オートメーション管理 API

Control Room Bot オートメーション API を使用して、外部システムまたはサードパーティ製アプリケーションから Bot をトリガーします。

オートメーション API

現在、Bot をオートメーション環境に導入するには、ユーザーが Control Room にログインし、BotBot Runner を選択してから、タスクを実行またはスケジュール設定する必要があります。

ただし、オートメーション シナリオが拡張するに従って、外部のサード パーティ アプリケーションから Bot を導入またはトリガーする必要性が高まります。

このビジネス要件に対応するため、Automation Anywhere ではアプリケーション プログラミング インターフェース (API) を公開しています。API を使用することで、外部システムから Bot をトリガーできます。

Control Room ユーザーは、サードパーティ アプリケーションや外部アプリケーションによって指定されたイベントの開始時に、これらの API を使用して Bot (タスク) を Bot Runner に導入できます。

注: Attended (クライアントで実行を指示)BotControl Room から導入できません。Control Room から導入できるのは、Unattended (サーバーから実行を指示)Bot のみです。

Control Room API の主要な機能とビジネス上のメリット

  • Bot は、外部サードパーティ製システムから、Automation Anywhere API を使用して導入できます。
  • API の入力と出力は JSON (業界標準のデータ交換形式) に基づきます。
  • Bot の導入は、スクリプトと Automation Anywhere API を組み合わせて使用することで、外部のアプリケーションやワークフローから調整できます。
注: Bot 導入 API を呼び出すには、事前に認証 API を使用してシステムやユーザーを認証しておく必要があります。

また、ユーザーには [マイ Bot を実行] 権限と Bot の導入先となる Bot Runner の権限が必要になります。

導入のエンド ポイント

導入エンドポイントを使用して BotBot Runner に導入します。

API: <Control Room URL>/v1/schedule/automations/deploy

ユーザーは JSON 文字列として 3 つのパラメーターを渡すことができます。

  1. 相対パスで指定した Bot の名前 - これは必須です。
  2. JSON 形式での Bot Runner とユーザーのリスト。これは必須です。
  3. RDP ベースのアプローチの使用 - これは任意で、デフォルトでは false に設定されます。

導入シナリオおよび対応する JSON 文字列は次のとおりです。

  1. たとえば、Bot の名前が AccountsBot.atmx で、Bot が "My Tasks" にあるとします。
  2. Bot を 2 台のマシンに導入します。
    • 1 台目のマシンのホスト名は BR-1 でユーザーは U-1
    • 2 台目のマシンのホスト名は BR-2 でユーザーは U-2
  3. 上のシナリオの場合、JSON 文字列は次のようになります。
    { "taskRelativePath": "My Tasks\\AccountsBot.atmx", "botRunners": [ {
          "client": "BR-1",
          "user": "U-1"
        }, {
          "client": "BR-2",
          "user": "U-2"
        } ] }

レスポンス コード

Http(s) ステータス コード レスポンス - 説明
200 オートメーションが正常に作成されました。
400 不正なリクエスト
401 認証が必要
403 不正なアクセス
409 競合
500 内部サーバー エラー