Control Room のリポジトリ要件

リポジトリの場所は、インストール後に Control Room で設定します。すべてのオートメーションは、このリポジトリに保存されます。

Control Room サーバー リポジトリを設定する前に、Automation 360オンプレミス をデプロイするためのリポジトリ要件を確認してください。

  • 単一ノード Control Room の導入の場合は、リポジトリをローカル フォルダーにすることができます。

    例、C:\ProgramData\AutomationAnywhere\Server Files

  • マルチノード Control Room の導入の場合、クラスター内のすべての Control Room ノードから、ネットワーク経由でリポジトリにアクセスできる必要があります。

    ファイル共有を作成して、ローカル マシンからリポジトリにアクセスできます。例: \\<fileserver>\\AutomationAnywhere\\Server Files

Control Room リポジトリには、パッケージなどのサーバー ファイルやリソース ファイルが含まれます。

Microsoft Windows: Control Room のリポジトリ要件

クラスター ノードのリポジトリの場所を設定するために、次の要件を確認します。

  • Windows 分散ファイル システム (DFS)。

    DFS には Automation 360 v.29 以降のバージョンが必要です。

  • Control Room は、サービス アカウントを使用してリポジトリに接続します。リポジトリの場所に対する読み取り/書き込み権限が必要です。
  • リポジトリ パスは、汎用名前付け規則 (UNC) の要件を満たしている必要があります。

    詳しくは、「UNC パス」をご覧ください。

  • リポジトリのサイズは、ユーザー データに依存します。

    ストレージ要件の詳細については、「Control Room サーバー要件」を参照してください。サポートされているファイルとフォルダーのサイズについては、「容量およびパフォーマンスの計画」を参照してください。

    リポジトリの移行要件については、Automation Anywhere の担当者にお問い合わせください。

  • リポジトリは、Microsoft Windows、Microsoft Azure ファイル、Amazon Elastic File System (EFS) などのネットワーク ファイル システム (NFS) プロトコルを使用して設定できます。
  • サーバー メッセージ ブロック バージョン 3 (SMBv3) を使用しているネットワーク アタッチド ストレージ (NAS) は、次のプラットフォームをサポートしています。
    • Microsoft Windows:
    • Amazon Web Services
    • Microsoft Azure
    • Google Cloud Platform
    • Linux

Linux: Control Room デフォルトのリポジトリ パスを使用した構成

  • システム内にデフォルト パスが存在することを確認し、Linux のインストール時に、このデフォルト パスを使用します。

    インストール後、リポジトリ パスを変更したり、あるディレクトリから別のディレクトリにファイルをコピーすることができます。コピーしたすべてのファイルとフォルダーに、インストール前と同じ権限があることを確認します。

  • パスの権限が crkernel:controloroom であることを確認します。
  • 権限がない場合は、以下の権限を追加します。
    sudo chmod -R 775 /opt/automationanywhere/enterprise/appdata 
  • 以下のコマンドを実行し、ユーザーが crkernel:controloroom パスにアクセスできるようにします。
    sudo chown -R crkernel:controlroom /opt/automationanywhere/enterprise/appdata

Linux: Control Room ユーザー定義のリポジトリ パスによる構成

  • デフォルトのパスがシステム内に存在することを確認します。
  • パスの権限が crkernel:controloroom であることを確認します。
  • 権限がない場合は、以下の権限を追加します。
    sudo chmod -R 775 /CRRepo/AutomationAnywhere
  • コマンドを実行して、ユーザーが crkernel:controloroom パスにアクセスできるようにします。
    sudo chown -R crkernel:controlroom /CRRepo/AutomationAnywhere

crkernel:controloroom ユーザーは Control Room インストール後に作成されるため、最終的な Control Room 構成を実行する前に、指定されたリポジトリにユーザー権限を設定してください。