Automation Co-Pilot のユーザーとチームのロール

特定のロールと権限を持つユーザーは、Automation Co-Pilot のさまざまな機能を使用して、要件に応じてビジネス プロセスを自動化することができます。

注: ロール、権限、ライセンスは、製品内で Automation Anywhere Robotic Interface (AARI) を参照し続けることができます。

Automation Co-Pilot を実行するユーザーには、主に 2 つのタイプがあります。これらのユーザーは、Control Room にアクセスして Process Composer でプロセスを構築するユーザーと、クラウドまたはデスクトップから Automation Co-Pilot を使用してオートメーションを実行するエンド ユーザーに大きく分類できます。

ユーザーとそのロール

適切な役割と権限を持つユーザーを設定し、AARI ライセンスを割り当てて、Automation Co-Pilot の使用を開始します。構成段階に関与する主なユーザーは以下のとおりです。

次の表は、ユーザー、ロール、および Automation Co-Pilot を使用するときにユーザーが持つ権限の間の関係を示しています。

ユーザー ロール 権限
Control Room 管理者 AAE_Admin AARI ライセンスでユーザーを作成し、ロールを割り当てる。
Bot Creator AAE_Basic
  • プロセスを作成する。
  • プロセスをチェックインする。
  • プロセスをチェックアウトする。
  • 非公開プロセスを実行する。
  • プロセスを削除する。
  • プロセスをインポートする。
  • プロセスをエクスポートする。
Co-Pilot 管理者 AAE_Robotic Interface Admin
  • 構成設定ページでスケジューラー ユーザーを構成して Control Room リソース (デバイス プールと Unattended Bot Runner) をプロセスに割り当てる。
  • プロセス デプロイの段階で、以下のグローバル チームおよびプロセス管理タスクを実行する。
    • すべてのチームを作成、表示、修正する。
    • プロセスにチームを割り当てる。
Co-Pilot マネージャー AAE_Robotic Interface Manager
  • チームを作成および表示する。
    注: AARI ライセンスが必須。
  • チームへのメンバーの追加や、チームからのメンバーの削除を行う。
  • チームに所有者を割り当てる。
  • 作成したチームのデフォルト管理者として機能する。
  • AARI 管理者に、チームへのプロセスの割り当てをリクエストする。
Co-Pilot ユーザー AAE_Robotic Interface User
  • リクエストを作成およびアクセスする。
  • タスクを送信およびアクセスする。

チームのロールと権限

次の表は、チーム内のユーザーとそのロールおよび権限を示したものです。
注: これらのロールには AARI ライセンスが必要です。
チーム ロール Control Room ロール チーム タイプ 権限
注: [AAE_Robotic Interface Manager] ロールでは、Co-Pilot マネージャー に [管理者] チーム ロールが自動的に設定されます。ライセンスは必要が必要です。
AAE_Robotic Interface Manager 共有
  • 作成
  • すべて表示
  • すべて削除
  • すべて割り当て
  • チームを変更
非公開
  • 作成
  • すべて表示
  • すべて削除
  • すべて割り当て
  • チームを変更
所有者 AAE_Robotic Interface User 共有
  • 作成
  • すべて表示
  • すべて削除
  • すべて割り当て
非公開
  • 作成
  • すべて表示
  • すべて削除
  • すべて割り当て
メンバー AAE_Robotic Interface User 共有
  • 作成
  • すべて表示
  • 削除
  • すべて割り当て
非公開
  • 作成
  • 表示
  • 削除
  • 自動割り当て

2 つのチーム (経理および人事) と、次の表に示すチームのロールについて考えてみます。

経理 (非公開) 人事 (共有)
ユーザー ロール ユーザー ロール
ユーザー A 所有者 ユーザー X メンバー
ユーザー B メンバー ユーザー Y メンバー
ユーザー C メンバー ユーザー Z 所有者
プロセスについては、以下の点に注意してください。
  • ユーザー A は、経理チーム内で作成されたすべてのリクエストを表示および削除することができます。
  • ユーザー B と C は、経理チーム内で自分のリクエストだけを表示および削除することができます。
  • ユーザー X、Y、Z はすべてのリクエストを表示できますが、人事チーム内では自分のリクエストだけを削除できます。
  • ユーザー Z は、人事チーム内で作成されたすべてのリクエストを表示および削除することができます。

Automation Co-Pilot ワークフロー

ワークフロー マップ: 次の模式図をクリックすると、Automation Co-Pilotのワークフローがインタラクティブな画像形式で表示されます。

Automation Co-Pilot のワーク フロー マップAARI を使い始める

次のページも参照してください: チームの作成とチーム メンバーへのチーム ロールの割り当て