Web インターフェース上の Automation Co-Pilot for Business Users

Web インターフェース上の Automation Co-Pilot for Business Users は直感的なポータルで、Co-Pilot ユーザーがリクエストの作成やタスクの実行、Co-Pilot マネージャーがチームの作成やチームのロールとデプロイの管理を行うための専用のワークスペースです。

注: ロール、権限、ライセンスは、製品内で Automation Anywhere Robotic Interface (AARI) を参照し続けることができます。
Web インターフェース上の Automation Co-Pilot for Business Users は、Attended および Unattended Bot での魅力的なエクスペリエンスを提供します。ドキュメントとタスクの表示および整理、アクションの実行、Bot への作業の引き渡しをこの 1 か所で行うことができます。また、自動化を実現するためのプロセス中心のアプローチも提供します。

機能

Web インターフェース上の Automation Co-Pilot for Business Users は、次のメリットをもたらします。

  • 使いやすいプロセス カタログからのオートメーションの開始。
  • 複数のユーザーと Bot にまたがる長時間にわたるワークフローの自動化。
  • Bot の例外の処理。
  • ガイド付きのオートメーションによるユーザー トレーニングとエラーの軽減。
  • 人間と Bot のマルチタスク。
  • Attended オートメーションの監視と監査。

Web 上の Automation Co-Pilot for Business Users は、複数のユーザーが、中断されることなく、また個人識別情報 (PII) データや機密システムにアクセスすることなく Bot とコラボレーションするのに役立ちます。

下図は、フロントオフィス オートメーション機能を示しています。

Automation Co-Pilot によるフロントオフィス オートメーションの例

コンポーネント

Web インターフェース上の Automation Co-Pilot for Business Users には、以下のコンポーネントが含まれています。

Bot
Bot は特定の反復的なルールベースのタスクを自動化します。
フォーム
フォームにより、人間は、カスタマイズ可能な Web インターフェースを介して Bot を呼び出して操作することができます。
プロセス
プロセスは、Bot とフォームを互いに接続します。プロセスには、Bot とフォームをトリガーし、それらの間のデータの流れを調整するためのロジックが含まれています。
リクエスト
リクエストはプロセスのインスタンスです。プロセスが、Bot とフォームの連携方法のテンプレートを定義する場合、リクエストはそのテンプレートの特定のインスタンスです。
タスク
タスクは、プロセス内で実行する必要があるステップです。プロセスには 2 種類のタスクを含めることができます。
  • Bot タスク: Bot が実行するタスクです。
  • ヒューマン タスク: 人間が行うタスクで、ヒューマン タスクはフォームです。

下図を参照して、これらのコンポーネント間の関係を理解してください。


コンポーネント間の関係を表しています。

アーキテクチャ

下図は、Web インターフェース上の Automation Co-Pilot for Business Users のアーキテクチャを示しています。

Automation Co-Pilot の外部コンポーネント

プロセス オートメーション用のストレージ パラメーターについては、次のトピックで詳しく説明されています。クラウド ストレージの使用状況

Automation Co-Pilot の流れ

設定方法

以下のワークフローは、Web インターフェース上の Automation Co-Pilot for Business Users を使って、タスクを自動化および管理する方法を示しています。

  1. プロセスを設定する
  2. プロセスをデプロイする
注: Web インターフェースのタスクで Automation Co-Pilot for Business Users をインタラクティブな画像形式で表示するには、「AARI を使い始める」を参照してください。