていました。
-- イベント トリガーを使用して Bot を展開し、Bot エージェント を自己の非管理者ユーザーまたはローカル管理者ユーザーでデバイスにインストールすると、Bot エージェント が自動的に更新されるようになりましたデバイスが切断済みとして Control Room に表示されなくなります。
00782596 ワークロードの自動化 Bot を、Enterprise 11 からこのリリースに移行できるようになりました。クライアント プロトコルの例外メッセージが表示されなくなります。
00743810、00785703 Enterprise 11 からこのリリースに親と子の Bot を移行後、Bot を実行する際に、大文字と小文字が異なる変数を親と子の間でマップできるようになりました。たとえば、Enterprise 11 の変数名が Var1 で、移行後の変数名が var1 に変更された場合、この変数をマップして Bot の実行を続行できます。
-- ウィンドウ パッケージの [ウィンドウ を閉じる] アクションを使用して端末ウィンドウを閉じたり、手動で ターミナル エミュレータ ウィンドウを閉じたりしても、Bot エージェント デバイスへの Bot 展開が失敗しなくなりました。
00767587 [進行中のアクティビティ] ページから Bot を実行できるようになりました。以前は、Bot が [保留中の実行] 状態で停止し、その結果他の Bot が実行されませんでした。キューに登録済みの他の Bot を実行するには、この状態でスタックした Bot を手動で [履歴アクティビティ] ページに移動する必要がありました。
00789682、00798933 作業項目が実行準備完了ステータスで停止しなくなったため、ワークロードの自動化を削除、リセット、または保留にできるようになりました。また、「この状態の作業項目は削除できません」というメッセージも表示されなくなりました。
00720471 レコーダー パッケージを使用してオブジェクトをキャプチャし、キャプチャ座標でクリック アクションを実行しても、エラーが発生しなくなりました。以前は、Google Chrome のダウンロード バーが開いている時にオブジェクト プロパティをキャプチャすると、ブラウザのオブジェクト プロパティをキャプチャできませんでした。
00754651 IF パッケージ の [If] アクションで、[条件] リストから条件を選択し、[If] アクション内の他のアクションをドラッグすると、その条件が [条件] リストから削除されず、アクションが [リスト] および [フロー] ビューから消えなくなります。
00768354 Bot をループで実行しているときに、それらで AISense Recorder を使用してもエラーが発生しなくなりました。以前は、AISense Recorder が子 Bot で使用されているときに、Bot が実行されると、外部プロセスが終了されず、その結果システムのメモリが不足していました。
-- これまでは、管理者が電子メール通知を無効にしていた場合でも、Bot の移行の実行時に、プロセスによって既存の Control Room ユーザー全員に各種の E メール通知が (ときには複数) 送信されていました。Bot の移行中に Credential Vault のデータが作成される際の E メール通知を管理者が無効化できるオプションが追加されました。
00762368 以前は、「@」 記号を含むパスワードで Oracle Database プロセスを使用して Bot を移行すると、問題が発生していました。この問題が修正され、「@」 記号を使用するパスワードがサポートされるようになりました。
-- 以前は、移行中に、関連付けられた子 Bot が存在しなくても親 Bot が正常に処理されました。そのため、実行時にエラーが発生していました。このリリースでは、親 Bot に対して関連付けられている子 Bot が存在しない場合、メッセージにより移行を続行するのに必要なアクションがユーザーに通知されます。
00762975 エラー処理 アクションを使用してスクリーンショットをキャプチャする Bot が、誤って変更され、.PNG ファイルとして追加されていました。移行された Bot は、この方法では変更および追加されなくなります。
00751496 Attended Bot Runner デバイスで、Microsoft Edge ブラウザ上の Bot の実行中の時間の短縮性能が向上しました。
00753673 カンマ区切り (「A1, B1」など) の入力セル値で、[Excel の高度な操作] > [セルを削除] > [特定のセル] オプションを含む移行済み Bot を実行すると、移行済み Bot が正常に実行され、出力が正しく表示されるようになりました。
00736473 [アドインを読み込む] チェックボックスがオンになっていても、[Excel の高度な操作] > [開く] アクションを含む移行済みの Bot が Excel アドインを読み込まない問題を修正しました。これで、Excel アドインが正常に読み込まれるようになります
00767917 以前に複数のユーザー用に設定されていた単一ユーザーのデバイス上で、キューを使用して Bot を実行できるようになりました。
00712719 デバイス上の ターミナル エミュレータ パッケージからアクションを含む Bot を実行したときにエラーが発生しなくなりました。以前は、ターミナルとの同期の問題により、Bot を実行できませんでした。
00753121 Excel の高度な操作 パッケージの [Excel を PDF に変換する] アクションを使用して、変換した PDF を共有ネットワーク ドライブに保存したときに、エラーが発生しなくなりました。
00763746、00773924 キーストロークのシミュレーション パッケージで [キーストローク] アクションを選択し、半角の日本語文字を含む変数または静的テキストを入力すると、正しい日本語文字が出力に表示されるようになりました。以前は、Bot の実行時に出力に不正な文字が表示されていました。
00774872、00807106、00824486 ブラウザ パッケージの [閉じる] アクションを使用して、Chrome ブラウザの最後のウィンドウ、Chrome ブラウザ ウィンドウの最後のタブ、またはすべての Chrome ブラウザを閉じたときに、Bot でエラーが発生しなくなります。以前は、[閉じる] アクションを使用して Chrome ブラウザの最後のウィンドウ、Chrome ブラウザ ウィンドウの最後のタブ、またはすべての Chrome ブラウザを閉じると、Chrome の通信チャネルがシャットダウンされるために Bot の実行が失敗していました。
00762178 複数のユーザー用に構成された Unattended ユーザー デバイスに RDP を使用して Bot を展開したときに、黒いスクリーンショットがキャプチャされなくなります。
00800573、00796393、00804854 実行ユーザーを選択して Bot を展開するときに、[Bot をすぐに実行] ページで [選択した Bot Runner] のリストから [選択可能な Bot Runner] のリストに Bot Runner ユーザーを追加できます。
00744929 誤った Git 資格情報を入力すると、資格情報が非表示になり、WebCR_Commons.log ファイルに記録されなくなります。以前は、不正な Git ログイン資格情報が記録され、ログファイル内で非表示になりませんでした。
00751304 Swagger ドキュメントのエラー モデルが更新され、API レスポンス本文に表示されるすべてのフィールドが表示されるようになりました。以前は、API レスポンス本文に表示されるフィールドと、Swagger ドキュメントのエラー モデルが一致していませんでした。
00763398 複数の Excel ファイルを開いて Excel の高度な操作 パッケージで [マクロの実行] アクションを使用したときにエラーが発生しなくなりました。以前は、複数のセッションでマクロを実行するとエラーが表示されていました。
00759183 ファイル パッケージの [開く] アクションで、どのファイルでもユーザーが設定したデフォルトのアプリケーションを使用して開くようになりました。たとえば、すべての .jpg ファイルのデフォルト アプリケーションとして Microsoft ペイントが設定されている場合、このアクションにより、これらのファイルがエラーなしで開かれるようになりました。以前は、Bot の実行が失敗してエラーが発生していました。
00750185 一部のプロパティに Unicode 8964 文字が含まれている場合でも、オブジェクト クローニング コマンドを含んでいる移行された Enterprise 11 Bot を実行したときにエラーが発生しなくなりました。Bot が、移行後にオブジェクトをエラーなしでキャプチャするようになりました。以前は、Bot がプロパティに Unicode 文字を含んでいた場合、移行後にオブジェクトのキャプチャが失敗していました。
00774091 オブジェクト クローニング コマンドのすべてのオブジェクトプロパティを移行する際に、エラーが発生しなくなりました。以前は、移行後に HTML ID と HTML 名のプロパティが変更されたため、Bot の実行が失敗してエラーが発生していました。
00796322、00823082 パッケージの任意のアクションに変数をパラメーターとして挿入し、この変数にテキストを追加して、Bot を保存してから、変数リストから変数の名前を編集したときに、変数に追加された文字が削除されなくなりました。
00731066 レコーダー パッケージでの [キャプチャ] アクションが正しく機能するようになりました。新しい Bot を作成して実行し、特定の UI 自動化アプリケーションの DataGridView コントロールからデータを抽出する際に、遅延が発生しません。
00784177 Cloud Control RoomBot エディター から [Bot をすぐに実行] を使用して Bot を編集および実行したときに、Bot の導入エラーが表示されなくなりました。
00782307、00787807、00811404、00788178 Automation 360 オンプレミス が以前のリリースからこのリリースに更新された後、Bot の導入がキュー内でスタックしなくなり、「実行時に選択済み」エラーも表示されなくなりました。
00786786、00806775 Google Chrome ブラウザからレコーダーを使用して単一のオブジェクトをキャプチャできるようになったため、次のメッセージは表示されなくなりました。「単独キャプチャの実行中にエラーがありました」というメッセージも表示されません。
00780202、00798826、00808779 複数ユーザー用に構成された Unattended ユーザー デバイスに RDP を使用して Bot を展開し、RDP 画面の解像度を 1366x768 に設定しても、Bot の実行中に解像度が 1368x768 に変更されなくなりました。
00769647、00767674、00773115、00777239、00778972、00777752、00792839、00804603、00806606、00815687、00829496 [履歴アクティビティを表示] ページに、実行中に失敗した Bot の正しい実行開始日時が表示されるようになりました。
制限事項
[外部キー Vault 統合] で外部キー Vault と構成し、Windows インストーラーの [データベース サーバー] ページでデータベース認証に [SQL 認証] モードを選択して Control Room (オンプレミス) をインストールすると、インストールが失敗し、次のエラー メッセージが表示されます。「Control Room データベース テーブルを作成できません」。

回避策: 外部キー Vault にデータベースの資格情報を追加し、これらの資格情報をデータベース構成に使用します。

同じ Control Room から Bot を実行した場合、Control Room の [ホーム] ダッシュボード ページにある [TaskBot の実行数] 指標にカウントがゼロと表示されます。
(Service Cloud ケース ID: 00837271) 大量のリポジトリ データを持つデータベースを使用して Enterprise 11 から移行する場合、インストールに失敗することがあります。この問題は、移行中にいくつかの SQL クエリの Liquibase 更新が完了しないために発生します。

回避策: Automation Anywhere のサポートにお問い合わせください。

Bot エージェント をインストールするとき、ディスク容量がなくなって [ディスク領域不足] ウィンドウで [OK] をクリックした場合、Bot エージェント インストール ウィザードに以前のインストーラー ウィンドウが表示されることがあります。

回避策: [セットアップの種類] ウィンドウで、[キャンセル] をクリックして、Bot エージェント インストール ウィザードを再起動します。

(Service Cloud ケース ID: 01021889) このリリースでは、Control Room から Bot をスケジュールまたはデプロイし、Bot が実行に失敗した場合、E メール通知は送信されません。
(Service Cloud ケース ID: 00780635、00791587、00795559、00795632、00797130、00797113、00791783、00765770、00826805、01859661) 以前のリリースから更新する際、シングルノード環境またはマルチノード環境で設定された Control Room インスタンスからスケジュールが消えてしまいます。場合によっては、更新後、すでに非アクティブ化されたスケジュールが消え、自動的に再アクティブ化されることがあります。

回避策: 大規模なスケジュールをより小規模なスケジュールに分割するか、スケジュールの頻度を減らします。

  • 大規模なスケジュールされた自動化を、それぞれ 2 時間のより小規模なスケジュールに分割します。たとえば、毎日午前 9:00 ~ 午後 9:00 などの 12 時間実行される自動化スケジュールを、午前 9:00 ~ 午前 10:59、午前 11:00 ~ 午後 12:59、午後 1:00 ~ 午後 2:59 などの 2 時間間隔に分割します。
  • スケジュールの頻度を減らして 10 分間隔にします。
パスワード型変数が null 値の Enterprise 10 MetaBot の移行はまだサポートされていません。正常に移行するには、Enterprise 10MetaBot を作成するときにパスワード変数にデフォルト値を指定します。

このリリースでは現在、Active Directory で構成された Control Room にログインする際の [Windows でログイン] オプションの使用はサポートされていません。このオプションを選択すると java.lang.NoSuchMethodError エラーが発生します。

推奨: ドメインの資格情報を直接入力してください。

(Service Cloud ケース ID: 00831886) Bot Creator は、Automation Co-Pilot プロセスを介して Bot タスクを実行することはできません。ヒューマン タスクは問題ないように表示されますが、[アクティビティ] ページには [進行中] 状態が表示され、[ユーザーまたはデバイスを待機中] アクションで停止したような状態になります。

回避策: Automation Co-Pilot Bot Creator ユーザーから [プロセス ディスカバリー ライセンス - レコーダー] を削除します。詳細については、「AARI Process Discovery のライセンスの割り当て」を参照してください。

[グローバル セッション] オプションを使用して、ループ パッケージ がある Excel の高度な操作 パッケージ を使用している Microsoft Excel セッションを共有することはできません。

代替ソリューション: [複数のセルを取得] アクション を使用して、データをデータテーブル変数に保存します。次に、[データ テーブル] オプションを選択した状態で ループ パッケージ を使用します。

移行処理は、角括弧 ([]) を含んでいる Bot を正常に移行しますが、同じ Bot を再度移行してデルタ変更を移行すると、上書きオプションが選択されている場合でも失敗します。

回避策: 再度移行する前に、角括弧 ([]) を含んでいる既存の BotAutomation 360 から削除します。

[AAE_Bot Migration Admin] ロールのあるユーザーは、移行された Bot を実行できません。このロールでは、[マイ Bot を実行] および [フォルダーを作成] 権限を使用できないためです。そのため、これらのユーザーは移行処理を開始し、Bot を変換できますが、移行された Bot を実行できません。

回避策: [マイ Bot を実行] および [フォルダーを作成] 権限のあるカスタム ロールを作成し、[AAE_Bot Migration Admin] ロールのあるユーザーにこのロールを割り当てます。

出力として型 [Single] の 2 次元配列を返し、ファイルに記録 コマンドを使用して値をファイルに格納する DLL を使用する Enterprise 11 MetaBotTaskBot として Automation 360 に移行されたとき、これらの TaskBot は、実行されるときにエラーが発生します。
リモート デバイスの DPI が現在のデバイスと異なる場合、RDP を使用してタスクを自動化するために使用される移行された Bot で、エラーが発生します。
Windows for オンプレミス Google Cloud Platform VM で新しく作成した Control Room ユーザーが、パスワードを変更できません。[パスワードを変更] 画面では秘密の質問オプションを使用できないため、パスワードを保存しようとすると、Control Room にエラーが表示されます。

回避策: ページを更新してパスワードをもう一度変更します。

(Service Cloud ケース ID: 00770816) Exchange Web Services サーバーに接続するときに、多要素認証 (MFA) を無効にする必要があります。これは、多要素認証が有効になっている可能性があるすべての組織レベルのセキュリティ ポリシーも対象となります。多要素認証が完全に無効になっていないと、接続エラーや承認エラーが発生する可能性があります。

Automation 360 では、Black Duck レポートに特権のエスカレーション エラーが表示される Elasticsearch の Kibana バージョンはサポートされません。
Bot の実行、Control Room でのデバイス設定の設定、Control Room の更新など、異なる操作を同時に実行したときに、Bot エージェント が以前のリリースからこのリリースに自動的には更新されません。

回避策: タスク マネージャーから Bot エージェント を再起動します。

次の順序のアクションBot を実行したときに、ファイルが削除されません。
  1. [CSV/TXT] > [開く] アクション を使用して .csv ファイルを開く。
  2. 別のループ アクション内のループ アクションを使用して、.csv ファイルから値を取得する。
  3. [CSV/TXT] > [閉じる] アクション を使用してファイルを閉じる。

    ここでは、すべてのアクションが同じ [デフォルト] セッションを使用します。

  4. [ファイル] > [削除] アクション を使用してファイルを削除する。

この問題 (ファイルが削除されない) は、Botで [デフォルト] のセッションを閉じることができないために発生します。

ループ内で次の順序のアクションを使用して Bot を実行すると、Bot の実行が失敗してエラーが出ることがあります。
  1. [ブラウザ] > [開く] アクション を使用してウィンドウを開く。
  2. [レコーダー] > [キプチャ] アクション を使用して、必要なオブジェクトをウィンドウでキャプチャする。
  3. [ブラウザ] > [閉じる] アクション を使用してウィンドウを閉じる。

回避策: ウィンドウを閉じる際に、[ウィンドウ] > [閉じる] アクション を使用します。

[管理] > [設定] > [デバイス] ページからデバイス情報を更新した場合、最初の更新のみが [監査ログ] ページにキャプチャされます。それ移行のデバイスの更新がキャプチャされません。
Bot を作成して実行した後で、Bot エディターから新しい Bot エージェント ユーザーデバイスを登録すると、「デバイスが切断されているか、アップグレードする必要があります」というメッセージが断続的に表示されます。

回避策: [実行] をクリックして、Bot を新しい Bot エージェント ユーザー デバイスに導入します。

ユニバーサル レコーダー を使用して SAP アプリケーションに複数のタブを記録すると、SAP のクライアント制御の [テキストを設定] アクションが未サポートであるため機能しません。
複数のユーザーが各自の Bot を同時にチェックインした場合、一部のチェックインは失敗しますが、Git は破損せず、データが失われることはありません。
2.3.0-20210806-215200 バージョンの レコーダー パッケージ を使用し、Google Chrome または Microsoft Edge Chromium ブラウザの HTML テクノロジーを使用してコントロールをキャプチャした後、Bot を実行すると、Bot が失敗して「コントロールが見つかりません。検索条件が一致しませんでした」というメッセージが表示されていました。

回避策: 代わりに、2.2.0-20210722-211132 バージョンの レコーダー パッケージ を使用します。

AdoptOpenJDK のバージョン 11.0.8 を使用している Java アプリケーションで、プロセスを自動化しようとすると、レコーダー がアプリケーションのドロップダウン要素をキャプチャしない場合があります。

Automation Co-Pilot (Automation Co-Pilot for Business Users)

最新情報
プロセス エディターでの出力変数のサポート

プロセス エディターの [出力変数] セクションで、任意のプロセスへの出力として設定可能なユーザー定義変数を作成できます。これにより、子 (サブ) プロセス ([タスクを処理] で呼び出されたものです) からの出力を親 (メイン) プロセスに渡すことができます。

子プロセス オートメーションの出力を表示する

[リクエストを作成] アクションに対して [ファイルを選択] 要素の入力がサポートされました

AARI Web パッケージの [リクエストを作成] アクションで、[ファイルを選択] 要素のリクエスト作成フォームへの入力の受け渡しがサポートされるようになりました。Bot を使用してリクエストを作成し、[ファイルを選択] 要素で入力としてのファイルをアップロードまたはダウンロードできるようになりました。これらの入力ファイルは、ストレージ サービスにアップロードされて、リクエストでさらに処理できるようになります。

[タスク] ページの [詳細ビュー]

[タスク] ページの新しい [詳細ビュー] オプションにより、個々のタスクへのより多くのインサイトが提供されるため、タスク管理が容易になります。詳細ビューでは、別のページを開くことなく各タスクがそれぞれのリクエスト ビュー ページでプレビューされるため、タスクを整理し、使用可能なリクエストに対応させることができます。ユーザーが自分のタスクを操作することもできます。

Google Chrome でのインターフェース トリガーの追加サポート

Bot の実行中に、Google Chrome ブラウザのインターフェース トリガーで、次の追加アクションを使用できます。

  • [ハイパーリンク] 要素: クリック、[フォーカスを設定]、または [フォーカスを失いました] アクション
  • [チェックボックス] 要素: 選択、オフ、[フォーカスを設定]、[フォーカスを失いました]、または [選択対象の変更] アクション
  • [ラジオ ボタン] 要素: 選択、選択を解除、[フォーカスを設定]、[フォーカスを失いました]、または [選択対象の変更] アクション

インターフェース トリガーの追加

変更内容
Bot の実行中のフォント サイズの保持

フォームを作成する際、[フォーマット] > [フォント サイズ] ドロップダウン メニューで選択したフォント サイズが、Bot の実行時にフォームに保持されます。

[プロセス設定] および [チーム設定] ページの [キャンセル] オプション

ユーザーが [プロセス設定] ページおよび [チーム設定] ページでプロセスまたはチームを編集すると、以前の [X] オプションが [キャンセル] オプションに置き換わって、ユーザーが現在のページをキャンセルできることがより明確になります。

修正
Service Cloud ケース ID 説明
00781358 エラーが発生することなく、デフォルト値を持たないテーブル変数がある Bot をプロセスに追加できるようになりました。
00791703 デスクトップ トレイ アイコンを使用して Automation Co-Pilot Desktop Assistant を開いたときに、依存ファイルがアプリケーションとともに表示されなくなりました。
-- プロセス エディターの [移動先] オプションに、[タスクをフィルタ] と [タスクを処理] オプションが表示されるようになりました。
-- ハイパーリンクを含むプロセスの形式でデータを入力すると、プロセスのデータが無視されず、正しく動作するようになりました。
-- プロセス エディターで [タスクを処理] を使用する際に、[プロセス ファイルを選択] フィールドの [公開フォルダー] オプションを使用できるようになりました。
-- [Bot タスク] および [ヒューマン タスク] では、ボックスを選択すると、入力が正確に選択されるようになりました。
-- [リクエスト] ページが、Attended ライセンスを持つユーザーの最新のリクエスト イベント (タスクの完了など) で正しく更新されるようになりました。
-- このリリースに更新する際に、ビルトイン スケジューラーが切断されたデバイスや一時デバイスを定期的にチェックし、これらのエントリをクリアするようになりました。
-- 公開フォルダーでフォームを開いたときに、URL の中の「View」という用語を「Edit」に変更しても編集できなくなりました。
-- ユーザーが Automation Co-Pilot Desktop Assistant にログインすると、そのユーザー名に関連付けられているすべてのトリガーが使用可能になります。
制限事項

ユーザーは公開ワークスペースでフォームやプロセスを編集することはできません。非公開ワークスペースで編集するためには、フォームやプロセスをチェックアウトする必要があります。ただし、ユーザーが非公開ワークスペースでフォームやプロセスを編集しようとした場合、キャッシュが更新されていないため、「アクセスが拒否されました」というエラー メッセージが表示されます。

回避策: 非公開ワークスペースに移動し、ページを更新してキャッシュをクリアしてから、フォームまたはプロセスを編集します。

割り当てられたチームに属していない、AAE_Robotic Interface User ライセンスを持つ Automation Co-Pilot ユーザーは、Web インターフェースで他のチームからのすべてのリクエストとタスクを表示することができます。ただし、ユーザーがリクエストやタスクにアクセスしようとすると、エラー メッセージが表示されます。
Bot の実行中にフォームを開くと、最初のフォーム要素への自動フォーカスが失われます。たとえば、フォーム A にさまざまな要素があり、「名前」という [テキスト ボックス] 要素が最初の要素であるとします。Bot の実行中にフォーム A を開くと、「名前」の要素からフォーカスが失われ、値を入力できなくなります

回避策: Bot の実行中にフォームを開いた場合は、フォーム要素をクリックして値を入力または変更します。

Web インターフェースに管理者としてログインすると、特定の言語では、左側のナビゲーション ペインにある翻訳済みテキストが切り捨てられます (一部しか表示されません)。

回避策: メニュー項目の上にカーソルを置くと、ツールチップが表示され、そこに完全な翻訳済みテキストが表示されます。

Automation Co-Pilot on the web インターフェースの Google Cloud Platform インスタンスで、以前にアップロードされたファイルを含むリクエストを開くと、ファイルのダウンロード中に断続的にエラーが発生することがあります。

回避策: ファイルのダウンロードを再試行します。

フォームにテーブル要素があり、Bot の実行時にインタラクティブ フォーム パッケージの [設定] アクションを使用した場合、値はテーブル要素に適用されません。
トリガー ループ内で [ドロップダウン] 要素の [変更済みの値] としてアクション トリガーを選択した場合、関連付けられているイベントは、[リセット] アクションがある場合でも Bot の実行中にトリガーされます。
SDS セットアップで、ファイルをアップロードするリクエストを作成すると、アップロードが失敗し、「SecurityTokenInvalidException」というエラー メッセージが表示されます。
[エンド プロセス] エンドポイントの [出力変数を上書き] オプションは現在、ユーザーは変数の定義を上書きできなくなっています。

Discovery Bot

最新情報
ステップのグループの表示

プロセス ビューのレビューの際、グループ オプションまたはアイコンを使用して、記録セッション中に使用されたプライマリ レベル アクションおよびセカンダリ レベル アクション (およびサブグループ レベル アクション) に属するステップのグループを表示できるようになりました。

グループ アイコンを使用して、希望のタスクを自動化するために選択するステップのグループを決定します。たとえば、プライマリ レベルのアクションには Microsoft Outlook、セカンダリ レベルのアクションには Outlook のメール通知、サブグループ レベルのアクションには「メール - 追加先」や「メール - 件名の追加」などの用語が表示されます。

ブランチとオポチュニティを含むプロセス ビューの作成

システム生成ビューに動的オプションを使用

[モデル] オプションの [動的] オプションを使用して、記録セッション中に使用された同じアプリケーションまたはプライマリ レベル アクションに属する一連の繰り返しパターンを表示するステップのグループの記録を見られるようになりました。

このオプションを使用して、自動化するプロセスまたはタスクのコンテキストを決定します。ラベルが付いたステップのグループは、Microsoft (Excel、Outlook、メモ帳)、Notepad++、テキスト エディター、多くの Windows のユースケース、Chrome のブラウザ機能といった、サポートされているアプリケーションに属しています。

ブランチとオポチュニティを含むプロセス ビューの作成

PDD Word ドキュメントの強化

PDD Word ドキュメントに、プロセスの記録のフロー チャートと、各ステップにかかった時間 (時、分、秒) が記載されるようになりました。

オポチュニティを確認して Bot に変換する

修正
Service Cloud ケース ID 説明
-- Red Hat Enterprise Linux (バージョン 7.7 または 7.9) 用の Control Room インストーラーに、Discovery Bot パッケージが追加されました。以前は、Control Room に管理者としてログインし、[マネージ] > [パッケージ] > [アップロード] を選択して、Discovery Bot パッケージをアップロードする必要がありました。
制限事項
Linux 環境では、Discovery Bot レコーダーを使用してプロセスを記録すると、レコーダーのウィンドウが 4 秒間開いた後に消えます。このエラーは、次のディレクトリに ProcessDiscovery フォルダーが存在しないことが原因で発生します。/var/automationanywhere/enterprise/appdata/Server Files/
回避策: 次の手順に従って、空の ProcessDiscovery フォルダーを手動で作成し、フォルダーへの書き込みアクセスを指定します。
  1. Control Room ディレクトリ内の次のパスに移動します。
    1. 以前のバージョンから v.22 に更新した場合は、/opt/automationanywhere/enterprise/appdata/Server Files に移動
    2. v.22 の新規インストールを実行する場合は、/opt/automationanywhere/automation360/appdata/Server Files に移動
  2. sudo mkdir ProcessDiscovery コマンドを実行して、指定された Control Room ディレクトリに ProcessDiscovery 用の空のフォルダーを作成します。
  3. 次のコマンドを実行して、新しく作成された ProcessDiscovery フォルダーに必要な読み取りおよび書き込み権限を指定します。
    1. sudo chown -R crkernel:controlroom ProcessDiscovery/
    2. sudo chmod -R 775 ProcessDiscovery/

A360 v.22 にアップグレードしたときに、A360 v.21 で生成された PDD に関するメール通知が複数回届く場合があります。

メイン ブランチの左側と右側にブランチを追加すると、PDD の記録フロー チャート セクションで、すべてのブランチを含むプロセス ワーク フロー全体をキャプチャできない場合があります。

IQ Bot

最新情報
IQ Bot ExtractionIQ Bot 標準フォームとの統合

IQ Bot Extraction パッケージ を使用して、標準フォームのドキュメントからデータを抽出できるようになりました。

[IQ Bot ドキュメントを処理] アクション の使用

標準フォームのラーニングインスタンスで信頼度に基づくしきい値が適用可能

標準フォームのラーニングインスタンスで、設定した [信頼度に基づくしきい値] の値がどのフィールドとも一致しない場合、ドキュメントが [検証ツール] に移動されて通知アイコンが表示されます。この更新により、ラーニングインスタンスのドキュメントを検証し、ドキュメントを保存できるようになりました。

IQ Bot Extraction パッケージOCR エンジンの追加

既存の OCR エンジンに加えて、IQ Bot Extraction パッケージでは次の OCR エンジンがサポートされるようになりました。

  • Microsoft Azure 2.0
  • Google Vision API

IQ Bot Extraction パッケージ

IQ Botのダッシュボード データのエクスポート
AAE_IQ Bot Admin ロールを持つユーザーが、[エクスポート] アイコンを使用して、ダッシュボードから CSV ファイルに次のデータをエクスポートできるようになりました。
  • 処理されたドキュメント
  • アップロードされたページ
  • ストレート スルー プロセッシング
  • 精度

CSV ファイルはローカルの [ダウンロード] フォルダーに保存されます。

IQ Bot による自己署名証明書のサポート

複数のドメインに SSL 証明書を使用する場合は、サブジェクト代替名 (SAN) を使用した自己署名証明書を作成することができます。

サブジェクト代替名を使用した自己署名証明書を作成

変更内容
IQ Botパッケージでの外部プロキシ サーバー設定のサポート (Service Cloud ケース ID: 00727414、00725235、00757568、00753560、00753560、00786609)

IQ Bot パッケージの [すべてのドキュメントをダウンロード] および [ドキュメントをアップロード] アクションが、外部プロキシ サーバー設定をサポートしました。

IQ Bot Python ライブラリのアップグレード (Service Cloud ケース ID: 00756943、00791511)

IQ Bot が、データ抽出に Python バージョン 3.9.5 を使用するようになりました。

廃止された機能
IQ Bot [ローカルデバイス] パッケージ

IQ Bot IQ Bot [ローカルデバイス] パッケージは、この Automation 360 v.22 (ビルド 10526) から廃止されています。代わりに、IQ Bot [ローカルデバイス] パッケージと同じ機能および追加の機能強化を提供する IQ Bot Extraction パッケージを使用してください。

IQ Bot [ローカル デバイス] パッケージが IQ Bot Extraction パッケージに置き換えられる (A-People のログインが必要)
注: IQ Bot Extraction パッケージを使用する前に、IQ Bot [ローカルデバイス] パッケージに関連する Bot を更新し、出力フォルダーを再構築してください。

IQ Bot Extraction パッケージ

修正
Service Cloud ケース ID 説明
-- Success フォルダーから .csv ファイルを削除する場合に、そのフォルダーから残りのファイルをダウンロードできるようになりました。
-- IQ Bot Extraction パッケージを使用して大量のドキュメントのセットを処理したときに、Bot エージェント でのドキュメント処理の問題が発生しなくなりました。
-- 標準フォーム設定を IQ Bot にアップロードしたときに providerVersion フィールドで誤った値が使用されていた場合、標準フォームのラーニングインスタンスを作成するときにこの設定を選択すると、エラー通知が表示されるようになりました。
00806805 無効なグループ」というエラー メッセージが解決されたため、移行ユーティリティ機能を使用してラーニングインスタンスをインポートできるようになりました。
-- 標準フォームを使用してラーニングインスタンスを作成するときに、使用可能なすべての事前トレーニング済みモデルが [モデルを選択] ドロップダウンメニューに表示されるようになりました。
00703856 IQ Bot で、数値を含むテーブル行が、かっこ内にある状態でも正しく抽出されるようになりました。
-- ファイル ダウンロード API が、キーと値のペアを区切るコロン (:) を使用して、正しい形式の JSON レスポンスを返すようになりました。
00694656 トレーニング後に新しいテーブル フィールドが追加されたドキュメントから、IQ Bot が正しく値を抽出するようになりました。
00636887 ステージング環境で、アジア言語の文字で 150 字を超えるファイル名のドキュメントをアップロードすると、エラー通知が表示されるようになりました。
注: これは、本番環境には適用されません。
-- IQ Bot クラウド データ クエリが、Amazon Relational Database Service の過負荷を防止するように最適化されました。
00782994 移行ユーティリティ を使用して環境間でラーニングインスタンスを移動したときに、未分類のデータがエクスポートされなくなりました。
00747137 移行ユーティリティ機能を使用してラーニングインスタンスを問題なくインポートできるようになりました。
制限事項

[個人合計] > [精度] フィールドに表示される値は、使用可能なラーニングインスタンスの [ラーニングインスタンス] > [フィールドの精度] の値と一致しない場合があります。

ラーニングインスタンスを同じ名前の削除済みラーニングインスタンスを持つ IQ Bot 環境にインポートしようとした場合、ラーニングインスタンスがインポートされなかった場合でも、次のメッセージが表示されます: インポート処理が開始されました
ユーザーは、適切な権限を持たずに IQ Bot にアクセスした場合、[アクセスが拒否されました] ページにリダイレクトされます。そこでは、戻るボタンが機能しません。

回避策: 現在のタブを閉じて、Control Room を開きます。

ラーニングインスタンスの作成ページで [他のドメイン] を選択すると、テーブルおよびフォーム フィールドのツールチップに、これらのフィールドはオプションであることが示されます。ただし、これらのフィールドは、ラーニングインスタンスを作成するのに必須です。
IQ Bot のインストールが失敗し、次のメッセージが表示される場合があります: DB のアップグレードに失敗: -1。この問題が発生したときは、インストールを再試行してください。
(Service Cloud ケース ID: 01016516、00757943、00787404、00788421、00807528、00822941、01018972) 複数の ABBY OCR ベースのコマンド (IQ Bot Pre-processorドキュメント分類子AISense RecorderOCR) を単一の Bot に追加した場合、Bot を実行するとエラー メッセージが表示されます。

回避策: 複数のコマンドを単一の Bot に追加しないでください。

(Service Cloud ケース ID: 01063054) IQ Bot の [ラベル] フィールドでは 50 文字までしかサポートされないため、長い名前 (50 文字超) を持つラーニングインスタンスはインポートできません。
IQ Bot Extraction パッケージ から [ドキュメントを処理] アクション を使用してドキュメントをアップロードした場合、設定したデフォルトの検証グループの検証ルールは適用されません。その結果、失敗したドキュメントは既存のどのグループにも分類されず、検証ツール へ移動します。
IQ Bot Community Edition では、クラウドOCR を使用してラーニングインスタンスを作成すると、IQ Bot Extraction パッケージ から IQ Bot [ドキュメントを処理] アクション を使用した場合、アップロードされた請求書やドキュメントの値が正常に処理されません。

回避策: クラウドOCR を使用してラーニングインスタンスを作成した場合、IQ Bot パッケージ から IQ Bot [ドキュメントをアップロード] アクション を使用します。

Bot をトレーニングしたら、[保存して次のグループに移動] をクリックしても次のグループは読み込まれません。その代わり、同じグループが再読み込みされます。
回避策: 次の手順に従います。
  1. ページを更新します。
  2. [ラーニングインスタンス] に移動して、[Bot] をクリックして [ラーニングインスタンス] を編集します。

英語以外のファイル名が請求書ドメインを使用してアップロードされ、AutoExtract コマンドで処理される場合、システム識別領域は生成されません。

回避策: ドキュメントを処理するには、英字以外のファイル名を英字に変換します。

Bot Insight

修正
Service Cloud ケース ID 説明
00788583 [プロファイル] タブでビジネス ダッシュボードを編集、保存、および生成してダッシュボードを保存しなかったときに表示されるエラー メッセージの説明が中国語に正しく翻訳されるようになりました。以前は、[ビジネス] ダッシュボードの [プロファイル] タブで編集を保存したときにエラーが発生した場合、エラー メッセージの説明に文字化けしたテキストが表示されていました。
00729920 タスクをソース (UAT) からターゲット (本番) 環境に移行すると、[公開] されたダッシュボードのコピーがソース環境から削除されなくなります。
00742260 フィルタに非メトリック変数を適用した後、オペレーション ダッシュボードまたはカスタム ダッシュボードからデータをエクスポートできるようになりました。以前は、異なるグラフ タイプの間で切り替えたときにデータがエクスポートされませんでした。
00738228 公開ワークスペースからチェックアウトされた Bot を更新して実行したときに、タスク Bot で複数のダッシュボードが作成されなくなりました。以前は、更新後に Bot が実行されると、複数のダッシュボードが作成されていました。
00757992 Bot Creator ライセンスを持つユーザーが、割り当てられたロールに関係なく、すべての Bot Insight ダッシュボード ([オペレーション] タブと [ビジネス] タブ) にアクセスできるようになりました。以前は、ユーザーが [AARI 管理者] ロールがある Bot Creator ライセンスを持っていた場合、これらのダッシュボードにアクセスできませんでした。
制限事項
(Service Cloud ケース ID: 00733555、01912503) ダッシュボードでは、円グラフのデータ ラベルは、多くのスライスを含む場合、重なり合います。その結果、円グラフのラベルは明瞭ではなく、スライスの上にカーソルを合わせた場合にのみ表示されます。
回避策: 円グラフのデータ ラベルをはっきりと読みやすく表示するには、ダッシュボードのデータを Excel ファイルにエクスポートします。
注: サードパーティの recharts ライブラリの制限により、ダウンロードした PDF のデータでラベルが重複する問題が発生する可能性もあります。
重要: このリリースでサポートされているパッケージの詳細については、「Automation 360 で利用可能なパッケージ」を参照してください。