フィールドをマッピング

ラーニングインスタンスをトレーニングする際、フィールドの値が間違って抽出された場合や、フィールドが見つからなかった場合は、フィールドを再マッピングする必要があります。

前提条件

サンプル ドキュメントでラーニングインスタンスをまだ作成していない場合は、まず作成します。ラーニングインスタンスの作成

コンポーネントの概要については、「Designer の概要」を参照してください。

Designer 画像表示パネルには、テキスト、日付、数値のデータ タイプを囲む青いボックスがあります。この青いボックスは、システム識別領域 (SIR) であり、その領域が抽出可能なデータを含むと IQ Bot が識別したことを示しています。次のステップを実行して、フィールドをマッピングし、特定の領域 (たとえば、SIR の右上側) からそのフィールドのデータ (たとえば、請求書番号) を抽出するよう IQ Bot をトレーニングします。

注: このステップは、テキスト、数値、日付データ タイプにのみ適用されます。IQ Bot ではチェックボックスもサポートされます。詳細については、「チェック ボックスまたはチェック ボックス グループからのデータの抽出」を参照してください。

手順

  1. フィールドを選択し、データ タイプを [データ タイプ] リストで指定します。
    注: 請求書番号のように、フィールド値に文字と数字が混在している場合、[テキスト] オプションを選択します。
  2. 画像表示パネルで、データを抽出するフィールドをクリックします。
    IQ Bot は、フィールド詳細パネルで対応するフィールドの値を識別して自動入力しようとします。
    ヒント: パイプ記号 (|) を使用して、SIR に存在する可能性のある代替テキストを表すフィールド エイリアスを追加することができます。たとえば、受取人の情報が、あるドキュメントでは Sold to というフィールドにあり、別のドキュメントでは Ship to というフィールドにある場合、フィールド ラベルとして Sold to | Ship to と入力します。
  3. オプション: 緑色の枠のボックスの角をドラッグすると、マッピング領域のサイズを変更できます。
    または、カーソルを押したままドラッグして、新しいマッピング領域を描きます。
    値領域のサイズを変更するか、選択を使用して独自の値領域を作成した場合、値領域の位置はフィールド ラベルに対して相対的に固定されます。そのフィールドの値は常にその相対領域で検索されます。
    自動検出モードでユーザーが定義した固定フィールド領域をリセットすることもできます。その場合は、フィールドの右上にある [閉じる] ボタンをクリックします。
  4. オプション: トレーニング ドキュメントで列の値が常にあるわけではない場合、[フィールド オプション] セクションを展開し、[オプション] を選択します。
  5. オプション: 検証パターンやカスタム ロジックを追加します。

次のステップ

各フィールドで、正しい値が抽出されているかどうかを確認します。次に、テーブル フィールドのマッピングに進みます。「テーブルをマッピング」を参照してください。