Bot を実行するトリガーの追加

特定のイベントが発生するたびに、選択した Bot を自動的に実行できるトリガーを追加します。たとえば、特定のボタンをクリックするか、キーボード操作の組み合わせを使用します。

トリガーは、定義済みイベントをワークフローに統合し、ユーザーが実行する必要のある反復タスクの数を減らします。Automation 360 の Attended オートメーションでは、さまざまなアプリケーションに対して一意のトリガーを作成できます。その後、それらのトリガーを使用して Bot を起動できます。

次のいずれかのタイプのトリガーを使用して、Bot を起動します。
重要: 非公開ワークスペースではトリガーはサポートされていないため、トリガー機能は動作しません。
E メール
Microsoft Outlook、E メール サーバー、EWS サーバーなど、指定した E メール サービスで新しい E メール メッセージを受信すると、Bot が起動します。
ファイルとフォルダー
定義済みのファイルまたはフォルダー イベントが発生すると、Bot が起動します。トリガー イベントとして、以下のいずれかのオプションを設定できます。
  • 新しいファイルまたはフォルダーが作成されたとき。
  • 既存のファイルまたはフォルダーが削除されたとき。
  • ファイルまたはフォルダーの名前が変更されたとき。
  • ファイルまたはフォルダーが変更されたとき。
ホット キー
定義済みのキーボード操作の組み合わせがキーボードで実行されると、Bot が起動します。次のキーの組み合わせをトリガーとして設定できます。
  • Ctrl、Alt、Windows ロゴ キー、Esc などのコントロール キー。
  • 通常のアルファベット (英語) の文字を含むキー。
インターフェース
選択したユーザー インターフェース要素で定義済みイベントが発生すると、Bot が起動します。定義済みイベントの例としては、次のようなものがあります。
  • ユーザーがボタンをクリックする。
  • ユーザーがアプリケーションを開くまたは閉じる。
  • ユーザーがチェックボックスをオンまたはオフにする。
注: SAP アプリケーションでインターフェース トリガーをキャプチャする場合、レコーダーインターフェース トリガー パッケージ の両方が ビルド 5933 から、または以前のリリースからのものであることを確認してください。
プロセス
選択した Microsoft Windows プロセスで定義済みイベントが発生すると、Bot が起動します。定義済みイベントの例としては、次のようなものがあります。
  • ユーザーがプロセスを開始する。
  • ユーザーがプロセスを停止または終了する。
サービス
Microsoft Windows の選択したサービスで定義済みのイベントが発生すると、Bot が起動します。定義済みイベントの例としては、次のようなものがあります。
  • サービスが開始または停止する。
  • ユーザーがサービスを一時停止する。
  • ユーザーが一時停止していたサービスを再開する。
ウィンドウ
選択したアプリケーション ウィンドウで定義済みイベントが発生すると、Bot が起動します。定義済みイベントの例としては、ユーザーがアプリケーションを開いたり閉じたりした場合があります。