Automation 360 IQ Bot オンプレミス から クラウド に移行

IQ Bot クラウド は、ブラウザベースのインターフェースを介して Automation 360 IQ Bot オンプレミス のすべての機能を提供します。

前提条件

  • IQ Bot クラウド に移行する前に Control Room を移行してください。クラウド で使用可能な Control Room がある場合は、IQ Bot クラウド に移行できます。
  • IQ Bot クラウド に移行する前に、Automation 360 IQ Bot オンプレミス の最新バージョンをインストールする必要があります。

    IQ Bot の以前のバージョンから Automation 360 IQ Bot オンプレミス への移行」を参照してください。

  • 同じバージョンのアクティブな IQ Bot クラウド インスタンスが使用可能であることを確認してください。
  • 正しくない IQ Bot 登録データがある場合は、正しい登録データを作成する前にそれを削除してください。

Automation 360 IQ Bot オンプレミス から IQ Bot クラウド に移行する場合は、以下の点に留意してください。

  • IQ Bot クラウド は単一ノード インスタンスです。

    移行を開始する前に、ドキュメントの処理と同時接続の要件を確認してください。IQ Bot クラウド では、クラスター設定はサポートされていません。

  • IQ Bot クラウド では、設定ファイルにアクセスできません。

    設定ファイルのカスタム OCR 設定は、移行前に Automation 360 IQ Bot オンプレミス データベースにアップロードする必要があります。

    IQ Bot の OCR 設定を変更する方法 (A-People のログインが必要)
  • Python スクリプトは IQ Bot クラウド 上の特定のライブラリに制限されています。

    IQ Bot クラウド では、顧客固有の Python ファイル、特定のライブラリ、およびメソッドは許可されていません。

    Automation 360 IQ Bot でのサポートされている Pandas ライブラリのリスト (A-People のログインが必要)
  • Automation 360 IQ Bot オンプレミス で設定したロール ベースのアクセス制御 (RBAC) 設定は IQ Bot クラウド に移行されません。

    Control Room の RBAC」を参照してください。

  • .iqba ファイルを IQ Bot クラウド に転送します。

    作成したカスタム ロールは、.iqba ファイルが作成される前に削除されます。.iqba ファイルを IQ Bot クラウド に転送した後に、これらのロールを追加してください。

.iqba ファイルを IQ Bot クラウドにアップロードするには、次のオプションがあります。

手順

  1. Automation 360 IQ Bot オンプレミス から IQ Bot クラウド にカスタム ドメインをエクスポートします。
  2. 移行ユーティリティ機能を使用して、Automation 360 IQ Bot オンプレミス バージョンからラーニングインスタンスをエクスポートします。
  3. IQ Bot の UI または API を使用して、.iqba ファイルを IQ Bot クラウド にアップロードします。
  4. 移行ユーティリティを使用して、IQ Bot クラウド を開いてラーニングインスタンスをインポートします。
Automation 360 IQ Bot オンプレミス からのすべてのラーニングインスタンスがインポートされ、IQ Bot クラウド で利用できます。
重要: 以下のポイントを確認します。
  • ラーニングインスタンスが大きい場合は、タイムアウトを避けるために一度に 1 つずつ移行します。
  • カスタム ドメインを使用する場合は、それらを移行します。
  • カスタム ドメインは Automation 360 IQ Bot オンプレミス バージョンの場合と同じ順序でインポートします。