作業項目の構造を定義する

キューで処理する作業項目の構造を定義します。これにより、準備完了データがファイルに含まれていない場合に、システムから作業項目を手動でアップロードできるようになります。

前提条件

構造内の作業項目を利用するには、Enterprise クライアント から [作業項目を挿入] コマンドを使用してまずキューを調整してから、システム変数の $Workitem (属性名) を使用します。「ワークロード コマンド」をご覧ください。

次のいずれかの方法を使用して、作業項目の構造を定義します。
  • Excel/CSV ファイル を使用
  • 既存のキューカテゴリを使用
  • 手動
    要確認: キューの作業項目を処理するワークフローは、作業項目の構造を定義 で選択する方法によって異なります。

手順

  1. 作業項目処理用のヘッダー列を追加する方法を選択します。
    • Excel/CSV ファイル: 既存の Excel または CSV ファイルからヘッダー列を追加します。
      1. キュー カテゴリ フィールドに、作業項目の構造の一意の名前を入力します。

        たとえば、キューに従業員情報が含まれている場合は、キュー カテゴリ を「従業員情報」として指定できます。

      2. 作業項目の構造に含める列を列名のリストから選択します。列は、選択された Excel または CSV ファイルのヘッダー行に基づいて定義されます。Control Room で選択と表示ができる列は最大 5 です。

        Version 11.3.3ただし、バージョン 11.3.3 にアップグレードした場合は、最大 10列 を選択/表示できます。

        たとえば、列ヘッダーとして [従業員名]、[従業員 ID]、[職務] を選択できます。次に、その列の データ タイプ として テキスト数値、または 日付 を選択できます。アクティビティ ページで処理中の列を表示することもできます。

        注:
        • Control Room では、作業項目データを表示する際に、列で作業項目をフィルタリング/ソートできます。

          キューに対するアクション (ソート、フィルタ、検索)

        • データのタイプがテキストの xls または xlsx ファイルから作業項目をアップロードした場合、任意の形式の日付 (例: 8/6/2019) が入力された Excel ファイルの列は、Control Room 作業項目 の対応する WLM 日付形式 (例: Sat Jun 08 00:00:00) に変換されます。ただし、この処理は CSV ファイルには適用できません。
      3. 昇順または降順でソートする列を最大 3 つ選択します。

        システムは、このキューの作業項目を処理する際に、指定されたソート条件を使用して、その順で作業項目を取得します。たとえば、給与明細の処理を、まず従業員 ID で 1 から n まで、さらに従業員名で A から Z まで行うには、従業員 ID と従業員名を昇順で指定します。

    • キュー カテゴリを使用: 既存のキュー カテゴリ またはリストを検索してヘッダー列を追加するか、利用可能なキュー カテゴリ から追加します。
      ヒント: 選択可能なカテゴリが多数ある場合は、既存のキュー カテゴリを検索します。
    • 手動 作業項目の構造を手動で定義します。既存の構造から選択する必要はありません。
      1. キュー カテゴリ フィールドに、作業項目の構造の名前を入力します。

        たとえば、キューに従業員情報が含まれている場合は、キュー カテゴリ を「従業員情報」として入力します。

      2. 作業項目のヘッダー名を追加して、各列のデータ タイプ (テキスト数値、または 日付) を選択します。
      3. Control Room で列の表示とソートを選択します。

        システムは、このキューの作業項目を処理する際に、指定されたソート条件を使用して、その順で作業項目を取得します。たとえば、給与明細の処理を、まず従業員 ID で 1 から n まで、さらに従業員名で A から Z まで行うには、従業員 ID と従業員名を昇順で指定します。

  2. 次へ をクリックして「作業項目を追加する」に進みます。