Automation 360 で利用可能なパッケージ

アクションは、バージョン固有のパッケージにグループ化されます。Bot Creator では、特定の Bot に使用するパッケージ バージョンを選択できます。

基本ユーザーは、Control Room で利用可能なパッケージと特定のパッケージの詳細のみを表示できます。

Bot Creator には、Bot 内で使用する特定のパッケージを選択するための [AAE_Basic] 権限が必要です。

[マネージ] > [パッケージ] ページに移動し、Control Room のすべてのパッケージを表示します。

Automation 360 で更新済みのパッケージ

重要: Automation 360 の一般公開 (GA) リリースごとに、新しいパッケージや新しいパッケージ バージョンが提供されます。これには最新のイノベーションと、以前のバージョンからのコードおよびセキュリティに関するすべての修正が含まれます。互換性のある Control RoomBot エージェントを含むパッケージの更新を表示することができます。
  • v.27 以降のリリースについては、これらのリリースにおけるパッケージの更新の詳細に関して、次のリリース別のページが用意されています。特定の「Automation 360 リリース ノート」に移動して、目次を展開し、Packages updated in v.xx ページでリリース固有の情報を参照してください。
  • 以前のリリースのパッケージについては、ここで入手可能な PDF を参照してください。Automation 360 の以前のリリース バージョン

Control Roomパッケージのリスト

以下のテーブルは、Control Roomパッケージに関する情報を示したものです。

パッケージ 説明
Process Composer パッケージ ユーザーは、リクエスト、タスク、チーム メンバーに基づいて作業できるように Bot を構成できます。
Active Directory パッケージ Active Directory の操作を自動化して、グループまたは組織のユーザーを管理します。
分析パッケージ Bot の実行時に変数によってログに記録されたデータに対してトランザクション分析を実行します。
Apigee アクション パッケージ Apigee パッケージを使用して、Apigee インスタンスに接続して統合を実行し、効率的にコラボレーションして一体的に機能させます。
アプリ統合 パッケージ ユーザー固有のウィンドウまたは領域をキャプチャし、そこからテキストを抽出します。
アプリケーション パッケージ アプリケーションまたはファイルを開きます
[Boolean] パッケージ ブール値に対するさまざまな操作を行います。
[Bot の移行] パッケージ レガシー (11.x および 10.x) BotAutomation 360 形式に移行します。また、レガシーおよび Automation 360 Bot を、IE モードで Microsoft Edge に変換します。
ブラウザ パッケージ ファイルをダウンロードし、破損したリンクを検索して、Web サイトを開くことができます。
クリップボード パッケージ 文字列値をクリップボードにコピーしたり、クリップボード値を文字列変数にコピーしたり、クリップボードを消去したりするタスクを、Windows クリップボードを介して自動化します。
コメント パッケージ Bot のロジックにユーザー固有のコメントを挿入します。
資格情報 パッケージ 資格情報の操作を実行します
[CSV/TXT] パッケージ CSV ファイルやテキスト ファイルを開き、ファイルからデータを読み取り、テーブル変数に代入します。
データベース パッケージ データベースに接続し、トランザクションを開始し、保存されたデータを管理します。
データ テーブル パッケージ テーブル変数の値に対して様々な操作を行います。
[日時] パッケージ 日時変数の値の更新や比較など、日付/時刻の値に対するさまざまな操作を行うことができます。
遅延 パッケージ ロジックに時限遅延を追加することができます。
[ディクショナリ] パッケージ ディクショナリ型の値に対して、さまざまな操作を行います。
[DLL] パッケージ .dll ファイルを参照として使用し、Bot から関数を呼び出します。
ドキュメント抽出 パッケージ ドキュメントからデータを抽出し、そのデータをダウンロードします。このパッケージは、Document Automation でドキュメントを処理するために使用します。
E メール パッケージ EWS、Microsoft Outlook、その他の E メール サーバーを使った E メール関連作業を自動化します。
E メール トリガー 特定の E メール アカウントで E メールを受信したときに タスク Bot を実行します。
エラー ハンドラー パッケージ Bot で発生した例外を処理し、そのアクション内の他の Bot に制御を移行します。
Excel の高度な操作 パッケージ Microsoft Excel のスプレッドシートで行うタスクを自動化します。Microsoft Excel が端末にインストールされている場合は、このパッケージを使用します。
Excel の基本操作 パッケージ Microsoft Excel をデバイス上で利用できない場合に、xlsx ワークブックのスプレッドシート タスクを自動化します。
ファイル パッケージ ファイルに関するさまざまな操作を自動化
フォルダー パッケージ フォルダー関連の操作を自動化
FTP/SFTP パッケージ FTP/SFTP の操作を自動化
Genesys パッケージ オンボーディングや連絡先の詳細更新に関連する反復タスクを自動化するには Genesys パッケージの中にあるアクションを使用します。
Google カレンダー パッケージ Google カレンダーのイベントの作成と削除を自動化します。
[Google ドライブ] パッケージ Google ドライブ上のファイルやフォルダーのタスクを自動化します。
Google Document AI パッケージ Bot 内の Google Document AI パッケージの Google Document AI 機能を使って、ドキュメントからデータを抽出します。
Google シート パッケージ Google シートのセル、列、行、シートに関するタスクを自動化します。
ホット キー ホット キー イベントのトリガー
条件 パッケージ タスクの 1 つ以上の条件に基づいて実行順序を制御します。
[画像認識] パッケージ 画像に基づいてアプリケーション内のユーザー インターフェース (UI) 要素を検索して、そのアプリケーションでのタスクを自動化します。
インタラクティブ フォーム パッケージ Bot で発生する例外を処理するアクションを提供します。ユーザーがインタラクティブ フォームで実行するすべての アクション を監視して、サブタスクを使用してロジックを実行できます。
インターフェース トリガー トリガー インターフェース要素で [メイン イベントを選択] が発生したときに、Bot を開始します。たとえば、ユーザーがボタンをクリックした場合です。
IQ Bot パッケージ IQ Bot サーバーにドキュメントをアップロードしたり、そこからドキュメントをダウンロードしたりします。
IQ Bot Pre-processor パッケージ ドキュメントからコンテンツを抽出したり、画像ファイルを IQ Bot に送信する前に処理したりします。
JavaScript パッケージ Bot から JavaScript を開き、実行します。
Json パッケージ JSON テキストやファイルから必要な情報を抽出し、抽出した値を Bot で使用します。
レガシー AISense レガシーの AISense 操作を実行するアクションを指定します。
レガシー オートメーション パッケージ レガシーのオートメーション操作を実行するアクションを指定します。
リスト パッケージ リスト データ型の変数に対して、さまざまな操作を行います。
ファイルに記録 パッケージ データでログ ファイルを作成します
ループ パッケージ 特定の回数、または特定の条件が満たされるまで、アクションのシーケンスを繰り返し実行します。
[メッセージ ボックス] パッケージ メッセージ ボックスを表示します
マウス パッケージ マウス アクションをシミュレートします
数字 パッケージ 数値変数に対して様々な操作を行います。数値変数には、整数や小数などの数値が含まれます。
OCR パッケージ 画像やアプリケーションからテキストを抽出します
Microsoft 365 Calendar パッケージ Microsoft 365 Calendarの会議関連タスクを自動化します。
Microsoft 365 Excel パッケージ Microsoft Excel のオンライン バージョンのタスクを自動化します。
Microsoft 365 OneDrive パッケージ OneDrive アプリケーションの繰り返しタスクを自動化します。
PDF パッケージ PDF ファイルに対するさまざまな操作を自動化します
PGP パッケージ 自動的にファイルを暗号化および復号化し、セキュリティを確保します。
Ping Ping 操作を実行するアクションを提供します。
[サウンドを再生] パッケージ Botアクションの実行前または実行後に、サウンド ファイルを再生します。
プリンター パッケージ デフォルト プリンターの取得と設定、および利用可能なプリンターのリストからのプリンターの削除を自動化します。
プロセス パッケージ Control Room ユーザーがこのアクションを使用して Bot を構成できるリクエスト アクションが含まれています。
プロセス トリガー プロセス イベントで Bot を起動します。
Process Discovery このパッケージを使用して、オブジェクトの操作を行います。
プロンプト パッケージ 値の入力、「はい」または「いいえ」の応答の要求、ファイルやフォルダーの選択など、プロンプト操作を行います。
Python スクリプト パッケージ タスクで Python スクリプト関数を有効にする
[レコード] パッケージ レコード型変数に対して様々な操作を行います。
レコーダー パッケージ クリック、読み取り、書き込みなど、UI 要素のインタラクションを記録します。
REST Web サービス パッケージ メソッド (DELETE、GET、PATCH、POST、または PUT) を使用し、API へリクエストを送信して API からレスポンスを受信します。
Salesforce パッケージ レコードに対するセールスフォース CRUD 操作、SOQL の実行、添付ファイルのアップロード/ダウンロードを自動化します。
SAP パッケージ SAP アプリケーションのタスクやプロセスを自動化します。
SAP BAPI パッケージ SAP ビジネス アプリケーション プログラミング インターフェース (BAPI) を使用してタスクとプロセスを自動化するアクションが含まれています。BAPI は、サードパーティ アプリケーションを SAP システムと連携させる標準的な方法です。
スクリーン パッケージ アプリケーション ウィンドウの領域、コンピューター画面全体、または開いているアクティブなウィンドウをキャプチャし、指定した場所に画像形式で保存するプロセスを自動化します。
サービス パッケージ サービスの開始、停止、一時停止、再開、またはステータスの取得などの、Windows およびアプリケーション サービスの操作を自動化します。
ServiceNow パッケージ ServiceNow Rest API のアクションを提供します。
キーストロークのシミュレーション パッケージ 異なる言語の文字でキーストロークをシミュレートします。
SNMP パッケージ データの取得と変更や通知メッセージの送信などのネットワーク管理タスクを自動化します。
SOAP Web サービス パッケージ SOAP Web サービスを呼び出し、XML レスポンスを解析するためのアクションを提供します。
ステップ パッケージ さまざまなアクションをグループ化して特定の順序で実行します。ステップには、そのステップに含まれる アクション によって実行される操作を特定できるような名前を付けることができます。
文字列 パッケージ 2 つの文字列の比較、文字列長の取得、大文字または小文字への文字列の変換などの各種操作を実行します。
システム パッケージ マシンのロック、ログオフ、再起動、シャットダウンの操作を自動化します。
タスク Bot パッケージ 1 つまたは複数の子 Bot を実行することを親 Bot から管理したり、API を使用しているサードパーティ ソフトウェアで管理したりします。
[ターミナル エミュレータ] パッケージ 別のマシンのタスクに接続し、自動化します。たとえば、別のオペレーティング システムでアプリケーションを実行してファイルにアクセスします。
テキスト ファイル パッケージ テキスト ファイルを開き、ファイルからデータを読み取り、文字列変数に保存します。
トリガー ループ パッケージ トリガーされたイベントを処理できるループを、停止されるまで実行します。
V11 タスク Bot パッケージ バージョン 11.3.2 以降からTaskBot を実行します。
VBScript パッケージ VBScript パッケージ タスクで VBScript 関数を有効にします
待機 パッケージ 次のアクションに進む前に、アプリケーションのスクリーンが変更されるのを待つ条件や、別のウィンドウが開閉するのを待つ条件を追加します。
ウィンドウ パッケージ ウィンドウに関連する作業を自動化します
ウィンドウ トリガー ウィンドウ アクションに基づいて、Bot を開始します。
ワークロード パッケージ ワークロードを自動化するために、作業項目をキューに挿入できます。また、複数のキュー間のデータ チェーンも有効になります。ワークロード管理のキュー機構により、複数の Bot を調整し、最適なデバイス使用率を実現できます。
XML パッケージ Web サービスおよびクラウド コンピューティング アプリケーションから生成された XML データの処理を自動化します。