自動ログイン設定の構成

Control Room で自動ログイン設定を構成し、ユーザー セッションを作成するか、または既存のユーザー セッションを再利用して、Bot の起動時間を短縮します。

前提条件

Control Room に管理者としてログインしていることを確認します。

自動ログインにより、マシンに自動的にログオンし、デプロイ完了後にマシンを元のロック/アンロック状態に戻した後、Unattended Bot RunnerBot をデプロイできます。
注: [別のユーザーとして実行] デバイスの資格情報は、自動ログインに使用されます。

次のシナリオでは、新しいユーザー セッションを作成するか、既存のセッションを再使用するために、自動ログイン設定を構成します。

  • Bot をデプロイする前に、一部のアプリケーションは、アプリケーションの起動の遅延に対応するために引き続き実行されます。
  • ユーザーがログインした後、Windows の更新または Active Directory ポリシーの更新がプッシュされると、オートメーション環境の変更が Bot の実行に影響を与える場合があります。
  • 一時デバイスまたは非永続的なデバイスからログオフすると、Bot のデプロイが停止されます。
  • 御社の IT ポリシーにより、自動ログインの資格情報にデバイスのユーザー パスワードを使用できない場合、既存のユーザー セッションを再利用できます。
  • RDP ベースのデプロイに関する法的な免責を回避するためです。

手順

  1. [管理] > [設定] > [デバイス] の順に移動します。
  2. [自動ログイン設定] を編集します。
  3. オプション: 外部キー Vault の設定です。
  4. 次のいずれかのオプションを選択して、ユーザー セッションでの Bot の実行方法を選択します。
    • 常に新しいセッションを作成する

      デバイス上にユーザー セッションを作成できるデスクトップ デプロイの場合は、このオプションを選択します。

    • 既存のセッションを再利用する
      Recommendation: Control Room の自動ログイン設定で、Unattended Bot Runner にイベント トリガーを使用し、デバイスがロックされたときや切断状態 (RDP など) のときに Bot を実行する場合は、このオプションを選択します。

      次のセッションでは、セッションをロックまたはロック解除するオプションが利用可能です。

      • 既存のロックされたセッション
      • 既存のロック解除されたセッション
      • 切断されたセッション
      • デバイスごとに、ユーザーがこれらの設定を変更することができます。

      このオプションは、ユーザー セッションを作成できないデバイス上のデプロイに使用します。

      注: [既存のセッションを再利用する] オプションを使用する場合は、ユーザー セッションが利用可能であることを確認してください。既存のユーザー セッションがない場合、トリガーや Bot のデプロイは失敗します。
    • 可能な場合は、既存のセッションを再利用する

      新しいセッションを作成したり、既存のセッションを再使用したりする必要がある場合に、このオプションを使用します。セッションが存在しない場合は、新しいセッションを作成し、以下から Bot の実行が完了した後、次のユーザー セッションのためにロックを解除した状態にしてください。

      • 新しいセッション
      • 既存のロックされたセッション
      • 既存のロック解除されたセッション
      • 切断されたセッション
  5. ユーザーがデバイス レベルで自動ログインの設定を変更できるようにするには、[管理] > [設定] > [デバイス] の順に移動して、自動ログインセクションで [変更を許可] を選択します。
    ユーザー セッションのユーザー レベルの自動ログイン設定を無効にするには、[変更を許可しない] オプションを選択します。
  6. 設定を保存します。