Enterprise A2019 (Build 1082 および 1089) リリース ノート

これらのリリース ノートでは、Enterprise A2019 で導入された新機能、変更された機能、修正された機能、セキュリティ上の修正、廃止予定の機能、既知の制限事項について説明します。

このリリースと互換性のある Bot エージェント バージョンを確認するには、「Bot エージェント の互換性」を参照してください。

Enterprise A2019 Build 1082 および 1089

Build 1082 には次のための更新が含まれています。
Build 1089 には次のための更新が含まれています。

Build 1082 および 1089 の新機能

機能 説明
SAP 用のユニバーサル レコーダー サポート ユニバーサル レコーダーは、すばやくて的確なコントロールや、作成されたスクリプトが簡単に編集できるよう、SAP グラフィック インターフェースをサポートするようになりました。
Citrix サポート Citrix エージェントは、Citrix サーバー上のオブジェクト複製のためリモート アプリケーション記録を有効にし、ICA を活用してユーザー セッションを作成します。
コード編集の機能強化 エディターで複数のコード ラインを選択してコピー、移動、無効化、有効化したり、Bot スクリプトの アクション ラインを無効および有効にしたりします。

ユーザーは、特定のコード ラインまたは Bot 内の アクション から Bot を実行できます。

Bot のインポートとエクスポート ユーザーは、すべての アクション を含む、依存関係のついた Bot を共通の ZIP ファイルにエクスポートできます。ユーザーは、エクスポート処理から手動で パッケージ を除外できます。

インポートされたすべての アクション パッケージ は自動的にターゲットの Cloud Control Room へとインストールされ、Bot はユーザーの非公開ワークスペースに配置されます。

バックグラウンド処理 Citrix Virtual Apps および Windows ネイティブ アプリケーションのバックグラウンドを処理します。本質的にバックグラウンド処理をサポートする Excel パッケージ です。
REST パッケージ GET、POST (テキスト、XML、HTML)、PUT、DELETE メソッドをサポートします。サポートする認証タイプはベーシック、ログイン AD ユーザー、NTLM です。
OCR アクション ユーザーはウィンドウをキャプチャしたり、パス別に画像をキャプチャしたりできます。
オンプレミス 用の Active Directory 統合 サイトやドメインを自動検出し、Enterprise A2019 オンプレミスActive Directory と統合することで、マルチ ドメインやマルチ フォレスト デプロイをサポートします。

サポートされているパッケージ

パッケージ バージョン
ノード マネージャー 1.0.1745
アプリケーション 2.0.0-20191016.213334-22
Boolean 2.0.0-20191017-030403
ブラウザ 2.0.0-20191017-030404
クリップボード 2.0.0-20191016.213334-16
コメント 2.0.0-20191017-030408
CSV/TXT 2.0.0-20191017-030409
データベース 2.0.0-20191017-030411
データ テーブル 2.0.0-20191029.062940-3
日付時刻 2.0.0-20191017-030416
遅延 2.1.0-20191017-030417
ディクショナリ 2.0.0-20191017-140648
DLL 2.0.0-20191031-100332
E メール 2.0.0-20191024-120209
エラー ハンドラー 2.0.0-20191031-100110
Excel 2.0.0-20191024-160417
Excel_MS 2.0.0-20191101-120011
ファイル 2.0.0-20191017-140654
フォルダー 2.0.0-20191017-140657
FTP/SFTP 2.0.0-20191023-181858
If/Else 2.0.0-20191017-030432
IR 1.0.0-20190923-115359
IQ Bot 2.0.0-20191031-150538
JavaScript 2.0.0-20191031-100128
キーボード操作 2.0.0-20191018-100419
リスト 2.0.0-20191017-030447
LogToFile 2.0.0-20191017-030447
ループ 2.0.0-20191017-030449
MessageBox 2.0.0-20191017-030449
マウス 2.0.0-20191017-030450
数字 2.0.0-20191029-100152
OCR 2.1.0-20191017-030626
PDF 2.1.0-20191017-030713
Ping 2.0.0-20191017-030715
PlaySound 2.0.0-20191024-160415
プロンプト 2.0.0-20191024-160423
Python 2.0.0-20191031-100238
レコーダー 1.0.45-20190904-210340
Rest 2.0.0-20191024-090501
SAP 2.1.0-20191031-100334
スクリーン 2.0.0-20191017-030809
SNMP 2.0.0-20191023-181621
文字列 2.0.0-20191025-221016
ターミナル エミュレータ 2.0.0-20191023-181907
VBScript 2.0.0-20191031-100352
待機 2.0.0-20191017-030828
ウィンドウ 2.0.0-20191017-030829
XML 2.0.0-20191017-030831

変更された機能

変更された機能
タスク Bot DLL や実行許可を使用したコード保護など、MetaBot のすべての充実した機能は、標準的な TaskBot の一部として組み込まれるようになりました。これには新規ユーザーが学びやすくなり、Bot の開発体験を一体化させる、Python や VBScripts などのインライン スクリプティングがあります。

修正された機能

このリリースで修正された機能は、以前のリリースから変更されていません。これらの機能のリストは、「Enterprise A2019 (Build 550) リリースノート」をご覧ください。

セキュリティ上の修正

このリリースのセキュリティ上の修正は、以前のリリースから変更されていません。これらのセキュリティ上の修正リストは、「Enterprise A2019 (Build 550) リリースノート」をご覧ください。

廃止予定の機能

このリリースで廃止予定の機能は、以前のリリースから変更されていません。これらの廃止予定の機能のリストは、「Enterprise A2019 (Build 550) リリースノート」をご覧ください。

Build 1082 および 1089 の既知の制限事項

  • Automation Anywhere クラウドIQ Bot はサポートされず、ユーザーは Cloud Control Room を使用して IQ Bot インスタンスを登録できません。
  • ユーザーが、インターネット アクセスが制限されている Cloud Control Room でデータベース テーブルを作成して Liquibase をデプロイするには、Java プロセスのブロックを解除して www.liquibase.org に接続し、スキーマをダウンロードして java.exe にインターネット アクセスを許可する必要があります。
  • フォルダー トリガーには、作成変更削除のイベント オプションがあります。ファイル トリガーには、変更削除のイベント オプションのみがあります。
  • Bot に同じディレクトリを指す重複したトリガーを持たせることはできません。
  • トリガーによる、子タスクを持つ [タスクを実行] アクションの使用はサポートされていません。
  • [進行中のアクティビティ] は、ユーザーがブラウザをハード リフレッシュ (F5) するまでイベント記録を消去しません。
  • ユーザーは、関連する依存関係へのアクセスがない場合は、依存関係を持つ Bot をエクスポートできません。
  • ユーザーは、循環依存関係とリンクする場合は、Bot をチェックアウトできません。
  • ノートパッド、カリキュレーター、リモート デスクトップ アプリケーションなど、Microsoft Active Accessibility アプリのウィンドウを最小化すると、正常に動作しなくなる場合があります。
  • Snagit Editor ウィンドウなどの UI オートメーションでは、完全に最小化しなければバックグラウンドで実行されない場合があります。
  • Citrix システムのプラグインを更新しないと、レコーダーが起動しない場合があります。
  • ユーザーが以前に保存したレコーダーの Bot 名を変更すると、エラーが発生して画像がなくなります。
  • Elasticsearch ユーザーは、Enterprise A2019 をインストールする前に C:\ProgramData\AutomationAnywhere フォルダーを削除します。
  • ユーザーは、Control Room のオンプレミス バージョンでは TLS を使用して SMTP を有効にすることはできません (オンプレミス のみ可能)。
  • ユーザー資格情報は編集できません (オンプレミス のみ可能)。
  • インストーラーは、Windows 認証を使用して資格情報を作成できません。SQL 認証サービス資格情報を使用します (オンプレミス のみ可能)。
  • このリリースでは、オンプレミス 環境での Credential Vault を使用した資格情報の作成はサポートされていません。
  • オンプレミス のデプロイ時に Citrix でレコーダーを使用すると、Citrix Agent は記録の処理中に内部サーバー エラーを発生させる場合があります。

IQ Bot Build 1082 および 1089

今回のリリースでは、IQ Bot Community Edition が利用可能です。IQ Bot は、Automation Anywhere クラウド ではまだ利用できません。

IQ Bot Community Edition のクイック スタート ガイド」を参照してください。

IQ Bot の変更された機能

IQ Bot は、Enterprise A2019 Build 1089 と互換性があります。

IQ Bot の修正された機能

このリリースで修正された機能は、以前のリリースから変更されていません。

IQ Bot のセキュリティ上の修正

このリリースのセキュリティ上の修正は、以前のリリースから変更されていません。

IQ Bot の廃止予定の機能

このリリースで廃止予定の機能は、以前のリリースから変更されていません。

IQ Bot の既知の制限事項

オンプレミス では、同じマシンに IQ BotControl Room がインストールされている場合、マシンを再起動すると IQ Bot が機能せず、エラー メッセージが表示されます。
注: この問題を解決するには、Automation Anywhere Control Room Reverse Proxy サービスを再起動するようおすすめします。

Build 1082 および 1089 の Bot Insight 新機能

機能 説明
国、州、郵便番号のスマート データ プロファイリング Bot Insight は指定の変数情報を分析し、国、州、郵便番号に基づき情報を自動的に特定します。この情報を使用して、[世界] や [米国地図] のウィジェットを作成できます。

データ プロフィールの編集」を参照してください。

ビジネス データの削除 API この API を使用して、特定の Control Room インスタンスの本番環境モードまたは開発モードのいずれかで記録されたデータを削除します。

DELETE <control_room_url>/v2/botinsight/data/api/deletetasklogdata

ビジネス データ プロフィール API この API を使用して、Bot Insight の.GET <control_room_URL>/v2/botinsight/data/api/gettaskvariableprofile に記録されたビジネス データ プロフィールを抽出します。
ビジネス データ API この API を使用して、Bot Insight に記録されたビジネス データを抽出します。

GET https://{{ControlRoomURL}}/v2/botinsight/data/api/gettasklogdata?botname=<botname>

ダッシュボード ウィジェットのサイズ変更 要件に応じて、Bot Insight ダッシュボード内のウィジェットをサイズ変更して保存できます。ダッシュボードのウィジェットをサイズ変更すると、ダッシュボード内のその他のウィジェットは利用可能なレイアウトになるよう自動調整されます。

ダッシュボード ウィジェットの編集」を参照してください。

米国地図ウィジェット [米国地図] ウィジェットは、国、州、都市、郵便番号に関する情報を可視化して分析できるようにします。

ダッシュボード ウィジェットの追加」を参照してください。

世界地図ウィジェット [世界地図] ウィジェットは、国、州、郵便番号、緯度、経度に関する情報を可視化して分析できるようにします。

ダッシュボード ウィジェットの追加」を参照してください。

親および子のダッシュボード

新しい Bot を作成すると、Bot Insight はデフォルトのダッシュボードを自動的に作成します。親 Bot と子 Bot がある場合、Bot Insight では Bot ごとに個別のダッシュボードが作成されます。

Bot Insight ダッシュボード」を参照してください。

標準ダッシュボードの変数の更新に関する通知 標準ダッシュボードのデータ プロフィールの更新は赤い点で強調表示されます。

ダッシュボードのカスタマイズ」を参照してください。

データ ロギング

Bot Runner マシンに Bot をデプロイして実行すると、Bot Insight はその Bot に関するすべての情報を集約します。Bot の公開済みダッシュボードには、Bot に関する集約された情報が表示されます。

Bot Insight ダッシュボード」を参照してください。

Bot Insight [分析] パッケージは、Bot Insight ダッシュボードでビジネス分析を有効にする以下の機能を提供します。
  • 分析 開く
  • 分析 閉じる

Bot Insight の変更された機能

このリリースで変更された機能は、以前のリリースから変更されていません。

Bot Insight の修正された機能

このリリースで修正された機能は、以前のリリースから変更されていません。

Bot Insight の廃止予定の機能

このリリースで廃止予定の機能は、以前のリリースから変更されていません。

Bot Insight の既知の制限事項

このリリースの既知の制限事項は、以前のリリースから変更されていません。