リスト パッケージ

[リスト] パッケージ には、リスト データ型の変数にさまざまな操作を実行できる アクション が含まれています。

リスト データ型の変数の操作

リストは、順序付けられた値のコレクションです。値は、Boolean、数値、または文字列のデータ型のサブタイプです。リスト変数を初期化するときに、[任意] データ型サブタイプを選択すると、3 つのデータ サブタイプのどれでも格納できます。新しい変数を作成するか、[変数] メニューから既存の変数を選択して [追加] をクリックすると、値を手動で入力できます。

リスト型変数の一般的な用途は次のとおりです。
  • 複数の受信者に E メールを送信する。
  • 複数の Web アドレスを検索する。
注:
  • リストの値のソートは現在サポートされていません。
  • レコードの値を直接リストに代入することはできません。ただし、[ループ] アクションで、すべてのレコード項目をループして、リスト変数に追加することは可能です。

[リスト] パッケージ 内の アクション

[リスト] アクション を [ループ] アクション 内で使用している場合は、[リストの各項目に対して] 反復子を使用する必要があります。

[リスト] パッケージ では、次の アクション を利用できます。

アクション 説明
項目を追加 リストの [項目を追加] アクション」を参照してください。
追加 リストの [追加] アクション」を参照してください。
代入 リストの [代入] アクション」を参照してください。
消去 リストの [消去] アクション」を参照してください。
項目の取得 リストの [項目の取得] アクション」を参照してください。
項目を結合 リストの [項目を結合] アクション」を参照してください。
項目を削除 リストの [項目を削除] アクション」を参照してください。
項目を設定 リストの [項目を設定] アクション」を参照してください。
サイズ リストの [サイズ] アクション」を参照してください。

Bot を作成して、リストに項目を追加したり、リストからデータを取得したりすることができます。この機能を使用できるようにするには、次の手順を実行します。
  1. Bot を作成します。
    1. 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。

      使用可能な Bot とフォームのリストが表示されます。

    2. [Bot を作成] をクリックします。
    3. Bot の名前として「ListBot」を入力します。
    4. [作成と編集] をクリックします。
  2. 次の変数を作成します。
    • 変数: StringList
      • タイプ: リスト
      • サブタイプ: 文字列
      • 名前: StringList
      • デフォルト値が 0: Automation
      • デフォルト値が 1: Anywhere
    • 変数: SampleString
      • 名前: SampleString
      • デフォルト値: PvtLtd
    • 変数: ListOutput
      • タイプ: 任意
      • 名前: ListOutput
  3. リスト変数に項目を挿入するには、[アクション] ペインで [リスト] > [項目を追加] アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
    1. [リスト変数] フィールドで、[StringList] を選択します。
    2. [追加する項目] フィールドで、[SampleString] を選択します。
    3. 項目をリストの末尾に挿入する場合は、[リストの末尾まで] オプションを選択します。
  4. リスト内の指定した位置の値を取得するには、[アクション] ペインで、[リスト] > [項目の取得] アクションをダブルクリックするか、ドラッグします。
    1. [リスト変数] フィールドで、[StringList] を選択します。
    2. [インデックス番号] フィールドに、「0」と入力します。これにより、値を取得するリスト内に位置を指定できます。
    3. [出力を変数に代入] リストからの出力を格納するには、[ListOutput] を選択します。
  5. インデックス「0」の値を表示するには、[メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。[保存]、[実行] の順にクリックします。

    Bot は、リスト変数のゼロ インデックス データ (Automation) を表示します。