Bot Runner デバイス要件

デバイスで Bot を作成および実行するために でサポートされているハードウェア要件、オペレーティング システムのバージョン、およびブラウザのタイプを確認します。同じ要件が Automation 360 Community Edition にも有効です。

登録済みデバイスのハードウェア要件

Control Room との通信は登録済みのローカル マシン (デバイス) を介して行います。Bot CreatorBot Runner は登録済みのデバイスを使用して Bot を作成して実行します。Automation 360 にデバイスを登録する過程で Bot エージェント をインストールします。

Bot エージェント は、以下のハードウェア要件を満たす、または同等のデバイスにインストールできます。

デバイス プロセッサー RAM ストレージ (ディスクの空き容量) ネットワーク
Machine

Intel Core i3 2.6 GHz 4 マルチコア以上

64 ビット

  • 4GB (最小)
  • 8GB (推奨)
32 GB

Automation Anywhere スクリプトごとに 100 ~ 150KB を追加

長期プロジェクトごとに 40 ~ 50GB を追加

  • 5Mbps (最小)
  • 20Mbps 以上 (推奨)
マルチユーザー デバイス上の追加ユーザー CPU (インテル Core i3 2.6 GHz)マルチコア4つ以上(最初のユーザー用)、各追加ユーザーごとにコア2つを追加 追加ユーザーあたり 4GB 追加のストレージは必要ありません。 追加のネットワークは必要ありません。
登録済みデバイスの追加の RAM 要件
たとえば以下のような、登録デバイス上で実行されるアプリケーションやサービスに RAM を追加します。
  • Microsoft Office アプリケーション (例: Excel)
  • ブラウザ (例: Google Chrome)
  • エンタープライズ アプリケーション (例: CRM、Oracle EBS、SAP)
  • VDI インフラストラクチャ アプリケーション
  • ウイルス対策ソフト
  • AISense Recorder
登録済みデバイスの追加のディスク領域
  • Automation 360 のスクリプトは平均して約 100 ~ 150KB です。オートメーション プロジェクトを開発する場合は、オートメーション スクリプトの実行中にスクリーンショット、サーバー ログ、監査ファイルなどの一時ファイルが作成されるので、追加の空きディスク容量が必要です。
  • 必要な空き容量は、プロジェクトの規模に応じて増加します。推奨事項: 長期プロジェクトの場合は、それぞれに 40 ~ 50GB 以上の空きディスク容量が必要です。
  • 製品の使用状況に応じて、インストール後にストレージ容量を構成して増やします。たとえば Bot の複雑性によっては、ログ ファイルやロジックの生成には、後で追加のディスク領域が必要になります。

登録されたデバイスの CPU またはプロセッサーの追加

AISense Recorder: 既存の CPU をお客様のアプリケーションで使用する場合、デバイスに追加の CPU またはプロセッサーが必要です。また、VDI インフラで CPU やプロセッサーを共有する場合にも必要です。

登録済みデバイスのプラットフォーム互換性

Control Room に接続して Bot タスクを実行するデバイスは、プラットフォーム要件を満たす必要があります。

注: プラットフォームの要件は、Control RoomBot エージェント で異なります。
デバイスの登録
Botの作成または Bot のデプロイおよびサポートされているオペレーティング システムを実行するために使用する物理マシン。
ターミナル サーバー
サポートされているオペレーティング システムのいずれかを実行しているリモート デスクトップ (RDP) の使用は、Automation 360 のバージョン A2019.11 以降でサポートされています。
仮想マシン
Bot エージェント は、サポートされている Windows OS がバージョン A2019.09 以降でホストされているすべての VM でサポートされています。たとえば、仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) は、Amazon Web ServicesMicrosoft AzureGoogle Cloud Platform、VMware 仮想マシン、および Oracle Virtual Box でサポートされます。

登録済みデバイスでサポートされるオペレーティング システム

Bot エージェント の実行、Control Room への接続、Bot Creator または Bot Runner としての Bot タスクの実行に使用するデバイスは、オペレーティング システムの要件を満たす必要があります。
注:
  • 64 ビット オペレーティング システム バージョンのみがサポートされています。
  • Bot Creator タスクは一覧表示されているオペレーティング システムのすべてでサポートされています。
  • Linux システムを実行しているデバイスは登録できません。Bot エージェント は、Linux システムにはインストールできません。ただし、Windows システムを実行している登録済みデバイスを使用すれば、Linux システムにインストールされた Control Room にアクセスできます。
Windows のバージョン Windows のエディション Attended Bot Runner Unattended Bot Runner Bot Creator
Windows Server 2022 データセンター サポート対象 サポート対象1 サポート対象
Windows Server 2019 Datacenter および Standard サポート対象 サポート対象1 サポート対象
Windows Server 2016 Datacenter および Standard サポート対象 サポート対象1 サポート対象
Windows Server 2012 Datacenter および Standard サポート対象 サポート対象1 サポート対象
Windows 11 Enterprise サポート対象 サポート対象1 サポート対象
Windows 10 Professional および Enterprise サポート対象 サポート対象1 サポート対象
Windows 8 2 Professional および Enterprise サポート対象 サポート対象 サポート対象
Windows 7 2 Professional および Enterprise サポート対象 サポート対象 サポート対象

(1) 自動ログイン
自動ログインは、64 ビット システムでのみサポートされています。
(2) 対応 OS
Windows 11 (64 ビット) は Automation 360 ビルド 15459 以降でサポートされています。
Windows 8 (64 ビット) は、Enterprise A2019 (ビルド 1598 および 1610) 以前でサポートされています。
Windows 7 (64 ビット) は Enterprise A2019.12 以降でサポートされています。