移行ステータスの分析

移行プロセスが完了した後で結果を分析し、不足しているデータまたは不完全なデータを追跡し、移行プロセスを再実行する必要があるかどうかを判断します。

開始する前に

結果を分析する前に移行プロセスが正常に完了していることを確認します。

最初の移行の実行中に、Control Room 設定に関連するエンティティ (メール サーバー構成、E メール通知、Client 構成など) は自動的に移行されます。

[移行の詳細] ページには、移行対象として選択された各エンティティ (ロール、ユーザー、Bot、スケジュール、履歴 および資格情報) のステータスとそれに対応する理由が表示されます。エンティティのステータスは、成功、スキップ、または失敗のいずれかです。

  • 成功の詳細を分析すると、データがどのように正常に移行されたかを理解するのに役立ちます。たとえば、ユーザーまたはロールがすでに v11.x.x に存在する場合、そのユーザーまたはロールの移行には成功ステータスが表示されます。ただし、移行後のユーザーまたはロールの名前は接尾辞 _1 で変更されます。v11.x.x の既存のエンティティは変更されません。
  • スキップの詳細を分析すると、エンティティを次回の移行の実行に含める必要があるかどうかを理解するのに役立ちます。たとえば、11.x.x で同じ名前がある 10.x の Bot を選択した場合、その Bot と対応するスケジュールはスキップされます。次の移行の実行に含めるために必要な変更を加えます。
  • 失敗の詳細を分析すると、エンティティを次回の実行で確実に移行するために必要な構成変更を理解するのに役立ちます。たとえば、パスワード保護された Bot とそのスケジュールは、11.3.x ではサポートされていないため、移行できません。

完了後

これで移行後のアクティビティを完了できます。