Enterprise A2019.20 リリース ノート

リリース日: 2021 年 4 月 20 日

Enterprise A2019.20 リリースの最新情報と変更点、および修正と制限事項について確認してください。ビルド 8846クラウド 用で、ビルド 8815オンプレミス 用です。IQ Bot A2019 は ビルド 8815 にあります。

重要: 次の修正が含まれるように クラウド ビルドを更新しました。
  • 前処理エラーが原因で、移行された Bot の実行が失敗する (Service Cloud ケース ID 00760877、00761211)
  • リソース パスが Microsoft でサポートされている最大長を超えているため、Bot を展開できない (Service Cloud ケース ID 00764731、00763373、00765172、763334)

このリリースへの更新

このリリースへは、過去の 3 つのリリース (つまり n-3 のリリース。n は最新リリースを表す) から更新できます。このリリースへの更新を認定されているのは次のビルドです。
  • ビルド 8147 (v.19)
  • ビルド 7560 (v.18)
  • ビルド 7103 (v.17)

更新方法の詳細については、「Automation 360 を最新バージョンに更新」を参照してください。

Recommendation: n-3 のリリースでない場合は、認定されている 3 つのいずれかのリリースに更新してから、このリリースに更新してください。
重要: このリリースには、Bot エージェント に必要な更新が含まれています。以前のリリースからこのリリースへアップグレードする際、オートメーション アクティビティを続行するために必ず更新を完了させてください。

Bot エージェント を自動更新 | 手動での Bot エージェント の更新

このリリースと互換性のある Bot エージェント バージョンを確認するには、「Bot エージェント の互換性」を参照してください。

移行関連の機能

Enterprise 11 および Enterprise 10 の機能
移行するフォルダーを選択する (Service Cloud ケース ID: 00689307)

Bot 移行ウィザード では、Enterprise A2019 に移行する Bot (TaskBot および MetaBot) が含まれているフォルダーを選択できるようになりました。これにより、そのフォルダーから個別の Bot を移行する必要がなくなりました。

画面を含む MetaBot の移行

アセットとしての画面を含むMetaBotの移行。HTML、MSAA、Java、.Net テクノロジーに基づいて画面を移行し、資格情報変数を使用できます。

次の属性を含む Bot の移行
  • IF > Logic successful または IF > Logic unsuccessful コマンドを含み、これらのコマンドが出力として変数を返す Bot
  • タスク Bot パッケージの [実行] アクションに対する [停止まで反復] オプションが指定された タスクを実行 コマンドが含まれている Bot
  • $Clipboard$ システム変数を入力および出力変数として使用し、値を MetaBot ロジックに渡す Bot
Enterprise 11 専用の機能
SAP BAPI を使用して SAP 関連のタスクを自動化する Bot の移行

SAP BAPI を使用して SAP 関連のタスクを自動化する Bot を移行します。SAP コマンドは SAP BAPI パッケージの同等のアクションに移行され、Enterprise 11 Bot で SAP サーバーへの接続に使用されるユーザー名、パスワード、およびホスト名の属性は、Enterprise A2019 の資格情報変数として移行されます。

$Excel Cell Row$ システム変数の従来の動作を保持する

Enterprise A2019 に移行した後に、バージョン 11.3.1 よりも前のバージョンで作成した Bot で使用していた $Excel Cell Row$ システム変数の従来の動作を保持するには、Bot 移行ウィザード の ["Excel セル行" のレガシー動作を使用] オプションを使用します。

次の属性を含む Bot の移行:
  • [すべてのメッセージを削除] または [すべてのメッセージを取得] を使用して、OAuth 認証で Exchange Web Services (EWS) を使用するすべての E メールから添付ファイルを削除またはダウンロードする Bot
  • Firefox および Silverlight テクノロジーに基づく オブジェクト クローニング コマンドを使用してキャプチャしたオブジェクトを含む Bot
  • [ユーザーを変更] コマンドとともに [アカウント オプションを更新] および Active Directory コマンドの [パスワードを変更] オプションを使用する Bot
  • Active Directory コマンドの [ユーザーを作成] オプションを使用する Bot
  • Variable Operation コマンドを使用し、[小数設定] オプションが選択されている Bot
  • $AATaskExecutor$ システム変数を使用する Bot
  • Microsoft Excel ファイル内のセルから値を取得するために [特定のセル] および [セル値を取得] オプションが選択された [1 つのセルを取得] コマンドを使用する バージョン 11.3.5 以降の Bot

Enterprise A2019

最新情報
IPv6 アドレスのサポート

Enterprise A2019 を IPv6 ネットワークに分散ロード バランサー クラスター モードでインストールして、組織のインフラストラクチャと情報セキュリティの要件に準拠することができます。

以下はサポートされていません。

  • IPv6 アドレスではジオロケーションを使用できません。
  • IPv6 アドレスのリンクローカル アドレスは、Enterprise A2019 インストーラーの IPv6 リストから削除されます。

IP クラスターを設定する

Control Roomインスタンス間でのデバイス登録の切り替え

Bot エージェント を再インストールせずに、Control Room の複数のインスタンス間でデバイス登録を切り替えることができるようになりました。この設定は、システム レベルまたはユーザー レベルでインストールされた単一ユーザー デバイスに適用されます。

Control Room インスタンス間でのデバイス登録の切り替え | 別の Control Room への Bot エージェントの切り替え

デバイス ユーザー名を認証するための新しい権限 (Service Cloud ケース ID: 00576058)

Bot を Unattended Bot Runner に展開する際に、資格情報の検証をバイパスするには、この新しい権限を使用してデフォルト デバイスをユーザー名に割り当てます。この権限は、ロック解除済みのアクティブなユーザー セッションを持つデフォルトのデバイス ユーザーに適用できます。

ロールに対する機能のアクセス許可

Bot の導入を最適化するためのリソースしきい値設定

Control Room のリソースしきい値設定を構成し、デバイス上のシステム リソースが指定しきい値内にある場合にのみ、システムが次の Bot を展開するようにします。すべてのデバイスに対し、Control Room レベルでこの設定を指定し、各デバイス レベルで設定をカスタマイズします。

デバイス設定を管理

Botの起動時間の短縮

Control Room の設定を使用して、すべてのユーザー デバイスが Control Room に接続したときに、オートメーションの使用頻度が最も高いパッケージをそれらのデバイスにプリロードして、Bot の起動時間を短縮できるようになりました。

Cloud Control Room の自動パッケージ更新

ワークロード オートメーションでのエクスプレス キュー

[キュー] ページで [エクスプレス キューを作成] オプションを使用することで、デフォルト パラメーターを持つワークロード オートメーション キューを Control Room ですばやく作成できるようになりました。

エクスプレス キューの作成

Active Directory ユーザーのグループ フィルタ

um.properties ファイルの一部として、Users ディレクトリに追加のフィルタを指定できます。これにより、Control Room のロール マッピング用に Users ディレクトリにあるセキュリティ グループをフィルタリングできるようになります。

Active Directory のロール マッピングの管理

SAP BAPI を使用した SAP 関連のタスクの自動化

SAP BAPI パッケージで使用可能なアクションを使用して、SAP BAPI を使用している SAP 関連のタスクを自動化します。

SAP BAPI パッケージ

出力変数のデフォルト名

次のパッケージの出力変数を設定するときに、Control Room はわかりやすいデフォルト変数名を表示します。複数の出力変数を作成すると、重複を避けるために、後続の変数名に -1-2-3 などが追加されます。

  • ブラウザ
  • CSV/TXT
  • E メール
  • Excel の高度な操作
  • JavaScript
  • ループ
  • レコーダー
  • VBScript
  • ウィンドウ
空白ページでの PDF 分割で、スキャンした画像ドキュメントをサポート (Service Cloud ケース ID: 00683923)

PDF の [分割] アクションを使用して、スキャンした画像があるページから空白ページを分離します。ピクセルベースの分割では、[ドキュメントを分割] を使用して、スキャンした (画像ベースの) ドキュメントの空白ページ セパレータのある PDF を分割できるようになりました。

SMTP ポートの範囲がポート 1 ~ 65535 を含むように拡張

E メール パッケージは、SMTP サーバーに対して 1 ~ 65535 の範囲のポートをサポートするようになりました。SMTP ポートをこの範囲で構成することにより、E メール [送信] アクションを使用できます。

Active Directory パッケージでの新しいアクション
  • アカウント オプションを更新: ユーザーのアカウント属性を設定します。
  • ユーザーのパスワードを変更: このオプションを使用して、ユーザーのパスワードを変更します。

ユーザー アカウントの操作

Active Directory パッケージでの [ユーザーを作成] アクションの機能強化

[ユーザーを作成] アクションを使用して、パスワードを持つ Active Directory ユーザーを作成できるようになりました。

[ユーザーを作成] アクション の使用

ユニバーサル レコーダーの拡張されたサポートと新機能

ユニバーサル レコーダー を使用して以下を実行できます。

  • Compass などの Oracle EBS アプリケーションのドロップダウン リストとコンボ ボックスでのクリックとデータ取得を自動化する。
  • Bot が確実に識別できないオブジェクトを、Bot が見つけやすい近くのオブジェクト (リンクやボタンなど) にリンクする。この機能は、MSAA、UI Automation、または Java アプリケーションで使用します。
変数名での新しい言語のサポート

チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、スペイン語、およびスウェーデン語の文字を変数名で使用できるようになりました。

変数でサポートされる Unicode 範囲

Bot を検索して親 Bot に追加する

公開ワークスペースと非公開ワークスペースで子 Bot を検索して、親 Bot に追加します。Bot エディター、および タスク Bot パッケージの [実行] アクションで子 Bot を検索できます。

[実行] アクション の使用 | Bot の作成に使用する Bot エディター

Bot をデプロイしたユーザーに関する情報の取得

AATaskInvoker システム変数を使用して、Bot を実行またはスケジュールしたユーザーのユーザー名、名、姓、および E メールを返します。Bot が Attended Bot Runner にデプロイされている場合、この変数はログインしたユーザーに関する情報を返します。Bot がトリガーによってデプロイされている場合、この変数はトリガーを設定したユーザーに関する情報を返します。

定義済み変数

Git 復元の機能強化
  • データベースが削除または破損した場合、管理者は Git リポジトリから完全に空ではないリポジトリにファイルを復元できるようになりました。
  • 重複するファイルが Git リポジトリにある場合は、ファイルを上書きまたはスキップすることもできます。
  • 空のリポジトリにファイルを復元する場合は、既存の資格情報 (Control Room で設定) または他のリポジトリの資格情報を使用できます。

Git リポジトリからの Bot の復元

TaskBot のバージョン履歴の表示

チェックイン メッセージとともに、TaskBot のバージョン履歴を表示して、特定の日時に他のユーザーが TaskBot に行った重要な変更を特定できるようになりました。

タスク Bot バージョン履歴の表示

外部キー ボルトのサポート

CyberArk や AWS Secrets Manager などのサードパーティ キー マネージャーを使用して資格情報を安全に保存および取得するには、外部キー ボルトを使用します。AWS Secrets Manager および CyberArk for Bootstrap (データベースの資格情報)、および System (サービス アカウント資格情報、Active Directory サービスアカウント資格情報および SMTP 資格情報) に対する外部キー ボルトのサポート。

外部キー Vault を統合する

If パッケージの新しい条件 (Service Cloud ケース ID: 00536088、00690073.00717514、00737243、00702383)

同じタイトルのウィンドウが存在するか、またはウィンドウのタイトルが変更されたかどうかを確認するには、If パッケージで使用可能な新しい [同じタイトルのウィンドウは存在しません] または [同じタイトルのウィンドウが存在します] 条件を使用します。

If パッケージ

Google パッケージの一般入手可能

Google カレンダーGoogle ドライブ、および Google シート パッケージが Enterprise A2019 で一般入手可能になり、認証方法が大幅に変更されました。

  • 各 Google パッケージには、パッケージから他のアクションをオートメーションに追加する前にアカウントを認証するための [接続] アクションが含まれています。このアクションは、G-Apps パッケージで廃止された Oauth アクションを置き換えるものです。
  • 各 Google パッケージには接続を終了するための [接続解除] アクションが含まれています。

Google パッケージの接続アクションの使用

変更内容
Bot は、Internet Explorerマウス パッケージが完全にレンダリングされるのを待機

マウス パッケージを使用する Bot (Enterprise 11 から移行された Bot を含む) は、Internet Explorer がページの読み込みを終了するまで待機してから [クリック] アクションを実行するようになりました。これにより、ページの読み込み中に Bot が失敗するのを防ぐことができます。

[変数を編集] ウィンドウのインターフェースの変更

変数を編集しているときに、[入力として使用]、[出力として使用]、または [定数 (読み取り専用)] チェックボックスを選択解除すると、この変更の影響を通知し、この更新の確認を求めるメッセージが表示されるようになりました。

監査ログ エントリの機能強化 (Service Cloud ケース ID: 00656155)

監査ログ エントリ機能が強化され、インポート、エクスポート、チェックイン、チェックアウトの各リクエストの [項目名] と [イベント タイプ] が表示されるようになりました。

移行中に .atmx ファイルがダウンロードされない

関連付けられた Bot が親 Bot の子 Bot として使用されている場合、移行プロセスは .atmx ファイルをダウンロードしません。ファイル パッケージの [CR ファイルをダウンロード] アクションは、移行された Bot に追加されなくなりました。このアクションは、移行中に依存 Bot (.atmx) ファイルをダウンロードするためのアクションです。

レコーダー パッケージのバージョンをアップグレードするか、古い Google Chrome 拡張機能にダウングレードするかを選択するオプション

Google Chrome ブラウザで自動化するために レコーダー パッケージ バージョン 2.0.5 以前を使用する Bot は、2.0.5 よりも新しい レコーダー パッケージバージョンを使用するように更新する必要があります。これは、Google Chrome の新しい拡張機能 (ID:kammdlphdfejlopponbapgpbgakimokm) がインストールされていて、かつバージョン 2.0.5 以前の レコーダー パッケージを使用する Bot を実行したことがない Bot Runner デバイスにのみ必要です。

レコーダー パッケージをアップグレードしない場合は、古い Google Chrome 拡張機能を手動でインストールできます。「Google Chrome 拡張機能のトラブルシューティング」を参照してください。

次の表に、修正プログラムと、そのプログラムが修正されたビルドを示します。ビルド 8846クラウド の最新ビルドであり、以前のビルドからの修正が含まれています。オンプレミスビルド 8815 にあります。
ビルド 8846
Service Cloud ケース ID 説明
00764731、00763373、00765172、763334 Windows オペレーティング システムでサポートされている最大文字数 (256 文字) を超えるファイル パスを使用して、Bot およびリポジトリに保存されている依存ファイルを展開できるようになりました。
00714248 指定された Bot の資格情報 Vault コンシューマーとして明示的に設定された Bot RunnerBot Creator のみが、その Bot を使用できます。
00751728 区切り文字としてスペース文字が含まれた 文字列操作 コマンドを使用する Enterprise 11 Bot を移行した場合でも、抽出値のスペースが保持され、正しく機能するようになりました。以前は、移行後に 文字列操作 コマンドからスペースが削除されていました。
00760877、00761211 移行、変更、およびスケジュールされた Bot が、前処理エラーなく正常に展開されるようになりました。以前は、次の前処理エラーが原因で、移行された Bot の実行が失敗していました。属性タイプ ANY はサポートされていません
ビルド 8840
Service Cloud ケース ID 説明
00747869、00750571、0744918 レコーダー キャプチャ アクションでループを使用して Bot を作成し、Chrome ブラウザで操作を実行した場合でも、Bot は中断されることなく実行されるようになりました。以前は、Bot の実行に失敗し、エラーが表示されていました。
00733635、00743082、00750865 [Excel の高度な操作] > [検索] アクションが含まれている Bot を実行した場合、検出されたセルがアクティブになり、そのアクティブなセルに対して後続のアクションで操作を実行できるようになりました。
00723075、00717920 Bot が他のブックのセルへのリンクを含むブックを検出した場合、システムによって Excel のポップアップ メッセージが抑制され、Bot が中断することなく実行されるようになります。
00746651、00757879 Bot の移行後に、前処理エラーなく Bot を正常に実行できます。以前は、括弧内で変数を使用すると、タスク処理に失敗していました。
00742159、00743092 セル アドレスの列名に複数の文字が含まれている場合でも、[Excel の高度な操作] の [セルを設定] および [セルを削除] アクションで正しいセルが選択されるようになりました。
00743636 [Excel の高度な操作] の [セルを設定]、[セルを削除]、および [セルに移動] アクションで、すべての範囲がサポートされるようになりました。以前は、AB1:AB100 より大きい範囲に対するアクションでエラーが発生していました。
00726030 Bot は、レコーダー を使用して、XML で無効な文字を含むオブジェクトをキャプチャできるようになりました。
ビルド 8815
Service Cloud ケース ID 説明
00750668 ワークロード Bot がキューに滞らないようになり、デバイスから [実行時に選択されました] ステータスが表示されなくなりました。
00733227 Enterprise A2019 のインストール中に、復元された 11.x データベースを使用すると、Control Room データベース テーブルが作成されるようになりました。
00733720 移行のために大規模な Bot を処理しているときに Bot 移行ウィザード でエラーが発生しなくなりました。以前は、移行のために Control Room から大規模な Bot が Bot Runner デバイスにダウンロードされ、Bot Runner デバイスと Control Room 間の接続がリセットされたときに、この問題が発生していました。
--

以前は移行後に失敗していたシナリオを含むように、Bot Scanner が更新されました。その結果、一部の Bot が出力レポートの移行できるBot のリストから、移行できないBot のリストに移動されることがありました。これにより、Enterprise A2019 に移行できる Bot の数を減らすことができます。

00703679、00711398、00729399 文字列変数を使用する Enterprise 11 または Enterprise 10Bot や、プロパティが null または空の Internet Explorer からキャプチャされたオブジェクトで、Bot の移行後にエラーが発生しなくなりました。
00667326 Bot をスキャンしたときに、以下を原因として Bot Scanner が応答しなくなることがなくなりました。
  • Bot の破損した .atmx ファイルをスキャンする
  • IfIf/Else、または ループ コマンドが含まれている Bot で、そのコマンドがコメント アウトされている
  • [座標] 再生モードで オブジェクト クローニング コマンドを使用してキャプチャされたオブジェクトが含まれている Bot で、そのオブジェクトに対して [クリック] アクションを実行した
00731068、00737025 Bot の移行後に同じコマンドで数値を返す複数の変数を含む Bot を実行しても、エラーが発生しなくなりました。
00720261 移行された Bot に特殊文字が含まれている場合でも、実行時にエラーが発生しなくなりました。
00713303 タスクを実行 コマンドを使用する移行された Bot で、メイン タスク内でサブタスクを実行し、サブタスク名に Unicode 文字が含まれている場合でも、Bot はエラーなしで正常に実行されるようになりました。以前は、Bot は失敗してエラー メッセージが表示されていました。
00691133 非公開ワークスペースでも、移行された Bot を正常に削除できるようになりました。以前は、移行された Bot を非公開ワークスペースで削除したときに、エラー メッセージが表示されていました。
00736166 以前は、移行プロセスが開始されたときに、Bot 移行ウィザード でプロセスが [進行中] ステータスのままになっていることがありました。現在は、プロセスが実行されるようになりました。
00730131 $Clipboard$ システム変数を入力変数または出力変数として使用する スクリプトを実行 コマンドを使用する Bot Enterprise A2019 に移行した場合に、それらの Bot を実行してもエラーが発生しなくなりました。
00726833 Enterprise A2019 に移行した後にキューの最初の項目が正常に処理され、Variable Operation コマンドを使用する Bot に関連付けられている Enterprise 11 作業項目とキューでエラーが発生しなくなりました。
-- コメント アウトされた オブジェクト クローニング コマンドが含まれている MetaBot をスキャンしていて、MetaBot がそれらのコメント アウトされたコマンドから再生モードを見つけようとしているときに、Bot Scanner でエラーが発生しなくなりました。
00716557 Enterprise 10 で作成し、Enterprise 11 に移行してから、さらに Enterprise A2019 に移行した MetaBot を Enterprise A2019 で実行しても、エラーが発生しなくなりました。
00710569 画面をアセットとして含む MetaBotEnterprise 11 から Enterprise A2019 に移行した場合、移行された Bot でオブジェクト プロパティの日本語の文字が正しく表示されるようになりました。以前は、移行された Bot でオブジェクト プロパティの日本語文字が文字化けしていました。
00702262 [履歴アクティビティ] ページに、Enterprise 11 から移行された、エラー処理 コマンドを使用する Bot のエラーの原因、およびエラーが発生した行を示す、詳細なエラー メッセージが表示されるようになりました。
00703513、00708988 Bot で実行時にエラーが発生し、親 Bot に出力変数が返されなかった場合に、タスク Bot パッケージの [実行] アクションを [エラーが発生した場合、次の繰り返しを開始する] オプションが選択されている親 Bot でエラーが発生しなくなりました。以前は、実行時に子 Bot でエラーが発生して子 Bot が出力変数を親 Bot に返さなかった場合に、親 Bot でエラーが発生していました。
00702601 システム変数を含み、整数を返す配列変数を使用する Bot を移行した場合に、移行後の Bot でエラーが発生しなくなりました。
00707801 マウス [クリック] を含む Enterprise 11 Bot を移行して、最大化されたウィンドウの座標をキャプチャできるようになりました。以前は、最大化されたウィンドウの左と上のパラメーターが負の値に設定されていたため、マウス [クリック] が含まれている Bot で移行時に問題が発生していました。
00710315、00728228、00729082、00744242 レガシー テクノロジーで オブジェクト クローニング コマンドを使用して複数行のテキストを含むオブジェクトをキャプチャする、移行された Bot が正常に機能するようになりました。
00716650 2 つの Excel セッションがある Excel コマンドが含まれた Enterprise 11 Bot を移行した場合に、[列名を取得] または [行番号を取得] アクションの出力で正しい値が表示されるようになりました。以前は、移行された Bot に 2 つの Excel セッションが含まれていると、アクションは正しくないセッション値を設定していました。
00711148 データやログ パスにスペースがある場合 (例: D:\Automation Anywhere\ProgramData) でも、Enterprise A2019 のインストールが失敗しなくなりました。また、次のエラー メッセージが表示されなくなりました: 「Control Room データベース テーブルを作成できません」。
00708902 Google ドライブ パッケージを使用して、Google 共有ドライブにファイルをアップロードできるようになりました。[フォルダー ID] オプションのみを使用してドライブ内の共有フォルダーにファイルをアップロードし、共有フォルダーの ID を入力してください。以前は、Google ドライブの共有フォルダーにファイルをアップロードしようとしたときに、エラーが発生していました。
00735479 上限である 256 文字を超える長いリポジトリ パスと依存関係を持つ Bot を作成し、BotBot Runner マシンで実行した場合に、Bot からファイル パスの長さを短くするように求めるメッセージが表示されるようになりました。以前は、失敗の理由を示すメッセージが表示されずに Bot の実行が失敗していました。
00727406 [E メール サーバー] を使用して、E メールを HTML 形式で HTML 添付ファイルとともに正常に送信できるようになりました。以前は、E メールを HTML 形式で HTML 添付ファイルとともに送信した場合、E メールの本文の内容と添付ファイルの内容がマージされていました。その結果、添付ファイルのみがメールに表示され、本文の内容が表示されていませんでした。
00707734 アプリ統合 パッケージで、日本語ブラウザで [ウィンドウのテキストをキャプチャ] アクションを使用した場合に、日本語環境でウィンドウ タイトルが正しく表示されるようになりました。以前は、出力が日本語のテキスト形式で正しく表示されませんでした。
00699149.00707670 フォルダー パッケージの [解凍] アクションを使用して、Windows 10 サーバーで Bot を実行できるようになりました。現在は、異なるデバイス資格情報を持つ 2 人の Windows ユーザーが同じマシンに Bot を導入しようとした場合も、導入は失敗しません。以前は、ユーザーが異なるユーザー プロファイルで同じマシンに Bot を展開した場合、Bot の実行が失敗していました。
00695224、00730472、00739431 画像認識 パッケージで [ウィンドウで画像を検索] アクションを使用した場合、画像ファイルが Temp の場所から削除され、Bot の実行後にストレージ領域が解放されるようになりました。以前は、画像ファイルは Temp の場所から削除されず、結果としてディスク ストレージ容量が不足することになりました。
00709162 .txt ファイルの最後の行に空白の値があっても、CSV/TXT [開く] アクションは問題なく機能するようになりました。以前は、ファイルの最後の行に空白の値がある場合、Bot で問題が発生していました。
00711124 E メール パッケージで、[接続] アクションを使用し、ループを追加して、[反復子] オプションとして [メールを読むメール ボックス内のそれぞれに対して] を選択したときに、新しい行が削除されなくなり、E メールの内容が正しく表示されるようになりました。以前は、メールがプレーン テキスト形式で送受信されたときに、新しい行が削除されていました。
00673049 SAP パッケージで、[接続] アクションを使用して SAP システムに接続するときにエラーが発生した場合、[試行] ブロックと [キャッチ] ブロックにエラーが記録されるようになりました。以前は、アクションの [試行] ブロックと [キャッチ] ブロックに接続の問題がキャプチャされませんでした。
00697215 式で [スロー] アクションを使用した場合でも、Bot が正常に実行されるようになりました。以前は、[スロー] アクションの [例外メッセージ] フィールドで $number.ToString$ などの式を使用した場合に、Bot で前処理エラーが発生していました。
00714260 以下を使用した場合でも、ランタイム エラーが表示されなくなりました。
  • MetaBot と、配列型または文字列以外の型として複数のパラメーター タイプを取る実行 DLL 移行関数
  • タスク Bot と、親 Bot の実行ロジック移行関数のリスト変数にマップされている、配列型の複数の入力パラメーターを取る子 Bot を呼び出す実行ロジック
00704547 タスク Bot パッケージの [一時停止] アクションBot の最後のタスクとして使用した場合でも正しく機能するようになりました。以前は、[一時停止] アクションBot の最後のタスクとして使用した場合に、Bot はタスクの完了を待機しませんでした。
00675344 ターミナル エミュレータ [テキストを送信] と [キーを送信] アクション使用して Bot を実行した際の、タスク Bot のパフォーマンスが向上しました。以前は、タスク Bot が実行を完了するまでに時間がかかっていました。
00699650.00716648 画像認識 アクションを使用して Bot を実行し、Bot が実行中に失敗した場合、キャプチャされたソース画像とターゲット画像は C:\ProgramData\AutomationAnywhere\BotRunner\Logs\IR に保存され、最大 10 のソースおよびターゲット画像ペアが保存されます。最大数に達した場合、最も古い画像ペアが新しい画像で上書きされるようになりました。以前は、画像ログは上書きされませんでした。
00716817 PDF [テキストを抽出] アクションを使用して PDF ファイルから構造化テキストを抽出する際に、Bot が正常に実行されるようになりました。以前は、構造化テキストにタイ語の文字が含まれていると、Bot はそのテキストを抽出できませんでした。
00717204 REST Web サービス アクションの [URI] フィールドの Credential Vault から資格情報を使用できるようになりました。
00682726、00678580、00695359、00684985 ユニバーサル レコーダー を使用して、Oracle Fusion Middleware アプリケーションで自動化を行えるようになりました。以前は、Java API の問題により、レコーダーは特定のオブジェクトではなくウィンドウ全体を選択していました。
00693770 SQL データベースからデータ テーブル変数に抽出された数値が、自動的に指数表記に変換される問題を修正しました。
00669959 Control Room で [繰り返し実行] オプション ([アクティビティ] > [スケジュール設定済み] > [Bot をスケジュール設定]) を使用して Bot をスケジュールする際に、同じ開始日と終了日を選択できるようになりました。
00702841、00700915 デバイス リストを [切断] の [ステータス] でフィルタリングした場合、切断されたデバイスが Control Room ([デバイス] > [デバイス]) に表示されるようになりました。
00707318、00711529 アクティブなキュー内の作業項目が処理されるようになりました。以前のリリースからこのリリースにアップグレードした後に、アクティブなキューを削除して別のキューを作成する必要がなくなりました。
00705046 圧縮されたフォルダーではなく埋め込み依存ファイルが含まれている Bot は、Bot Runner デバイスに導入するために断続的にキューに入れられることがなくなりました。
-- 無効にしたテナント ID や削除したテナントを、同じ導入の別のテナントで再利用すると、ライセンス エラーが発生することがありました。この競合は解消され、外したテナントを後で再利用しても、エラーが発生しなくなりました。
00685926 エクスポートされた Bot を非公開ワークスペースにインポートし、インポートした Bot をチェックインした際に、Bot が正常にチェックインされるようになりました。以前は、メタデータ検証エラーが原因でチェックインが失敗していました。
00682025 Bot またはファイルが公開ワークスペースで変更された際に、非公開ワークスペース内の複製された依存ファイルにも変更が反映され、Bot が正常に実行されるようになりました。以前は、複製された依存ファイルに変更が反映されず、Bot の実行が失敗していました。
00726018 Google ドライブ の [ファイルをアップロード] アクションがサブフォルダーにアップロードされるようになりました。
00715080、00731152 複数のユーザー セッションを同時に実行しているマルチユーザー デバイスで、Unattended Bot を並列して導入できるようになりました。
-- 管理者以外の Bot エージェント ユーザーは、Control Room に接続されたままになり、頻繁に切断されることがなくなりました。
00709737 Google スプレッドシート パッケージ内のアクションで、空のセルを含むワークシートがサポートされるようになりました。
00710354 Control Room に管理者ユーザーとしてログインした際に、休止状態の例外エラーが表示されることがなくなりました。
00732178 大文字と小文字が異なる類似した名前のフォルダーから Bot をチェックアウトして、Control Room のプライベート ワークスペースで Bot を編集できるようになりました。

たとえば、公開ワークスペースに Automation1 という名前のフォルダーがあり、プライベート ワークスペースに automation1 という名前のフォルダーがある場合に、公開ワークスペースの Automation1 フォルダーから Bot をチェックアウトできるようになりました。

-- Control Room の自動ログイン設定で、ロックされていない既存のセッションから Bot を実行した後にセッションをロックするように設定されているとします。この状況で、マルチユーザー デバイスで他の管理者ユーザー セッションもアクティブな場合、Bot は非管理者ユーザー セッションで当該デバイスに展開されるようになりました。
00719407 Red Hat Enterprise Linux での Enterprise A2019 のクラスター インストール中、インストーラーは、すべてのクラスター ノードで同じユーザー ID を使用するようになりました。
00703325 Linux にインストールされている Control Room のログ ファイルへのアクセス許可が、crkernel ユーザーにマップされるようになりました。以前は、root ユーザーにマップされていました。
-- [Windows でログイン] オプションを選択して Control Room にアクセスする場合、正常にログインするには FQDN の入力が必要になりました。
00732141、00722919.00743006 パッケージ をプリロードした場合、ダウンロードが完了した後に、アクティビティ > 履歴アクティビティ ページで完了ステータスが更新されて、保留中のレコードは アクティビティ > 進行中 ページに表示されなくなりました。
00731376 MetaBot ロジックを移行するときに、変数名とマッピング変数で大文字と小文字が一致しない場合に、変数が 2 回作成されることがなくなりました。これにより、タスクの実行時に前処理エラーは表示されなくなりました。
CV 変数を使用した実行ロジックの移行がサポートされるようになりました。
[ファイル] フォルダー コマンドで [日付] システム変数を使用した場合に、移行された Bot が失敗することがなくなりました。
64KB を超える OC プロパティを持つ Bot を (v11.x から A2019 に) 移行した場合、そのようなプロパティは切り捨てられて Bot が移行されます。
次の表に、修正およびそれらが修正されたビルドを示します。ビルド 8846クラウド の最新ビルドであり、以前のビルドからの修正が含まれています。オンプレミスビルド 8815 にあります。
修正
ビルド Service Cloud ケース ID 説明
8846 00764731、00763373、00765172、763334 Windows オペレーティング システムでサポートされている最大文字数 (256 文字) を超えるファイル パスを使用して、Bot およびリポジトリに保存されている依存ファイルを展開できるようになりました。
8846 00714248 指定された Bot の資格情報 Vault コンシューマーとして明示的に設定された Bot RunnerBot Creator のみが、その Bot を使用できます。
8846 00751728 区切り文字としてスペース文字が含まれた 文字列操作 コマンドを使用する Enterprise 11 Bot を移行した場合でも、抽出値のスペースが保持され、正しく機能するようになりました。以前は、移行後に 文字列操作 コマンドからスペースが削除されていました。
8846 00760877、00761211 移行、変更、およびスケジュールされた Bot が、前処理エラーなく正常に展開されるようになりました。以前は、次の前処理エラーが原因で、移行された Bot の実行が失敗していました。属性タイプ ANY はサポートされていません
8840 00747869、00750571、0744918 レコーダー キャプチャ アクションでループを使用して Bot を作成し、Chrome ブラウザで操作を実行した場合でも、Bot は中断されることなく実行されるようになりました。以前は、Bot の実行に失敗し、エラーが表示されていました。
8840 00733635、00743082、00750865 [Excel の高度な操作] > [検索] アクションが含まれている Bot を実行した場合、検出されたセルがアクティブになり、そのアクティブなセルに対して後続のアクションで操作を実行できるようになりました。
8840 00723075、00717920 Bot が他のブックのセルへのリンクを含むブックを検出した場合、システムによって Excel のポップアップ メッセージが抑制され、Bot が中断することなく実行されるようになります。
8840 00746651、00757879 Bot の移行後に、前処理エラーなく Bot を正常に実行できます。以前は、括弧内で変数を使用すると、タスク処理に失敗していました。
8840 00742159、00743092 セル アドレスの列名に複数の文字が含まれている場合でも、[Excel の高度な操作] の [セルを設定] および [セルを削除] アクションで正しいセルが選択されるようになりました。
8840 00743636 [Excel の高度な操作] の [セルを設定]、[セルを削除]、および [セルに移動] アクションで、すべての範囲がサポートされるようになりました。以前は、AB1:AB100 より大きい範囲に対するアクションでエラーが発生していました。
8815 00750668 ワークロード Bot がキューに滞らないようになり、デバイスから [実行時に選択されました] ステータスが表示されなくなりました。
8815 00733227 Enterprise A2019 のインストール中に、復元された 11.x データベースを使用すると、Control Room データベース テーブルが作成されるようになりました。
881500733720 移行のために大規模な Bot を処理しているときに Bot 移行ウィザード でエラーが発生しなくなりました。以前は、移行のために Control Room から大規模な Bot が Bot Runner デバイスにダウンロードされ、Bot Runner デバイスと Control Room 間の接続がリセットされたときに、この問題が発生していました。
8815--

以前は移行後に失敗していたシナリオを含むように、Bot Scanner が更新されました。その結果、一部の Bot が出力レポートの移行できるBot のリストから、移行できないBot のリストに移動されることがありました。これにより、Enterprise A2019 に移行できる Bot の数を減らすことができます。

881500703679、00711398、00729399 文字列変数を使用する Enterprise 11 または Enterprise 10Bot や、プロパティが null または空の Internet Explorer からキャプチャされたオブジェクトで、Bot の移行後にエラーが発生しなくなりました。
881500667326 Bot をスキャンしたときに、以下を原因として Bot Scanner が応答しなくなることがなくなりました。
  • Bot の破損した .atmx ファイルをスキャンする
  • IfIf/Else、または ループ コマンドが含まれている Bot で、そのコマンドがコメント アウトされている
  • [座標] 再生モードで オブジェクト クローニング コマンドを使用してキャプチャされたオブジェクトが含まれている Bot で、そのオブジェクトに対して [クリック] アクションを実行した
881500731068、00737025 Bot の移行後に同じコマンドで数値を返す複数の変数を含む Bot を実行しても、エラーが発生しなくなりました。
881500720261 移行された Bot に特殊文字が含まれている場合でも、実行時にエラーが発生しなくなりました。
8815 00713303 タスクを実行 コマンドを使用する移行された Bot で、メイン タスク内でサブタスクを実行し、サブタスク名に Unicode 文字が含まれている場合でも、Bot はエラーなしで正常に実行されるようになりました。以前は、Bot は失敗してエラー メッセージが表示されていました。
8815 00691133 非公開ワークスペースでも、移行された Bot を正常に削除できるようになりました。以前は、移行された Bot を非公開ワークスペースで削除したときに、エラー メッセージが表示されていました。
8815 00736166 以前は、移行プロセスが開始されたときに、Bot 移行ウィザード でプロセスが [進行中] ステータスのままになっていることがありました。現在は、プロセスが実行されるようになりました。
8815 00730131 $Clipboard$ システム変数を入力変数または出力変数として使用する スクリプトを実行 コマンドを使用する Bot Enterprise A2019 に移行した場合に、それらの Bot を実行してもエラーが発生しなくなりました。
8815 00726833 Enterprise A2019 に移行した後にキューの最初の項目が正常に処理され、Variable Operation コマンドを使用する Bot に関連付けられている Enterprise 11 作業項目とキューでエラーが発生しなくなりました。
8815 -- コメント アウトされた オブジェクト クローニング コマンドが含まれている MetaBot をスキャンしていて、MetaBot がそれらのコメント アウトされたコマンドから再生モードを見つけようとしているときに、Bot Scanner でエラーが発生しなくなりました。
8815 00716557 Enterprise 10 で作成し、Enterprise 11 に移行してから、さらに Enterprise A2019 に移行した MetaBot を Enterprise A2019 で実行しても、エラーが発生しなくなりました。
8815 00710569 画面をアセットとして含む MetaBotEnterprise 11 から Enterprise A2019 に移行した場合、移行された Bot でオブジェクト プロパティの日本語の文字が正しく表示されるようになりました。以前は、移行された Bot でオブジェクト プロパティの日本語文字が文字化けしていました。
8815 00702262 [履歴アクティビティ] ページに、Enterprise 11 から移行された、エラー処理 コマンドを使用する Bot のエラーの原因、およびエラーが発生した行を示す、詳細なエラー メッセージが表示されるようになりました。
8815 00703513、00708988 Bot で実行時にエラーが発生し、親 Bot に出力変数が返されなかった場合に、タスク Bot パッケージの [実行] アクションを [エラーが発生した場合、次の繰り返しを開始する] オプションが選択されている親 Bot でエラーが発生しなくなりました。以前は、実行時に子 Bot でエラーが発生して子 Bot が出力変数を親 Bot に返さなかった場合に、親 Bot でエラーが発生していました。
8815 00702601 システム変数を含み、整数を返す配列変数を使用する Bot を移行した場合に、移行後の Bot でエラーが発生しなくなりました。
8815 00707801 マウス [クリック] を含む Enterprise 11 Bot を移行して、最大化されたウィンドウの座標をキャプチャできるようになりました。以前は、最大化されたウィンドウの左と上のパラメーターが負の値に設定されていたため、マウス [クリック] が含まれている Bot で移行時に問題が発生していました。
8815 00710315、00728228、00729082、00744242 レガシー テクノロジーで オブジェクト クローニング コマンドを使用して複数行のテキストを含むオブジェクトをキャプチャする、移行された Bot が正常に機能するようになりました。
8815 00716650 2 つの Excel セッションがある Excel コマンドが含まれた Enterprise 11 Bot を移行した場合に、[列名を取得] または [行番号を取得] アクションの出力で正しい値が表示されるようになりました。以前は、移行された Bot に 2 つの Excel セッションが含まれていると、アクションは正しくないセッション値を設定していました。
8815 00711148 データやログ パスにスペースがある場合 (例: D:\Automation Anywhere\ProgramData) でも、Enterprise A2019 のインストールが失敗しなくなりました。また、次のエラー メッセージが表示されなくなりました: 「Control Room データベース テーブルを作成できません」。
8815 00708902 Google ドライブ パッケージを使用して、Google 共有ドライブにファイルをアップロードできるようになりました。[フォルダー ID] オプションのみを使用してドライブ内の共有フォルダーにファイルをアップロードし、共有フォルダーの ID を入力してください。以前は、Google ドライブの共有フォルダーにファイルをアップロードしようとしたときに、エラーが発生していました。
8815 00735479 上限である 256 文字を超える長いリポジトリ パスと依存関係を持つ Bot を作成し、BotBot Runner マシンで実行した場合に、Bot からファイル パスの長さを短くするように求めるメッセージが表示されるようになりました。以前は、失敗の理由を示すメッセージが表示されずに Bot の実行が失敗していました。
8815 00727406 [E メール サーバー] を使用して、E メールを HTML 形式で HTML 添付ファイルとともに正常に送信できるようになりました。以前は、E メールを HTML 形式で HTML 添付ファイルとともに送信した場合、E メールの本文の内容と添付ファイルの内容がマージされていました。その結果、添付ファイルのみがメールに表示され、本文の内容が表示されていませんでした。
8815 00707734 アプリ統合 パッケージで、日本語ブラウザで [ウィンドウのテキストをキャプチャ] アクションを使用した場合に、日本語環境でウィンドウ タイトルが正しく表示されるようになりました。以前は、出力が日本語のテキスト形式で正しく表示されませんでした。
8815 00699149.00707670 フォルダー パッケージの [解凍] アクションを使用して、Windows 10 サーバーで Bot を実行できるようになりました。現在は、異なるデバイス資格情報を持つ 2 人の Windows ユーザーが同じマシンに Bot を導入しようとした場合も、導入は失敗しません。以前は、ユーザーが異なるユーザー プロファイルで同じマシンに Bot を展開した場合、Bot の実行が失敗していました。
8815 00695224、00730472、00739431 画像認識 パッケージで [ウィンドウで画像を検索] アクションを使用した場合、画像ファイルが Temp の場所から削除され、Bot の実行後にストレージ領域が解放されるようになりました。以前は、画像ファイルは Temp の場所から削除されず、結果としてディスク ストレージ容量が不足することになりました。
8815 00709162 .txt ファイルの最後の行に空白の値があっても、CSV/TXT [開く] アクションは問題なく機能するようになりました。以前は、ファイルの最後の行に空白の値がある場合、Bot で問題が発生していました。
8815 00711124 E メール パッケージで、[接続] アクションを使用し、ループを追加して、[反復子] オプションとして [メールを読むメール ボックス内のそれぞれに対して] を選択したときに、新しい行が削除されなくなり、E メールの内容が正しく表示されるようになりました。以前は、メールがプレーン テキスト形式で送受信されたときに、新しい行が削除されていました。
8815 00673049 SAP パッケージで、[接続] アクションを使用して SAP システムに接続するときにエラーが発生した場合、[試行] ブロックと [キャッチ] ブロックにエラーが記録されるようになりました。以前は、アクションの [試行] ブロックと [キャッチ] ブロックに接続の問題がキャプチャされませんでした。
8815 00697215 式で [スロー] アクションを使用した場合でも、Bot が正常に実行されるようになりました。以前は、[スロー] アクションの [例外メッセージ] フィールドで $number.ToString$ などの式を使用した場合に、Bot で前処理エラーが発生していました。
8815 00714260 以下を使用した場合でも、ランタイム エラーが表示されなくなりました。
  • MetaBot と、配列型または文字列以外の型として複数のパラメーター タイプを取る実行 DLL 移行関数
  • タスク Bot と、親 Bot の実行ロジック移行関数のリスト変数にマップされている、配列型の複数の入力パラメーターを取る子 Bot を呼び出す実行ロジック
8815 00704547 タスク Bot パッケージの [一時停止] アクションBot の最後のタスクとして使用した場合でも正しく機能するようになりました。以前は、[一時停止] アクションBot の最後のタスクとして使用した場合に、Bot はタスクの完了を待機しませんでした。
8815 00675344 ターミナル エミュレータ [テキストを送信] と [キーを送信] アクション使用して Bot を実行した際の、タスク Bot のパフォーマンスが向上しました。以前は、タスク Bot が実行を完了するまでに時間がかかっていました。
8815 00699650.00716648 画像認識 アクションを使用して Bot を実行し、Bot が実行中に失敗した場合、キャプチャされたソース画像とターゲット画像は C:\ProgramData\AutomationAnywhere\BotRunner\Logs\IR に保存され、最大 10 のソースおよびターゲット画像ペアが保存されます。最大数に達した場合、最も古い画像ペアが新しい画像で上書きされるようになりました。以前は、画像ログは上書きされませんでした。
8815 00716817 PDF [テキストを抽出] アクションを使用して PDF ファイルから構造化テキストを抽出する際に、Bot が正常に実行されるようになりました。以前は、構造化テキストにタイ語の文字が含まれていると、Bot はそのテキストを抽出できませんでした。
8815 00717204 REST Web サービス アクションの [URI] フィールドの Credential Vault から資格情報を使用できるようになりました。
8815 00682726、00678580、00695359、00684985 ユニバーサル レコーダー を使用して、Oracle Fusion Middleware アプリケーションで自動化を行えるようになりました。以前は、Java API の問題により、レコーダーは特定のオブジェクトではなくウィンドウ全体を選択していました。
8815 00693770 SQL データベースからデータ テーブル変数に抽出された数値が、自動的に指数表記に変換される問題を修正しました。
8815 00669959 Control Room で [繰り返し実行] オプション ([アクティビティ] > [スケジュール設定済み] > [Bot をスケジュール設定]) を使用して Bot をスケジュールする際に、同じ開始日と終了日を選択できるようになりました。
8815 00702841、00700915 デバイス リストを [切断] の [ステータス] でフィルタリングした場合、切断されたデバイスが Control Room ([デバイス] > [デバイス]) に表示されるようになりました。
8815 00707318、00711529 アクティブなキュー内の作業項目が処理されるようになりました。以前のリリースからこのリリースにアップグレードした後に、アクティブなキューを削除して別のキューを作成する必要がなくなりました。
8815 00705046 圧縮されたフォルダーではなく埋め込み依存ファイルが含まれている Bot は、Bot Runner デバイスに導入するために断続的にキューに入れられることがなくなりました。
8815 -- 無効にしたテナント ID や削除したテナントを、同じ導入の別のテナントで再利用すると、ライセンス エラーが発生することがありました。この競合は解消され、外したテナントを後で再利用しても、エラーが発生しなくなりました。
8815 00685926 エクスポートされた Bot を非公開ワークスペースにインポートし、インポートした Bot をチェックインした際に、Bot が正常にチェックインされるようになりました。以前は、メタデータ検証エラーが原因でチェックインが失敗していました。
8815 00682025 Bot またはファイルが公開ワークスペースで変更された際に、非公開ワークスペース内の複製された依存ファイルにも変更が反映され、Bot が正常に実行されるようになりました。以前は、複製された依存ファイルに変更が反映されず、Bot の実行が失敗していました。
8815 00726018 Google ドライブ の [ファイルをアップロード] アクションがサブフォルダーにアップロードされるようになりました。
8815 00715080、00731152 複数のユーザー セッションを同時に実行しているマルチユーザー デバイスで、Unattended Bot を並列して導入できるようになりました。
8815 -- 管理者以外の Bot エージェント ユーザーは、Control Room に接続されたままになり、頻繁に切断されることがなくなりました。
8815 00709737 Google スプレッドシート パッケージ内のアクションで、空のセルを含むワークシートがサポートされるようになりました。
8815 00710354 Control Room に管理者ユーザーとしてログインした際に、休止状態の例外エラーが表示されることがなくなりました。
8815 00732178 大文字と小文字が異なる類似した名前のフォルダーから Bot をチェックアウトして、Control Room のプライベート ワークスペースで Bot を編集できるようになりました。

たとえば、公開ワークスペースに Automation1 という名前のフォルダーがあり、プライベート ワークスペースに automation1 という名前のフォルダーがある場合に、公開ワークスペースの Automation1 フォルダーから Bot をチェックアウトできるようになりました。

8815 -- Control Room の自動ログイン設定で、ロックされていない既存のセッションから Bot を実行した後にセッションをロックするように設定されているとします。この状況で、マルチユーザー デバイスで他の管理者ユーザー セッションもアクティブな場合、Bot は非管理者ユーザー セッションで当該デバイスに展開されるようになりました。
8815 00719407 Red Hat Enterprise Linux での Enterprise A2019 のクラスター インストール中、インストーラーは、すべてのクラスター ノードで同じユーザー ID を使用するようになりました。
8815 00703325 Linux にインストールされている Control Room のログ ファイルへのアクセス許可が、crkernel ユーザーにマップされるようになりました。以前は、root ユーザーにマップされていました。
8815 -- [Windows でログイン] オプションを選択して Control Room にアクセスする場合、正常にログインするには FQDN の入力が必要になりました。
8815 00732141、00722919.00743006 パッケージ をプリロードした場合、ダウンロードが完了した後に、アクティビティ > 履歴アクティビティ ページで完了ステータスが更新されて、保留中のレコードは アクティビティ > 進行中 ページに表示されなくなりました。
8815 00731376 MetaBot ロジックを移行するときに、変数名とマッピング変数で大文字と小文字が一致しない場合に、変数が 2 回作成されることがなくなりました。これにより、タスクの実行時に前処理エラーは表示されなくなりました。
8815 CV 変数を使用した実行ロジックの移行がサポートされるようになりました。
8815 [ファイル] フォルダー コマンドで [日付] システム変数を使用した場合に、移行された Bot が失敗することがなくなりました。
8815 64KB を超える OC プロパティを持つ Bot を (v11.x から A2019 に) 移行した場合、そのようなプロパティは切り捨てられて Bot が移行されます。
制限事項
(Service Cloud ケース ID: 00822176) マルチユーザー デバイスで RDP セッションを作成し、カスタム ポートを入力すると、RDP ベースのデプロイに失敗します。

推奨: RDP セッションには、デフォルトのポート 3389 を使用します。

ブラウザの [開く] と [閉じる] のアクションがループする Bot を作成し、[ウィンドウ] オプションを選択して選択したタブを閉じると、Bot の実行時にエラーが発生することがあります。

回避策: ウィンドウを閉じる際に、ブラウザ パッケージの [閉じる] アクションではなく、ウィンドウ パッケージの [閉じる] アクションを使用します。

イベント トリガーを使用して Bot を展開し、Bot エージェント を自己の非管理者ユーザーまたはローカル管理者ユーザーでデバイスにインストールした場合、Bot エージェント は自動的に更新されません。デバイスは、Control Room に切断済みとして表示されます。

回避策:

  1. [タスク マネージャー] からトリガー リスナー Java プロセス (javaw.exe) を終了します。
  2. Bot エージェント を再インストールして、Control Room でユーザー デバイスを再接続します。
クラスター内の Control Room ノードに複数の IP アドレスを設定することは、オンプレミス 導入でのインストールではサポートされていません。cluster.properties ファイルでプライマリ IP アドレスを手動で設定する必要があります。

クラスターのプライマリ IP アドレスの追加 | 新規クラスター ノードの追加 IP アドレスの設定

マルチユーザー セッションへの Bot の導入は、ワークロード オートメーションではサポートされていません。
Enterprise A2019.19 SDS Cloud Control Room での Enterprise A2019.20 SDS オンプレミス Control Room の使用はサポートされていません。
アンカー オブジェクト機能を使用する [キャプチャ] アクションが含まれた Bot を実行する場合は、デバイスの DPI 設定が、アンカー オブジェクトを構成したときの設定と一致している必要があります。
Control Room では、グローバル値名の作成や呼び出しで、ハイフンとアンダースコアを同じ意味で使用することできません。
Silverlight テクノロジーで オブジェクト クローニング コマンドを使用する Enterprise 11 Bot を移行して、その Bot を Enterprise A2019 で実行すると、再生の信頼性の問題により Bot がエラーを伴って失敗する可能性があります。Silverlight プラグインで オブジェクト クローニング コマンドを使用した場合、Enterprise 11 でも同じ再生の信頼性の問題が発生します。
ファイル入力を使用するアクションの場合、[参照] を使用してネットワーク パスを選択すると、ファイルの場所のダブル バックスラッシュ (\\) がフォワード スラッシュに置き換えられるため、Bot の実行が失敗します。

回避策: [参照] オプションを使用してファイルの場所を選択しないでください。代わりに、完全なファイル パスを手動で入力してください。

Bot Creator、Attended Bot Runner、または Unattended Bot Runner のユーザーが自身の Bot エージェント マシンから Control Room にログインし、かつパッケージのダウンロード オプションが有効になっている場合、パッケージのダウンロードが優先され、Bot の導入はパッケージのダウンロードが完了するまで待機します。この状況は、パッケージが初めてダウンロードされたときにのみ発生します。
Microsoft Internet Explorer ブラウザで Bot がオートメーションを実行すると、ブラウザ遅延の原因となっている Microsoft API で例外が発生し、Bot が失敗し、Chrome 関連のエラー メッセージが Control Room に表示される場合があります。
(Service Cloud ケース ID: 00712808) Automation Anywhere 関連ファイルが C:\Windows\Temp に生成されることがあります。これらのファイルは安全に削除できます。
[画像] または [座標] 再生モードで オブジェクト クローニング コマンドを使用してキャプチャしたオブジェクトが含まれている Enterprise 11 Bot の場合、そのオブジェクトで [テキストを設定] が実行され、資格情報変数を使用してオブジェクトのテキストが設定されます。これらの Bot の資格情報変数は、Bot が Enterprise A2019 に移行されるときに移行されません。
[レコーダー] > [キャプチャ]アクション で [テキストを設定] アクション を使用してテキストボックスにデータを入力した場合、Bot を実行すると、データはテキストボックスの古いデータの上に表示され、入力されません。アプリケーションが古いデータをクリアするには物理的なイベントが必要なため、古いデータはテキストボックスからクリアされません。

回避策: データがテキストボックスに入力されるようにするため、[テキストを設定] アクション と同時に、0 より大きい値を [キーストローク間の時間] フィールドに追加します。

レコーダー を使用してオブジェクトをキャプチャする場合、[試行時間 (秒)] でオブジェクト検出の待ち時間を 30 秒未満に設定し、Bot を実行します。レコーダー は、デフォルトで最小 30 秒間オブジェクトの検出を待機します。
レコーダー を使用し、仮想マシンにインストールされているアプリケーションでオブジェクトをキャプチャし、オブジェクトのキャプチャ後に記録を終了して、レコーダー を再起動すると、レコーダー が起動される代わりに、前の手順で記録された アクションBot により挿入されます。

回避策: Bot エディター を更新するか、Bot を実行して新しいセッションを開始し、録画を再開します。

Automation Co-Pilot for Business Users (Automation Co-Pilot)

最新情報
ストレージ ファイルを取得アクション

Automation Co-Pilot Web パッケージの新しい [ストレージ ファイルを取得] アクションを使用して、ストレージ ファイルを Bot デバイスにダウンロードできます。

Process Composer パッケージ

初期フォームまたはタスクでのファイルのアップロード

[ファイルを選択] 要素をフォームに追加して、ユーザーが Web インターフェース上の初期フォームまたはタスク内で、ファイルを選択してアップロードできるようにします。ユーザーは、参照して新しいファイルをアップロードすることも、既存のファイルを置き換えることもできます。アップロードしたファイルはハイパーリンクとして表示され、そのリンクを開いたユーザーを新しいタブにリダイレクトします。

Process Composer について

初期フォームまたはタスクのハイパーリンクのサポート

新しい [ハイパーリンク] 要素を使用して、フォームにリンクを追加し、初期フォームやタスクでそれらにアクセスします。

Process Composer について

各プロセスのスケジューラー ユーザーの設定 (Service Cloud ケース ID: 00713786)

Automation Co-Pilot 管理者は、各プロセスのスケジューラー ユーザーを設定して、Web インターフェースに Control Room リソース (デバイス、および Unattended Bot Runner) を割り当てられるようになりました。デフォルトでは、スケジューラー ユーザーが設定されていないプロセスには、[グローバル スケジューラー] ユーザーが選択されます。

Automation Co-Pilot のスケジューラー ユーザーの設定

ヒューマン タスクのプロパティ パネルの更新 (Service Cloud ケース ID: 00718109)

Bot Creator は、[プロパティ] パネルの [フォームを読み取り専用にする] チェックボックスをオンにすることで、ヒューマン タスクにアクションを構成しないことを選択できます。このヒューマン タスクは入力を必要とせず、自動的に実行され、次のタスクに進みます。

任意のページを Web 上の Automation Co-Pilot のランディング ページとしてブックマークする

Web インターフェースが新しい複数ページ システムに拡張され、任意のページ ([リクエスト]、[タスク]、または [ごみ箱]) をランディング ページとして直接ブックマークできるようになりました。また、Web インターフェースのタブが削除され、リクエストが同時にではなく一度に 1 つずつ開かれるようになりました。複数のタスクを実行する際には、異なるブラウザ タブでリクエスト ページを開くことができます。

Web 上の Automation Co-Pilot のナビゲーション機能強化

サイド ナビゲーション ペインの追加により Web インターフェースが機能強化され、さまざまなページ ([プロセス]、[リクエスト]、[ごみ箱]、および [タスク]) に簡単に移動できるようになりました。

新しい [プロセス] ページ (Service Cloud ケース ID: 00694786)

Automation Co-Pilot ユーザーは、割り当てられたプロセスに移動して、Web インターフェースの新しい [プロセス] ページを使用して新しいリクエストを作成します。ナビゲーション バーを使用して、ページにすばやくアクセスします。

[ボタン] 要素の強化
  • [このフォームが最初にロードされる時、ボタンのクリックを禁止する] オプションを使用することで、このフォームが Bot 実行時に最初に表示されたときに、[ボタン] 要素を無効にできます。
  • Bot の実行時にボタン要素をリンクとして表示する場合は、[ボタンのタイプ] ドロップダウン メニューの [繊細] オプションを使用します。

ボタン要素の使用

変更内容
削除プロセスの機能強化

Automation Co-Pilot 管理者または [公開から削除] 権限を持つユーザーは、公開ワークスペースのプロセスを削除できるようになりました。公開ワークスペースから削除したプロセスは、Web インターフェースのプロセス管理ページから削除されます。また、プロセスがすでに Automation Co-Pilot ユーザーまたはチームに割り当てられている場合は、プロセスが削除された後にアクセス権が削除されます。

プロセス オートメーションを削除する

変数セレクタ ウィンドウの更新

変数セレクタは、[変数のソース]、[変数型]、および [変数] のセクションで構成されるようになりました。変数のソースにはリクエストまたはタスクが含まれています。変数型は、入力、出力、またはメタ タイプを選択するためのインターフェース オプションになりました。変数オプションは、変数の名前と型を指定します。

変数のソースのリクエスト

変数セレクタを使用して、[入力] (以前の [初期データ]) 変数型と [メタ] 変数型の [リクエスト] 変数ソースを選択できるようになりました。

Process Composer でのプロセス オートメーションの作成 | Process Composer でサポートされる変数型

既存のテキストへの変数の挿入

プロセス エディターで変数セレクタを使用して、既存のテキストを置換せずに変数を挿入したり追加したりできます。

Process Composer でのプロセス オートメーションの作成

フィルタの更新

Web インターフェースで、キーワードをフィルタリングまたは検索すると、フィルタ ユーザー インターフェースが更新され、それに応じてフィルタ条件が反映されるようになりました。たとえば、リクエストの終了ステータスを検索すると、フィルタに [ステータス: 保留中] と表示されます。

修正
Service Cloud ケース ID 説明
00702607 トリガー ループ内に [メッセージ ボックス] アクションがある場合に、[ここから実行] オプションを使用して、エラー メッセージなしで Bot を実行できるようになりました。
00725237 Bot 実行時に、フォームの [ドロップダウン] 要素に動的な値が入力されたときにエラー メッセージが表示されなくなりました。
00733978 フォーム フィールドの値が 100 を超える場合でも、読み取り専用要素を含むフォームを問題なく正常に送信できるようになりました。
- [ドロップダウン] 要素で [詳細動作] オプションのいずれかを選択した場合に、Bot 実行時にエラー メッセージが表示されることがなくなりました。
-- [Bot タスク] は、出力変数名に日本語の文字が含まれている場合でも、次のタスク ([ヒューマン タスク] または [Bot タスク]) にデータを渡すことができるようになりました。以前は、[Bot タスク] の変数名に英文字を使用する必要がありました。
-- クラウド環境で、選択したロケールの正しい画面が Automation Co-Pilot Web インターフェースに表示されるようになりました。以前は、選択したロケールで画面が正しく表示されませんでした。
制限事項
プロセス エディターでは、文字列型の [If/Else] 条件のソース値とターゲット値を空にすることはできません。そのため、文字列変数が空であるかどうかを検証することはできません。

回避策: Bot の空の文字列出力変数を作成します。この変数をターゲット値として使用してフォームまたは Bot ソース変数と比較して、[If/Else] 条件での検証が失敗しないようにします。

ハイパーリンクを含むプロセスのフォームにデータを入力すると、フォームを送信しようとしたときにデータが無視されます。代わりに、ハイパーリンクは次の動作をします。
  • ハイパーリンク URL を設計時 (インターフェースの設計やプロパティの設定時) に設定した場合、URL はプロセスによって変更されません。
  • ハイパーリンク URL を設計時に設定しなかった場合、URL は Control Room ドメインに設定されます。

Discovery Bot

最新情報
[プロセス] ページからのビジネス プロセスの検索

検索フィールドで、特定のプロセスを名前で検索できるようになりました。このフィールドでは大文字と小文字が区別されません。検索フィールドは、[プロセス] ページから利用できます。

Discovery Bot プロセスの作成

キャプチャしたすべての画像をスクリーンショットのモーダル ウィンドウで表示する

モーダル ウィンドウでフル サイズの画像をクリックすることで、キャプチャしたすべてのスクリーンショットをナビゲートできるようになりました。画像の下にある改ページをクリックしてステップ番号を選択するか、右矢印または左矢印を使用して、キャプチャしたすべての画像をすばやく表示します。

Discovery Bot ビジネスプロセスの記録

デフォルト パッケージに含まれる Process Discovery パッケージ

Process Discovery パッケージは、デフォルト パッケージに含まれるようになりました。デバイスに接続したときに、デフォルト パッケージをプリロードできます。このパッケージをプリロードすると、プロセスの記録を初めて開始するときに、レコーダーの起動時間を短縮できます

Discovery Bot の前提条件

レコーダーの機能強化

ビジネス プロセスの記録中に、ダブルクリック、ドラッグ ドロップ、クリックして長押し、テキスト選択などのアクションを実行できるようになりました。キーボード ストロークを使用して実行したアクションが、[データ] フィールドに表示されます。ダブルクリックはレコーダーによってキャプチャされ、[記録] ページのスクリーンショットに表示されます。

注: Discovery Bot レコーダーは、ドラッグ ドロップおよびクリックして長押しアクションを [記録] ページからキャプチャしません。記録中に実行されたこれらのアクションを含めるには、アナリストの [ステップの説明] テキスト フィールドに個々のステップを記録します。

Discovery Bot ビジネスプロセスの記録

IPv6 アドレスのサポート

Discovery Bot で IPv6 アドレスがサポートされるようになりました。

Linux のサポート

Discovery BotRed Hat Enterprise Linux および Linux CentOS プラットフォームでサポートされるようになりました。

Linux への Control Room のインストール

高可用性のサポート

Discovery Bot は、高可用性導入をサポートするようになりました。

高可用性デプロイ

変更内容
カスタム インストールでのデフォルト リポジトリ パスの変更

カスタム インストールでは、インストール後にデフォルト リポジトリ パスの場所をサーバー上の新しい場所に変更できるようになりました。

Discovery Bot の前提条件

修正
Service Cloud ケース ID 説明
-- [オポチュニティ] ページの [PDD をダウンロード] オプションを使用して、2000 ステップのオポチュニティの PDD をエクスポートできるようになりました。
制限事項
[Tab] を使用してパスワード タイプのフィールドに移動すると ([ユーザー名] フィールドから [パスワード] フィールドへ移動するなど)、入力したデータがクリア テキストとして表示されます。プロセスを送信する前に、[データ] フィールドのテキストで機密情報を確認してください。
Chrome を使用して [検査] モードで [ネットワーク] タブをクリックした場合などに、一部のアクションが記録セッション中にサポートされないことがあります。このようなサポートされないアクションの場合は、レコーダーを一時停止し、アクションを完了してから、記録を再開します。
1000 以上のステップがあるプロセスを記録すると、[記録] ページの読み込みに時間がかかるようになります。
回避策: 環境に応じて、次のいずれかのアクションを実行できます。
  • 記録を複数の記録セッションに分割します。たとえば、1000 ステップを 10 個の個別の記録に分割できます。
  • すべてのステップがページに読み込まれるのを待ってから、レビュー用にプロセスを送信してください。

IQ Bot

最新情報
ドキュメント分類子 パッケージの機能強化

[クラシファイアをトレーニング] アクションは、既存のモデル ファイルを使用してドキュメントを再トレーニングするオプションを提供するようになりました。

[クラシファイアをトレーニング] アクション の使用

変更内容
IQ Bot Pre-processor アクションの名前の変更

IQ Bot Pre-processor パッケージで利用可能なすべてのアクションの名前が変更されました。たとえば、[バーコードを取得] アクションは、[GetBarCodes] に変更されました。

IQ Bot Pre-processor パッケージ

処理されたすべてのドキュメントをタイムアウトなしでダウンロード (Service Cloud ケース ID: 00587817)

タイムアウトを発生させることなく、ファイルの数に関係なく、処理されたすべてのファイルを Amazon S3 サーバーからローカル マシンにダウンロードできるようになりました。[ダウンロードの後でファイルを削除] オプションを選択していたとしても、ダウンロードが失敗したときに、失敗したドキュメントが含まれた圧縮 .zip ファイルを再度ダウンロードできます。

すべてのドキュメントをダウンロード アクション

IQ BotAPI の機能強化 (Service Cloud ケース ID: 00688683、00688678、00688675)
  • File upload API は、アップロードされたファイルのファイル ID を返すようになりました。
  • File status API は、ファイル ID を受け入れ、そのステータスをステータス コードとして返すようになりました。
  • File download API は、正常にアップロードされたファイルの抽出データを JSON 形式で返すようになりました。

ファイルをアップロードする、ファイル ステータスを確認する、CSV ファイルをダウンロードするための API (A-People のログインが必要)

IQ Bot ライセンスの名前の変更

IQ Bot の実行に必要なライセンスの名前が、以前の [Cognitive Platform] から [IQBot Platform] に変更されました。

ライセンスの概要

修正
Service Cloud ケース ID 説明
00708806 検証後に、最大 20MB のドキュメントを問題なく保存できるようになりました。
00662968 ゲートウェイ サービスが応答しなくなる問題を修正しました。
00644948 本番環境でドキュメントをアップロードしたときに、システムでデッドロックが発生することがなくなり、検証ツール に正常に送信されるようになりました。
00707965 移行アシスタント ツールを使用して IQ Bot Enterprise 11 から A2019 に移行する場合に、すべてのデータベース テーブルがエラーなしで正しく移行されるようになりました。
00715124 IQ Bot は、Amazon S3 サーバーからダウンロードした一時ファイルが不要になったときに、そのファイルを C:\windows\temp\ フォルダーから削除するようになりました。これにより、このような一時ファイルによってストレージが消費されなくなりました。
-- IQ Bot ノード サーバーのログを利用できるようになりました。このログは C:\Users\Public\Documents\Automation Anywhere IQBot Platform\Logs\ フォルダーにあります。
-- IQ Bot は、関連付けられた Bot を本番環境に移動して、ラーニングインスタンスの抽出結果ページを更新したときに、正しいエラー メッセージを表示するようになりました。
-- Designer ページ上にテーブルを作成しているときに、テーブルの作成を完了せずに [抽出結果を表示] をクリックした場合に、正しいエラー メッセージが表示されるようになりました。

以前は、次のメッセージが表示されていました。「新しいタブでプレビューが開かれます」。

-- ある Bot を削除し、Bot リスト ページでその [Bot テスト] オプションをクリックした場合に、次の正しいエラー メッセージが表示されるようになりました: 「Bot が見つかりませんでした。
-- Python ロジックがすべてのテーブルに正しく適用されるようになりました。以前は、デフォルト以外のテーブルに対して IQ Bot は Python ロジックを実行できませんでした。
-- RabbitMQ v3.8.18 の問題のトラブルシューティングに関する、より詳細なログを確認できます。これらのログは、ログ レベル、ログ サイズ、およびローテーション制限に応じて、C:\Users\Public\Documents\Automation Anywhere IQBot Platform\Logs\RabbitMQ に保存されるようになりました。

RabbitMQ v3.8.18 接続でエラーが発生した場合、これらのクラッシュ ログは C:\Users\Public\Documents\Automation Anywhere IQBot Platform\Logs\RabbitMQ\log フォルダーに保存されます。

-- 2 バイトの英語以外の文字を使用してユーザー ロールを作成した場合でも、サービスの実行に失敗しなくなりました。
-- 既存のデータベースがある場合、IQ Bot インストーラーは、そのユーザーの db_creator ロールをチェックしないようになりました。
-- AAE_IQ Bot Validator ロールおよび AAE_Basic ロールを持つユーザーは、IQ Bot 検証ツール でドキュメントを正常に起動して検証できるようになりました。
制限事項
IQ Bot では IPv6 アドレスはサポートされていないため、IPv4 アドレスのみを使用する必要があります。
2 つのテーブル間のリンクされた列に Python ロジックを適用しようとすると、2 番目のテーブルのリンクされた列にエラー メッセージが表示され、適用されたロジックが失敗します。
ブロックされたライブラリをカスタム Python ロジックに追加し、任意のフィールドの [テスト実行] をクリックすると、Designer ページにエラー メッセージが表示されます。

回避策: ブロックされているライブラリを Python ロジックから削除します。

[上書き] オプションを使用してラーニングインスタンスをインポートすると、利用可能なすべての Bot とグループがインポートされます。
IQ Bot Extraction パッケージの [ドキュメントを処理] アクションを使用して Bot をワークロード管理で実行すると、[進行中のアクティビティ] ページの [現在のアクション] タブに「IQ Bot Extraction」と表示されるのではなく、コマンドとともに「追加リソースをダウンロードしています」と表示されます。
30 ページを超えるドキュメントで IQ Bot Extraction パッケージを使用すると、平均処理時間が長くなります。
このリリースにアップグレードした後で、IQ Bot Pre-processor パッケージを使用する既存の Bot の実行が失敗することがあります。

回避策: IQ Bot Pre-processor パッケージで使用可能なアクションの名前が変更されたため、Bot を実行する前に、Bot の既存のアクションを削除し、それらを新しい名前で更新してください。

(Service Cloud ケース ID: 00601790) Control Room が Linux マシンにインストールされていると、IQ Bot を登録できません。
IQ Bot Extraction パッケージ を含む Bot を実行すると、[進行中] > [現在のアクション] の下にあるアクティビティ情報に詳細が正しく表示されません。
File Download API オプションを使用すると、受信する json 応答が有効な形式になりません。

回避策: この問題は、: (コロン) が、json キー値の = (等号) に置き換えられることが原因で発生します。json 応答を受信した後に、次のオプションを使用します。

  • =: で置換する
  • 各テキストに " (二重引用符) を追加する
[ラーニングインスタンス] > [ドキュメント グループ] タブで [PagesUpload] 列をソートしようとすると、エラー メッセージが表示されます。

Designer で、自動マッピングされたフィールドのシステム識別領域 (SIR) のサイズを変更した場合、サイズ変更された選択部分の値は、対応する値フィールドにキャプチャされません。

回避策: 自動マッピングされたフィールドの内容を更新します。
  1. SIR 領域全体を選択します。
  2. 領域の周りに境界ボックスを大きく描きます。

Bot Insight

最新情報
Power BI コネクターからオペレーション API への AAE_Admin ロール アクセス

Power BI コネクターは、botrundata オペレーション API への [AAE_Admin] ユーザー ロール アクセスを提供するようになりました。このロールを使用し、botrundata API に接続して運用指標を抽出し、Power BI 内で分析および視覚化できます。

公開 (本番環境) ダッシュボードの機能強化

[AAE_Bot Insight Admin] および [AAE_Bot Insight Expert] ロールを持つユーザーは、公開済みダッシュボードを編集できるようになりました。[名前を付けて保存] オプションを使用して、本番環境ダッシュボードをカスタム本番環境ダッシュボードとして保存し、カスタム ダッシュボードにウィジェット追加できます。また、デフォルトの本番環境ダッシュボードとカスタム本番環境ダッシュボードを削除することもできます。

公開されたダッシュボードの保存 | 公開されたダッシュボードの削除

重要: サポートされているパッケージの情報は、次のトピックに移動されました: Automation 360 で利用可能なパッケージ