作業項目 の構造体の定義

キューで処理する 作業項目 の構造を定義します。これにより、準備完了データがファイルに含まれていない場合に、システムから作業項目を手動でアップロードできるようになります。

次のいずれかの方法を使用して 作業項目 の構造を定義します:

  1. Excel/CSV ファイルを使用。
  2. 既存の作業項目テンプレートを使用します。
  3. 手動
    注: キューで 作業項目 を処理するワークフローは、[作業項目の構造体を定義] タブで選択した方法によって異なります。

手順

  1. 作業項目 処理用のヘッダー列を追加する方法を選択します。
    • [Excel/CSV ファイルを使用]: 既存の Excel または CSV ファイルからヘッダー列を追加します。このキューで実行する 1 つまたは複数の TaskBot で使用する Excel スプレッドシートまたは CSV ファイルを指定できます。
      1. [作業項目テンプレート] フィールドに 作業項目 構造の一意の名前を入力します。

        たとえば、キューに従業員情報が含まれている場合は、[作業項目テンプレート] を「従業員データ」として指定できます。

      2. 作業項目 構造体に含める列を列名のリストから選択します。列は、選択された Excel または CSV ファイルのヘッダー行に基づいて定義されます。Control Room で選択と表示ができる列は最大 10 です。

        たとえば、列ヘッダーとして [従業員名]、[従業員 ID]、[職務] を選択できます。次に、その列の [データ タイプ] として [テキスト]、[数値]、または [日付] を選択できます。[アクティビティ] ページで処理中の列を表示することもできます。

        注:
        • Control Room作業項目 データを表示するとき、列で 作業項目 をフィルタ/ソートできます。

          [キューを参照] ページで許可されるアクション

        • データのタイプがテキストの xls または xlsx ファイルから作業項目をアップロードした場合、任意の形式の日付 (例: 2019/6/8) が入力された Excel ファイルの列は、Control Room 作業項目の対応するワークロード管理日付形式 (例: Sat Jun 08 00:00:00) に変換されます。ただし、この処理は CSV ファイルには適用できません。
      3. 昇順または降順でソートする列を最大 3 つ選択します。

        システムは、このキューの 作業項目 を処理する際に、指定されたソート条件を使用して、その順で作業項目を取得します。

        たとえば、クレジット カードの申し込みを処理する事例を考えてみましょう。作業項目の構造に、以下の表のようにヘッダー [firstName]、[lastName]、[creditLimit]、[cardType] があるとします。
        firstName lastName creditLimit cardType
        John Smith 10000 Master
        Tom Jones 10000 Visa
        Mike Williams 13000 Master
        Aamir Khan 5000 Master
        Salman Khan 13000 Visa
        Akshay Kumar 10000 Visa
        作業項目を最大 creditLimit から最小 creditLimit まで、続いて cardType を Master から Visa まで処理するには、creditLimit を降順、cardType を昇順で指定します。作業項目が、以下の表のように処理されます。
        firstName lastName creditLimit cardType
        Mike Williams 13000 Master
        Salman Khan 13000 Visa
        John Smith 10000 Master
        Tom Jones 10000 Visa
        Akshay Kumar 10000 Visa
        Aamir Khan 5000 Master
        注: 作業項目は、内部でソート順に処理されます。たとえば、名前で並べ替える 3 つの作業項目 a、c、b を追加すると、ユーザー インターフェイスではそれらは a、c、b として表示されます。ただし、作業項目はソート順 a、b、c に従って処理されます。
    • [作業項目テンプレートを使用]: [既存の作業項目テンプレート] を検索するか、[利用できる作業項目テンプレート] から検索してヘッダー列を追加します。

      これで、[キュー付き Bot の実行] オプションを使用する場合に、作業項目 変数を利用してテンプレートの値または属性を タスク Bot に渡すことができます。
      ヒント: 選択可能なカテゴリが多数ある場合は、既存の 作業項目 テンプレートを検索します。

      作業項目 変数の使用

    • [手動]: 作業項目 構造体を手動で定義します。既存の構造から選択する必要はありません。
      1. [作業項目テンプレート] フィールドに 作業項目 構造の一意の名前を入力します。

        たとえば、キューに従業員情報が含まれている場合は、「従業員データ」として [作業項目テンプレート] を追加します。

      2. 作業項目 のヘッダー名を追加して、各列のデータ型を選択します。[テキスト]、[数値]、または [日付]
      3. Control Room で列の表示とソートを選択します。

        システムは、このキューの 作業項目 を処理する際に、指定されたソート条件を使用して、その順で作業項目を取得します。

  2. [次へ] をクリックして 作業項目 を追加します。