パスワード要素の動作

[パスワード] 要素を使用して、Web インターフェースで処理するパスワード フィールドをフォームに追加できます。

要素の動作

Web インターフェースで使用するために、[パスワード] 要素は以下のような特定の動作を行います。
  • パスワード フィールドの値は、ユーザーがフォーム (初期フォームまたは [フォーム タスク] の一部) を送信する際に暗号化されます。
  • 送信後に他のユーザーが同じフォームにアクセスした場合 (初期フォームまたは [フォーム タスク] の読み取り専用の表示)、パスワード フィールドは暗号化されているので、見ることができません。
  • パスワード フィールドの値は暗号化されているため、プロセス オートメーションの [If/Else] 条件でそれらを使用することはできません。
  • 暗号化されたパスワード フィールドの値のみデータベースに保存され、復号化された値は保存されません。
  • 暗号化されたパスワードフィールドの値を資格情報変数の入力を介してプロセス オートメーション内部の Bot に渡した場合、暗号化されたパスワード フィールドの値は、資格情報 Vault からの即時キーを使用してデプロイ中に Bot によって復号化されます。その他の構成は必要ありません。

フォームを作成して、このパスワード要素を使用した場合、この要素は [テキスト ボックス] 要素と似ていますが、これらのフィールドへのテキスト入力はマスクされる点が異なります。

[パスワード] 要素には、以下の主要なフォーム プロパティが含まれます。
  • 要素 ID
    • このフィールドは、フォームを作成したユーザーが編集または上書きできます。
    • このフィールドは一意のデフォルト値をとります (たとえばデフォルト値を password1 にできます)。
      注: Bot Creator は、内部での使用を目的としてこのフィールドを参照することができます。
  • 要素ラベル
    • このフィールドは、フォームを作成したユーザーが編集または上書きできます。
    • デフォルトのラベルを設定することができます (たとえば、「パスワード」)。
  • パスワード フィールドを必須または読み取り専用にするためのオプションがあります。