Document Automation の Automation Co-Pilot プロセスについて

Document Automationでは、エンドツーエンドのドキュメント抽出プロセスを管理するために Automation Co-Pilot for Business Users テクノロジーが使用されます。Document Automationでラーニングインスタンスを作成すると、システムによって Automation Co-Pilot プロセスも作成されます。以下のガイドを確認し、ロジックを理解してください。

ラーニングインスタンスが本番環境にある場合、ドキュメントを受け取るたびに新しい要求が作成され、ドキュメントを受け取るたびに新しい要求が作成されます。ドキュメントに手動検証が必要な場合、Automation Co-Pilot により検証タスクが作成され、検証チームに割り当てられます。

ドキュメントが処理されると、ダウンロード Bot により、抽出されたデータが Success フォルダーのファイルにダウンロードされます。

AARI プロセスがラーニングインスタンスに関連する Bot を管理します

  1. 開始: ラーニングインスタンス名、アップロードされたドキュメント、出力フォルダーなどの入力を定義する Automation Co-Pilot フォームです。
  2. Bot タスク ExtractionBot: 受信ドキュメントを処理し、そこからデータを抽出する RPA Bot を実行します。
  3. ドキュメント検証ツールのタスク: ドキュメントのフィールドを手動で検証するための検証ユーザー インターフェースを開きます。
  4. ドキュメントに検証が必要: ExtractionBot がドキュメントの処理を試みた後、検証のためにドキュメントを送信して、ドキュメントが正常に検証され、抽出されたデータを DownloadBot が Success サブフォルダーにダウンロードしました。

    リクエスト ステータス = VALIDATION_SUCCESS

  5. 無効なドキュメント: ユーザーが特定のドキュメントを無効としたため、前のプロセスが検証時に中断されました。これらのドキュメントが、ダウンロードした Invalid サブフォルダーにダウンロードされました。

    リクエスト ステータス = VALIDATION_INVALID

  6. 再処理されたドキュメント: ユーザーが [再処理] をクリックしたため、前のプロセスが検証時に中断されました。ドキュメントが再処理のために ExtractionBot に戻されました。

    リクエスト ステータス = VALIDATION_REPROCESSING

  7. 正常に処理されたドキュメント: ExtractionBot がドキュメントを正常に処理しました。検証が必要なドキュメントはなく、抽出されたデータを DownloadBot がダウンロードしました。

    リクエスト ステータス = success および STP

  8. 処理に失敗: ExtractionBot がドキュメントの処理に失敗し (例: フォーマットが無効、ファイルを読み取れなかった)、ファイルが Failed サブフォルダーに保存されました。

    リクエスト ステータス = FAILED

  9. デプロイに失敗: Control Room が ExtractionBot のデプロイに失敗しました (例: サーバー接続が失われた)。Control Room は 3 回試行します。
重要: プロセスの削除はお勧めしません。意図せずラーニングインスタンスに関連付けられたプロセスを削除してしまった場合、以下の手順でプロセスを復元してください。
  1. [マネージ] > [ラーニングインスタンス] に移動し、ラーニングインスタンスの右側にあるアクション メニューにマウス カーソルを合わせます。
  2. [エクスポート] をクリックします。
  3. ラーニングインスタンスの右側にあるアクション メニューにマウスカーソルを合わせて [削除] をクリックします。
  4. ページ上部にある [インポート] をクリックします。
  5. [参照] をクリックし、エクスポートした .dw ファイルを選択します。
  6. プロンプトが表示されたら、[上書き] をクリックして、ラーニングインスタンスに新規プロセスを生成します。