オートメーションのデバッグ
- 更新日 2023/09/12
オートメーションのデバッグ
Bot エディターの [デバッグ] ツールを使って、オートメーションをデバッグすることができます。
デバッグ ツールの使用
[オートメーション] ページで、デバッグする Bot を選択して編集します。デバッグ ツールには、[アシスタント] ユーティリティから、または Bot エディターからアクセスすることができます。
- Bot 内でアクションや変数を追加、更新、削除することができます。デバッグ プロセスがまだ始まっていない限り、Bot の編集を続けることができます。
- Bot 名の下にヘッダーバーが表示され、デバッグ中の Bot の名前が表示されます。ヘッダーバーに「デバッグ中」と表示され、その後に Bot 名が表示されます。次に例を示します。デバッグ中: MSGBot5
- Bot エディターの左側にある [アクション] パネルは自動的に折り畳まれます。これにより、水平領域が増え、デバッグ中に Bot エディターに追加されたアクションを表示できるようになります。デバッグが停止すると、[アクション] パネルが再び展開します。
- デバッガーを起動しても、デバッグは開始されません。
- デバッグを開始する前に、Bot の検証にエラーがある場合は修正するようにしてください。
- [フロー] ビューおよび [リスト] ビューで Bot をデバッグすることができます。ただし、アクションを見やすくするために、[リスト] ビューで Bot をデバッグすることをお勧めします。
- ユーザー セッションがタイムアウトした場合、またはブラウザが突然閉じられた場合。
- 別のブラウザからエディターを開いた場合、または同じユーザー資格情報を使用して別のセッションにログインした場合。
これにより、[アシスタント] の操作性が向上し、エディター内で Bot を開くたびに [アシスタント] をエディターの右側に移動してアクション パネルを表示する必要がなくなりました。
デバッグ コントロール
アクション | アイコン | キーボード ショートカット | 説明 |
---|---|---|---|
デバッグ開始 | -- | [デバッグ開始] を使用してデバッグ プロセスを開始します。 | |
次のアクションへのステップ | F6 | [次のアクションへのステップ] を使用して、一度に 1 つのアクションをデバッグします。現在のアクションをデバッグした後で、[次のアクションへのステップ] を使用して、次のアクションに順番に移動することができます。 | |
次のブレークポイントに進む | F5 | [次のブレークポイントに進む] を使用して、次のブレークポイントに直接移動します。[次のブレークポイントに進む] は、現在のアクションを実行した後、次のブレークポイントに移動して一時停止します。 注: デバッグ中は、[デバッグを開始] のアイコンが [次のブレークポイントに進む] に変わります。 |
|
停止 | F7 | [停止] を使用して、デバッグ プロセスを停止します。 |
ブレークポイントの追加
ブレークポイントにより、Bot の実行中にデバッグ プロセスを一時停止することができます。特定のアクションを一時停止してトラブルシューティングを行うには、その特定のアクションにブレークポイントを挿入することができます。ブレークポイントを有効にすると、デバッグ中の特定のアクションがハイライトされ、そこに一時停止記号が表示されます。デバッグツールを一時停止するブレークポイントを追加した後で、[次のブレークポイントに進む]、[次のアクションへのステップ]、またはデバッグ プロセスの [停止] を選択することができます。
アクション | アイコンとキーボード ショートカット | 説明 |
---|---|---|
ブレークポイントを有効化 |
F9 |
ブレークポイントを挿入するには、特定のコード行で縦の 3 点リーダーをクリックし、[ブレークポイントを有効化] を選択します。 または、特定の行番号をクリックして、ブレークポイントを有効にすることもできます。これにより、行番号の上にブレークポイント アイコンが表示されます。 注: 特定のコード行に対してブレークポイントを有効にすると、デバッグ ツールはその行をハイライトし、コード行の右側に一時停止ボタンを表示します。 |
ブレークポイントを無効化 |
F9 |
ブレークポイントを無効にするには、特定のコード行で縦の 3 点リーダーをクリックし、[ブレークポイントを無効化] を選択します。ブレークポイントが非アクティブになります。また、特定の行番号の上にあるブレークポイント アイコンをクリックして、ブレークポイントを無効にすることもできます。 |
すべてのブレークポイントを消去 |
Shift + F9 |
すべてのブレークポイントを消去するには、[すべてのブレーク ポイントを消去] アイコンをクリックします。 |
監視対象の変数
[監視対象の変数] を使用すると、Bot の実行中に特定の変数の値を監視することができます。デフォルトでは、[監視対象の変数] のリストは空です。ワンクリックで、使用する変数を Bot に追加することができます。これらの変数はポップアップに表示され、リストから 1 つまたは複数の変数を選択または選択解除することができます。
監視対象の変数の追加
- Bot で使用されるすべての変数をワンクリックで追加するには、[アシスタント] ユーティリティ ペインの [使用される変数を追加するには、ここをクリックします] リンクを選択します。
- x () アイコン ([監視対象の変数] の横にあるアイコン) をクリックして、変数を手動で追加または削除します。
監視対象の変数の編集
- [監視対象の変数] リストで、編集する変数をクリックします。
特定の変数の詳細を表示するビューが同じタブに開きます。
- 変数名の横にある編集アイコンをクリックします。
- 変数の値を変更し、[更新] をクリックします。
- 監視対象の変数を編集するには、システムに Bot エージェント バージョン 21.250 (Automation 360 v.29 と一緒にリリース) をインストールしていることを確認します。
- ユーザーが定数変数の値を編集することはできません。
- 変数値の編集は、デバッグ モードにおいてブレークポイントで一時停止したときにのみ可能です。
- デバッグ モードで更新した変数値は、デバッグ セッション中にのみ有効です。元の変数値が変更されることはありません。変数値が更新されると、その変数を参照する次の一連のアクションでは、新しい値が使用されます。
[変数] パネルに移動する代わりに、[監視対象の変数] 詳細ビューで、タイプ、入力、出力、定数などの変数のプロパティをすばやく参照できます。
- 数字
- 文字列
- Boolean
- 日時
編集ウィンドウから次の変数と前の変数に移動するには、[次へ] と [前] への矢印をそれぞれクリックします。
- デバッグ プロセスを開始したときにのみ、変数値を監視することができます。
- 親 Bot から子 Bot をデバッグすることはできません。