Bot のチェックイン

非公開ワークスペースから公開ワークスペースに Bot ファイルまたはフォルダーをチェックインして、その Bot のアクセス権限および実行権限を持つすべてのユーザーが使用できるようにします。

前提条件

  • 公開ワークスペースに Bot をチェックインするには、Bot Creator または 市民開発者 のライセンスが必要です。
  • 次の権限を持つカスタム ロールが割り当てられている必要があります。
    • 必須: 公開ワークスペースのフォルダー レベルおよび対応する親フォルダー レベルのチェックイン権限。
    • 任意: [フォルダーを作成] 権限。
    • 任意: [パッケージを表示] 権限。
  • 依存関係フォルダーおよびファイルを含む Bot をチェックインするには、以下のことを確認します。
    • [フォルダーを作成] 権限。

      公開ワークスペースから Bot をチェックインする場合で、Bot が存在するフォルダーが公開ワークスペースにまだ存在しない場合、Bot を正常にチェックインするには、[フォルダーを作成] 権限が必要です。

    • 依存関係フォルダーに対する [チェックイン] 権限。
  • 非公開ワークスペースから Bot をチェックインするときに、公開ワークスペースでも同じフォルダー構造で表示されるように、非公開ワークスペースと公開ワークスペースのフォルダー構造が同じであることを確認します。
  • たとえば、非公開ワークスペースのサンプル Bot フォルダーから Bot をチェックインすると、公開ワークスペースのサンプル Bot フォルダーに表示されます。

相互に依存しないユニットとして複数の Bot をチェックインする場合は、メイン Bot を作成してから、そのメイン Bot の依存関係としてその他の Bot を追加します。メイン Bot をチェックインします。

手順

  1. Bot Creator または 市民開発者 ユーザーとして、Control Room にログインします。
  2. 左側のペインで、非公開ワークスペースの [オートメーション] をクリックします。
    使用可能な Bot とフォームのリストが表示されます。
  3. 1 つの Bot にチェックインするか、複数の Bot に同時にチェックインするかを選択することができます。
    • 単一 Bot のチェックイン
      1. チェックインする Bot を選択し、アクション メニュー (縦の 3 点リーダー) をクリックして、[TaskBot をチェックイン] をクリックします。
      2. [タスク Bot をチェックイン] ウィンドウで、コメントを追加し、[チェックイン] をクリックします。
        注: 直接参照される依存関係は、デフォルトでチェックインされます。[全般] タブには直接の依存関係だけが表示されますが、[依存関係を確認] タブには入れ子になった依存関係がすべて表示され、これらもチェックインされます。

        たとえば、親 Bot Acme Insurance が、子 Bot HR、営業・販売・マーケティング、IT サービスなどの部門を持っているというシナリオを考えてみましょう。これらの子 Bot は、依存関係「従業員の詳細」、「雇用タイプ」、「従業員のステータス」を持ちます。

        Bot Acme Insurance をチェックインすると、一般依存関係タブで、直接依存関係のある HR、営業・販売・マーケティング、IT サービスのみが表示され、デフォルトでチェックインするように選択されます。

        Bot チェックインの一般依存関係タブ

        [依存関係を確認] タブは、親 Bot と一緒にチェックインされている「従業員の詳細」、「雇用タイプ」、「従業員のステータス」などの他の利用可能なネストされた依存関係とともに、これらのすべての子 Bot を表示します。

        Bot チェックインの [依存関係を確認] タブ

    • 複数 Bot のチェックイン
      注: 一度に最大 10 個の Bot をチェックインできます。
      1. チェックインする Bot を選択し、[チェックした項目をチェックイン] をクリックします。
        注: すべての継承された依存関係がチェックインに含まれます。

        Bot の一括チェックイン
      2. コメントを追加して [チェックイン] をクリックします。
      3. 任意: [詳細オプション] を選択して、選択した依存関係を表示または修正してコメントを追加し、[チェックイン] をクリックします。

    Bot は、公開ワークスペースに同じフォルダー構造で表示されます。

    注:
    • 公開ワークスペースの同じ場所に別の Bot ファイルがすでに存在する場合は、Bot ファイルをチェックインできません。
    • クローンされた Bot とともに Bot をチェックインし、かつそのクローンに依存している Bot が他にない場合、クローンされた Bot は削除されます。

Bot のチェックインに問題がある場合は、「Automation 360 で Bot をチェックインできない (A-People のログインが必要)」を参照してください。