詳細設定を使用

詳細設定オプションには、Bot の記録中にマウス操作、キーストローク、スクリーン キャプチャ、システム、デバッグ ログなどをカスタマイズし、Web サービス コマンドのプロキシ サーバー設定を構成するためのオプションがあります。これらの設定は、[ツール] > [オプション] から更新します。

記録の詳細設定

マウス移動を記録
このオプションを選択して、アプリケーション固有の意味を持つマウス操作を記録します。たとえば、アプリケーション メニューです。
マウスクリックを記録
このオプションを選択して、マウス クリックを記録します。
キーストロークを記録
このオプションを選択して、キーストロークを記録します。
記録中にスクリーンショットをキャプチャ
このオプションを選択して、Bot の記録中にスクリーンショットの画像をキャプチャして表示させます。

アプリケーション場所の詳細設定

アプリケーション パス
このオプションを使用して、別のアプリケーション パスを指定できます。

デフォルトのアプリケーション パスは、マイ ドキュメント内の Automation Anywhere ファイル フォルダーです。アプリケーション パスは、ローカル ドライブまたはネットワーク パスに設定できます。ネットワーク パスとしても、マップされたドライブを指定できます。

アプリケーション パスを設定するには、次の点を確認します。
  • 一意で、ユーザー間では共有されていません。
  • いつでもアクセスできます。
  • ユーザーは、読み取りと書き込み権限を持っている必要があります。

この場所を変更すると、すべてのタスクが新しい場所に保存されます。新しいパスは、Enterprise クライアント を再起動すると有効になります。

注:
  • アプリケーション パスを変更しても、トリガー、ホットキー、スケジュール設定された Bot はすべて通常どおりに実行されます。
  • ただし、ドメイン名が変更された場合は、アプリケーション パスを手動で更新する必要があります。
  • ネットワーク ドライブを指定している場合、Bot の速度はネットワーク速度によって決定します。

編集およびログの詳細設定

タスク リストをダブルクリックしてタスクを編集
このオプションを有効にして、デフォルト設定を変更します。デフォルトでは、タスク Bot をダブルクリックすると タスク Bot が実行されます。
システム ログを有効にする
システム ログには、すべての Client アクティビティが表示されます。
デバッグ ログを有効にする
Automation Anywhere および関連サービスで発生するエラーをデバッグするには、タスク実行時のログを有効にします (アプリケーションのステータス バーには、デバッグ ログが有効であることが示されます)。
  • デバッグ ログを有効にすると、DebugInfoWarningErrorFatal のログが保存されます。
  • デバッグ ログが無効になっている場合は、ErrorFatal のログと、最近発生した WarningInfo ログの最大 256 行のバッファされたデータのみが保存されます。
注: デフォルトでは、1 MB のログ ファイルを 10 個まで保存できます。この上限に達すると、既存のログ エントリが上書きされます。

アプリケーションおよびサービスに関する複数のログ設定ファイルがある場合は、[デバッグ ログを有効にする] チェックボックスは不確定状態になり、「デバッグ ログが有効になりました」というメッセージがステータス バーに表示されます。

下表には、デバッグ ログを有効および無効にしたときの [デバッグ ログを有効にする] チェックボックスの状態が示されています。
サービス アプリケーション 状態 説明
デバッグ ログが有効 デバッグ ログが有効 [デバッグ ログを有効にする] チェックボックスが「オン」に設定される デバッグ ログが有効になっていると、チェックボックスの状態は「オン」に設定されます。
デバッグ ログが無効 デバッグ ログが有効 [デバッグ ログを有効にする] チェックボックスが不確定に設定される デバッグ ログの状態がアプリケーションとサービスとで異なる場合、または誰かがログ設定ファイルを編集した場合、チェックボックスの状態は「不確定」に設定されます。
デバッグ ログが有効 デバッグ ログが無効 [デバッグ ログを有効にする] チェックボックスが不確定に設定される デバッグ ログの状態がアプリケーションとサービスとで異なる場合、または誰かがログ設定ファイルを編集した場合、チェックボックスの状態は「不確定」に設定されます。
デバッグ ログが無効 デバッグ ログが無効 [デバッグ ログを有効にする] チェックボックスがオフになっている デバッグ ログがアプリケーションとサービスの両方で有効になっていない場合、チェックボックスの状態は「オフ」に設定されます。
注: デバッグ ログ ファイルが誤って削除された場合は、Client アプリケーションの起動時または [オプション] 画面で何らかの更新を行ったときに、デフォルト設定を使用して新しいファイルが作成されます。
デバッグ ログ ファイルが破損した場合は、既存のファイルのバックアップが <originalFileName>_Date_Time_backup.xml というファイル名で作成され、いずれかのアプリケーションを起動するか [オプション] にアクセスしたときに、デフォルトのログ ファイルがこのファイルに置き換えられます。
ログをクリア
これを使用して、すべてのアプリケーション ログを削除します。[ログをクリア] は、すべてのユーザーに共通のサービス ログを削除しません。サービス ログを削除するには、「public documents\Enterprise クライアント Files\LogFiles」フォルダーから手動で削除します。
注: 実行中のアプリケーション ログはクリアされません。アプリケーション ログをクリアするには、実行中のすべてのアプリケーションを終了し、「Application Path\LogFiles」フォルダー内のすべてのファイルを手動で削除します。
ログをエクスポート
このフォルダーにログをエクスポートするには、次の手順を実行します。
  1. 新しいフォルダーを作成するか、既存のフォルダーを選択します。
  2. [フォルダーを選択] をクリックします。
これにより、エクスポートされたログの保存先として、自動的にアプリケーション ログサービス ログ の 2 つのサブフォルダーが作成されます。

プロキシ サーバーの詳細設定

プロキシ サーバー設定 (Web サービス用)
これらは REST と SOAP Web サービス コマンドに適用されます。環境でプロキシ サーバーを使用している場合、ホスト名または IP アドレス、ならびに 0 - 65535 の範囲でアクティブな ポート 番号を指定します。
重要: Version 11.3.3ポート番号を 1023 までとする制限は、バージョン 11.3.3 から削除されます。