ファイルおよびフォルダーのトリガーの追加

作成、削除、名前を変更、変更などの定義済みのアクションがファイルまたはフォルダーに対して実行されたときに、Bot を起動します。

この手順は、ユーザーが Product info.docx というドキュメントを変更したときに Bot をトリガーするシナリオを想定したものです。
注: このシナリオは、Bot Creator ロールを持つユーザーに対するものです。

Bot Runner ロールを持つユーザーがイベント トリガーをリンクする方法については、「イベント トリガーを Bot Runner にリンクする」を参照してください。

手順

  1. 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
    使用可能な Bot とフォームのリストが表示されます。
  2. [新規作成] > [Bot] をクリックします。
  3. Bot の名前を入力します。
    すべての Bot\Bots フォルダーに保存されます。(任意) フォルダーを変更するには、[参照] をクリックします。
  4. [作成と編集] をクリックします。
  5. Bot ビルダー ページで、[トリガー] > [ファイルとフォルダー] の順にクリックします。
  6. [ファイル トリガー] を [ここにトリガーをドラッグ] にドラッグします。
  7. [参照] をクリックし、Product info.docx ファイルを選択します。
  8. [ファイルが次の場合に Bot を起動] ドロップダウン メニューから、[変更済み] を選択します。
    これによって Bot のトリガーが設定されます。
  9. オプション: [割り当て先] ドロップダウン メニューを使用して、変数を代入します。
    [変数] タブを使用して変数を作成する場合は、[割り当て先 (オプション)] ドロップダウン メニューにその変数が表示されるように、[入力として使用] チェック ボックスが選択されていることを確認します。
    注: 使用する場合は変数選択アイコン([割り当て先 (オプション)] ドロップダウン メニュー内) を使用して変数を作成する場合は、[定数 (読み取り専用)] チェックボックスをオンにしないでください。
    次のデータ セットは、変数を入力タイプとして定義することで取得できます。この変数は、トリガーからの出力を取得するように割り当てることができます。
    • triggerType: ファイルまたはフォルダーのトリガー
    • eventType: トリガー イベントのタイプ

    [スキーマを設定] チェックボックスがオンになっている場合、非文字列変数型が返されるため、次のデータ セットは使用できません。

    • timeStamp: トリガーが発生した時刻

      timeStamp 値を文字列変数にリンクさせて、トリガー データを取得します。たとえば、ユーザーが Sales update.xls ファイルを変更したときに、トリガー イベントの日付と時間を抽出すると想定します。タスク ロジック内で [メッセージ] アクションを使用して、[表示するメッセージを入力] フィールドに「Date Time- $recordVar[2]$」と入力します。

    • fromFolder: 親フォルダー パスの詳細
    • folder: イベントが発生したファイルまたはフォルダーのパスの詳細
  10. [保存] をクリックします。
  11. [実行] > [トリガーで実行] をクリックします。
    ユーザーが Product info.docx を変更するたびに Bot がトリガーされます。