資格情報を作成する

資格情報を作成して、必要な属性を追加します。

前提条件

このタスクは Automation Anywhere Control Room 管理者が実行します。このタスクを行うには、必要な権利と権限を持っている必要があります。管理者、AAE_Locker Admin ロールを持つユーザー、またはロッカーの構成、資格情報の追加、他のユーザーへのアクセス権の付与を行う [資格情報とロッカーをマネージ] 権限のある、ユーザー作成のロールを持つユーザーとして、Control Room にログインしていることを確認してください。
資格情報の詳細を追加するときに資格情報を割り当てます。ロッカー が作成されていない場合は、ロッカー を作成してから資格情報を割り当てます。資格情報には最大 50 個の属性を追加できます。

手順

  1. Control Room に管理者としてログインします。
  2. [マネージ] > [資格情報] に移動し、[資格情報を作成] をクリックします。
  3. 構成した資格情報の [資格情報名] と [説明] を入力するか、[外部キー Vault] を選択します。
    外部キー Vault と統合している場合は、「[外部キー Vault] の選択」に進みます。
  4. [属性名] を入力し、属性の [説明] を補足します。
  5. [外部キー Vault] を選択します。
    AWSMicrosoft Azure、CyberArk、HashiCorp などの外部キー Vault と統合する場合、指定した外部 Vault に必要な資格情報を次のように入力します。
    AWS
    シークレット名を入力します。
    CyberArk
    オブジェクト名を入力します。
    注: オプションで、CyberArk プロパティを使用して、属性を追加してプロパティ セットを入力し、Bot オートメーションで使用できます。

    次の例は、さまざまなシナリオでプロパティ セットを作成する方法を示しています。

    • domain\username の形式でユーザー名を使用する場合 (この場合、ドメインは Address という CyberArk プロパティに格納され、ユーザー名は UserName という CyberArk プロパティに格納されている)、資格情報属性に $Address$\$UserName$ の形式でプロパティ セットを入力し、Bot オートメーションでこの属性を使用します。
    • username@example.com の形式でユーザー名を使用する場合 (この場合、ユーザー名は [UserName] という CyberArk プロパティに格納され、アドレス (example.com) は [Address] という CyberArk プロパティに格納されている)、資格情報属性に $UserName$@$Address$ の形式でプロパティ セットを入力し、Bot オートメーションでこの属性を使用します。
    Microsoft Azure
    シークレット名を入力します。
    HashiCorp
    HashiCorp シークレット名を入力します。
  6. 次の [入力] オプションのいずれかを選択します。
    入力
    標準 値を入力します。すべてのユーザーに対して、資格情報の所有者により設定された同じ資格情報値が表示されます。
    ユーザー指定 値は作成時に事前設定されないため、値フィールドは使用できません。この資格情報が含まれている ロッカー のユーザーだけが、値を指定できます。
  7. 属性の [セキュリティ] を設定します。
    注: [マスク表示] オプションを選択すると、セキュリティ目的で属性値が非表示になります。
  8. オプション: [パスワードまたはマスク表示フィールドにのみ属性を使用] を選択します。
    このオプションは、Bot がパスワード フィールドとして特定されたフィールドにのみ属性値を入力するように確保します。
    注: このオプションが選択されている場合は、資格情報変数をサポートする Automation Anywhere Enterprise クライアントで、フィールドが [パスワード] タイプであるコマンドの場合にのみ、属性を使用できます。
  9. [資格情報を作成] をクリックします。

次のステップ

この資格情報をロッカーに割り当てます。